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#63 何をしないかを決めるほうが重要
2026-08-07 11:20

#63 何をしないかを決めるほうが重要

プロフィール:

そっちゃそ(⁠⁠@trans_souta⁠⁠)。フリーランス産業翻訳者。東京工業大学(現:東京科学大学)大学院修了。2019年よりフリーランス産業翻訳者として開業し、現在に至る。専門は技術、IT全般。副業として語学指導や発音指導も手掛ける。ご意見・ご感想は⁠⁠公式HP⁠⁠のお問い合わせフォームからお気軽にどうぞ。ライオン君との共同ホストPodcast番組、『⁠⁠円卓上のイエティ⁠⁠』にもレギュラー出演中。


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サマリー

語学学習において、多くの人は「何をすべきか」という正解を求めがちですが、それはしばしば他者の利益につながる情報に過ぎません。学校教育と異なり、自律的な学習では「何をしないか」を決めることの方が重要だと筆者は主張します。シャドウイングや聞き流しなど、世間で推奨される学習法の中には、提供者の商業的意図が隠されている場合があるため、安易に流されるべきではありません。他人の意見に振り回されず、自分の中に確固たる信念を持つことで、学習の迷いが減り、主体的に楽しく学習を続けられるようになります。

語学学習の迷いと「正解」の罠
こんにちは、そっちゃそです。 この番組そっちゃその語学ラジオでは、
語学学習というテーマを軸にその本質やあり方について、 哲学的に考えていきます。
ここで扱うエピソードは、もともとYouTubeに公開した内容をもとに、 音声コンテンツとして再編成したものです。
映像がなくても理解できるように設計していますので、 通勤中や作業中など、長な時間にもぜひお楽しみください。
それでは、今回のテーマに入っていきましょう。
こんにちは。また今回も、 英語系とか語学系の話をしたいと思うんですけど、
僕がよくいろんなところで言ってるんですけど、 語学学習って迷いがつきもんなんですよね。
迷いっていうのは、何をすればいいのかとか、 何かしてる時にこれでいいのかとか、
他のことをした方がいいんじゃないかっていう、 そういう迷いが誰でも発生すると思います。
これをやりなさい、これをやれっていう立場上の人は、 特にそういうのはないと思うんですよ。
例えば学校の生徒っていうのは、できるできないアイデンティティとして、 何をすればいいかっていうのはある程度知られますよね。
どの時期に何をすればいいかっていうのは、 あまり自分で考える必要っていうのはありません。
それをするしない、できるできないっていうのは、 また別の話ですけど、
何をするかっていう指針は与えられることがほとんどなので、 迷うっていうのはないはずなんですよ。
対して学校とか受験とか、そういう立場上やらざるを得ない人たち以外の、 自発的に英語学習をする人って、そうじゃないですよね。
この時期にこれをしましょうなんて誰も言ってくれませんし、 そもそも何でそれをするのかっていうか、そういう迷いがたくさん出てきます。
そういう時って大抵の場合、正解を求めてるんですよね。
正解っていうのは本当に正しい学習法とか、 究極の学習法とか最速とか、そういうよく見るやつなんですけど、
それって本当ですかね、その究極の学習法、 唯一の正解の学習法って本当にそれは、
もしその通りだったら素晴らしいことなんですけど、 多分違いますよね。
正解の学習法っていうのはその人が思う正解の学習法であって、 その情報を生死する人が必ずしもその正解を受け入れることができるとは限りません。
語学学習っていうと、だから正解を求めちゃうと 大抵の場合、ろくなことにならないですよね。
だから対比でもう一回振り返りますと、対比で考えると、 学校英語っていうのは何をすべきか、どのような順番ですべきかっていうのは固まっているので、
自分で悩む方針で悩むって方はほぼないんですけど、 その状況から解放されると、自分で考えるっていうのがどうしても必要になります。
そこで他人が考えた正解とか、他人が考えたモデルを 謎ロードすると大抵の場合、いいわけがないんですよ。
他人の正解は自分の正解じゃないって言ってもいいと思います。
「何をしないか」を決める重要性
ちょっと前置き的なことがあったんですけど、大抵の場合、 何をするかよりも何をしないかの方が重要なんですよ。
何でかっていうと、本当に大事なことって目に見えないんですよね。
みんながガイアがこれが大事だ、これが正解だ、 これが究極の学習法だって出てくるんですけど、
それはその人たちにとって何か都合のいい状況があって、 だから言われてるんですよ。
YouTubeで言えば再生数が欲しいですよね、YouTuberっていうのは。
再生数が欲しいYouTuberはみんなが言って欲しいことを言いますから、
何が言いたいかっていうと、正解が欲しい人に対して正解らしきものを与えるっていうのが都合がいいんですよ、YouTuberにとっては。
それでそれを正解だ正解だってはしゃいで、それを見に行くとYouTuberの用具になって終わるだけですよね。
そうじゃなくて、さっきの何をするかよりも何をしないかの大事ってのはそこなんですよ。
正解に流されないって一つになりますよね。
大事なことっていうのは大事じゃないことよりも少ないですから、まず考えるべきっていうのは、
さっき言ったように、やるべきことをやるよりもやらないほうがいいことをやらないっていうのが大事なんですよね。
正解を求めないっていうのもそれの一つです。
流行の学習法に潜む商業的意図
こういうのがすごくたくさんあるんですよ。
みんながやって欲しい、やれやれって言ってることは大体やらなくていいんですよね。
その人たちっていうのはみんな自分のことしか考えてないですから、
具体的には、なぜそのようなことを発言、言動するかっていうのは、
その人たちにとって都合のいい用具になり得る発言なんですよね。
だから、みんな自分のことしか考えてないと思っていいと思います。
ですから、人の言う通りにするっていうのは語学学習で、語学学習で人の言う通りにするっていうのはあまり褒められたことじゃなくて、
というのもさっき言ったように、やらなくてもいいことをやっちゃうっていう結果になるんですよ、そういう時って。
僕がよく思っているのはシャドウイングで、シャドウイングってめちゃくちゃあちらこちらで押されてるんですよね。
シャドウイングはもう素晴らしい、最高。
シャドウイングこそが究極の学習法だと毎日のように言われてるんですけど、
これ何でだと思いますかね。
シャドウイングってそんなに素晴らしいんだったら別にそんなにはしゃがなくてもみんなが勝手にやるじゃないですか。
その学習者本人が価値をどんどん見出して、別にPRしなくてもいいものだったら勝手に口コミで広まりますよね。
そうですよね。
広告を出す人たちって広告を出さないと認知されないから広告を出すわけなんですけど、
もし本当に価値があるって認められてるんだったら広告なんか出さなくても勝手に口コミで広まっていくからなんですよ。
シャドウイングも同じで、シャドウイングが本当に価値のある素晴らしい学習法であるならば、
学習者のコミュニティで勝手に口コミが広まって別にわざわざ誰かがはしゃがなくても良さが認知されるはずなんですけど、そうはなってないですよね。
みんな学習法としてのシャドウイングをしてるのは何でかっていうと、
それをしてほしい、それをしてくれるとシャドウイングはいいぞって言ってる人たちの懐に利益が入るんですよ。
具体的にはシャドウイングとかのサービスとかアプリを使ってほしいんですよ。
サービスの利用料を払ってほしい。
そういう裏の意図があるからシャドウイングっていうのを抑えてるわけですよね。
聞き流す系とかもそうですよね。聞き流す系で楽じゃないですか。
別に聞き流す人の学習のベースとかも関係ないですし、
聞き流すこと自体にスキルを要するわけではありませんし、
聞き流してくださいって言ったら多分誰でもできるんですよ。
それで効果があるという認知をすり込めば聞き流しの教材って売れますよね。
これも同じです。シャドウイングと同じで。
やってほしいってことは、それをやるとその人たちの懐に利益が入るっていう構造を理解する必要があります。
自分自身の信念を確立する
また元の話に戻りますけど、逆説でお聞きですけど、
やれやれって言われてることをやらない方がいいと思うんですよね、大抵の場合。
やれやれって言われてることは、その人たちにとって都合がいいからやれって言われてるわけで、
その言われてる方が必ずしもプラスになるとは限らないんですよ。
だから基本的にはそういう感じでいいと思います。
本当に大事なことは目に見えないと言いましたけど、
そうなんですよ。逆にどうでもいいことはみんな教えてくれるんですよ。
どうでもいい情報っていうのはみんなが親切に教えてくれるんですけど、
逆に本当によく考えて決め直すべき情報とか重要な論点とか本当に大事な情報って別にみんな教えてくれないんですよ。
どこから本当に大事な論点を見つければいいかっていうと、
これはもう自分で考えてクリアにするしかないんですよね。
こういうのって別にすぐに見つかるわけないですし、着想を得るには時間がかかりますし、
またネットとかで調べれば大事な話が見えてくるわけでもありませんし、
本当に大事なものを見つけるっていうのは結構大変なんですけど、
そこを見つけたらそれを抑えて、それを自分の中で信念にするとすごく学習の迷いが減ります。
一番冒頭言ったんですけど、迷いを減らすっていうのはすごく大事なんですけど、
その迷いを減らす手段として自分の中に信念があるかどうかっていうのがあります。
信念っていうのは、これがこの学習で良いのだっていう、
ある意味根拠が薄いとかないとか、根拠がない考え思想って言ってもいいと思うんですけど、
これをするのが良いっていうのが自分の中でどしっと決まっていれば、
周りからやってくる正解、外野からやってくる正解になびかずに自分が良いと思ったものをやれますよね。
これが迷いを減らす一番大事な手段だと思います。
これ英語学習でもそうで、英語学習っていろんな学習法、AIとか生成AIとか、
ちゃんとGPTみたいにいろんな学習法を混ぜ込んでになったものが湧いてくるんですよ。
やってくるんですよ。目に入ってきますし、そういうのって迷いますよね。
これが良いぞ、あれが良いぞって言われて疲れますけど、
自分の中に信念があればこれで良いのだっていうのは決まりますから、
そういうのになびかないんですよ。目に入ってくることはありますけど、
なるほどねって流せますよね。すごく心理的に楽です。
主体的な学習がもたらす効果と楽しさ
人の言う通りにするとやっぱ疲れるんですよね。
人の言う通りにすると疲れるっていうのは何でかっていうと、
それがある意味労働みたいなもので、人の言う通りにした結果、
その人の利益になって養分だけ吸い取られて、自分は何も残らなかったっていうのは結構あるんですよ。
だから基本的には主体的に自分の中で信念とかビジョンを持って、
そこに突き動かされるように勉強するとすごく楽ですし楽しいですし、
もっともっとやってみたいなっていう感情になると思います。
今回のお話は以上になります。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
ノートやKindleでもこのラジオで扱っている内容をより耐久的に整理したコンテンツを発信しています。
さらに深く学びたい方は概要欄からぜひチェックしてみてください。
それではまた次回お会いしましょう。
11:20

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