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ボイスドラマ 熟年ポーターの逆転劇 第二幕 熟年パーティーの胃袋をつかめ 禁断のゴーレムリゾット
登場人物、トミーポーター 荷物運びの主人公、大阪弁
20年のベテラン、覚醒した無限収納を持つ
コバエモン、剣士、元リーダー、九州弁
若さと効率を重視し、トミーを追放する
パトラ、魔法使い、標準語
プライドの高いお嬢様、トミーを見下している
ケンタウリ、タンク、和歌山弁
冷静沈着な熟練戦士、トミーの才能を抜く
ミッちゃん、ヒーラー、寄付弁
もっちょこちょいだがパーティーのムードメーカー
マリ、魔法使い、支援、上品な話し方
落ち着いた知恵袋的な存在
皆様、お腹の調子はいかがですか?
第一幕で覚醒したトミーさんの無限収納、インフィニティポッケ
実はこれ、荷物が入るだけじゃないんです
さあ、本日のコンダテは
石?
それでは第2幕、スタートです
冒険において食は命
しかし50歳を超えた彼らにとって、ダンジョンの保存食は少々優しくないようで
シーン1、ダンジョン内、安全地帯のキャンプ
SE、パチパチと焚き火が燃える音
あかん、この乾燥肉、また固なっとるわ
和歌山の梅干しでもあれば、ご飯が進むんやけどな
贅沢は言えませんけれど、私ももう少し温かくて柔らかいものが恋しいですわ
最近、顎の力が弱くなってまいりましたもん
あーもう、みんなケーキ悪いこと言わんといて
ほら、私が持ってきた具状の味噌があるで、これで何か作らせる
みっちゃん、気合入っとるな
ほな、ワイの新しいスキルで最高の食材出したるわ
概念解体、発動
SE、ショーという魔法の音
すごいやん、トミーさん
これ、見た目はキラキラしたお米みたいやね
ほんならこれを使って、秘技、お袋の知恵、時短煮込みや
SE、ぐつぐつと鍋が煮える音、食欲をそそる音
味噌を溶いて、ゴーレムの粉、いやお米を入れて
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隠し味にそこら辺に生えとった回復素を刻んで入れるんやって
これでお肌もツヤツヤやお
みっちゃん、それゴーレムの角やぞ
腹壊さへんか?
あら、でもなんだかとっても芳醇な香りが致しますわ
まるで大地の恵みを凝縮したような
さらに仕上げや、収納してたドラゴンの息、火炎属性をちょびっとだけ鍋に吹き付けて
高温瞬間加熱や
SE、ブーンという短い火の音
審査、実食
はいお待たせ、特製ゴーレムの角と具状味噌の魔力リゾット完成やよ
SE、カチャカチャとお皿に盛ろうと
なんやこれ、口の中で大地のエネルギーが爆発しとる
噛むほどに旨味が出て、しかもあれ?腰の痛みが消えたで
おいしい、おいしいですわ
このトロトロ感、歯茎に優しいです
魔力が指先まで満ちていくのがわかりますわ
これが無限収納の応用や、不純物を取り除いてええとこだけ取り出せる
ポーター見下りに尽きるな
信用、一方SE、ダンジョンの奥深く荒い息遣い
はぁ、はぁ、おいパトラ、予備のポーションは?
喉が渇いて動けんたん
ありませんわよ
トミーを追い出したから、誰も重い水飴なんて持ってきてくれませんもの
それにこの乾燥パン、硬すぎて私の歯が折れそうですわ
あのトロカポーターがおらんと、飯一つ満足に食えんとは
信用、キャンプの終わり
SE、焚き火が静かになる
おぉ、食った食った
トミーさん、あんたがおればこのダンジョン攻略も余裕やな
本当やよ
トミーさん、次はドラゴンの卵でオムライス作りたいもんで収納しといてね
任せとき、ワイのポッケに不可能はないんや
しかし、第3幕ではトンの持つゴミを狙う卑劣な盗賊ギルドの影が迫ります
しかもそのリーダーはトミーの昔の森仲間だった
次回お楽しみに
第2幕 完