トヨタのプロジェクト発表
こんにちは、徳里です。今日はですね、日本版グラミー賞という呼び込みも高い、ミュージック・アワードズ・ジャパンなんですけれども、
それの株式スポンサーにトヨタさんが入っていて、えーと思って、トヨタこういうのスポンサーするんだと思ってたんですけど、
実は、単純にアワードにスポンサーするだけではなくて、トヨタ、学校会長も記者会見に出てくるようなガッツリしたプロジェクトだったという発表がありましたので、ご紹介したいと思います。
元ネタは、いろんなメディアが記事に出ていますが、これリアルサウンドさんの記事ですね。
セイパーとトヨタグループの競争プロジェクト、ミュージックウェイプロジェクト指導の経緯という共同記者会見が2月25日に行われて、そのレポートが上がっています。
会見の行っている握手をしている人たちが、セイパー理事長の村松さん、トヨタグループ代表のトヨタ昭夫さん、文化庁長官の徳良さんという、いわゆる官民連携プロジェクト的なものでいうとトップクラスですね。
トヨタの会長に文化庁の長官が出てくるわけですからね。
この様子は、トヨタさんのYouTubeに、競争プロジェクト共同記者会見ということで、フルにアーカイブが上がっています。
これ見ていただくのが興味ある方はいいかなと思うんですけど、面白いですよね。
トヨタさんのサイトには記者会見における会長の挨拶も全部文字起こしてあがってまして、印象的なのが
スポーツを中心にトヨタはサポートしてたんですけれども、実は日本が海外に展開していくということは、トヨタにもっとできることがいろいろあるんじゃないかという。
日本のエンターテイメントも日本のために世界で戦うことをしていることを知りました。私は純粋にそれを応援したいと思いました。
実はトヨタ自身も日本を背負って海外で戦っているつもりなんだけれども、あまり応援されていない。
自動産業を日本代表として戦っているつもりですが、なぜか日本ではそのことを理解してもらえないと感じました。
メディアが比較的トヨタさんを攻撃する側に回ることが多くて、日本のトップ企業だからですけれども、
本来トヨタは世界で日本を代表として戦っているメインプレイヤーなはずなんですけれども、実はあまりメディアが応援してくれない。
そういう意味で実はアーティストも同じなんじゃないかという話ですね。
だからトヨタも今回音楽を応援することにコミットしたいと思います。
実際それは車をもっとエモーショナルに存在していきたいと思っているので、
トヨタは音楽から学ぶ生き方がまだまだあるはずだと一緒にやっていきたいみたいなことをおっしゃっていただいているんですよね。
実際今回のプロジェクトがすごいのは、トヨタさんがなかなかいろいろなことにコミットされて、
単純にミュージックアワードジャパンの冠スポンサーをするだけではなくて、
このミュージックウェイプロジェクトというのを立ち上げて、
アメリカにおける、海外における活躍する才能を磨く人作りと場作りという、
若く才能をもっと活躍するための場作りという、人作りと場作りの2つにコミットするそうです。
人作りの方はオフラインとオンラインの講座みたいなのをやりますみたいな感じでしたけれども、
場作りの方が面白くて、場作りのところにもその海外拠点、音楽の海外拠点をトヨタが支援しますと加えて、
グローバルショーケースライブをサポートしますと書いてあるんですよね。
すでにミュージックアワードジャパンのショーケースとして、
3月16日にロサンゼルスで祭り25というのをやることがすでに発表されてますけれども、
これも多分トヨタさんがこの肝入りでサポートしてるから、
多分ここまでいきなりアワードもショーケースもできるみたいな感じになってるんじゃないかなっていう。
トヨタさんがいくらお金をここに出してるのか、ちょっとはっきりは発表されてないですけど、
多分相当コミットしてるんだと思うんですね。
音楽界の結束と海外展開
今回ショーケースとして行われる祭りは、個人的には韓国が日本とかアメリカでやってるKCONっていう、
音楽のフェスとコンベンションが一緒になったようなイベントになっていくんだと思ってるんですけど、
そのKCONがなんでうまくいったかっていうのでよく言われるのがCJエンターテインメント、CJENMっていう、
韓国の財閥がやってるから、もともと佐藤か何かの商社があったらしいですけど、
そこでエンタメ系にコミットして、ケーブルテレビがあればこういうイベントをやってみたいな、
オーディション番組をやるしみたいなのが、韓国のK-POPを世界に広げるにひと役立ったと言われてるんですけど、
そのポジションにトヨタさんが入ってくれる可能性が見えてきたっていう。
現実もミュージックウェイプロジェクトを見る限りはトヨタさんは肝入りですよね。
トヨタは業界上ここまでコミットしてるんだから、短期的な利益ではなくて、
あくまでも日本全体のブランディング的なものを文化庁とトヨタがコミットしてるっていう。
先日音楽未来会議に出た時に音楽ジャーナリストの柴田さんが、
セイパー、音楽の協会、これは5つの団体が共同で作った新しい協会なんですよね。
日本の音楽の歴史上、ここまで音楽業界が一つになったことはないらしいんですよ。
今までどちらかと言うといがみ合ってるというか、バラバラだったのが、今回音楽業界が一つになった。
音楽業界の人たちが今実は一番驚いてる。
バラバラだった音楽業界が一つになって、海外向けて活動しようとしだしたら、
こうやってトヨタさんコミットしてくれるわ、政府も文化庁がコミットしてくれるどころか、
石破さんまで新年会に挨拶来てくれるみたいな。
実は自分たちこんなに影響力があったんだ。
ファンの数は考えたらありますよって話なんですけど、
いわゆる音楽単体で見ると産業規模としてはそんなに大きくないから、
自分たちをある意味過小評価してたんじゃないかっていう。
それがやっぱりこうやって音楽の団体が一つになると、
産業界も行政も支援してくれる。
ある意味これで日本の音楽が世界に広がれば、
当然そのいろんな意味でのエンタメの相乗効果とかアニメとかありますし、
インバウンドとかいろんな経済効果もあるはずなんで、
トヨタと音楽業界のタッグっていうのは個人的にちょっと厚いなと思うので、
ご紹介です。
当然これからそれが成果が出るかどうかが重要なんですけど、
引き続きウォッチしたいと思います。
こちらのチャンネルでは、日本のエンタメの明るい未来を応援すべく、
エンタメのSNS活用や推し活動の進化を感じるニュースを紹介していきたいなと思っております。
他にもこんな話してますよって方がおられましたら、
ぜひコメントやDMで教えていただけると幸いです。
ありがとうございました。