で、浅間山の噴火が起こったのが1783年で、その後強作が起きて天命の大危機につながったって言われているんですけれども、
っていうのは私の30年前の記憶ですね。浅間山の噴火が天命の大危機になったと。
でも実はこの1783年って世界的にも色々あった年だったりするんですよ。
世界ですね。アイスランドのラッキー火山とかグリムスボトン火山っていうのが噴火したのもこの年なんです。
で、浅間山よりも桁違いに規模が大きかったと言われております。
ちなみに言うと世界じゃなくて日本の青森県にあるいわき山の噴火、これも同じ1783年です。
はい。だから火山灰って日本に限らずですけれども、火山が噴火した時の灰っていうのは基本的に東の方向にどんどん散らばっていくので、
浅間山の火山灰もいわき山の火山灰も東の方にガンガン火山灰が落ちるという、こういう現象が起きているわけで、
その分関東から東北あたりが火山灰の影響を受けて農作物が大変になっていくっていうのはわかるんですけれども、
実際にところこのアイスランドの2つの火山の噴火があった年と浅間山の噴火の年といわき山の噴火の年が同じな上に、
実はエルニーの現象が前年からあったという説もあります。
噴火の前の年の冬がすごく断頭だったという記録があるようです、日本の中でも。
これが影響あったのではないかという説をちょっと最近かな、一回ラジオ部で取り上げようかと思って浅間山の噴火のことを調べたら、
浅間山の噴火では済まないよっていうのをチラッと見て、そこからだったので、まだ私行ってから1年も経ってないんですけれども、
今回もう一回ちゃんとラジオ部で取り上げようと思って調べてたら、
日本国内に出ている学術系雑誌で月間地球っていうのがありましてね、
その中にドンピシャの題名があったんで、ちょっとこれを先週調べてきました。
ちょっとネットで原文そのまま取ることはできなくて、
ただうちの大学理学部の図書室の中に月間地球のこの年のやつが製本されてるっていうのが見つかったんで、
ちょっとそっちの図書室に行ってガーッと調べてあった。
本当はね、IAIRっていう図書館のネットワークを使ってきれいなコピーを取るってことが可能だったんだけど、
それがやると今日の収録に間に合わないので、
製本したやつをそのままスマホでパシャパシャパシャって写真撮って、そこだけ。
それを自分でもう一回パッドとかで広げて、きれいに文字を読める状態で読んでましたけれども。
題名が、1783年のラッキー、アイスランド、アサマ、日本、火山噴火による気候への影響。
この論文ね、2005年に出てました。もう20年前ですけれども。
20年前からこの説あったんだと思ってね、漠然としましたね。最近のことじゃなかったんですね。
この論文には、日本の不作はL2の影響って書いてました。
じゃあなんで火山の発症してるんだっていうふうになるんですけども。
なんで最初の題名にアイスランドのラッキーの火山の発症っていうところだったんですけども。
よくよく読んでみるとですね、このラッキー火山っていうのが噴火したことによって、ヨーロッパの農業って深刻な不作になりましたと。
そしてそれがフランス革命の発端の一つだったと書いてあるんですよ。
フランス革命の時って、もちろん政治的な歪みっていうのが、不満が民主に広がったっていうのがあるんですけども。
その一つがですね、食糧不足でパンを出せパンを出せっていうようなデモが結構、フランスの国民から出てきたっていうのも一つ理由があって。
そのパンが作れない状況っていうのはコンブギア不作だったと。
で、これがそのアイスランドのラッキー火山の噴火だったという話らしいんですよ。
もちろんね、アイスランドとフランスは近いから影響が出るっていうのは十分想像がつくんですけども。
っていうのがあったりして、だからその浅間山が天命大基金っていうところだけではちょっと説明がつかないっていうのがここからも来るのかなっていう。
ラッキー火山についてはちょっとこれ以上は今回は調べきられてないんですけれども、実はその浅間山のその天命三年の噴火がどのぐらいのレベルで、
それは他の火山と比べてどうだったかっていうのは富士山と比較することができる。
大飢饉の方の天命の大飢饉っていうのが実際どうだったかっていうのと、それは何で起こったのかっていうと、もちろん米が足りないので飢饉なんですけども、米が足りないだけでは飢饉にならない。ならないことはないですよ。でも米が足りないのを何とかするのが人間の営みであり政治なんですよ。
政治的要因が結構あるんじゃないかっていうふうに湧いています、天命大飢饉については。
今は日本って東北なり北海道みたいな寒冷地でもお米作れますけど、あれ作れるのはもちろん米の品種改良が行われた結果なんで、品種改良が行われて、あとはその品種によって適切な植える時期、育つ時期、刈り取り時期っていうのがいろいろあるので、そういうのを改良した結果、東北や北海道でもしっかりお米が取れるようになったんですけども、
江戸時代そこまでできてないんで、そうするとやっぱり例外を起こった時っていうのは不作になりやすいんですね、東北地方っていうのは。
作れない分、新田開発をして、もっとお米作れるようにしようって、そうなりはするんですけども、それをやってうまくいかなかったら借金がすごく発生するじゃないですか。
これを返すためには収穫したお米を売って江戸なり大阪に持っていって売ればお金になるので、そうやって借金を何とか返済しようとすると、お米が手元にあまり残せないという状況になります。
この頃の江戸は老中、田沼沖津の時代です。経済が優先された政策だったので、収録したお米をお金にして藩の財政を何とかっていうのがどうしてもあったので、その分食料としてのお米があまり残されない。
藩投資でお米の援助とかそういうのもない。むしろ、やばい時は自分のところのお米を外に出さないというような、そういうのが普通だった時代です。
これを津止めって言うらしいんですけども、津止めって言うのが民間の県庁スライドの津市の津ですね。
それと留守番のるって書いて、津るって書くんですけど、これ津止めって言われてて、流通を止めちゃうんですよ。
だから自分のところだけは何とか書くをほしいと思って、他の藩が津止めをするので、苦しい藩のところには結局お米が全然入って買うことができないっていう話になっちゃったりするんですね。
これの影響がすごく強かったみたいですね、東北の大飢饉っていうのは。
でもそれをやってたら、結局農民はそこで生きていくことができないのでどんどん逃げ出しちゃいますよね。
相当な餓死者も出たし、逃げ出した農民もすごく多かったと言われてます。
これの後に江戸幕府の方から各藩はちゃんとお米を備蓄しなさいっていうふうに命令を出して、これかっこいい、うまいっていう言い方をするんですけども。
あと町の救済するために積立金をちゃんと建てましょうっていう制度を導入しましょうといった七分積金っていう制度もできたりして、何とか備蓄の方に回そうっていう動きも出てきて。
この辺は調べればわりと出ます。かっこいい、うまいとか七分積金っていうのはネットで調べればいろいろ出るんですけども。
私なんか一つ調べたときに、藩ごとに食料の融通をするようになったって書いてあるのを一回だけ見たんですけど、その後その制度がどこに書いてあったのか思い出せなくて探しても見つからないという状況だったんで、本当にこの食料融通制度があったかわからない。
ちなみにこの天明の大飢饉のときって、いくつかの藩はなんとか飢饉にならずに両民が飢え死ぬようなことがなかったようにすることはできたんですけど、
早め早めにお米を買い漁って、藩の方から農民におすくい具合を立てたりして、なんとか食べさせることができたからっていうことだったんで、対応が遅かったところがダメだったっていうことのようですね。
ちなみにお二人は何か科学と社会の話っていうのをネタご用意されてました?
全く考えてないですね。
ちょっと言い出してもらうという事前にお知らせしたので、こんな感じにしようかなと思いましたんで、いうところでございます。
ちなみに宇宙話さんですけども、これ作っているのが佐々木亮さんという方なんですけど、元NASAと理研の研究員の方だそうで、
毎日科学系の話をする、毎日配信をしているという科学系の番組だそうです。毎日ってすごいよね。
1日10分だそうなんですけども、10分だからといって毎日はなかなか大変だと思います。
ちょっとまだ聞いたことないんだけど、今度聞いてみよう。10分ならね、何かしら宇宙の話をいろいろしゃべっていただいているようです。
あと文献をいくつか紹介しますけれども、気象庁の火山活動全般に対する用語というページがありました。写真も載っていたりするので、わりと参考になりやすいかなと思います。
2つ目に火山学会、日本火山学会のホームページ、ここに火山のQ&Aが載っています。
火山にちょっと詳しい、または詳しくない素人さんが、火山学者さんに回答してもらうというページでして、結構読みごたえがあります。
3つ目、御岳さんと上高知という題名の個人ブログさんがありました。
全部は読んでいなくて、今回私一部しか読んでいないんですけど、こちらの方。火山の分類と形状についてわかりやすい解説が載っていたりするので、よかったらそちらの方も見てみたらいかがでしょうかというところで、文献を3つ紹介しておきます。
いっぱいリンクは今回概要欄につくと思いますけれども、気になるところからいろいろ見ていただいたらいいかなと思います。
火山について50分ぐらいしゃべっておりますよ、今回。
はい、トータルで。
ということで、どうもありがとうございました。
科学の話ができる話し相手が欲しいけど、家族は付き合ってくれないし、職場で話しの合うような人もいないなぁなんて思ったことありませんか。
他に、大学院に進学したはいいんだけれども、同期はもう卒業したりしてほとんどいないんで、ちょっと孤独なんですけどって思ってたりしませんか。
それならオンラインコミュニティの日系トークラブはいかがですか。
科学の話しが好きな人たちが集まっています。
クラウドファンディングのキャンプファイヤーから加入することができます。
詳しくは概要欄のリンクをご覧ください。
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ということで、今回のメカラジはここまでです。
お聴きくださりありがとうございました。
ホワイテワリ系トークラブ、ラジオ部、メカラジの木上ひえと、
細胞と、
カリウムでした。
さようなら。
さようなら。
次回もお楽しみに。