とどけるラボ、ウェブを活用して企業の魅力を届ける。
こんにちは、ネクストメディアの浴び島あさかです。
坂上北斗です。
このポッドキャストは、中小・ベンチャー企業における情報発信とウェブ活用について考える番組です。
インターネットが普及して、誰もがウェブサイトやSNSを使う時代だからこそ、何が正解かわからない。
大企業と比べて認知度も低く、限られた人材で何とかしなくてはならない。
そんな中小・ベンチャー企業の情報発信やウェブ活用のリアルを話していきます。
皆さんの会社には採用サイトがありますか?
今回のエピソードでは、採用サイトのコンテンツを見直して、採用に成功した3種の事例を話しています。
後半は、ネクストメディアの採用の裏側について話しているので、ぜひ聞いてみてください。
前回は、マーケティングの基本というか、マーケティングって何?ということを話してみたんですけど、
このテーマを偉そうに言えるような立場でもないのかなとは思いながらも、
自分たちがマーケティングで捉えるための3つの視点というのを話してみました。
流れ的には、商品をどうやったら売れるようになるのかという話をするのがスムーズかなとは思うんですけれども、
採用のマーケティングに悩んでいらっしゃる企業さんって多い印象があるので、
その話をしてみたらいいかなと思ってます。
今日は実際にどんなことを話そうかなというふうに事前になべしわさんと話してたんですけど、
割と長くなりそうなので、前後編の2回になりそうかなと思ってます。
今回は事例。実際に僕たちが関わった採用のマーケティングというか、
今回はシンプルにウェブサイトをリニューアルしてコンテンツを変えたら採用ができたという事例がいくつかあるので、
ちょっとそれを話してみたいと思います。
ちょっと企業さんの名前を出せないので、若干想像しながら聞いていただくことになるので、
リスナーの方にどこまで伝わるか心配なんですけど、話してみたいと思います。
一社目の事例は、20年以上ウェブサイトから問い合わせがないっていう。
かなり長い間ないです。
そうですね。割と業界としては僕たちと似てる業種なので、
ヤフージャパンとかインターネットでみんなホームページを持ち始めた頃とかにも、
割とウェブサイトを作っていたんですけど、
営業の問い合わせ、お仕事の問い合わせもないし、採用の問い合わせもないと。
僕が一番最初にお話聞いたときは、社長さんはですね、
うちの業種はウェブからはお問い合わせなんて来る業種じゃないんだと。
20年間以上やられてて、一回も来てないので、業種が相性が悪いというようなお話をされていたんですけど、
結果だけ言うとですね、ウェブサイトをリニューアルしたら、毎月毎月お問い合わせが来るようになりまして、
採用のお問い合わせも毎年来るようになりましたと。
すごい変化ですね。
長くやっている会社さんで、長く働いている既存の社員さんも多かったので、
お悩みとしては、だんだん皆さん年齢が上がっていくので、
もうちょっと若い方に入ってもらいたいっていうような要望があったんですけど、
全然問い合わせがないと。
もともとは社長さんが採用活動っていうのは、直接知り合いをつてに声をかけて、
うちに来ないかみたいな話で。
たぶん中小企業さんだと、採用の一番のチャネルというか、
強いパネルの方法っていうのは、社長さん自身が知り合いをつてに、
うちに来いよと。
居酒屋でくどいて入ってもらうみたいなのが割と多いのかなっていう印象があるんですけど、
そういう形でやっていたんですが、社長さん自身も年齢上がってきますよね。
そうですね。
そうすると、創業の初期は社長さんも若かったので、
たぶん同じぐらいの年齢の方に声をかけて入ってもらうみたいなのがやりやすかったと思うんですが、
だんだん20代の方に入ってもらいたいと思っても、
社長さん自身が60歳近かったら、ちょっと話が合わないとかですね。
一緒に飲みに行こうと言っても本音で喋れないとか、
そういうのも少し出てきちゃってるのかなっていう話でしたね、ぶっちゃけのところを聞くと。
そんなところなんですけど、
ウェブサイトにですね、誰に何をどうやって届けるか伝えるかっていう視点で、
こんな方に来てほしいという情報であったりとか、
この会社に入社するとどんなことが体験できるのか、みたいなことを丁寧に載せていってですね、
ちょっとかっこいいキャッチコピーみたいなものがあったんですけど、
もうちょっと具体的に、
イメージとしては高校生でも何してる会社かわかるようなイメージで、
文章を全部書き起こしてですね、書き直してですね、
情報量が多分10倍以上になったと思うんですけど、
載せた結果、問い合わせが来るようになったということですね。
あとSEOって言うんですけど、サーチエンジンオプティマイゼーションって言うんですけど、
検索エンジンですね、GoogleとかYahooとかで検索したときに、
地域と業種名を検索すると、
この会社のウェブサイトが一番上に表示されるようになったりして、
認知度というか、業界で仕事を探している方がホームページを見つけやすくなった、
っていう結果も出たかなと思っています。
ここに関しては本当に、ウェブサイトの中身を見直して、
リニューアルをかけただけでそういう成果が出ましたということになりますね。
20代の方から毎月のようにそういうことを応募があって、
県外の方からも応募があって、
最終的に20代、30代の方合わせて、
5、6人はウェブサイトをリニューアルしたことをきっかけに、
入社にまでつながっていると。
そうなんですね。
業種自体は、社長さんもともとウェブから問い合わせが来ないって言ってたんですけど、
ビーチができていなかったっていうだけ。
そうですね。
ビーチができていなかっただけでもないかなと思ってまして、
求人はそれこそ出してはいたと思うので、
何の会社なのかわからないというか、
業界自体はわりと人気の業界ではあったんですけども、
他社さんと比較したときにあんまり魅力を伝えきれてなかったのかなというのが、
この会社の事例ですね。
ではもう一社ですね、採用の募集の事例をお話しできればと思うんですけど、
次の会社は飲食店さんですね。
複数店舗を運営してるような中小企業さんなんですけれども、
このお店自体は飲食店で、主なお客様は女性であったりするので、
スタッフも女性の方のほうがいいなみたいな。
対象的にはいいなみたいな話がもともと出てました。
ただ昼間の店なので、昼間のパートタイムアルバイトってことなんで、
平日の昼間に働ける方ってなると、
学生さんとかはなかなか時間的に事業中なので、
働いてもらうの難しいんじゃないかってことで、
主婦の方とか、イメージとしてはちっちゃなお子様がいらっしゃって、
フルタイムで正社員として働くのは難しいんだけれども、
ちょっと子育ての合間にですね、
パートタイムだったら働けるよみたいな方がいらっしゃったらいいなみたいな。
平日とは最初にそういう話をしてました。
もともとこの募集自体は長くやっていて、
アルバイト情報誌であったりとか、
求人ポータルサイトみたいなところに出していたんですけど、
なかなか応募がないという状況でしたね。
アルバイト情報誌ってあれ、見てみると枠すごくちっちゃくて、
数センチかける数センチの四角みたいなところに、
時給いくらから住所書いてってやると、
あとキャッチコピーぐらいしか書く案がなくて、
なかなか魅力とかは伝えづらいのかなと思います。
そうですね。
今回アルバイトスタッフさんなので、
求人サイトを作ってですね、代々的にやっていくというよりは、
1名、2名の方に来てくださったらいいということなので、
ウェブサイトのお知らせ記事。
ここに求人募集の記事を作って出していくという方法を取りました。
ちょっとこれが記事なんですけど、
リスナーさんの皆さんには見れないと思うんですが、
どうでしょうね。
お知らせ記事にしては文章が結構多かったり、
写真もたくさんあって雰囲気が伝わりますね。
ありがとうございます。
そうですね。結構たっぷりめに情報を載せていて、
もちろん会社のウェブサイトのお知らせ記事なので、
会社の情報とかお店の情報は別のページに、
ちゃんとお店の紹介ページとかですね、
会社概要ページみたいなのがあって、
そこに情報が載ってるんですけれども、
これ実はこの求人の記事の中にも、
どんなお店なのか、どんな商品があるのかとかですね、
どんなお客様が来ていてとかっていう情報を加えて、
運営会社、運営母体がどんな会社なのかとかですね。
実はここの会社、社長さんが女性の方なんですけど、
社長が女性で、なので女性向けのお店を作りたかった、
みたいなこともちょっと書いてあったりとかしてるんですよね。
この1ページ見たら、どんな会社かすぐわかるような。
そうですね。まさにまさに。
ちょっとこういうふうに書いてあるのが、
他のページ全部探さなくてもよいようにしてるっていうのもありますし、
このお店、今多くの飲食店さんが
インスタグラムをやってるところが多いと思うんですけど、
インスタグラムを運営していて、
求人母子もですね、インスタグラムでの発信と、
インスタの広告もちょっとやって、
露出を増やそうという考えのもとでやってました。
そうすると、インスタグラムを見てる方っていうのは、
お店の情報、商品の情報とかが飛び込んでくるんですけど、
そこの運営の会社がどんな情報か、
あんまりインスタグラムで出さないですよね。
出さないです。
そういうことも知っていただきたということで、
1ページにですね、このページだけ見れば、
どんな会社が運営してて、どんな仕事があるのか
っていうのがわかるようにしているってところがありますね。
これ結果ですね、インスタグラムの広告を配信して、
しばらくして2名の方に応募いただいて、
今まで全然この発端の人間ということで、
すごく喜んでいただいて、
しかもですね、2人応募された方のお一人は、
料亭での接客経験がある。
ちょうどいいですね。
料亭っていうと、飲食店さんの中でも、
わりと接客のレベルが高いことを求められるような
職場というイメージもあるかと思うんですけど、
実際にすごく経験を積んで、
すぐにでも即戦力になれそうな方が応募してくださったということで、
すごく社長さんも喜んでくださりました。
今回の事例もですね、
インスタグラムで情報を発信していって、
広告も使ったんですけれども、
飲食店さんの場合だと、
お店に来てる方、
お客様の中でパンの方が、
わりとアルバイトを先探してて、
ここ募集してるんだったら私作るのは難しい。
ありますね。
みたいな感じになるケースも多いのかなと思ってまして、
わりとこのお知らせ記事みたいなところで、
しっかりと情報は載せておいた上で、
普段運用しているインスタグラムで
求人募集をかけていく、
みたいなのもうまくいくケースも多いんじゃないかなと思ってますね。
ちょっと会社名と具体的なウェブサイトとかを紹介せずに、
声だけで説明するっていうことを試みたので、
ちょっとイメージ湧かないところもあったのかもしれないですけど、
20年以上何も問い合わせがなかった、
ウェブサイトはあったけど何も問い合わせがなかった会社さんが、
コンテンツを見直してウェブサイトをリニューアルしたら、
毎月応募があるようになったっていうケースと、
BtoBのメーカーで、
一般の方はこの会社は一体何やってるのかわからないっていうような会社さんのウェブサイト、
こちらも拡充したところ、
1週間以内にずっと足してた求人の応募が来て採用が決まったというケースと、
飲食店さんでパートタイムさんがなかなか採用が決まらないっていうところを、
インスタグラムとお知らせのページにしっかりと情報が載せていって、
広告を配信したところ、
非常にマッチしそうな経験者の方が応募してくださったという3つの話をしてみました。
もうちょっと具体的にイメージするという意味では、
気になったのが広告なんですけど、実際に興味を持ったのは広告クリックしてからってことですね。
そうですね。広告クリックしてから採用のページが開いて、長いページがあって、
私たちはどういうことを開口したくて、どういうことをやってる、みたいなのをずらずらっと書いてて、
まず衝撃を受けたんですけど。
なるほど、そうですよね。
僕たちの採用サイト、たぶんなびしまさんが応募してきてくださった時もあんまり変わってないと思うんですけど、
とにかく文章の量は1ページに全部詰め込まれてるんですけど、文章がめちゃくちゃ書いてあるっていう。
あります。
衝撃を受けたっていうのはプラスなのかマイナスなのかわかんないですけど、どんな感じだったんですか?
プラスだったと思います。
どういうこと書いてるんだろうっていうので、ちゃんと見た記憶があります。
じゃあさっきの話で、長い文章なんですけど、興味を持って下の方まで見てくれたっていうことですね。
そうですね。
そっからちょっと応募してみようかなとか、自分が働く場所として検討を始めたのはどんなことだったんです?
検討を始めたのが、前職が試験施設業界にいたんですけど、
お客様、最後のお客様というか、からの距離がすごい私は遠くて、
あまり感謝をされない立場にいたんですね。
工事の仕事はしてるんだけれども、お客様の感謝の声みたいなやつが、感謝されてないことはないと思うんですけど、会社が事業を運営してるってことはあると思うんですけど、
直接ありがとうとか言われる機会が職務上少なかった。
少なかったので、もう少しお客様に近い距離の人になりたいなと思った。
あとコロナ、その時ちょうどコロナがきっかけで、私の好きだったお店とかが閉店とかになっちゃうのが、
飲食店とか。
飲食店、はいそうです。
美容師さんとか。
すごい悲しかったので、何か自分でできる役立てることないかなと思ってたときに、
ちょうどウェブサイトを見て、中小ベンチャー企業の支援をしたいですっていうのを見て興味を持ちました。
じゃあなんて言うんでしょうね、直接お客様とお会いして、やり取りしてサービスを提供したりとか、
ありがとうって言われるような立場になりたいなと思ったんですけど、それは具体的に何の職種業界なのかっていうのは決まってなかった。
ぼんやりと考えてましたぐらいで。
ありがとうございます。
で、読んでみて、やりたいことは近いのかなって思ってもらって、でも建設業なんでちょっと仕事全然内容違いますよね。
そうですね、全然違うんですが、まだ20後半になりたてぐらいだったので、勢いで頑張れるかなって。
どうとも未経験でも大丈夫です。どんどんこういうステップでやっていきましょうっていうのがあったので、もしかしたらいけるかもっていうので、お話だけでも聞きにいきました。
それでいくと、未経験でも大丈夫ですよって書いてあることと、
あと未経験からだとどういうステップで実力をつけていくのかみたいなことを書いてあったのが、ちょっと応募してみようきっかけになったんですかね。
あとカジュアル面談を設定しているみたいなのも、
そうですね。
やすかったりしたんでしょうか。
そうですね。書いてることだけでは、もちろん仕事の経験がないので、何が実際やるのかわからなかったので、それも聞けるっていう意味で応募しました。
ありがとうございます。
次回になると思うんですけど、採用のマーケティングというか採用サイトとかで募集内容とかをコンテンツとして記載するときに、