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AIエージェント日次速報 2026年9月4日版 AIに渡す材料を、毎回同じ場所に置く
2026-09-04 06:16

AIエージェント日次速報 2026年9月4日版 AIに渡す材料を、毎回同じ場所に置く

AIに仕事を頼むとき、指示文を丁寧に書くことばかり考えていました。

しかし、同じ指示でも、前提のファイルが会話の中に埋もれていたり、古い資料と新しい資料が混ざっていたりすると、返ってくるものは安定しません。昨日の自分が何を渡したのか、AIがどの資料を読んだのか、あとから確認できないからです。

直近では、失敗したときに戻れる単位、返事を採点する条件、調査と作業の役割分担を見てきました。今日はその一つ前へ戻ります。役割を分ける前に、担当へ渡す材料を置く場所と形式を決めておく。AIの賢さを引き出す魔法のプロンプトではなく、毎回同じ入口から仕事を始められるようにする話です。

これは、資料を大量に与えれば精度が上がるという話ではありませ...

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AIに完璧な指示を出したはずなのに、翌日同じお願いをしたら、全く違う結果が返ってきた。
あなたにも、そんな経験ありませんか? ああ、ありますね。あれ、なんかちょっとイラッとしますよね。
そうなんですよ。なんで昨日と同じようにやってくれないの?って。 で、今回の深掘りでは、あるITエンジニアの興味深い記録を元にしていくんですが。
ええ、とても死者に深い記録でしたね。 そこで、衝撃の事実が発覚したんです。
AIから常に安定した結果を引き出すのに必要なのは、よく言われるような魔法のプロンプトではなかったんですよね。
そうなんですよ。魔法の言葉ではなくて、実は材料の置き場所のルールだったんです。
置き場所。なるほど。ちょっと私の普段の使い方を思い返してみたんですけど、いつも一つの長いチャットに前提条件も今日のデータも全部詰め込んでお願いしてたんですよね。
ありがちですね。何でもかんでも一つに入れちゃうという。
これって例えるなら、鍋に全ての具材を一度にぶち込むようなものですよね。
確かに。もう闇鍋状態ですよね。
そうそう。なので今日は、この全部入り鍋状態から抜け出して、AIの脳内をきれいに整理するアプローチを紐解いていきたいと思います。
よろしくお願いします。実は、その全部入り鍋こそが、AIが混乱する最大の原因なんですよね。
あ、やっぱりそうなんですか。
ええ。AIの仕組み上、入力されたテキストって全て同時に処理しようとするんですよ。
そうすると、絶対に守るべきルールと、今日たまたま見つけただけのメモの区別が何かつかなくなっちゃうんです。
てことは、昨日ちょっとお試しで入れたデータが、いつの間にか絶対のルールとして勘違いされちゃうってことですか?
その通りです。だからこそ、今回の記録では、情報を4つの箱にしっかり分けることを推奨しているんですよね。
4つの箱ですか?
はい。ルール、今回の材料、出力形式、そして未確認事項、この4つです。
ほうほう。
例えば、高度な開発環境のお話になりますけど、全体ルールは、agents.mdというファイルに書くんです。
絶対のルールをそこに書くんですね。
で、日々の調査メモなんかは、リサージ-2026-09-04.mdみたいに日付をつけて、完全に別の場所に置くんです。
なるほど。でも正直に言っていいですか?
はい、なんでしょう。
ちょっと質問したいだけなのに、いちいち別ファイルを作るなんてめんどくさすぎませんか?
チャットラインにそのままバーッと書いたほうが、絶対に早い気がするんですけど。
一見するとそうですよね。すごく手間に見えます。
ですよね。
でも、長い目で見ると実は逆なんですよ。明確に境界線を引かないと、AIって過去の自分の推測を確定した事実としてどんどん引き継いじゃうんです。
うわ、それは怖いですね。
なので、物理的に分けておかないと、後からなんでこんな間違いをしたんだって原因を探して修正する羽目になるんです。
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その膨大な時間を丸ごとはかけると考えれば、安い手間なんですよ。
なるほど。事実とルールをごちゃ混ぜにするとAIが暴走するから、まずはそこを分けるんですね。
ええ、それが第一歩です。
でも事実の整理はそれでいいとして、AI自身の役割とか動き方はどうするんですか?それも絶対のルールブックに書き込むんでしょうか?
あ、それはいい質問ですね。実はそこも分けるべきなんです。
ええ、そこも分けるんですか?
はい。Googleアンティグラミティなんかの先進的な概念だと、超えてはいけない境界線であるルールズと、作業を進める手順であるワークフローを明確に区別してるんです。
ルールとワークフローを分ける、と。
さらに面白いのが、ソウル.mdっていうファイルを作って、AIの人格とか口調だけをそこに隔離するアプローチもあるんですよ。
ソウル、つまり魂ですか?あ、ちょっと待ってください。点と点が繋がりました。
あ。
つまり、ルールズは交通ルールで、ワークフローはカーナビの道順、そしてSLO.NWは運転手の性格ってことですね?
その通りです。素晴らしい例えですね。
これらを全部一つの指示に混ぜちゃうと大変なことになりますよね。
そうなんですよ。荒っぽい性格の運転手が交通ルールと道順を混同して大事故を起こすようなものです。
うわ、それは絶対に避けたいです。
それに、システム的にも理由があって、AIが一度に読み込んで注意を向けられる文字数には上限があるんです。
ああ、限界があるんですね。
ええ。だから設定を長く書きすぎると、AIは勝手に重要な指示を切り捨ててしまうんです。
だから、マーヌスみたいに入力と出力を明確な契約として扱ったり、あえてこのファイルは読まないでと明記して注意力をコントロールする必要があるんです。
なるほど。読まないものを指定するのも大事なんですね。
でもこれ、ちょっと高度なツールの話に聞こえますけど、私たちが明日から普通のAIを使う時にも応用できますよね?
もちろんです。とても簡単な実践方法がありますよ。
ぜひ教えてください。
AIに長いお願いをする前に、先頭に4行だけのカードを書いてみてください。
4行のカード。
はい。目的は何か。読むべき入力と読まない情報は何か。どう出力してほしいか。そして、何がまだ未確認か。これだけです。
依頼の前に、その4項目を明記して入り口をととろえる。それなら私にもすぐにできそうです。
ええ。これだけで、AIの出力の安定感は劇的に変わりますよ。
早速試してみます。さで、ここまで深掘りしてきて、最後にあなたに1つ問いかけたいことがあります。
何でしょうか?
AIのためにファイル名や手順を論理的に整理していくこのプロセス。
これって実は私たちがAIを賢くしているというより、人間側が論理的思考をAIに訓言させられているだけだとしたらどう思いますか?
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ああ、それは鋭い視点ですね。
ぜひ考えてみてください。
次にAIという鍋に向かうときは、具材を一度にぶち込む前にきれいに小分けにするところから始めてみましょう。
お相手は私たちでした。それではまた。
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