北区花火会の始まりといったところから、お話を伺っていければと思います。
これ、なぜまず始まったんですかね。
そうですね、2011年の東日本大震災がありまして、
地域で何か、鎮魂というわけじゃないですけれども、何かできないかなという話が、
誰とは言わず森に出てきましてですね。
鎮魂というと、歴史的には結構花火というものも、その一つの象徴というのもあったものですから、
当時少し、確かJCの皆さんが親になって、
そこに共感しながら、もうちょっと専門の花火の鎮魂委員会というものを組成して、
それでじゃあ、まずもう少し規模を大きくして、
まずやってみようかということに、地域の皆さんとなりました。
そんなことが最初だったと。
昭和30年代、40年代には、実際に赤羽の街の方が中心になってやられていたということもあって、
当時、やっぱりもう一回復活できないかという声もありつつ、
そういったJCの活動ですとか、震災の鎮魂といったものを、
そういうものを合わせた形で持って実行委員会がスタートしたということなんですかね。
で、理事長が実行委員長になられた理由というのも変ですけど。
理由は知りたいんだと思うんですけど、たまだま。
いや、そんなことはないと思いますけれども。
でも、やっぱり何か、理事長の中にも、
花火を赤羽で、荒川で、北区でやってみたいという思いはお持ちになっておられますか。
僕自身は当時は、花火にそこまで思い入れがあったわけでは正直なくて、
もちろん地域のいろんな活動を活発にさせていくみたいなこと自体には、
コミットをしっかりしていたつもりなんですけど。
花火でなくても、いろんなイベントとかですね、いろんなことがありますので。
ただ、やっぱり2011年の大震災の話を考えるとですね、
やっぱりここは花火だなっていう皆さんの思いっていうのは、
やっぱりそうなんだろうなと思いながら、
僕自身は当時別に花火に造形が深かったわけではないんですけど、
やり始めた後というのが正直なことです。
もう当時、観光協会はスタートしていないんですか?
いや、まだスタートしていないんです。
まだスタート前ですから、今、李徴がお役職としてお勤めの観光協会の会長という立場でもなかったわけですよね。
むしろプレイベント的な、振り返るとそんな感じになったということですかね。
僕がそういう意味で、皆さんとチームを組んで一緒にという意味では、
初めての自宅へのコミットの活動かなというところはありますよね。
李徴自身が実行委員長として、この帰宅花火会が地域の財産のようになってきたなという、
そんなふうに感じられたタイミングというのがあったら教えていただけますか。
これは、最初はそうは思えなかったわけですけどね、なかなか。
でも地域の財産といってもいろんなレベルがあると思っていまして、
地元の方々で盛り上がるコンテンツというレベルとしては、それは価値があるんだろうなというふうにも思うし、
でも、有料席がやっぱり沖縄県とか北海道からも買っていただけるというようなことっていうのがまた一つ。
別のレベル、もうちょっと高いレベルの地域の財産になるのかなというふうに思いますし。
それからごく最近、さっき冒頭おっしゃっていただいた全国の行ってよかったランキング1、花火行ってよかったランキング1みたいな。
こういうものの口コミをいただけるっていうのも、またさらにそのレベルアップをして、地域の財産。
その財産、別に価値で金額というかそのレベル感ってありますよね。
それがそういったそれぞれタイミングでやっぱり上がっていくのかなというのは感じますね。
やっぱりリーチをいろんなところでレベルの高いエンターテイメントをご覧になられてるでしょうし、
自分で親になった関わられたものが、このくらいのレベルだとちょっとなとか、そういうふうにやってみて思われたみたいなところもあって。
我々拝見してても、途中からギアが1段、2段と入っていったような感じがしましたけど。
やっぱりそういうレベルアップをしていきたいみたいな、それが背中を押したみたいなところもあるんじゃないですか。
ちょっと大きな話になっちゃいますけど、地域の活動とかいうものをどう考えるかっていうところだと思うんですけどね。
もちろんそれぞれで良さがあって、地域の中で完結する、例えば商店街のお祭りをきちんと継続して運営していくっていうのも大事なことだし、
ただそれが東京のいろんなエリアから来てもらえるようになったっていうのは、また大きな進歩でもあると思うし、
それが日本全国、あるいは引いてが海外からも来られるようになったという、それぞれやっぱり段階はあると思うんですよね。
もちろんそこでコンテンツの見極めみたいなのはあると思います、正直。
実務的にはですね。
これがそこまで磨けるコンテンツになり得るのかっていうのはあるんで、それとのバランスでのレベル感の設定ってことだと思うんですけど。
そういう意味では花火の活動は、やりながら感じながら、これ磨けばもっといけるかな、もっといけるかな、そういうことは感じたということでしょうかね。
街のアイドルみたいな、そういうタレントさんもたくさんいらっしゃるし、
そのコアな不安に対してどうエンターテイメントしていくかっていうことも、
レベルの上とか下とかじゃなくて、そういうものもあるんだけども、
やっぱり花火界はこのコンテンツとしてもっと日本全国に、世界に訴えていけるものになりそうだって感じが。
可能性としてはですね、やっぱりあるんじゃないか。
日本の花火の演化技術ってのもあると思いますし、やりようによってはっていうのはあるんで、そこにチャレンジはしたいかなというふうに思います。
あと、甲子園会長がよくおっしゃる、シビックプライドみたいな意味で言うと、
どうなんでしょう。正直やっぱり、いろんなエリアからこの地域に良いコンテンツがあるね、面白いものがあるねって来ていただける方が、
たぶんシビックプライド、やや近い取り組みになるのかなという気はして、
なんとなくそういうことが、そういうものの一つになっていければいいのかなみたいな、そういう感じはありました。
なるほど。理事長個人としてそういう形で本当に思い入れを持ってやってくださっているんですけども、
一方で、上北信用金庫としても非常に大きなコミットをしていただいているというふうに思うんですけども、その意味付けというのはどういうのですか。
そうですね。信用金庫みたいな存在っていうのは、やっぱりNPO、Non-ProfitOrganizationという非営利化法人なので、
そこは積極的な理由というよりは許容されるということなんですけれども、
例えて言えば10年後に中部の街が逃げ合っていればいいよねというぐらいのざっくりしたところで、
今何がしかの人的なり物的なり投資を行っていく、そういう判断をしていくというのが、
普通の単年度主義の株式会社さんよりはゼットされやすい組織かなというふうに思います。
やっぱりそういうところをちゃんと活用していかないといけないなというのはまずありますね。
あと金融機関のその仕事として、割合金融機関の仕事って僕から見ると、
伝統的な預金とか貸し金の金融機関の仕事はやや雑に見える。
雑?って言ったらちょっと怒られちゃったけど。
あるいは金融機関自身のいろんな社会的な取り組みを見ても雑というか、お金だけを出しましょうとか。
何となくおざなりというのを感じるようなものもありますよね。
そういうのに慣れ親しんでいる。業界というか、あるいは働く姿勢というか。
一応僕はそういうのに違和感がありまして、
やっぱり一個のことを作品として作り上げるみたいな、
そういうものづくりとかになるといいということだと思います。
作品づくりみたいな、やっぱりそういう仕事の感覚。
やっぱりお客様のビジネスを理解するためにはその感覚もすごく大事だし、
地域の活動自体にもそういうことが求められているんじゃないのかなと思ったので。
そんなこともあって、
独身を引くこととしてもしっかり花火にコミットして、
もちろん資金的な面も正直ありますけれど、
人的にもですね、相当多くの職員の皆さんが関わっていただいて、
最初はちょっとどういうふうな思いでやっていただいたのか、
職員の一人一人がやっていただいたのか分かりませんけれど、
最近はすごく積極的に作品を作り上げる、
似合いの一人みたいな感覚で携わっていただいているのではないかなという気はしています。
今、金子さんの職員の方がどう学ぶか、それによってどう行動するかというところを
中心にお話をいただきましたけれども、
やっぱりそれを見ているその区民の側ですかね、
普段お店に行ってお会いする、会社に来ていただいてお会いする職員の方たちが、
全く違う姿で、裏方で一生懸命動いておられるというのを拝見すると、
やっぱり我々も一緒に街を作っていくという思いに駆られるみたいなところは絶対あると思いますよね。
やっぱりいろんな話で、花火だけではないですけど、
そういう活動、そういう姿勢で、もちろんそれは全てができないので、
なるべく厳選はしているつもりですけれど、厳選した上でそういう活動については、
しっかり作品として作り上げるというところまでコミットしていく。
そういうことで、地域の方々ともいろんな話で以前よりは盛り上がれるようになっているし、
別に金融の話じゃなくても、地域の方たちといろいろとお付き合いができるという職員さんも増えたんじゃないのかなと思うので、
そこが非常に大事なことじゃないかなと思います。
つい先日発表されたSUMOでしたかね。
要するに観音都市ランキング、心に訴えかける都市のランキングというのが発表されて、
いろんなジャンルがあるんですけど、北区が一つはもうご多分にもれずというか、
交通しべり、JRの駅たくさんあるしというウォーカブルな街づくりというところでは、
第4位という、200何十都市ある中でそれがランキングされたんですけども、
もう一つ僕は嬉しかったのは、ライブ感のある街だというランキングで、
上位10分の1ぐらいに入る34位にランキングされた。
それもやっぱり花火会の里長が取り組んでこられた、
私たちでみんなで頑張ってやってきた、この花火会の取り組みなんかも評価されてるのかなって気がしますね。
嬉しいですね。
さて、北区花火会の魅力というのをちょっと簡単にまず、
次回以降のプロローグみたいな形でお話いただきたいんですけども。
現段階、多分北区花火会、先ほど申し上げたように3レベルぐらいに進化しているのがありますので、
どのレベルを言うかあれなんですけど、
今の段階で言いますと、やっぱりまずテーマを設定した上で、
そのテーマを音楽、まずベースには音楽がありまして、
音楽でその形作った上で、そこにそれぞれドローンとか花火とか、
それぞれの項目の演出をそれぞれの会社さんに与えていただくというようなことでですね。
多分そういう形で仕立て上げている音楽花火はなかなかないのではないかな。
花火屋さんが考えたものに合いそうな音楽を適当にやるという感じが、
わかんないですけど、誤解しちゃうかもしれないけど、多分多いんじゃないかなと思うんですけど。
それは実は北区花火会の場合は逆で、ある意味音楽ありきで作っているということが、
今のレベルで言うと最大の特徴かもしれないかなと。
また運営という点でもね、あれだけ8万人もの人が見に来ていただくことも大事なんですけど、
スムースに返っていただけているというのは、僕は隠れた魅力の一つではないかなと思っていて。
実は花火ランキング1位のところを口コミでいただいているのも、
作品というよりはですね、おそらくロジスティックスの部分がすごく大きくて、
今言っていただいた、なかなか5万人、10万人の方々が集まるイベントで、
渋滞がないと返りの、これって多分ないんじゃないのか、唯一なんじゃないのかなと思ったりするわけですけれども、
そこには事務局の杉山さんとか運営の田村さんとかですね、それぞれキーパーソンがいらっしゃるわけですが、
そこの方々が非常にロジスティックスのデザインを考えていただいて、
最新のデータ技術も使ってということですね。
それが構想している。ここが評価の原点かなというふうに思いますね。
次回以降も北区花火界の魅力、そして上について伺ってきます。よろしくお願いします。