食料品消費税率引き下げの方針表明とその背景
この時間は、Zoom Up。毎週月曜日は、政治です。 先週の木曜日、高市総理は、食料品の消費税率を来年4月から2年間、1%に引き下げる方針を正式に表明しました。
その高市総理は、今日にも熊本地震の被災状況を把握するため、現地視察する、熊本入りする、ということです。
今日は、この2つのニュース、そして、先週の放送でもね、触れましたけど、自民党内で広がっているという、維新から国民民主への連立乗り換え論について伺っていきます。
ジャーナリストの鈴木哲夫さんです。鈴木さん、おはようございます。
はい、おはようございます。
まずは、消費税率の方からいきましょうか。
はいはい。
1%で引き下げるという方針を正式に表明しましたね。
高市総理は自民党に、これをしっかりまとめるようにという指示をして、報告を出したんですけども、自民党の中でやっぱり反対が出てきましたよね。
そうですね。
そうなんですよ。だから、制度を止めるというふうに言ってるんだけれども、反対が多い。結局、最後反対だけど。
要するにね、いろいろ取材してみると、なぜ、じゃあ今、この1%なり、これ実質ゼロという考え方なんだけども、
2つあって、1つはやっぱり、批判だって言いましたよね。
ゼロ。
やっぱりそこまで言っておいて、これできなかったってことになると、これは批判が当然きますよね。
そうですね。
だから、これはやるしかないんだということなんだけど、結局は変わればね、いろんな判断があっていいと思うんだけれども、結局、批判を避けたいということですよね、はっきり言うとね。
それともう1つ、やっぱり今、内閣の支持率がどんどん下がってきてるわけですよね。
そういう中で、いいですね、というのですよね。
つまり、世論がそういうのを求めてる。
これをやっぱり言うのかな、そういうことにもなっていく。
こんなところが多分、決断の背景にあるんだろうと。
これはもう、いろんな人がそういう判断をしてるんですね。自民党の幹部とかね、ベテランとか。
僕もそうだろうと思います。本当に経済のことを考えてやってるのかなとね。
消費税率引き下げの具体的な問題点と効果への疑問
で、問題点ですよ。
今、初心費税率を下げることで、何がプラスで、いやいや、何がマイナスかってことなんだけども、
まずね、やっぱり来年の4月からなんですね。
そうするとね、効果があるの?って話なんですよ。
世論家も言ってるけれども、今どんどんどんどん食料品値上がりしてるんですね。
今月もそうじゃないですか。
今月も上がりましたね。
そうなんです。でね、結局こうやってどんどんどんどん上がっていくと、
来年の春までにはもう10%くらい物の値段が消費食料品上がるだろうって言われてるんですね。
そうすると、10%上がっちゃったらですよ。
来年の春、下げたところで効果が実質にない、家庭の負担は変わらないわけですよ。
そうですね。
そうなんですよ。だから、そもそもの値段が上がってるわけだから、
消費税率下げたところで、結局自民党議員が言ってたけども、
来年の春下げたところで、瞬間的には消費税が下がったっていうことでワッと喜ぶけれども、国民がね。
だけど、1ヶ月もすればあれとね、要するに俗に言う家計簿を見たら、
あれ、去年と出費変わってないよねって話になるわけですよ。
結局物の値段そのものが上がってるわけだからね。
だから1ヶ月もすればもう効果ないじゃないって言ってたけど、そんな部分がありますよね。
2年後にこれまた戻すって高市さん言ってるんですね。
戻すってことはこれ2年後増税ってことになるわけですよ。
そうなりますね。
そうなんですよ。だからそれまで食料品がいくらだったのが、2年後の例えば4月1日が4月1日にボーンとまた8%ってことになると、これは実質増税なんですよね。
だからそこがそんなことができるのか、その直前には参議院選挙もありますから。
これやっぱりちょっと無理すぎ。
それからさっきも来たって言いましたけど、いわゆる批判だと言ってたけども、
その後イランとアメリカの問題があって、経済状況が一気に変わってるわけですよね。
だからそういう意味では表変なんていう、君子表変なんてことも言われてるけれども、
ある意味変更するという状況が変わってるんだからと。
あと財源問題とかね。
だからね、これ起きて経済状況とかいろんな議論がやっぱり相当出てますね。
それでも押してやるのかどうか。
臨時国会での法案審議と野党の反対
それから今回まとめたところで、これ法案で臨時国会で秋やらなきゃいけないわけですよね。
野党がみんな反対してますから。
またどうなのか。
だから本当にかなりこれは揉めると思いますね。
だから僕らはそれ考えないとダメですね。
しっかりと国民はそれを見て、効果が本当にあるのかどうかということを、
秋の臨時国会までに考えなきゃいけないということだと思いますね。
総理の被災地(熊本)入りに対する批判
その高市総理が今日にも熊本入りするということですね。
これね、もうはっきり言いますけど、ダメですよ。
あのね、僕本当に今回一連の色々来たけれども、やっぱり政府が本当に危機管理わかってるのかどうか。
被災地は、例えば総理が現地に入るっていうことは、警備、これにものすごく人を裂くわけですね。
例えば地元の熊本県警なんていうのは、これもう数百人が総理が入るなんてことになると、
警備だなんとかだって人が取られるわけですね。
それからこれは行政もそうなんです。これいけない。
熊本県の職員なんかも、これね、今このまだ地震から数日しか経ってないこの時にね、
やることいっぱいあるんですよ。
そうですね。
災事のためにやることいっぱいあるんですよ。
避難所の世話から何から、それからがれきのなんとかがいっぱいあるんですね。
その最中に数百人が、総理が来ることに取られるっていうのは、
これはね、これまでものすごい迷惑なんですよ。
それがね、分かってないのかなと。
これね、のと半島地震の時に、トップだから入りたいのは分かりますよ。
過去の災害対応の教訓と総理の判断
だけど、たとえばのとの時は岸田総理だったんだけど、
入りたいと思ったけれども、やっぱり周囲のそういう判断とかいろんなことがあって、
岸田さんも判断をして、そう黙って我慢して、2週間後に入ったんですね。
だから、そういうことが分かってないんですよ、はっきり言って。
それアドバイスした人もいないのかな。
これ災害の基本なんです。
3.11の時に菅総理が現地に入って、これ問題になりましたよね。
あれ以来そうなんですよ。
前回の熊本地震の時には安倍総理だったんです。
安倍さんも1週間ぐらいで入っちゃったんですね。
つまり総理はやっぱりここはぐっと我慢をして、県知事が前面に入れて、
特に熊本っていうのは前回の時に、K-9という系統って非常にそれがうまくいったんですね。
だから今回もK-9で行こうって言って、総理がひょこひょこ出てくるんじゃなくて、官僚の知事の下に置こうみたいなね。
前のK-9って言うんですけど、熊本の系統って。
これをやればいいのに、そういうことをアドバイスする人もいなければ、総理もそれがまったくこんな調子でね。
現地大変なんですよ。職員とか警察官は。
だからね、ちょっと怖いと思うんだけど、なんで今日行くのかな、結局分かってないなっていう感じが持ちますね。
現地幹部の声と災害対応の原則
現地、熊本県の幹部、僕取材しましたからね。正直言ってやっぱり。
ただ行くからには、現地の方々の声に、本当に真摯に向き合って、いろんな声を聞くっていうふうにパフォーマンスは欲しくないですよね。
いやいや、そうです。ただでも、そんなのはもう要するに、災害っていうのは地域主権の最たるものですから。
だから知事が一生懸命やる、そこの知事をバックアップするっていう。
だからノコノコ出てって、それを超えるんじゃなくてね。
だからその辺がね、あったなあ。
国民民主党に関する話題(次回へ)
時間きましたね。
そうなんですよね。国民民主の話はまた気を見て。
また来週ということで。
すいません。
いろいろありますからね。
そうですね。
ここまでありがとうございました、鈴木さん。
ありがとうございました。
この時間はジャーナリストの鈴木哲夫さんでした。