出会いの舞台裏
こんばんは、terraです。
人生って後から振り返ると、やたらドラマっぽい。
初回は、忘れられなかった人をアプリで探しまくった話をお届けします。
中盤、だいぶストーカー気質入っています。怖がらずに聞いてください。
舞台はクラブ。
音楽と照明の中で出会った彼は、観光で来ていた駆け出しの料理人。
私と一緒にいたお友達は、その彼を真っ先に見つけていました。
韓国人ぽいイケメンがいるって、ビッグバン大好きな子だったから、めちゃくちゃ食いついて逆ナン状態でしたね。
彼は、見た目は高身長で、お肌が綺麗でイケメンで、当時21歳くらいでした。
その頃私は、まだ枯れ専から抜けられなかったので、全く興味がなかったんです。
私の枯れ線については、またいつかお話できればと思います。
クラブから帰ろうとしていたら、思いのほか泥酔してしまった私は、初めてお酒でめちゃくちゃ吐いてしまいました。
それが本当にきつくて、そんな私に水を買ってくれて、横に座ってくれて、しばらく解放してくれたのが、その韓国風イケメンの彼だったんです。
最後には、気をつけてねって言い残して去っていったんです。
なんだか、今のってドラマだったら第一話のラストみたいですよね。
運命の再会
さっきのイケメンが王子様に見えた瞬間でした。そこからが本気です。
もう、その彼を見つけたくて、ありとあらゆるマッチングアプリを検索しました。
よくわからないチャット専用のアプリとかも必死に探しました。
名前もわからないから、職業料理人、住まい○○。住まいは聞いていたので調べられました。
そのわずかな情報しかないわけです。でも、見つけたんです。
執念ですよね。怖いですね。
王子様がログインしてるってわかって、どん引かれることを覚悟して、
あの時助けていただいた鶴、みたいな感じで恐る恐るメッセージしたら、
なんと彼も覚えていてくれて、めちゃくちゃびっくりしていました。
多分、内心かなり引いていたと思います。
それから、LINEを交換してやりとりを重ねて、実際にその後2回会いました。
彼は朝から深夜まで働く料理人で、週1回しかお休みがありませんでした。
週1回の休みに合わせて、私が飛行機に乗って会いに行きました。
お互い気持ちはあったんだけど、11歳も年が離れていて、私が年上。
なんかドラマとしては楽しいけど、現実のページにはしっくりこなくて、
だから付き合うとかじゃなくて、たまに連絡取るくらいの関係でちょうどいいかなって、お互いそうなりました。
ということで、今日の教訓。
検索力は恋にも使える。
でも皆さん、やりすぎ注意ですよ。
GPS追跡とかしたら、もうそれはアウトです。
だけど、あの夜の水と優しさは、今でも私の人生の小さなうるおいです。
ちなみに、その彼とは、たまに本当に近況報告の連絡を取り合っているくらい、今も連絡を取り合っております。
ここまで聞いてくれてありがとうございました。