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2023-03-27 25:02

75. 名前を知ること

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  • 相貌失認 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%B8%E8%B2%8C%E5%A4%B1%E8%AA%8D
  • Google Cloud Platform Japan 公式ブログ: Google の新しい専門職 : CRE が必要な理由 https://cloudplatform-jp.googleblog.com/2016/10/google-cre.html
  • インポスター症候群 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9D%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4

BGMは次の楽曲を使用しています:


00:00
こんにちは、たなけんです。
こんにちは、くぱちえです。
テクテクラジオは、仕事の合間にするような、ゆるい雑談を配信するポッドキャストです。
今週もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
では、エピソード75、始めていくんですけれども、
はい。
ちょっと、くぱちえさんに質問で、
はい。
そうぼうしつにんという言葉、ご存知ですか?
聞いたことはありますね。
なんか、
お、聞いたことある。
ちょっと間違ってるかもしれないんですけど、
うん。
顔とかがわからないとか。
うんうん。
そんな感じ。顔とかが覚えられないとか。
そうです、そうです。
顔を見て個人を識別することが、できないとか苦手っていう病気なのかな?
の病気というか性質というのかな?の一種。
っていうのをそうぼうしつにん。
別名、湿眼症。
失う顔の症状。
はい。
っていう風にも呼ばれるというのがあるんですよ。
うんうんうん。
で、僕これ全然知らなくて、
はい。
で、ずいぶん前に、ネタ帳にはずいぶん前にあって話そうと思ってたんですけど、
ずいぶん前にTwitterで、人の顔が覚えられないみたいなタイトルの話で、
イラスト、漫画家さんがこのエピソードを漫画にしてTwitterに投稿するっていうのを、
別の人がやってる、2つその漫画があるのを見て、
そういう病気というか、そういう症状があるんだってことを知ったんですよね。
はい。
うん。
で、その漫画の中では、
なんか、私はなんで人の顔が覚えられないんだろうとか、
何かお仕事とか私生活の中でも、
なんで自分だけ相手のことを覚えられなくて、相手に失礼になってしまうし、
いろいろ支障があるというか、
お仕事の中でも、
だれだれさんにこれ渡しといてもらえますか?って依頼をされて、
あ、はいって言うんだけど、
だれだれさんってどんな顔だったっけ?って何度も話してるのに、
思い出せないみたいな。
あー思い出せない。
で、なんか顔以外の特徴で、
こういう服を着てるとか、
こういうアクセサリーを身につけてるみたいな、
そういう特徴で、
03:01
なんとか顔を知ってる体で、
何度も話してるし、
あなたのこと忘れたわけじゃないんですよっていう体でコミュニケーションしなきゃいけない。
でも実は顔は覚えてなくて、
アクセサリーで覚えてますとか、
そういう心理的な負担を感じながら、
ちょっとごまかしながらというか、
乗り切らなきゃいけないみたいなことが、
普段あったんだけど、
なんかそれでなんか私だけ変なんじゃないかみたいな、
そういう気持ちになって不安になっていたんだけれども、
何かのきっかけで、
この漫画の中では、
例えばテレビをきっかけに、
こんな症状があるっていうことを知って、
自分以外の人も、
こういう症状があるんだっていうことを、
知って、
自分もこれだったんだっていうのが分かって、
ちょっと安心するとか、
その症状で調べて、
こういう対処をしていますっていう、
他の人の工夫だったりとか、
そういうのを知ることで、
心理的に救われるというか、
そういうことがあったんですよっていうエピソードが、
漫画になって紹介されているんですよね。
で、
そうなんだと思って、
この病気というか症状があるということを知って、
そうなんだと思ったし、
このエピソードの話として、
もともと自分だけなんじゃないかとか、
自分以外にはこういうことは起きていなくて、
どういう受け止め方をしたらいいか分からないみたいな、
物事に対して、
病名が与えられていて、
他にも同じ人がいるっていうことを知ることによる、
安心感みたいなのって、
あるよなぁと思ってこのツイートを眺めてたんですよね。
はいはい。
なんか、
僕そういうの、この病気自体もそうだし、
何か自分がやってることに対して名前がついてるみたいなので、
安心したなぁみたいな話が、
僕の中でもあって、
で、それが、
CREっていう職種の話なんですけど、
また全然違う話なんですけど、
あの、
僕、
お仕事している時に、
あの、
ウェブサービスの、
すずりというサービスをやってたりして、
で、
前職のサービスとかの時もそうだったんですけど、
なんか、利用してくれるユーザーさんからの問い合わせとか、
それを、
いかに、
06:00
その問い合わせに丁寧に答えられるようにするかとか、
なんかそもそもそういう問題が起きないように、
サービスを改善するみたいなことを結構好きで、
前の会社とかでも今の会社でも結構やってるんですけど、
そういうことばっかりやってしまうというか、
そういうことばっかりに結構丁寧に時間かけちゃって、
これ自体って大事なことだからやってるけど、
本当は他にやらなきゃいけないことがあるんじゃないかとか、
今やっているそういう、
お客様対応的なものにフォーカスした、
これを目的とした仕事の仕方とか、
それをどう改善していけばいいかみたいなのを、
考えてる人って他にいないのかなとかって思ってたんですよね。
で、そんなことを思いつつ、
目の前の仕事を一生懸命やってたみたいな感じだったんですけど、
その時になんか上司とのワンオンアンで、
なんか田中さんがやってることは、
CREっていう職種にあたる仕事なんじゃないの?みたいなのを、
言ってもらったことがあって、
そうなのかもって思ったんですよね。
そこからCREという単語で検索ができるようになって、
他の会社でどんな活動をしてるのかとか、
そもそもCREってどこでできた単語なんだろうとか、
そういうのを調べていくことで、
じゃあ自分もこの会社のこういうことを真似しようとか、
この会社のやってることはすごく参考になったけど、
今すぐ自分の職場には適応できないから、
こういう準備ができたら真似してみようとか、
自分がいる今の現在地と目指すべき方向のパターンというか、
他の会社とかを参考にして、
こっちの方に自分たちが行こうみたいな、
そういう道のりみたいなものが見えるようになったりしたんですよね。
そういう職種とか名前が与えられていることによって、
自分の考えを整理したりとか、進むべき道が見えたりとか、
そういう効果があるよなと思って。
最初に話してた総合室人という病気とはまた、
全然分野というカテゴリーの違う話なんだけど、
僕はそこは共通。
知らなかったものに対して名前があるということを知ったことで、
心境が変わったという意味では、
すごい近しいなと思ったんですよね。
なるほど。
田中けんさんが今話してくれたCREって、
カスタマーリライアビリティエンジニアリングの略称なんですけど、
09:07
ありがとうございます。
私のイメージだと、もちろん大切なことなんだけど、
目立つものっていうよりも、
日々のお困りごとに応えていきますよみたいな、
そういう感じのイメージなんですよね。
だから、今田中けんさんがこれでいいのかしらっていう悩みって、
目立ったすごい新しい機能をがっつり入れ込むぞとか、
新しい技術を導入するぞみたいな、
そういうのから離れちゃう場面も結構ありがちだから、
これでいいのかなとか、
そういう若干不安になるっていうのってそこら辺だったんですか?
そうですね。まさにそうです。
技術としておもろいことをやってるかっていうと、
やり方によっては、そういう面白い技術を使って、
このカスタマーのリライアビリティを上げていくぞっていうことはもちろんできると思うんですけど、
どちらかというと、枯れた技術を使って、
課題をどういう形で解決するかみたいな、
そういうことにフォーカスする触手だと思うので、
あんまり目立たないというか、
逆にやってて当然の話だったりもする。問い合わせに対応するとかが。
確かにね。
当たり前だよねみたいなことだったりするから、
あえて触手として立てて何かをするみたいな感じが見えないというか。
一生懸命仕事をするっていう中で、新しい機能開発もあれば、問い合わせ対応もあるし、
それはどういうバランスでやるかっていうのは結構人の個人のやる気というか、
新しい機能とか新しい技術に興味がある人はそっちばっかりやりがちかもしれんし、
お客さんの声を困りごと解決することにモチベーションが高い人はそっちをやりがちだと思うし、
っていうすごく曖昧な分担でやられているような分野だなって思ってたんですよね。
確かに。
あんまりそういうのに興味が、お客さんの困りごとを解決するみたいなのに、
モチベーションが湧かないっていうタイプの人もきっといるから、
ただ同じそういう人と同じチームで働くと、
なんでこの人お客さんが困ってるのに無視して新しい機能開発しちゃうんだろうとかって思っちゃったりするかもしれなくて。
そうですよね、思考性の違いでね。
そうそう、考えの違いでそれは。
12:03
でもそれを触手として分けて目的とミッションみたいなのを明確にその触手に与えるってなると、
自分はこの触手だからこのミッションを達成するためにいろんな手段を駆使していくんだみたいな、
心意気の切り替えるみたいな、そういうことができるなと思ったんですよね。
これでいいんだって、こういう路線もあるんだっていう、
お墨付きというかをもらえたような安心感があるなっていうのは分かります。
そうなんですよね。
私で言うと、またちょっとCREとかとは違うんですけど、
考え方の癖みたいなところで何か褒められても、
いやそれ私そんな褒められるほどのことしてないし、みたいな、
素直に褒めてもらってるのに、いや私そんなんじゃないですよ、みたいな感じの思考することがずっとあって、
それって、自分に自信がなかったり、そんなに自分を押し出すみたいなところが、
あまりいいことだと思ってなかったというか、得意じゃなかったってことだと思ってるんですけど、
これって個人的な特性なのかなと思っていたんですが、
前本を読んだりして、インポスター症候群っていうのがある。
そういう考え方というか、
特性なのかな、やっぱり心理傾向のことかな。
それって女性に多いらしいんですけど、
こういう特性があって、こういう傾向がある人は意外といるんだなっていうのを知った時に、
あ、なんか自分だけじゃないんだって思って、ちょっと安心したっていうのはあって、
これで良くないんだろうなって思いつつ、自分だけのことなのかなって思っているよりも、
肩の荷が下りたというか、
いろんな状態とか置かれている環境によってこういう傾向が出てしまうのは、
もうしょうがないんじゃないかって思えるようになったっていうのはありました。
なるほどね。
そうなんだ、初めて知った。
インポスター症候群っていうのがあるんだ。
正確に言うと、ちょっとだけ説明すると、
自分の能力とか実績を、ちゃんと自分で認められないっていう状態のことらしくて、
仕事とかプライベートとか、成功してても、
15:00
これは自分の能力とか実力じゃなくて、運が良かっただけですとか、
周りの人のサポートがあったからできたことですとかっていうふうに思ってて、
自分の力を過小評価するっていう心理傾向のことらしいです。
なるほどな。
そうなんだ、なんかこの過小評価するとか謙遜するみたいなやつ、
なんかそれ、なんだろう、前どっかで、
そういう過小評価、自身を過小評価すると良くないよみたいな、
ざっくり言うとそういう話題を目にしていたことがあって、
で、例えば今僕が、僕なんてそんなに何もできないですよみたいなことを言うと、
僕と一緒に働いている同僚だったりとか、
僕が例えば育成している後輩とかがそれを見た時に、
そのメンバーにマイナスの影響があるというか、
例えば経験的に僕の方があって技術的にも今は能力が高いという状態で、
その後輩、自分よりもまだこれから育っていくっていう後輩がそれを見た時に、
その棚犬が自分のことを全然ですよみたいなことを言うと、
この後輩である自分はさらにもっと全然ダメじゃんみたいな風に思っちゃうみたいな、
なんかそういう傾向がある、そういう影響があり得るから、
自信、自分のことを全然できないとか、
そういう風に言わない方がいいよみたいな、そういう文脈の話をツイッターかな、
どっかで見たんですよ。
その時にそっかーと思って、その時は気をつけなきゃなーとか、
過度にひげするというか、自分をマイナスに評価するみたいなのをしないようにしなきゃなーとかって思ったんですけど、
そういう話題をこのインポスター症候群だなという辞任している方が目にすると、
辞任はしてないか、そのインポスター症候群って知らずに自分のことを、
自分の成果とかを認められないなっていう風な傾向がある人がそういう話題を見たら、
すごい辛かったんじゃないかなって思って、
なんだろう、自分はそういう性質、本当はこういうインポスター症候群っていうだけというか、
18:03
そういう性質がある人なのに、自分のことをひげしちゃいけないって言われているツイッターとかを見たら、
なんか、じゃあどうしたらいいんだろうみたいな、なんかそういう感じ方をしたりするのかもなーって思って。
そういう人もいるかもですけど、
私がその話を聞いてどう思うかっていうと、
自分の取った対応で、自分が、自分の評価を自分で下げていること自体は別にどうにもならんと思うんですけど、
周りに影響があったりとか、褒めてくれた人、評価してくれた人に、いやいやそんなことないですよということで、
せっかく褒めてくれたのに、ちょっと嫌な気持ちにさせてしまうっていう相手への影響があるってなると、
その考え方自体は変わらないにしても、自分からの表現方法は変えていこうって思えると思います。
なるほど、なるほど、そういうことですね。
人のために、いろんな人がいるかもしれないけど、周りの人のために良い効果を与えたいなっていうのとはバッティングしないと思ってて、
インポスター症候群の傾向のある人だとしても。
だから自分の対応で周りに悪影響が出ないようにっていうか、むしろ良い影響を与えられるようにって思えば、褒めてもらった時にありがとうございます。
頑張りますみたいにポジティブな反応を返すっていうのを学習して、だんだん習得していくっていうのができるなって思ってて。
はいはいはい、なるほど。
そこは私は今頑張っているところなんですけど。
なるほど。
言ってもらったら、ありがとうございますって言おうって思ってます。
なるほどな。
うん。
いやー、それでも訓練が必要ですね、結構。
そう、なんか不当した時にね、いやいやって言っちゃうんで。
いやいやってなっちゃいますよね。
いやいやって言っちゃうけど、あって思ってありがとうございますって言いたいと思ってる。
なるほどな。
そうですね、学習してできるところは直していきたいっていう部分なんじゃないかなと思ってます。
なるほど。
でもね、自分がそういう傾向があるから、ここは直していかなきゃなって発想というか思考転換できるので、
やっぱりこういう症状があるんですよ、とかこういう名前がついてるんですよっていうのを知れるっていうのは、
やっぱりその状態を知った上で次に向かう転換点になると思うので、やっぱり知るってことはいいなと思いますね。
21:08
そうですね、本当に。
なんか受け止める、自身の状態を受け止めるっていう意味で、
自分の状態を表す言葉があるのかっていうのを知るっていうことは、なんかとても大事なことだろうなって思いましたね。
確かに、そう思いました。
一応その名前があることはとてもいいことだなって基本的に思って自分を知るってことも大事。
自分を知るために名前を知るっていうこと大事だなと思ってるんですけど、
一方でその名前があることで、考えがその名前によってしまうみたいなリスクもあるかもなって思っていて、
例えば、自分はCREなんだみたいな、
例えば、顧客の信頼性上げるぞっていう職種なんだとかっていう名前に自分の行動が引っ張られすぎてしまって、それしかやらないとか、
自分はそれ以外の可能性はなくてこれだけをやっていくんだみたいな、
他の選択肢を潰してしまうみたいなリスクもあると思ってて、
名前があることって何かと、自分をその名前の定義された範囲内に固定するというか、
型にはめるみたいな意味合いもちょっと出てきちゃうと思うんですよね、名前を知ることによって。
自分は総謀室人なんだ、自分はインポスター症候群なんだっていう名前を与えられたことによってそれで救われることもたくさんあるけど、
それで型に入ってしまって自分は○○症だから悪いことがたくさんあるんだみたいな、
そういう考え方に縛られていっちゃうみたいなこともあると思うんで、
必ずしも名前をもらってあなたは○○ですっていうふうに全てに決めていくことが必ずしもせいではないなとも思って。
そうですね、確かに。
なんかあくまで、例えば総謀室人ですっていう人であってもすごくその中にはすごい濃淡があると思うんですよね。
そうですね。
症状の重い過例もあるかもしれないし、総謀室人の中にももしかしたらいろいろ種類があって、
一つの総謀室人っていう枠には、枠で定義しきれない部分もある気がしていて、
なのでなんか、何でもかんでも名前をつけてあなたはそれですっていうふうに言うことを推奨しているわけではないよみたいなのも、
24:06
私がこの場で話しておきたかった話だったんで。
確かにそうですね。
そんな話もしてみました。
ありがとうございます。
ではでは、時間もいい感じになってきたんで、
今日はのところはこのあたりにしたいと思います。
エピソード75では、総謀室人っていう病気の話を一つ上げつつ、
名前があるということによって、自分の心が、心境が変わったよというエピソードについてお話をしました。
ここまでお聞きいただきありがとうございました。
ありがとうございました。
バイバイ。
バイバイ。
25:02

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