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#376 大企業が初任給を上げるのは愚策だと思う
2026-05-07 16:36

#376 大企業が初任給を上げるのは愚策だと思う


広島でサラリーマンをやっています。自称プロリーマンを目指して、日々アップデートを続けています。
その過程で考えたことを皆さんにシェアしていきます。
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サマリー

本放送では、大企業が初任給を大幅に引き上げる政策は愚策であると論じています。その理由として、既存社員のモチベーション低下と新入社員のモチベーション低下の二点を挙げています。既存社員は、長年の努力に見合わない給与格差に虚無感を覚え、仕事への意欲や後輩育成への関心を失う可能性があります。一方、新入社員は、努力せずとも高収入を得られる状況から、仕事への意欲が低下し、プライベートを優先するようになるため、結果的に組織全体の力が低下すると警鐘を鳴らしています。

はじめに:大企業初任給引き上げは愚策か
日々考察-ヒビコウラジオ。このチャンネルでは、広島でサラリーマンをやっているたしづんが、日常の出来事について、あれこれと考察をしていきます。
第376回の放送ということで、今回は、大企業が初任給を上げるのは愚策だと思う、というお話をしていきます。
最近、大企業が大卒の新入社員の初任給をめちゃめちゃ上げているというニュースを見ました。
びっくりしたのが、初任給40万円とかの大企業があるらしいんですよね。
ちょっとびっくりなんですけど、こういうことをやってデメリットの方が大きくて、私的には愚策だなというふうに思っています。
じゃあ、どういうところが愚策なのかなというお話をしていきますね。
既存社員のモチベーション低下とその影響
話としてはすごく単純で、2点考えられます。
1点目は既存社員のモチベ低下、そして2点目が新入社員のモチベ低下。この2点ですね。
まず既存社員のモチベーションが低下する。これ分かりますよね。
既存社員で、特に入社10年前後の社員と1年目の人の初任給、この給料の差がなくなってきているということで、
簡単に言うとね、今までの10年間って何だったんだろうって、そういうふうな虚無感に襲われる、そういった既存社員の方が多いと思います。
特に私のようなバキバキ系の中堅社員ですよね。
ガンガン仕事を取りに行って、自分でもしっかり学んで、実力を上げていってっていう、そういう系の中堅社員がですね、
虚しさを感じて、要は燃え尽きちゃうっていうところですよね。
だってそうですよね、まだ会社に入って何の努力もしてないし、何の貢献もしていない、そんな新入社員が自分と同じくらいの給料だったと。
10年間ずっと自己検査を続けて、会社に成果を残し続けてきたと。
そういう自分と同じくらいの給料ですよ。やる気出るわけないですよね。
ということで、やる気がなくなるっていうのは、一つはね、やる気がなくなって自分が働かなくなって、
そしたら自分の評価が下がって給料が下がると、自己責任であると、そういう面もあります。
ただ、結構やる気がなくなることって周りに与えるその弊害みたいなのがあると思うんですよ。
やる気がなくなることの一番の弊害は、他人のために動くことをやめる、これだと思います。
要はね、自分の担当の仕事だけを最低限のレベルでやるようになるということです。
ですから、部下のフォローなんてものは全くしなくなりますよね。
まあ、そうですよね。
だって自分と同じくらいの給料がはじめから約束されてる人にね、そんな人のフォローをして、
その新入社員さんの結果がもっと良くなって評価がさらに上がって、給料がもっと上がる。
そうすると自分の取り分なんかないじゃないですか。
新人さんの給料が上がるってことは、そんだけ自分がもらえるはずだった給料が少なくなって、
だから自分の給料が上がるチャンスがもっともっと減ってしまいますよね。
これがね、人材育成も含めてチームを強くしてっていうところに自分の価値を感じているようなね。
そういうやる気のある人だったら、それでもしっかりと部下のフォローなんかはすると思います。
けれども、やる気をなくしてしまった人ってもう部下のフォローなんか絶対やらないと思います。
まあそうすると、その部下の仕事がね、それ自体が上手くいかなくなるし、
まあその場その場でってことですよね。
なので、何か部下の人がつまづいたとしても、それに対するフォローっていうのもなくなっちゃいますよね。
さらに言うと、部下への教育がおろそかになる、こういうことも考えられます。
教育がおろそかになるっていうことは、今すぐ、今現在の話ではなく、
数年後に育っているはずの部下の人が育ってないということで、
これが会社組織に対して与えるダメージってかなり大きいですよね。
まあ、ただでさえ高い給料を支払って採用した新入社員ですよ。
そんな人が育たないままっていうのは非常に、会社にとっては今まで以上に痛手になります。
まあそれが、この会社では成長が見込めないということで離職の原因にもなり得ます。
まあそんな感じで、今現在の部下の仕事がスムーズにいかなくなる。
そして部下への教育がおろそかになる。
この2つが同時に起きるってことです。
すると、何がどうなるかというと、部下の人たちが成果を出すっていう力がどんどん弱くなっていきます。
まあ先ほど話したように、それで組織に対するダメージっていうのが予想よりも随分と大きくなるんじゃないかなと。
そのように思いますね。
で、まあそれと別で、そのやる気がなくなった人自身に対する話ですけれども、
やる気がなくなった中堅やベテランってすごく風当たりが強くなるんですよね。
やっぱり会社組織ってそういう中堅ベテランの人に対しては結構厳しいんですよね。
だからやっぱり上からものすごく注意を受けたりとか、何なら晒し物にされるようなことってあると思うんですよ。
部下の教育をしないこの人はしていませんというようなことですよね。
結構ね、大企業って合理的な判断をよくします。
だからルールに合わせて適切な動きをしているんだけど、
だんだん、例えばそういう中堅ベテランの居場所をなくさせていって退職に追い込むとかね、
そういうことって普通に行われるというふうに聞いています。
ですから、そういうのって見たらわかるじゃないですか。
だから社内の雰囲気っていうのがどんどん悪くなっていくんですよね。
やる気のないベテランさんめちゃめちゃ上からいじめられていると。
しかもやっぱりやる気がない人と一緒に仕事するのって嫌じゃないですか。
だから後輩とか部下の方もね、その人のことを尊敬しなくなって軽く扱うようになったりしますね。
やっぱりね、社内の雰囲気が悪いっていうのはすごく問題です。
若手は育たない、しかも中堅ベテランは意識が低いと。
こんなチームでね、どんな成果が出せるかって全く出せるわけないなというところです。
既存社員のモチベーション低下っていうのがね、いかに恐ろしいかこれがね伝わるといいなと思います。
新入社員のモチベーション低下とその影響
そしてもう一つ、新入社員のモチベーション低下というものがあります。
これはすごく簡単ですよね。
新入社員の人は何もしなくても10年間頑張った人と同じぐらいの給料が約束されているわけです。
初任給が高いっていうのは、もうすでに何もしなくてももらえる給料が約束されているということです。
で、じゃああなたがもしそういう状況で22、3歳の若造だったらどう考えますかね。
もう、あの、明らかに手を抜くと思うんですよ。
もちろんガンガンにそこから仕事をして実力を高めていくっていう私のような変わった人もいなくはないと思います。
けれども若い頃っていうのは、労働の価値もお金の価値も何もかも分かっていないです。
ですから、やっぱりね20万円もらえるお仕事と40万円もらえるお仕事で、その2倍に、その何て言うんだろう。
働き方が2倍変わるかっていうと、もう断言しますけど絶対に変わらないです。
何なら1%も変わらないんじゃないかと私はそのように思っています。
まあ40万円あれば本当に月40万円でしかもボーナスもあるっていうことでそういう約束で入社をしているはずですよね。
そんだけの収入が保証されたとしたらどうですかね。
うーん、まあ生活はもう何も困らなくなりますよね。
手取りでいくと30万円ちょっとですけど、手取り30万円1ヶ月、20代前半の人がもらっておそらく何の生活に困ることもないと思います。
最近の若い人は賢いので、昔のねバブルとかの頃の人と違ってもう日本がここから先良くならないことが分かってるんですよ。
だから30万円あったらおそらく10万円は投資につぎ込むでしょうね。
そうやって投資とかを、貯蓄やら投資をバンバンやっていって、それでさらに今後困らないような状況を整えていく。
つまりお金にどんどん困らなくなっていくっていう、そういう状態をしっかり作っていってるんじゃないかと思います。
ですから、要は給料を上げる必然性がなくなるんですよね。
こうなるとですね、部下は絶対に仕事を頑張らないです。もうこれは断言できます。
仕事を頑張らないし、プライベートを最優先にするようになります。
残業代を稼ぐ必要もないので、残業は絶対にしないし、それで積極性がないとか、求められている成果を出せてないといって、
要は社内の評価が下がったとしても、でも俺30万使えるしって、40万もらってるしっていう気持ちで全くダメージがないんですよね。
つまり、気に入らなかったら辞めたらいいわけですよね。若い年齢なので、転職先なんていくらでもあります。
よその会社でも似たように高い給料で若い人を雇っていますから、今転職が当たり前の時代ですし、何の問題もないわけですよね。
なので、やっぱり若い人にとっては仕事をガンガンやっていくっていうモチベーションが何一つない状態なわけです。
新卒採用への固執と中小企業との比較
ここまでお聞きになって、皆さんどうですか。初任給を高額に設定することのメリットって何なんでしょうね。
本当に、新入社員として入ってくれる人、この人数を確保するっていうだけのことだと思っています。
けれども、さっきの話で、転職が当たり前の時代だとこういうことを言いました。
つまり、そうやって一生懸命集めた新入社員さんはすぐ辞めてっちゃうんですよ。
その会社で身につけられるスキルというか、その技術を盗むだけ盗んで、もういいやと思ったら辞めるわけです。
そこまでして新卒の人を採用したいかなっていうのが、やっぱり大企業って、私は中小企業にしか勤めたことがないので、
大企業の人が思うような、そういう発想って、やっぱりなかなか私には理解ができないなと、そう思っています。
ましてや、昨今はパワハラっていうことに異常にうるさい世の中です。
ちょっとでも厳しい指導をするとすぐパワハラだといって問題になってしまう。
そういうクラッシャーになり得るような若手の人がとても多いです。
やっぱり大企業という企業形態が抱える問題ってすごく難しいんだろうなって思いますね。
そこまでしてでも新卒の社員をかき集めないと会社として回っていかないんだということですよね。
本当に大変だよなって思いますね。
それでも私からすると、そこまでしんどい思いをして、会社組織自体の力が下がるような流れを作ってまで新卒採用にこだわるというのも、
ちょっとそこは考え直してもいいんじゃないかなと私的には思います。
世の中の97%の会社は中小企業だと言われています。
大企業は上位3%しかないんですよね。
97%の企業はほとんど新卒採用をやらずに中途採用だけで人材を回しています。
同じようにカツカツなことは変わらないんですよね。
新卒を取ってもカツカツだし、中途を取ってもカツカツなわけです。
それなのであれば、ある程度腰が座った中堅社員を中途で取るっていう、
そこだけで狙いを定めて人材採用をするっていうのでもいいんじゃないかなと思って、
本日はこのようなお話をいたしました。
まとめ
はい、ということで、日々考察日々考ラジオ第376回の放送
大企業が初任給を上げるのは愚策だと思うというお話をいたしました。
ここまで聞いてくれてありがとうございました。
16:36

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