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医療・介護でAIを使うなら「使える・使えない」の二択じゃない
2026-09-15 14:19

医療・介護でAIを使うなら「使える・使えない」の二択じゃない

医療・介護でAIを使うとき、避けて通れないのが個人情報の問題です。

「便利だから何でもAIに入れる」でもなく、
「怖いから使わない」でもない。

今回は、扱う情報を3段階に分けながら、医療・介護現場でAIをどう安全に使っていくのかについて話しました。

AIを使うことが目的ではなく、専門職が本来の仕事に使える時間を増やすために、どこをAIに任せるのか。
そんなことを考えています。

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サマリー

医療・介護現場でAIを活用する際、個人情報の問題は避けられない。AIを安全に利用するためには、情報を3段階に分け、個人を特定できる情報は慎重に扱う必要がある。AI導入の目的は、専門職が本来の業務に集中できる時間を増やすことであり、そのためには個人のリテラシーと組織的なルール整備の両方が不可欠である。

医療・介護におけるAI活用の現状と課題
どうも、タニタクです。 外部の授業サポートをしたり、AI活用について伝えたり、看護師として現場で働いたりしています。 今日もやっていきましょう。
今日は、医療・介護でAIを使うなら、使える・使えないの二択じゃない、ということで話をしていこうかなと思っています。
ちょっと自分の仕事に寄せた話をしていこうかなと思っています。
最近、医療×AIというところで、毎日ニュースを配信してもらうように設定をしています。
その中で、面白いニュースが来たので、そこについて少し話していこうかなと思います。
まず、海外のAI活用の中で、診断をするではなくて、保険の手続きだったり、薬の確保だったり、患者さんの治療を始めるまでの調整だったり、
医療の周りにある仕事をAIで置き換えているというニュースが回ってきました。
これはアメリカのニュースだったと思います。
これを見たときに、確かにこういうところにAIが入ると、医療者の負担はかなり減るというのが正直な感想としてありました。
なので、今海外で実際にやられているということなので、少し先を見ていくと、日本とかでも導入していくような流れが来るのかもしれないなというところの感覚で見ています。
個人情報保護とAI利用のジレンマ
そして、そういう良い面がある一方で、医療介護でAIを使おうとすると必ず出てくる問題というのがあるんですよね。
個人情報というところですね。
患者さんや利用者さんの名前だったり、病気だったり、お薬だったり、住所だったり、要は保険証とかを預かるので、そういう情報だったり、
あとはこれまでの経過だったり、今後の注意することだったり、医療や介護の仕事では扱っている情報の多くか、その人自身に深く関わる情報だったりします。
なので、AIが便利だからこの記録をそのまま入れて整理してもらおうという使い方はなかなか簡単にはできません。
じゃあ、アメリカではどうしているのかというところを、このニュースを聞いたときに少し深掘りをしてみました。
これはAIの情報なので全て合っているというところではないというところが大前提で少し話を進めていきます。
アメリカにもですね、医療情報を守るためのルールがありますということを言われています。
一般的にはHIPAAと言われる法律があって、患者情報を扱う企業は契約や安全の管理の仕組みが求められますということですね。
なので、海外だからアメリカだから患者情報を自由にAIに入れられるという話ではないということですね。
ただ、患者情報を扱える環境を作った上で、AIを使っているということで返事が返ってきました。
そしてこれは日本も実は似ているんじゃないかなと思っています。
日本でもですね、病歴とか診察、診療情報か介護記録などは個人情報以上に慎重な取扱いが必要です。
ただ、医療情報だからAIやクラウドは全部使えませんという話でもないんですよね。
厚労省も実は医療情報システムを安全に扱うためのガイドラインというのを出していて、
医療機関側だったりシステムを提供する側だったり委託する側、それぞれが責任を持って管理をするという考え方になっているということですね。
AI利用における情報のリスク分類と対策
なので、自分は医療介護でAIを使うときにざっくり3段階ぐらい考えて分けてみると分かりやすいなと思っています。
まず、比較的問題が少ないところというのは個人情報を含まないものですね。
例えば一般的な病気について調べる、だったり制度について調べる、研究資料を作る、業務マニュアルのたたき台を作る、こういうものは比較的AIを使いやすいと思います。
次が注意が必要なものですね。
匿名化した情報や集計した情報ですね。
例えば、今月はこの業務に何時間かかったとか、問い合わせが何件あったとか、職員全体の残業時間がどう変わったとか、実際に現場のデータですね。
こういうものに関しては個人が特定できないように、そして現場が特定できないようにというふうにすれば使える場合もあると思っています。
ただ、情報を組み合わせると誰かわかってしまわないか、どこかわかってしまわないか、そこはしっかり確認する必要があると思います。
そして危険なものですね。
例えば名前とか病名とか薬系か申し送りの内容とかカルテの内容とかですね、患者さんや利用者さんを特定できる情報です。
こういうものは便利だからとりあえず個人で使っているチャットGPTに貼り付けようということでも、実は危険だと思っています。
もしAIで扱うなら、組織として承認された環境なのか、情報はどこに保存されるのか、誰がアクセスできるのか、学習に使われるのか、履歴は残るのか、何か起きたときの対応は誰がするのか。
そういうセキュリティのところまでしっかり確認した上で使う必要があります。
ただここで大事なのが、危険だからAIを使えないという意味ではないということですね。
扱う情報が重要になればなるほど、それに合わせた環境が必要になるというそれだけですね。
組織的なルールとAIリテラシーの重要性
あともう一つ必要なのがガードレールをどう設定するかというところですね。
例えば個人で使うなら患者さんの名前は入れないとか、個人を特定できる情報を入れないというルールを自分で持つことができます。
自分もなかなか病気の情報を単体で調べることはあっても、個人の病気の経過だったり、今後どういうふうになるのかみたいなところはAIには投げないので、こういうものは使うことはないですが、
やはりこの辺はしっかり考えながら使っていくというのが大事なのかなと思っています。
ただこれはあくまでも個人のルールであって、これが例えば病院だったり介護施設だったり、医療機関だったりAIを使うとなれば、個人の注意だけでは足りないと思っています。
このAIは仕事で使っていい、この情報までは入力していい、ここから先は入力をしてはいけない、外部を送るときは人が確認するみたいなルールをしっかり作っておく必要があると思っています。
そしてAIもどのAIを使うのか、例えばパソコンの中にダウンロードして、そこの中だけで使えるようなAI、外部との接続がない状況で使えるAIみたいなものがあったりするので、そういうものを使っていくだったり、
そういうところまでしっかり決めて、何かあったときを予測して使えるようなものを入れていく必要があるのかなと思っています。
なので、今回の話でいうと、個人のAIリテラシーというものと組織としてのガードレールというものが、両方AIを使っていくには必要なんだと思っています。
ここの部分のセキュリティ設計というところは、自分もAIを使う側なので、本当に法的なものとかセキュリティの部分の専門家とかいうこととも一緒に考えていくことにはなると思いますが、
実際にこういうAIが使えますよっていう発信する以上は、そのメリットとデメリットを伝えていく必要があると思っています。
ただ、こういうのも便利だから使うとか、危険だから使わないということではなくて、一旦立ち止まって、この情報をこのAIに入れて大丈夫なのかっていうのを確認してみるだけでも全然変わってくるのかなと思っています。
そして、この感覚はAIを使う人全員が実は持っておいたほうがいい感覚だと思います。
AI導入の目的と将来展望
なんでこういう話を今しているのかっていうのは、実は医療も介護も人に余裕がある業界ではないんですよね。
毎回看護師不足とかですね、介護不足とか、なので例えば海外の方に協力してもらって、介護不足を改善しようとかですね、介護ロボットを作って改善しようとか、
あとは健康増進をしてみんなで元気に過ごすようなことをやろうみたいな話が出ていますが、やっぱりどんどん少子化が進んでくる中で、こういう医療現場、介護現場っていうところに人が入ってきにくいというのも事実だと思っています。
なので、こういうAIのようなものを使いながら人の負担を少しずつ減らしていくっていうのはあったほうがいいと自分は思っています。
ただそこにはハードルがしっかりあるので、そこをちゃんと確認していくっていうことが大事なのかなと思っています。
本当に自分の看護師と働いているときに、例えば確認するとか探すとか、情報を見つけ出す、資料を作る、連絡する、情報整理するみたいなところにかなりの時間を使っています。
あとは提出する書類だったりとか、残しておかなければいけない書類っていうのもたくさんあって、それを安全に管理するだったり、しっかり残していくっていうところがあったりするので、
そこの記録だったりの時間というのはかなりの時間を奪われているという感覚はあります。
なのでそういう時間を少しでも減らして、その時間を患者さんだったり利用者さんと向けよう時間にできたらいいなというのは思っています。
今自分も少し医療現場に戻ってみていると、なかなかAIを使いこなせるから、すぐこれを使いましょうみたいなものでもないなと思っています。
自分が経営しているとかならまだ話は変わってくるんでしょうが、そうじゃない場合っていう時には、どこをどう使っていくのか。
もちろん自分が経営しているから何でも使うというものではないっていう大前提ですが、しっかり使い分けていくっていうのが大事だなと思っています。
なので何をAIに任せて何を人が責任を持ってやるのか、そしてどんな情報ならどんな現場で使えるのか、どんな環境で使えるのか、ここを整理していくことが大事なんだろうなと改めて思っています。
AIを導入する目的はAIを使うことそのものではなくて、看護師が看護の時間をしっかりと取れる、介護師が利用者さんと向き合う時間を取れる、医師が診療に集中する、そういった専門職が本来やるべき仕事に使える時間を増やすことにAIを使っていくということなのかなと思っています。
なので今使えることを見極めながら安全に使っていく、そんな考え方が必要になってくるんじゃないかなということを思いました。
なので自分の考えと、今回ちょうど医療のニュースというものが出てきましたので、今日はちょっと医療系の話としてですね、自分の看護師の経験から見えるものというか考えていることを少しお話をしました。
テーマとしては医療介護でAIを使うなら使える、使えないのに一択じゃないというお話でした。
コメント返しは特にないので、またコメントいただいたときにコメントを返していこうと思います。
こんな感じでですね、AIのことだったり医療のことだったりを話していきますので、もしよければですね、聞いていただければまた聞いていただければ嬉しいなと思っております。
それではまた次回お会いしましょう。またねー。
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