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子どもの間で性暴力「性的いたずら」が増加
2025-03-17 11:25

子どもの間で性暴力「性的いたずら」が増加

法学者 谷口真由美
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この時間は日替わりコメンテーターによる解説で日々のニュースを掘り下げる
Brush Up。月曜日は法学者の谷口真由美さんです。
谷口さん、今日はどんな話題でしょうか。
今日はですね、3月12日に毎日新聞で
子どもの性暴力が増加しているという記事がありまして、それについて少しお話ししたいなと思っております。
まず、性犯罪を起こす子どもの検挙件数というのが、近年増えているというものなんですけれども、
検挙というのは、刑法というのは14歳からですので、14歳未満で刑法犯に該当するものになった場合は職法少年というふうに言いますけれども、
検挙の対象外である小学生による性暴力事案も相次いでる。
子ども同士で起きる性暴力の増加というのを懸念している声が上がっているんですけれども、
警察庁の2024年の公表した統計によると、
性犯罪、性犯罪というのは不同意成功というものと、不同意外説で検挙された20歳未満の少年が、2014年には431人だったというものです。
でも2021年から3年連続で増加して、2023年は過去10年で最多の540人。
属性別では、先ほど言った14歳未満の少年を含む中学生が249人、高校生が215人だったということなんですね。
また、犯罪には当たらないもののスカートめくりとか、性的な画像を見せるなどの性的いたずらで報道された少年の数も、
2014年の188人から2023年には350人増えているというものなんですね。
これって、例えば私が小学生の頃、スカートめくりは、少年が少女に対するからかいだみたいな感じで、
例えば漫画とかでも、スカートめくりをするみたいなのっていうのは、描写としてよくあった。
ありましたよね。だけどこれは、性的いたずらで報道されるという案件なので、私たち世代の親御さんが、子供が例えばスカートめくりで報道された時に、
スカートめくりくらいって思っちゃダメだってことなんですね。
やっぱりその時代が変わってるっていうことを、ちゃんとわからないといけないっていうので言うと、性的な画像を見せるっていうのもそうですね。
昔から子供たちっていうのは、性的なものに興味があるっていう時期が芽生えてくる時期が必ず来るので、
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この時に雑誌とかで見たりとかするっていうのは、よくある話でしたよね。親の雑誌を見るとか、落ちてるものを見るとかっていうのがあったけれども、
それをからかいでまた見せたりとかするっていうのって、よくある話だったんですけれども、
これがよくある話では済まされないっていう事態になったっていうことも、リスナーの皆さんもちゃんとわかっていただきたいところではあります。
子供同士の間で起きる性暴力事件を示す全国的な統計というのは、そもそも存在しないんですけれども、
最近増えてるんじゃないかと言われる小学生同士の性トラブルっていうのは、
性加害問題に詳しい立命館大学の宮口先生という先生が、学校でできる性の問題行動へのケアという本を書いておられるんですけれども、
これによると子供の性加害っていうのは4つの要因が考えられますと、
見ることが言われてまして、まず一つ目が子供の脆弱性というやつですね。
脆くて弱いというやつです。
発達の遅れとか偏りで衝動をコントロールする力が弱いというものですね。
2つ目が家族における不能因子、家族の負けるっていう字の原因ですね。
保護者の精神疾患とか指導とか監督の欠如によるものというのが2つ目。
3つ目が性行動のモデリングと言いまして、
性的な行為の模倣とかオルノとかの性的刺激に晒されること。
それから4つ目が強制のモデリングと言いまして、これは身体的虐待、それからドメスティックバイオレンス、いじめなど、
こういうものが子供の性加害の4つの要因であるというふうに言われています。
特に加害というのは様々な要素が絡んで起きるので、例えば性的な欲求が高まった、性欲が高まったとか、
そういう興味が出てきたということだけでは説明がつかなくて、やっぱりその家庭環境の問題とか発達の特性というのが背景にあるというふうに言われています。
特に加害する子の方が性に対する誤った認識を学習してしまう環境にいるケースが多いというふうに言われていて、
例えば自宅にアダルトビデオとか成人雑誌がたくさん転がっていたり、
部屋が一つしかない家で親の性行為を目にしたりするというようなことが例として挙げられています。
そういうものについては、例えば先生が相談された時というのは学校だけで抱え込むことではなくて、
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警察とか教育委員会とか被害者支援センターとか外部にやっぱりサポートを求めることが重要で、
ただ学校というのは被害を受けた子も安全に通えることに全力を注がなきゃいけないということに継承ならしておられたりします。
専門家の方が。それからやっぱりすごく大事なのが、これは私の専門の分野にも入るんですけど、
包括的性教育というものをやっぱりちゃんとしなきゃいけないということですね。
日本の性教育っていうのは、これをしちゃいけないとか、ここまでは教えていいけど、ここからは教えちゃいけないみたいな歯止め規定って言われるものが非常に多いんですけれども、
性というのは誰もが関係するテーマで、知らないで困ることがあっても、知っていて困ることってまずないんですね。
だから性暴力とか望まない妊娠とか性感染症とかを回避するためには、
明確な知識と意識っていうのが欠かせないものがあります。
ただ、どこに聞いていいかわからない学校の保健体育で習っても、なんか表面上つらっと習うだけっていうことであれば、
なかなかその気持ちっていうのは意識って言うと芽生えないので、
思春期以降の子供っていうのは特に自分でもまだよくわからない感情とか欲求に直面しがちですよね。
なぜイライラしてるか自分でもわからないけれどもイライラするっていうのが思春期の特徴だったりするので、
その時にやっぱり安心して相談できる大人がそばにいるっていうことがすごく大事です。
だから家庭においては親であったりとか保護者であったりとか先生であったりとかっていうのがあるんですけど、
子供に性的なことを聞かれた時にはまず一旦聞くっていうのがすごく大事なんですね。
で、なんでそんなことに興味持ったのって聞いてもいいですけど、そんなことを考えるんじゃないとか、
そんな恥ずかしいこと口に出さないでみたいなことを言っちゃうと性が恥ずかしいものだっていうふうに思ってしまうんですけど、
恥ずかしいことでは全くないので、そういうことをやっぱり口に出せる環境を作るっていうのは大人のすごい大事な役割なんですね。
で、性教育もやっぱりちゃんとしなきゃいけないし、性教育すると先にそんな誤った知識をつけてしまって、
誤ったというか、なんか子供がそういうものに興味を持って困るみたいなことをおっしゃる方がいらっしゃるんですけれども、
かえって海外のデータとか見てると、やっぱり性教育ちゃんとやった方が、
例えばアダルトビデオのすごく危ない映像とかを見た時に、レイプものとか見た時に、これは危ないんじゃないかっていうのが頭の中でやっぱりアラートがなるみたいなんですね。
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なのでむしろやっぱりちゃんと教えた方が性衝動とか性加害とかに向きにくいっていうデータが出ているので、そういう意味で言うと恥ずかしがらずに大人がやっぱり子供にこういうことを向き合わなきゃいけないし、
私たちの世代もちゃんと教えてきてもらってないっていうのがあるので、大人も性教育を学び直す必要があるんじゃないかなというふうに思っておりますというのが今日の話題でございました。
結構そういうところって性の部分ってそれぞれが各自で人生経験も踏まえた上で学んできたものっていうのがあって、あとアップデートされてなかったりとかですね、そういうのもあるので、本当子供だけじゃなく大人も含めて認識をまた改めるということも必要かもしれません。
谷口さんありがとうございました。
ありがとうございました。
この時間は谷口真由美のブラッシュアップでした。
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