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旧ジャニーズ問題と松本人志氏の問題によるメディアの人権意識
2024-12-30 11:08

旧ジャニーズ問題と松本人志氏の問題によるメディアの人権意識

法学者 谷口真由美
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この時間は、日替わりコメンテーターによる解説で日々のニュースを掘り下げるブラッシュアップ。 月曜日は、法学者の谷口真由美さんです。
さあ、谷口さん、今日はどんな話題ニュースでしょうか。 はい、今のそれこそ、説明責任の話とも関わってくるかなと思うんですけど、
私、先日、朝日新聞のグローブプラスというウェブメディアに、旧ジャニーズと松本人志氏の問題でメディアは変わるべき、
人権指針はお題目ではないという記事を書きました。
それから、クリスマス25日に公表されまして、その中身と、今考えていることも年末なんで、やっぱりこの問題、すごく今年も大きく報道もされましたし、
いろいろありましたよということでお話したいんですけども、 今回、NHKの紅白歌合戦に、いわゆる旧ジャニーズのタレントの方を起用するかどうかという問題が、
10月ぐらいですかね、新聞記事にもなって、NHKはある方針に基づいて出さないと、旧ジャニーズの方たちを起用しないという問題を話をしてました。
その前にすごく話題にもなったんですけど、NHKスペシャルジャニー北川アイドル帝国の実情というので、10月20日に放送されたものでは、保障が適切なプロセスと対応で行われているのか疑問視されているということも放送されていた。
そうやって視聴者からすると、同じ会社なのに、なんで一方では保障とかやってないんちゃうかという番組が出て、一方ではエンタメとして、紅白歌合戦に出場するんじゃないかみたいな話が出るのかっていうのが、
これはメディアの業界に少しでも見置いたことがないとわからないと思うんですよね。
例えばテレビっていうのは、RKBでもそうだと思いますけども、ラジオとかも、報道というものと情報とか政策と言われるバラエティを作る皆さんとかと、それから営業に行く人たちと、もう会社なのでそれは部署が全然違うと。
だから報道はちゃんとするけれども、報道は言いにくいこと、世の中に対して真実を明らかにしなきゃいけないことも話すけれども、情報とかバラエティはそこはゆるいと言われても、わかんないですよね。
同じ会社ちゃうんていう。
RKBならRKBっていう一つで、同じものとして見られますよね。
同じものとして見られるじゃないですか。
そこでNHKのある方針とか指針に基づいてという朝日新聞の報道を見たときに、おそらくそれはNHKの出演者に対する人権尊重のガイドラインというものだろうというふうに私は思ったんです。
03:15
ただ、何の方針に基づいてって書いてないので、これはもう私がそうではないかというふうに、他のものを見るよりは人権尊重ガイドラインというのが一番当てはまったんじゃないかというふうに思ったので見たところ、全社的に使わなきゃいけないものなんですね。
だからそれは報道であろうか、情報であろうか、バラエティであろうか、みんな同じガイドラインの下で放送しますという基準にある意味になっているわけなんですけれども、だったら今までの基準はどうだったのか。
その方針を覆して寄与するということが決まったなら、説明責任はNHKが負ってるはずなんですね。
たまたま今回は、いわゆるスタート者、旧ジャニーズの後を継がれたスタート者との交渉がうまくいかなかったということで出演を見送るということになったという偶発的なものというか、違うことで出演しないということになったけれども、
今まで出さないって言ってた会社が出しますっていう話になったときには、何故そういう方針転換をしたかということを、これは視聴者に私は説明すべき事案だと思うんですね。
実はメディアは、皆さんご記憶にあるかどうかわかりませんけれども、2023年に国連の人権理事会が設置しているビジネスと人権作業部会というところのヒアリングが一昨年あって、
今年、その報告書が公表されました。その報告書の中には、ビジネスと人権の文脈で、例えば東京都地方の間の格差がありますよという話とか、例えば神宮外苑前の並木を伐採することについてどうかとか、
それってビジネスと関係あるの?みたいなふうに思われるかもしれませんけれども、会社が関係しているようなこと、ビジネスが関係しているようなことっていうのは全部入ってるんですね。
その中で、メディアとエンターテインメント業界というのもありまして、
ここで旧ジャニーズ事務所と契約した数百人のタレントが性的搾取や性的虐待を受けた疑惑に、なお深く憂慮している。
日本のメディア企業は何十年も隠蔽に関与している。関連する企業が関係解消に伴う人権への影響を慎重に考慮しながら、影響力を行使することはなお重要であるというような勘告が出てるんですね。
06:03
他の国の報告書を見ていると、他の国ではメディアは人権を守るものとして位置づけられてるんですけど、
日本は人権を侵害する側にメディアが加担してるというような位置づけになってるんです。
これは日本のメディアの皆さんは妄想しなきゃいけなくて、本来人権を守る、人権の砦になるべきメディアというものがある意味ですね、報道を通じて。
人権を加担してる、人権を隠蔽してるし、差別は隠蔽するし、人権侵害に加担してる側にいてるということを言われてるということであれば、
自分たちは一体何のためにメディアとして生きていこうと思ってるのかとか、ジャーナリズムは何かとか、
それが先ほど申し上げたみたいに、こっちはバラエティだからとか関係ないんですよね、見てる側からしたら。
だからやっぱりこの年末にいろんなバラエティ番組があったりとか、人権侵害してる人がいるんじゃないか、タレントさんがいるんじゃないかっていうので言うと、
松本人さんの問題もご本人のインタビューも去ることながら、吉本工業は一体どういう方針の下で彼をもう一回出そうと思ったのかということを、
吉本工業も責任を負ってると思うんですね。吉本工業だってコーポレートガンバランスの強化等で、人権の尊重、人権ポリシーの策定を持っているので、
松本人さんだけ表に出してインタビュー出たとかじゃなくて、ちゃんとここは吉本工業の方も広報として携わっているはずなので、そのインタビューにも。
なのでそれは企業として一体どういうことを考えているのかということの説明責任を、私は吉本工業も負ってると思うんですよ。
なので構造的な問題で言うと、タレント一人の問題とかそういうことではなくて、それぞれの会社がどう考えているかということを、これは例えばRKBならRKBも方針としてきちんと示さなきゃいけないし、
大きな会社、違う会社が関わっている場合は、例えば吉本工業とかタレント会社とかそういうところも、全部自分たちのどういうポリシーに基づいてこの人出さないって言ってたけれども、また出してくださいっていう話になっているのかということは、皆さんご説明しなきゃいけないですよねっていうお話を考えた次第でございます。
本当そうですよね。やっぱり自分たちの今後の方向性、ビジョンの指針になるところですからね。そこがしっかり定まっていないと、ブレブレの判断にもなってしまいますよね。
そうですね。前者的にもどうしていいかわからないですよね。一人一人の方も。
09:02
確かにそういうことを見つめ直すタイミングだと思いますしね。
谷口さん、今日の放送で年内は最後の放送ということになりまして。
そうですね。あと年間は1日しかないですね。1日は2日。
なのでまた来年にもご出演いただきますので、来年もどうぞよろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
ありがとうございます。お二人もリスナーの皆さんも良いお年をお迎えください。
ありがとうございました。
ありがとうございます。
この時間は谷口真由美のブラッシュアップをお送りしました。
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11:08

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