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2025-01-13 11:31

IT大手メタ アメリカでファクトチェック廃止

法学者 谷口真由美
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この時間は日替わりコメンテーターによる解説で、日々のニュースを掘り下げるブラッシュアップです。 月曜日は法学者の谷口真由美さんです。さあ、今日はどんな話題でしょうか。
皆さんも多分生活でお疲れになってるんじゃないかと思いますけれど、Facebook、Instagram、スレッズっていうのを運営しているアメリカのメタという会社ですね。
が、ファクトチェックをやめるっていうのと、多様性の目標を廃止するっていうニュースが、この1週間ほどすごく流れているんですけれども、そのことについて少しお話ししたいなと思っております。
まず最初に出たのは、このメタのファクトチェックを廃止するというお話でした。何かと言いますと、外部第三者機関にファクトチェックっていうと、要はその情報が偽物であるかどうかというのをチェックする機関っていうのが、
第三者機関としていくつかありますよという前提と、あとコンテンツっていう言葉ですね。もしかすると、よく使うんだけれども、情報の中身っていう意味なんですね。コンテンツって。
これはだから、ファクトチェックとコンテンツをこれから調整していくということを打ち出したっていうのが一番目の話なんですね。その中で、偽の情報かどうかっていうのをチェックしだした、今のXですね、ツイッターとかそういう言論機関というかですね、皆さんがSNSで使うものっていうのが、ファクトチェックをやりだしたのは、
例えば、アメリカの2016年の大統領選挙のときに偽情報がすごくたくさん出回りましたとか、アメリカ議会の襲撃の事件のときの偽情報であったりとか、
あとはブラックライブスマターというやつですね。黒人の方が警察官に射殺されたという事件なんかを受けて、例えば、ヘイトというものを煽る表現であったりとか、偽情報っていうのは、やっぱりSNSっていうものでものすごく増幅されるので、そういうものについて、これは偽情報ですという情報を追加するという機能を持たせてきたわけですね、メタモ。
はい。検閲っていう言葉を使う方がいるんですけど、検閲っていうのは、その情報を見て、偽とかそういうことではなくて、気にらんかったら削除するということができるっていうやつなんですけど、第三者機関は削除はできないんですよね。
なので、コンテンツ、情報の中身にこれは偽情報ですよということを追加する、情報として追加するという機能だけを持っていたということなんですけど、非常にこれはコストがかかるし、何よりもトランプさんとの、トランプ次期大統領との関係性において、
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このメタのCEOですね、最高責任者であるザッカーバーグさんが、トランプさんの脅しに屈したんじゃないかという記事が複数のメディアで出てるんです。アメリカとかでも。
この脅しって何かっていうと、トランプさんは2021年の連邦議会襲撃事件を煽ったとして、トランプさん自身のフェイスブックのアカウントを凍結したメタに対して、
猛烈な検閲批判を展開していて、ザッカーバーグさん刑務所に送るぞということまで言ったと。それを受けて、やっぱりそこまで個人攻撃されてるっていうこともあり、ザッカーバーグさんも方針を転換したんだろうというふうに見られています。
結局それがどこにつながるかっていうと、トランプさんさらにDEIという企業でも、ダイバーシティ・インクルージョンといって、多様性・公平性・包摂性というのの取り組みをやりましょうということがありますけれども、
それをメタが廃止しますということを打ち出しました。それを打ち出したのが12日に打ち出していて、この方針転換についてはメタは採用で多様性の配慮をやめます。それから多様性の観点から取引先を決めてきましたけれども、それもやめます。
社内のDEIですね、多様性・公平性・包摂性に特化したチームもやめるということで、実は私、友人が何人かメタで働いてるんですけど、このチームをやめるということに対しても相当の衝撃が走っているみたいなんですね。
つまり、アメリカのIT企業とかっていうのは、多様性の確保というのがすごい重要だということで、それを進めてきた。例えば、同性愛のカップルの人であったりとか、障害のある人であったりとか、そういう人たちを率先して採用するということを、若者の会社だというの、若い会社だということで進めてきたことが特徴でもあったんですけど、
そういうことをやめますという動きになってきたという話なんですね。
これはトランプさんの支持層の背景の人たちが、このDEIそのものが逆差別だということを、ものすごく展開している論を立てているということもあって、
アメリカのマクドナルドであったりとかも、多様性とか公平性の確保に向けた目標の廃止を発表しているということになっています。
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あと、自動車でいうとフォード、それから小売のウォルマートとかも、この多様性の確保をやめますということを、やめるというか目標を廃止するということが言われているということなんですね。
ファクトチェックをやめることからここにつながっていくっていうのが、結局偽情報であるかということと、
それからヘイトとか人権とかに関わるようなことっていうのを、コンテンツ調整っていうのでやろうとしてるんですけれども、
それってファクトチェックをするというよりも、コミュニティノートっていうのを作ろうとしてるんですね。
これ何かっていうと、複数の人が、私たちみたいなメタの会社でもなく第三者機関でもない一般の人間が、
この書いてあることはおかしいと思うとかっていう意見をわーって書いていくんですね。
そのコミュニティノートに意見が出たものは、複数の人がわーって書いていくので、
結果、複数の人の投票によって、それが残していいものか残したらあかんもんかっていうことを決めるんです。
ということは、多数者の意見で人権が決められてしまうっていうことになってしまうので、もともと少数者の方がしんどいわけですよね。
多数の意見で人権に関することが決められるっていうのはものすごく怖い。
なので、SNSを利用している人たちが、専門的な知識もない中で、
これはええんちゃう、おかしいんちゃうっていう判断する軸が、その人にあるかどうかすらわからない状態で、
多数の意見で決めていこうということを打ち出したということは、非常に怖いことでもあるんですよね。
一方で、例えば表現の自由とかそういうものがあるんだから、出したほうがいいよっていう人いるんですけど、
やっぱりね、私の意見としては、ヘイトなんかっていうのは、出したらダメなことだと思ってるんですよ。
なぜかというと、やっぱりね、差別とかって最初言葉から始まるんですよね。
どんどんどんどんそれが形態が進んでいくと、仲間外れにするいじめが起こる、
殴る蹴るの有形的な暴力に移る、最後はやっぱりそれを殺すとかっていうところまでいっちゃうんですよね。
それは人権の研究で進んでいるので、それで言うと言葉の段階で止めなきゃいけないことっていっぱいあるんですよね。
だから世の中が、それこそ皆さんが思うようないい人たちであふれてて、
そういう人を差別してはいけないっていうことを、ちゃんと思ってる人たちがコミュニティを作ってくれたらいいですけれども、
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あいつやパズルしてるんちゃうかとか、人間っていうのはそういう人に対して見下したりとか差別したりする気持ちっていうのは私の中にも必ずあるものなので、
そういうものを抑制的に自分の中でも使える人ばっかりではないっていう前提で、
こういう言論の場所っていうのは考えていかなきゃいけないよっていうこともあると思うんですね。
だから皆さんもこれからSNSを使うときに、いろいろと心配しなきゃいけないことが増えたというふうに見て間違いないんじゃないかなというふうに私は思っています。
今回のメタの対応ですけども、まずアメリカでっていうところの話ですよね。
日本はまだ見てということですけれども、このアメリカの動きっていうのもどういうふうになっていくのか、
これがこの判断がどう今後社会に影響を与えるのかというのをちょっと見ていきたいですね。
谷井さんここまでありがとうございました。
ありがとうございました。
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