171 番組名を「声で考える」にしたわけ | 声で考える(0-3)
171 番組名を「声で考える」にしたわけ | 声で考える(0-3) - TanaRadio
サブスクリプション型の有料配信を始めるにあたって、新しい番組名が必要だと考え、「声で考える」というタイトルに決めました。このタイトルの由来とそこに込めた思いについてお話しします。いくつか候補を考えていましたが、なかなかピンと来るものがなく、外山滋比古さんの『思考の整理学』にヒントがあるかもしれないと読み返しました。この本では、声に出して考えることの重要性が説かれており、人は頭で考えるだけでなく、声で考えることで新しい発想が生まれると書かれています。私も、仲間と話しているうちに新しいアイデアが出てくる経験があり、この考えに共感しました。今回のポッドキャストは一人で話す形式ですが、リスナーに語りかけるように話すつもりです。話しながら考え、そこから思わぬ発見が生まれるのを楽しむ新しい試みとしていきます。深く練った内容を語るのではなく、しゃべりながら考えるスタイルを目指したいと思います。また、専門が異なる人と話すことで発想が広がるという外山さんの経験にも共鳴しています。私もMOSTコミュニティという大学教員の集まりで、専門分野や年齢の異なるメンバーと月一回交流し、新たなアイデアが生まれる体験をしているからです。サブスク型配信のクローズドな環境なら、リスナーも限られ、気軽に話せると感じます。内容も現実にとらわれすぎず、自由に発想を広げられればと思っています。参考:外山滋比古『新版 思考の整理学』ちくま文庫,2024#声で考える #外山滋比古 #思考の整理学 #TanaRadio黎明期