2025-02-26 14:06

合戦(かっせん)のあとの     E B7
まだくすぶっている炎のように  A E
僕の心に消えない火がある    G B7/F# E

燃えかすにも見える その火は
新たな火種をさがして
だいだい色の光をともしている

風さえ吹けば ひと筋の風さえ吹けばまた   A Am
燃え上がれるだけのしたたかさでもって    E C#m
僕の火は胸に あかりをともし続けている    A Am
くすぶり続けている             C B7

今にも消えそうで       E B7
なかなか消えない線香の    A E
燃え先のような火       G B7/F# E

思えば僕は
花火をあげようとばかりしていた
パーッと咲かせようとしていた

けれど花火じゃなく
小さな種火から 街をも
燃やし尽くしてしまうような

火事を起こさなけりゃ 結局は何も
変わらないのだということに気づく
小さな火の粉が 枯葉に落ちて
冬の山を 燃やし尽くすこともある

花火は 若さの 特権だ
僕はしぶとく消えずにいるしかない

まわりくどい言い方に なってしまった
要するに僕はまだ燃えている
まだ燃えているんだ
人からは消えかけているように
見えていたとしても

合戦(かっせん)のあとの
まだくすぶっている炎のように
僕の心に消えない火がある

2025年2月26日

14:06

コメント

スクロール