新年度と季節の移り変わり
こんにちは、石井ケンイチです。 今週もたまゆらタイムの時間がやってまいりました。
3月もいよいよ終わりが近づいてきましたね。 明日が年度末、そしてあさってからは4月です。
新しい年度が始まるんですよね。 この時期は、ただ季節が変わるだけではなく、
時間の区切りを強く感じるタイミングでもあります。 学生の方は、新級や入学、社会人の方は、移動や新しい職場、
生活そのものが少し変わるという方も多いのではないでしょうか。 大きく変わっちゃう方もいるかもしれませんしね。
春というのは、何かが始まる季節であり、同時に何かに区切りをつける季節でもあります。
3月の終わりというのは、その両方が重なっている少し特別な時間です。 街を見ていると、引っ越しのトラックが聞かれ、新しいスーツに身を包んだ人の姿が増えていきます。
どこか慌ただしく、でもどこか前向きな空気。 それがこの時期ならではの風景なのかもしれません。
そしてこの季節になると、よく話題に昇るのが衣替えですね。 冬物のコートをしまい、軽やかな服装へ変えていく。
この衣替えという習慣、実は日本の四季の文化をよく表しています。 ただ最近はこの四季っていうものがちょっと弱まってきたというか、
冬だと思っていても突然あったかかったり暑い日があったりなんていうのもありますからね。 なかなかこの季節にはこれを出しておいてって決められずに1年中
夏物も冬物も出しっぱなしっていう方も多くなっちゃったかもしれません。 さらに面白いのがこの衣替えに由来する苗字があることです。
4月1日と書いて、あずまあるいは綿抜きと読む苗字があります。 旧暦では4月1日に綿入りの着物から綿を抜いて軽い衣絵と変える習慣がありました。
そこから綿抜き、その日の日付がそのまま苗字になったと言われています。 こうしたところにも暮らしと季節が密接に結びついていた日本ならではの文化が感じられます。
さて3月30日から始まるこの1週間ですが、 まず明日3月31日は多くの企業や学校にとって年度の最終日、
1年の区切りとなる大切な日です。 そしてあさって4月1日は新年度の始まりです。
新しい環境で新しい一歩を踏み出す方も多いことでしょう。 4月2日は国際子供の本の日。
童話作家アンデルセンの誕生日にちなんだ記念日です。 子供の頃に読んだ物語は大人になってもふとした瞬間に思い出されるものですよね。
そして4月3日はインゲン豆の日。 身近な食べ物にも長い歴史があります。
こうしてみるとこの1週間は区切りと始まり、 そして日常の中の文化が静かに重なり合っている時間だと言えそうです。
そして4月1日といえば、
エイプリールフールです。 この話は後半でじっくりとやっていきましょう。
エイプリルフールの起源と楽しみ方
さて後半はエイプリールフールという日について、 少しゆっくりお話ししてみたいと思います。
エイプリールフール。この日は嘘をついてもいい日とされていますが、 その期限ははっきりとはわかっていません。
フランスでの新年の始まりが変わったことに由来するという説や、 春の訪れとともに生まれた習慣だという説など、
いくつかの説が伝えられています。 というか諸説ありすぎて何が何だかわかりません。
ただ一つ言えるのは、 この日は人を傷つけない嘘であれば許される。
そんな少し特別な日だということです。 例えば昔、
ニュースでスパゲッティが木に実るという映像が放送されて、 これは海外の話ですけど、
多くの人が信じてしまったという出来事がありました。 今となっては少し不思議な話に聞こえますが、
当時はまだCGもなく、映像そのものに対する信頼がとても大きかった時代でした。 さらにこんな話もあります。
ロンドンのビッグベンがデジタル化されて、 時計の針がいらなくなる。
そんなニュースが流れたこともありました。 そしてその針をオークションに出すという話もありまして、
このニュース自体がイギリスのBBCが流したものなんですけど、 それを聞いた日本人の方が、
そのオークションに申し込みたいという連絡をしたというオチまでついています。 それだけ本当にありそうだと思わせる絶妙なユーモアだったんですね。
そして今時代は大きく変わりました。 AIの進化によって映像や画像はとてもリアルに作られるようになりました。
中には事故や事件、出来事、動物の映像など、 本当にあったことのように見えるものもありますというか、かなり多いです。
最近ではネットの世界がまるで1年中エイプリールフールのように、 本当かどうかわからない情報が流れまくるということも増えました。
だからこそ今は、ただ面白いだけの嘘ではなく、 これは本当かなと一度立ち止まって考えることもとても大切な時代になってきています。
中にはそういう映像を使って詐欺を起こすなんていう事件まであるそうですし、
もっと言ってしまうと、AIに嘘の情報をつかませるという巧妙な、 AIを騙す詐欺まで出てきているらしいですからね。
だからAI経由で間違った電話番号なんかが伝えられて、 そこに本当だと思って電話をかけてしまったら詐欺に遭った。
これ実際被害出てるらしいです。
だから、AIに何かしらの公式の電話番号などを聞いたとしても、 その番号を検索サイトでもう一度しっかりと確かめて、 本当かどうかっていうのを確認するっていうことも必要になってきてます。
AIだからといって全て信じるのは、まだ早いようです。
こうやって嘘が日常的に出回っていると、 4月1日、エイプリールフールは嘘をつく日というよりも、 人を笑顔にするためのユーモアの日。
そんな感じなんじゃないですかね。 そんな風に考えると、この日の意味も少し違って見えてきます。
新しい年度の始まりとともに、少し肩の力を抜いて笑顔でスタートできる。 それがエイプリールフールなのかもしれません。
まとめと新年度へのメッセージ
さて今週のタマヨラタイム、そろそろお別れの時間です。 今日は年度末から新年度への移り変わる季節の話、そしてエイプリールフールについてのお話をしました。
新しい環境に向かうときは、少しの不安と少しの期待が入り混じるものです。 そんなときこそ、ほんの少しの余裕と少しのユーモアを忘れずにいたいですね。
それではまた来週この時間にお会いしましょう。 石井健一でした。
タマヨラのような優しい時間をどうぞお過ごしください。