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たまここと今陽子がお送りする、毎日がちょっと楽しくなる3分フリートーク。人はなぜ歌うんでしょうか?私もライブハウスで時々歌います。なんで歌うんでしょうか?その答えは、どうやら人と繋がることができるからということのようです。
はっきりそう言っていたわけではないんですが、私はそんなふうに感じました。というのもですね、また昨日に続いてNHKのオンデマンドで、人はなぜ歌うのかという番組を見ました。1時間ほどの番組なんですね。いやー面白かった。
アルツハイマーになった人がですね、いろんなことを忘れちゃうでしょ。でも、昔聴いた歌った曲だけは、その曲をかけるとスラスラ歌詞が出てくるんですよ。不思議じゃないですか。どうしてなんでしょうね。
アルツハイマーも、本当にこれは辛いなぁという病気だということが改めてわかりました。というのもね、どんどん忘れちゃうから、会話が難しいんですって。さっき自分が言ったこととか、相手の人が今しがた言ったことも忘れちゃう。なので会話が成り立たないっていうことらしいんですよね。
で、そういう状態になっちゃうと、周りの人が例えばパーティーなんかでたくさんいたとしてもですよ、その人にあんまり話しかけなくなっちゃう。だからすごく孤独を感じるんだっていうふうに言ってたんですね。で、そんなような人であっても、昔聴いたビートルズをかけると不思議なことに歌詞がスラスラ全部歌えるんですよ。何が起きているんでしょうね。
すっごい不思議だなと思いました。こういうことを研究している方がいてですね、やっぱりそれは人とつながることができるからじゃないかというような結論だったんですね。オーストラリアの奥地だったかな、ちょっとどこだったか忘れましたが、原住民が住んでいるようなところで、いわゆる何ていうのかな、打楽器がすごく生きている。
あとまあ7世ぐらいでみんなそれぞれ口にして歌っているのが、なんか不思議に音があってて、なんかすごい音楽だなっていうような原住民の音楽で、あれもなんで歌うのかっていうと、人とつながることができるから、それによって安心感が得られて、そうすれば何か困難に立ち向かったり、新しいことにチャレンジしたりできるんじゃないかっていう、
なんかそんなふうに私は感じたんですよね。今の世の中、ちょっとコロナがあったりして、いろいろと昔とは変わってきたというところがあると思います。前みたいに、人とリアルで話しづらいとかっていう人もいらっしゃるように思うわけですね。
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だからやっぱりどこかで、そういう安心感をみんなが持てるように、人と人がつながれるような、そんなお手伝いができたらいいなというふうに思いましたね。歌うこと、それもね、みんなで歌うこと、それもそういうことにつながるんだっていうのがすごく面白いなと思いましたね。そんなわけで、今陽子がお送りしました。おやすみなさい。