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たまここと今井陽子がお送りする、毎日がちょっと楽しくなる3分フリートーク。
友人が明治神宮に行ったらしいんですね。
そこで盆栽の展覧会、展示会っていうんですかね、やっていたそうなんですね。
その写真を何枚か送ってくれたんです。
盆栽は私、そんなに興味があるわけではなかったんですけれども、
その素晴らしくかっこいい松、盆栽だからちっちゃいものなんでしょうけれども、
それがね、何歳だと思います?
なんと樹齢400年だって言うんですよ。
私、盆栽ってもっと短いものなんだと思ってたんですよ。
だから400年って聞いて、本当に驚きました。
だって樹齢100年の木なんて言うと、すごく幹の太い大きな木を想像しませんか?
でも盆栽って、ちっちゃな植木鉢にちょんって生えているようなものじゃないですか。
でもそれが樹齢400年なんですって、すごいことですよね。
多分そういう品種なんですかね、同じ松でも。
400年前って言うと1624年ってことでしょ?
それって江戸時代なんですよね。
この松、江戸時代からずっと生えてたの?って思うと、なんかちょっと拝みたくなってしまいますよね。
なんかそこには神様がいるんじゃないかっていうような気もしてしまいます。
もう幹が、なんて言うんだろう、すごく味わい深いゴツゴツ感があってですね、
さすがに400年生きてきた木なんだなっていうことを感じざるを得ないという感じですね。
その頃はスペイン戦の来航を幕府が禁止したというような出来事があったようです。
なんでかって言うと、キリスト教徒が増えるということを幕府が怖がってたわけですよね。
自分たちに歯向かって幕府倒されちゃうんじゃないかっていうような恐れがあったからっていうことのようですけれども、
そんな時代からこの盆栽が生きてるって、ちょっとどういうことなんですかね。
誰かが代々受け継いで育ててきたっていうことなんだと思いますけれど、すごいものがあるなと思いました。
やっぱりそういう長い時間をかけて出来上がったものって、ちょっと曰く言い難い味わいがあるなって思います。
最近は梅シロップをつけましたけれども、もう瓶のてっぺんまでパンパンだったものがあっという間に3分の2ぐらいになりました。
45日ぐらいで梅シロップは出来ますけれども、でもそれだってちょっと私にとっては時間をかけて待つという楽しみの一つになっています。
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盆栽はそれどころじゃないっていう、そんなことを教えてくれた友人に感謝です。
その写真を入れておきますね。今陽子がお送りしました。おやすみなさい。