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ラジオドラマ・シアワセの高取家
福岡市沢楽の2(住宅に暮らす高取家。
パパとママと娘と息子、そしてジージバーバの6人家族は、
ごく普通に生きてきて、ごく普通に暮らしていました。
平凡な人々と平凡な毎日。
それでも高取家の人々は、とてもとても幸せなのでした。
高取家の人々、その2
俺は高取大輔。生まれたのは西陣海外。
幼稚園も小学校も中学高校もすぐそこで、大学もすぐ近くのとこへ行った。
理由はただ、早く帰ってアニメ見たりゲームしたりプラモを作りたかっただけ。
就職もすぐ近くにある住宅販売会社。仕事はまあまあのほどほどのちょいちょいね。
でも2人目の春太が生まれてからちょっと頑張って、やっと係長にはなった。
まあそんなことはさておいて、
今日は学校帰りの娘マリンを待ち伏せしている。
それはなぜかというと、
俺にはとておよばないしゃーもない同級生だしと長々と無駄にくっちゃべりながら下校デートを重ねているという情報を入手したからである。
そろそろ通るはず。
何しようとパパ。
マリン。
なんでここにいると。
偶然やな。パパもちょうど帰り寄ってさ。
ここパパの帰るコースやないや。
取引先のあれでさ。いろいろで。
帰りにこそこそプラモかフィギュア買おうとしとったんじゃなくて。
違うって。そういう事せんって。
じゃあママにパパとここで会ったこと言っていい。
やめろやめろやめろ。
じゃあ黙っとくけど。
マリンこそ帰るのにここ遠回りになるやろ。なんで。
男の子と帰り寄ったけ。
あっさり。
だってマリンが目をつけとったユウト君、彼女できたけん他の男の子見つけないかんや。
は?
やけん今いろんな男の子とお話しして趣味が合うか確認したり、会えて帰って歩いてみたりしよっとよ。
お似合いパーティーやんか。
でも今日は一緒に帰り寄った子が歯医者に行く日やったみたいで、そっち行ってしまってさ。
ポポ電話やない。
うん。え?コジロン?なにこいつ。
なんやお前。こっちは今忙しかったぞ。
忙しい?いつもやったら内緒でこそこそゲームかフィギュアか寄る時間やろが。
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ぎっくー。
タガトリ県に来たらまだマリンの帰っとらんでさ。大助君と一緒におるっちゃ仲がねえって感じたけんさ。
なんやお前のその能力。
大助君にはなんもなかばってんが、マリンに良かあプレゼントば持ってきたとよ。
そういえば。
来た?
それよりマリンまだその男の子待っとくんか?
ううん。今日はパパとお話デートして帰りたい。
え?
だって大好きな人と帰るほうが嬉しいやん。よかろ?
い、いいよ。
じゃあそこの雑貨屋でアクセたくさん買って帰ろうね。
お、おう。
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