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ラジオドラマ・シアワセの高取家
福岡市沢楽の二世帯住宅に暮らす高取家。
パパとママと娘と息子、そしてジージバーバの6人家族は、
ごく普通に生きてきて、ごく普通に暮らしていました。
平凡な人々と平凡な毎日。
それでも、高取家の人々は、とてもとても幸せなのでした。
憧れの着物、その4
ねえ、パパ。
パパは着物とか興味ないと?
ねえな。
すっごい綺麗な着物、ママもバーバも持っとうとよ。
興味ねえな。
マリンがさ、小さい頃に着たいわいぎとか可愛かったろ?
可愛かったぞ。
今、アルバム持ってきたっちゃん。見る?
今、忙しい。
ねえ、そうやってずっとプラモ作っとって楽しいと?
めっちゃ楽しい。
あのね、博多のおじちゃんのギフトショップ、着物も売るよって。
カジロンところじゃ、インチキ着物やな。
おじちゃんとこで買えば、景品いっぱいつけてくれるとよ。
インチキの匂いしかせんな。
おじちゃんとこ頼めば、好きな柄とか注文できるみたいよ。
もし頼めばさ、ガンドムとか宇宙戦艦モサシとかの柄も入れられるんじゃないかな。
その着物、絶対欲しいやないか。
びっくりした。
どうしたん?おっきい隣声が。
マリン、ナンバしたとね。
すまん。大声出すつもりはなかったんやけど、マリンがあまりにも素晴らしいこと言ったけんさ。
素晴らしいこと?
パパにね、おじちゃんに頼めば、ガンドムとか宇宙戦艦モサシとかの柄を着物に入れられるんじゃないって言っただけやけど。
なんその板着物。
いいね、板着物。アニメプリントした車を板シャツけど板着物もニーズあるぞ。
なんかパパが生き生きしとる。
マリンのおかげで、大助、着物に憧れるつる新たなショーが始まったんよ。
言っとくけど、そげないたい着物でも特注物になるんやけん。結構な値段するんやからね。
だって、ひとみちゃん、頼んだら温泉と野球観戦チケットとホットプレート掃除機とかがもらえるんばい。
お父さん、しっかりコウジロウに商売されてますからね。
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野球の特大で高校行って、柳川と大川で一時木工の修行しとったコウジロウにとって、そげなおまけは簡単に用意できるし、ホットプレートや掃除機は知らないメーカーやし。
そ、そうなん?
いやいや、着物離れも続いとる昨今、着物を着るという文化に光を当てることになる。
AIもそこで使えば作業的なことも簡略化できて、あとは案件とかも。
難しいんやない?
いやいやいや、コウジロウに頼めば簡単だよろ。あいつに。
頼んだら、コウジロウがボロ儲けしそうやけど。
やめとこ。
なん、その諦め方。
これから始まる、新生活!
悩みに悩み抜いた家電選び!
そして今、やってきた、ワクワクする大特化!
僕たち、私たちは、山田の家電で充実した新生活を送ります!
山田へ急げ!