00:34
予定時刻は6時
あとわずかで僕らは別々の道
君は僕の少し後ろ
涙ぐんで下を向き歩く
やるせない思いだけで
石ころけ飛ばしてみても
いつからなんだろう
互いに素顔になれぬまま
大切に思うほど
大事なことが言えなくなって
サヨナラバスはもうすぐ
君を迎えに来て
僕の知ることのできない明日へ
君を連れ去ってゆく
サヨナラバスよどうか
来ないでくれないか
やっぱり君が好きなんだ
今ならまだ間に合う
ほんの少しの言葉も出ないまま
バスに乗り込んでゆく
後姿をそっと見つめてた
お釣りを待ってる君の
振り向いた最後の笑顔
どうしてなんだろう
気づくのが遅すぎて
楽しかった時間だけ
思い出の中映し出される
サヨナラバスは君を乗せて
静かに走り出す
手を振る君が
少しずつ遠くへ行ってしまう
立ち尽くす街並み
一人ぼっちには慣れてるのに
どうして涙が止まらないんだろう
サヨナラサヨナラ
また笑って話せるその日まで
03:01
僕は僕らしくいるから