今回のアドベントカレンダー記事では生成AI 2024-2025 🤖 Advent Calendar 2024として、AIを難しい/勉強しなければという人の話はよく聞きますが、ただ本当に難しいのか、勉強ってそもそも何をするのかということを改めて考えてみた方がいいのではないのかなと思った話をしました。 #AIカウントダウンアドカレ #AI
- SIDE BEACH CITY.でのAI利用事例 - なんでもCopilot Advent Calendar 2024 - ちえラジ Chat ポッドキャスト版 - LISTEN https://listen.style/p/takamichie/3on1w4ub
- SBC.オープンマイク #102 つなごう人の輪 さがそう魅力 - YouTube https://www.youtube.com/watch?v=MH2fvxR7MGU&list=PLrPVslFukDQo7l5RCqAZtKDl6tUyMAFWH
- 学びと慣れと | まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY. https://sbc.yokohama/column/20241129_learning-and-getting-used-to
- AI問答メモ | すべて https://takamichie.notion.site/67c7609855084fd186f9e059ab70f327?v=12aa62c17a4640b0b4e087eea283d7ab
この話のマインドマップ
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12月12日のアドベントカレンダーの記事は、生成AI2024-2025アドベントカレンダーの記事ということで、AIを難しいという人へのお話をしていきたいと思います。
先日の記事でも書いた通り、私たちまちづくりエージェントSIDE BEACH CITY.は、と言いますか、自分自身は、情報の整理やインタビューの下調べなどに積極的にAIを使っています。
AIは間違っていることを平気で言ってくる、いわゆるハルシネーションのような問題を含んでいます。
もちろんそのような問題はありますが、例えば自分が言った内容を整理するだとか、自分がやったインタビューを整理するだとか、そのような用途に使う場合は、実はそこまで問題になるということはあまりないのかなと思います。
あとは情報の調査についても、特にその発言の元とのあったウェブサイトを提示してくれるPerplexityなどのようなAIを使えば、それを読むことで裏付けということはちゃんとできますしね。
AIにハルシネーションというものはもちろんあるものの、それに対抗する手段ももちろんあるというのが現状かなと思っています。
地域の場で自分たちの団体はAIを使ってこのようなことをしているというと、まだまだ難しいなとか、私たちも勉強しなくちゃねとか、そのようなことを言われるんです。
実際、先日のSBC.オープンマイクでも、AIの活用事例ということで、自分たちのやっている内容をいろいろ話をした中で、自分たちも勉強しなければということをゲストの方がお話しされていましたね。
ただ、そのたびに思うのは、何を勉強するのかというところなんですよね。
AIに投げかける言葉なんですか? AIが作られている理屈なんですか? AIに何ができて何ができないのかといった手法の話なんですか?
ちえラジChatだったり、SIDE BEACH CITY.のブログコラムとかでも何度か言及している内容ではありますが、結局AIを使うのに必要なものは母国語だけなんですよね。
まあ、ここの読者の方なんかだとほとんど日本語だと思うんですが、自分は英語の方が得意だよって言うんだったら英語でいいし、ヒンディ語の方が得意だよって言うんだったらヒンディ語でも構いません。
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とにかく母国語で今、自分が困っていること、したいことというのを説明できるのであれば、それで十分なのかなと思っていて。
もちろん、AIが理解しやすい語彙とか、AIが理解しづらい語彙とか、そういうものはありますので、自分なりのチューニングと言いますか、伝わりやすいように工夫していくという作業は必要だと思うんですが、ただそんなものは使ってからじゃないと分かりっこないんですよね。
実際よく言われるのが、AIにあなたは何々ですというような役割、ロールをしっかりと定義するというようなことをすると具体的に話をしてくれるようになりますよみたいなアドバイスの内容はよく聞くんですが、正直自分はそこまでしないと精度が上がらないという経験をしたことはないですし、そのようなことをしなくて困ったことというものもありません。
なので多分質問する内容や提案する内容によって何が必要なのか何が必要でないのかというのも大きく変わってくるんじゃないのかなと思います。だから使ってみることが何より大事なのかなというふうに思います。
SIDE BEACH CITY.のブログコラムの方でも書いた通り、何よりもやはり慣れることです。勉強することでは今回はないんじゃないのかなと思います。もちろんハルシネーションが怖いなとか、ハルシネーションをうまく制御する知識を持っていないなとか、そういうようなことはあるかもしれませんが、これもまた出会ってみないと分からないんですよね。
もちろんそういうような事象に対抗した人の記録を読めればそれに越したことは多分ないですが、わざわざそれについて記事に残している人も今やそんなに多くないんじゃないのかなと思います。だからこそ実際に出会ってみないと分からない、経験してみないと分からないということはとても多いなというふうに思うんですね。
あとはこれもまた自分がたびたび言っているんですが、いろいろなことをめんどくさがること。技術ってめんどくさがることが起点になることが多いんじゃないのかなと自分は思っています。そうじゃないと愚直に今まで通りのやり方で今まで通りの時間をかけてやるということが正解になるというケースは非常に多いです。
技術は大体の場合近道をするための道具なので遠回りしても全然同じ結果を得られるんですよね。そうやっていろいろやってみて、さらに上を目指すときにAI問答集みたいな自分の書いた記録などが役に立つことはあるのかもしれません。ただとにかくまずは自分がやってみること、そしてめんどくさがること、この二つが大事になるんじゃないのかなと思います。
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これはデジタルな分野に限らず全ての分野について共通する事柄なのかもしれませんが、具体的なものが思いついていないのに勉強すると言ってしまうとそこで思考が止まってしまうように思います。そう思うことは止めはしませんが、特にまだ知識がないうちは勉強するという言葉をあえて使わないぐらいの気持ちでいた方がいいのではないのかなと時々感じます。
そうは言ってもどうしても不安と感じるのであれば、まずはオンラインでもなんでもいいので、自分と違う分野の人間と触れ合う、そんなところから始めたらいいのではないでしょうか。そんなところから自然とAIを触るための度胸と言いますか、気持ちが整うのではないのかなと自分は思います。
ということで、今回の生成AI 2024-2025 🤖 Advent Calendar 2024についての記事はここにて締めとさせていただければと思います。
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