山田博光少年に、
松幸と一緒にやってた大学の演劇サークル。
俺は他大学でインカレでそこに行った。
それもそうよ。役者としてはやっぱり向いてないな。
でも仲間たちと一緒に武術でスマブラやってるの楽しいなって。
だいたいそういうテンションで全てのことを生きてきたの。
で、高校の文化祭で初めてバンドをやろうと。
友達に誘われて。
私、ゴリゴリの男子校の中で、
唯一その思春期に女性とちょっとでも触れ合える機会というのが、
年に1回の文化祭しかないんですよ。
年に1回の文化祭が、でまたその文化祭シーズンをちょっと外した時期にやると、
ゴールデンウィークの前にやるんですよ。
うちの学校だけ。
そうすると近隣の女子校の子たちが、
みんなうちの文化祭に来るの。
めちゃくちゃ来るの。
とにかくそこ、どうしてでもそこでステージの上に立ちたかった。
いいですね。
本当にそれだけの理由でバンドをやった。
でもいいじゃないですか。
めっちゃ横島やけど。
そう、めちゃくちゃ横島よ。
でも、なんか楽しかったね、それが。
いいですね。
楽しかったし、
なんかショーに合ってたのもあるんだよね。
バンドって、ギターが一番上手いやつが評価されるんだったら、
ブルーハーツは絶対に評価されないわけよ。
歌が上手い、もう歌がめちゃくちゃ上手い人が評価されるんだったら、
ブルーハーツは最低のバンドだと思うの。
でも、コウモトヒロトとマーシーのコンビは、
ブルーハーツというバンドは最高にかっこいいのよ。
それは別に歌は、コウモトヒロトは知ってるでしょ。
コウモトヒロト、今はクロマニオンズ。
めちゃくちゃ恥ずかしいんですけど、私も今の話ギリギリですよ、ついていくの。
コウモトヒロトさんは知ってるぐらいで。
ブルーハーツ、ハイローズ、クロマニオンズ。
ギリギリ。
ごめんごめん。
俺も今、自分の音楽ラジオのように話してしまった。
でも、ブルーハーツはディンダリンダとかわかる?
わかるわかる。
トレイントレインとか。
中日のチャンステマなんで。
野球見る人は知ってるで。
でも、そのさ、ディンダリンダっていうさ。
ヤマトでね。
狙い撃ちとか違いしたらごめんなさい、失礼します。
ディンダリンダとか、トレイントレイン走ってる系を。
わかるわかる。
なんで歌が上手いんだこの人は?って聞いてる人はいないわけよ。
まあまあ、そうかも。
それはね、そうなの。
ブルーハーツファンから言っても、コウモトヒロノってなんで歌が上手いんだって思って聞いてる人はいない。
コウモトヒロノが最高にかっこいいと思って聞いてる人がいても、
みんなそうだと思うけど、その声だったりパフォーマンスだったり、
おっしゃる通り生き様だったりっていうわけで、
なんつーんだろうな、
一番足が速いやつでも、一番背が高いやつでも、一番ジャンプ力が高いやつでも、
ないやつのかっこよさっていうのがある世界。
はいはいはいはい。
だってね、陸上でさ、一番速くないやつのかっこよさって何よ?って思うじゃない。
そうっすね、そうっすね。
はいはいはいはい。
俺はずっとそう思ってたんだけど、
バンドにはそれぞれの良さというか、そこの面白さがあるなって思って。
あーなるほどな。
必ずしも歌が上手いければ最強じゃないっていうね。
あーそうですね。
そこがいろんなものに恵まれてない、俺にとってすごく魅力的だったんだよね。
あんまり俺手先も器用じゃないから楽器がめっちゃ上手いわけでもないし、
歌だって得意ではあったけど別に誰よりも上手いとかじゃないんだよ。
ライブパフォーマンスなんて、ディスナーのみんなは俺の姿を見たことないかもしれないけど、
俺はなかなかにずんぐりむっくりな体型をしておりまして、なかなかステージ映えするタイプじゃないのよ。
でもそんな奴らがステージに上がってバーンって鳴らした時にスターになれるんだよね。
その時間だけスターになれるんだよ。
いい表現ですね、確かに。それはそうかもしれない。
そこに魅せられたことはありますかね。
なるほどね。
もう中毒ですね、それは。
中毒だよ。だからそれが初めてのめり込んだきっかけではあるんだけど、
今のところ音楽活動をやめたいと思ったことはあります?
やめたいと思ったことはないけど
やめなきゃいけないなって思ったことは死ぬほどたくさんあったよ。
そうなんすか。
死ぬほどたくさんあったよ。
マジか。
いろいろ範囲でやめなきゃいけないなって思った場面ってどこ?
一番はコロナ禍で前のランチキラットっていう13年続けたバンドが解散しちゃった時かな。
その時まだ俺31歳とかだったから。
コロナがいつまで続くかもわからなかったわけじゃん。
ずっとこのままライブとか全部できない可能性もあって。
その時はもしかしたら自称バンドマンみたいな生き方じゃ無理なのかなと思って。
一番やめそうだったのはあの時だな。
やめそうな度合いで言ったらもう本当に廃業考えた感じですか?
もちろんもちろん。
趣味とかではなくもうきっぱりさよならしようって?
趣味というかその音楽その排泄を続けるか否かっていうところはあんまり考えてなかったかも。
でもまあとにかくこの今のままの生き方は可能なんだろうなーって思って。
いろいろ実際考えてたこともあるけど。
そんな中で元ランチキラットの最後のメンバーで解散が決まって。
言ったらドラムの子が抜けると。
じゃあもう続けらんないなと。
解散なった時にベースの子に
ベースの子はまだ入ったばっかりだったんだよ。半年とかで。
社会の状況もこんなだし。
まあ俺もちょっと心が折れてしまったと。
もう続けることができないんだ。
本当に申し訳ないと。
半年前に入ってくれたのに本当に申し訳ないと。
その子に平謝りをしたんですよ。
俺はもう音楽を辞めるかもしれないし。
でも君はまだ若いし。
じゃあ俺の友達でそのベースを募集しているバンドとかもいるから紹介するよと。
言ったところその子はもう怒って。
何を勝手なことを言ってるんだと。
私はあんたと音楽をやりたくてこのバンドに入ったのに
何を他のバンドを紹介するとかふざけたことを言ってるんだ。
あんたが心がくじけたんだったらこのバンドが終わるのはしょうがないのかもしれない。
じゃあ私と一緒に1からバンドを始めませんかと言ってくれたのが田中くるみだったわけですよ。
いやーもうそんなん恋やん。
バンドメンバーって恋に近いところはありますよ。
田中くるみとそんな関係はないですけど。
漫画とかやったら絶対にどっちか顔真っ赤っかですよ。
ちなみにその時田中くるみの弁を借りれば俺はコンクリートみたいな顔色をしていたんですよ。
顔色悪いな。
病人に対して声かけへんかったらアカン思ってる奴やん。
でもすごいですね。田中さんの弾力たるや縁やですね。
最後に1回私と1からバンドやりませんかって言ってくれたから
それが今のサーカス戦のプッケでございます。
お前やな。
それあれいいですね。漫画のフレーズとかやったらめちゃくちゃ流行ってますよ。
最後に1回私とホニャホニャみたいなね。
お前今エロ漫画のテンションで言ってただろ。
違う違う違う違う違う。
一発堂々みたいな話しちゃうんだよ。
なんでそれぐらいの方向を持ってくんだよ。
ここに始まっても。