ちょっとサクッとだけ触れていただければと思うんですけど、どんなご経歴で今って感じなんでしょうか?
入り口は元々競馬の基準になろうと思ってました。 馬乗ってましたね。
スタートアップとかVCファンドを始めたのはいつぐらいからになるんでしたっけ?
そうですね、本当に20年前にいわゆる学生ベンチャーって当時読んでましたけど、大学時代にスタートアップをやっていて
そこから卒業と同時に一旦金税っていう会社に入るんですけれども、3年ほどしてその会社に出戻りして、その会社代表を務めて売却をし
売却先がミクシーっていう会社だったんですけれども、当時はSNSがかなり苦戦をしていて、Facebook、Twitter等々で
ちょっとカットキーにあるみたいな感じだったんですか?
上場時が初音ベースで2000億円だったのかな?だから今でいうユニコーン上場だったところから、私が代表になった時が時価総額180億円で
10分の1だったんだ
今だったら東昌グロースの上場維持基準がどうだってことをヒヤヒヤする水準になってきますけど
そういった頃に代表を就任して、事業構造をだいぶガラッと変化して、今はゲームが主力になってますけど、そういう行を行いまして
それが一段落ついたということで、2年ほどスタンフォードで研究員やりまして
どうやったらシリコンバレー、ベイエリアンみたいに再現性を持ってスタートアップが生まれる環境を作れるかっていったことを色々考えて
その頃に試しに東京ファウンダーズファンドっていう、自分たちの手金で投資をしてるだけなんですけど、そういうファンドっていうかね
エンジェルのファンドみたいな感じですね
そうですね、複数人で一緒にエンジェルのお金を出し合ってるっていうことをやってまして
そういう経験を踏まえて日本に戻って、元々の課題意識としてはどうやったら再現性を持ってスタートアップがどんどん日本に生まれる環境を作れるかっていったところが出発点だったので
その課題意識に紐づいてレートステージのお金ちょっと供給した方がいいんじゃないかな、供給プレイヤーいた方がいいんじゃないかなっていう
そういう問題意識を持ってシニフィアンという会社を立ち上げ、ザファンドっていうのを作った
何年くらいでしたっけあれ
シニフィアンを作ったのが2017年で
全然違いますね
結局ザファンドっていうのができたのが2019年、コロナ前ですよね
確かにレイターのプレイヤーなんてほとんどいないみたいな時代です
かなりその意味で言うとレートステージの投資っていう意味で言うと
01に近いことをやったんじゃないかなという気は、自負はあります
そこからガラッと変わってアニマルスピリッツさんの一部を蘇生したのが23年?
そうですね、23年です
じゃあ丸4年、ザファンドを作ってからはザファンドさんを丸4年間くらいいらっしゃって
アニマルスピリッツに23年から転身されて今に至るって感じなんですかね
ザファンドはまだ今運営残ってるし、私もGPなので運営してますけど
なんていうか言うなれば2号ファンド作るぐらいの間隔スパンではありますね、リソースのかけ方も含めて
そのタイミングでレイターで17年から19年の頃にレイターが足りないよねっていうところで
多分ザファンド始まったと思うんですけど、23年前後にアニマルスピリッツの1号っていうのはどういう背景で
朝倉さんとしてはこういうピースが必要だよねっていう理解だったんですか
それで言うと、まずザファンド自体は今スモールIPOとかいろいろね
東証グロースの改革もあっていろいろ課題されるようになりましたけど
上場した後小さいと厳しいなっていう課題意識っていうのはミクシーやってた時もよくよく感じてたので
ちょっとでも大きくした状態で上場できた方がいいんじゃないかなと
スモールIPOが一律ダメってわけじゃないんだけど、そのためのオプションがなかなかないので
だったらデートステージで大きな資金供給のできるそういうプレイヤーを作っていった方がいいよね
っていうので自分たちでやったのがザファンドの頃で、やってみて一方で感じたのは
例えば2桁億円の資金調達とかするんだけれども、蓋を開けてみると事業計画がハードナンバーベタ打ちとか
別にKPIのシートもろくにないとか、出てくる定量的なデータが財務産票しかないみたいな
結構本当にあって、それが2桁億円調達したいっていう話がされるんですよね
じゃあそういった事業がからっきしなみかっていうとそんなことはなくて
中には面白そうなものもありますし、実際に一緒に事業計画を手に入れて作り直したりしたものもあったんですけれども
だけどこういうケースが多いようだと、であればもうちょっとシードアリーの段階から
付き合いすることで、ちゃんとそういう外形的に自分たちを表現する手段っていうのを
最初から埋め込んでいった方がいいんじゃないのっていう、そういった問題意識の進化発展もあり
なるほど、なるほど
ある種先祖外位に近いような感じでもありますけれども、もともと自分もシード機能とスタートアップやってたので
そっちの方に戻ってきたという、そういう経緯ですね
アニマルスピリッツさんとして足元は2号ファンドも
変わらず蘇生をされて、変わらずチャレンジを続けてらっしゃると思うんですけど
やっぱり1号ファンドの頃に、今朝倉さんがお話いただいたような少し早い段階からコミットして
しっかりバイネタや数字一緒に整理するだとか、要は大きくしていく前準備も一緒にやっていくって
だいぶ手触り感というか、成果が出てきたからこそ引き続き同じような似たコンセプトで
1号から2号で蘇生されてるっていうような理解でいいんですか
そうですね、1号ファンドを作っている時からアニマルスピリッツは一定その連続性
発展性をもって設計しようというのが最初からあったので
そういう意味でいうと既定路線ではあるんですけれども、1号ファンドと2号ファンドっていうのは
あんまり大きくコンセプト変わってないんですね
一方でその1号ファンドの時にやってみて、これは自分たちができることとして想像以上にうまくいったなっていう
いいですね パターンもありましたし、こういう役立ち方できるなっていう
逆にこれはちょっと思ってたのと違ったみたいな
これは次は同じ鉄を踏まないようにしなきゃいけないなみたいな
そういった二重の学びもあり、それはしっかり次で反映させていきたいなと思いながら今に至っています
ちなみに教えていただける範囲でうまくいったことといかなかったことってどんな感じのニュアンスなんですか
うまくいったことでいうと
我々の場合M&Aエグジットですね
道引さんでしたっけ、あってますかね
はい、27社投資をして2023年からファンドを始めて2025年、26年で2件M&Aエグジットかな
で1件IPOっていうようなそういうペースなんですけれども
やってみてわかったのは企業家の方ってあんまりM&Aの経験ある人っていないじゃないですか
まあ少ないですね、まだまだ少ないと思います
まあそのシリアルアントレプレーナーの方っていうのが少ない以上を
初めてだとそもそも自分の会社をM&Aで売ったことってないんですよね
で会店の方って一方でこれも会店によるけれども一定程度慣れてる人たち多いわけですね
経営企画とかM&A何件かやってますみたいな
ここで言うとですね圧倒的な情報格差だとか知識の格差っていうのがあって
これ構図としてはもうめちゃくちゃその売り手が不利な状況になってしまうなと
でこれは普通に考えたら今までM&Aやった経験ある人から考えると
こんな条件飲んだらいけないと思うよっていうようなことでも飲んでしまいそうになったりだとか
そこはどうしてもそれは経験がないが故に陥ってしまいそうな
はまりそうな落とし穴っていうのがいくつかあるじゃないですか
この点私は自分自身M&Aをして自分の会社を売却した人間だし
この他自分で独立社会取りやってた会社例えばロコパートナーズっていう会社がありましたけど
リラックスやってらっしゃる
リラックスそうですねこれKDDIに買収された会社ですけど
これも独立社会取り締まり役をやっていてこのM&Aのプロセスとは結構ね
ディスカッションしながら進めてきたんですよね
逆にミクシーの時は買う側もやってますけれどもそういった経験だとか
あとうちのチームはもう一人GPやってるの荒木っていう人間は
もともと彼はゴールドマンサックスのバンカーであってもうM&Aの専門家なので
そういう意味で言うと普通に考えちゃうからこれダメだよねっていうこととか
こうやったほうがいいよねって思うことを普通に言ってるだけなんだけれども
結構それがプラスになるんだなっていうことが分かって
なるほど
もともと一号ファンド蘇生したタイミングから
M&Aがある種自分たちの武器になるっていうふうには
武器というか一つのエグジットのオプションとしてちゃんと重視していかないといけないというのは
2023年に設営する前の2022年の段階からずっとねってはいましたけれども
やってみたら思いのほかワークするなっていう手応えはありましたね
市場のタイミングもまさにちょうど良かったというか
お二人のケイバピリティとじゃあM&Aが増えていくみたいなトレンドも
上手く重なったっていう手触り感なんですか
そうですねそれこそ僕スタンフォード大学で研究員をやっていた時も
明確にあったのはこれよく言われてる通り
北米のスタートアップで大体8割9割のエグジットの案件ってM&Aなんですね
言うなれば今から10年以上前にその問題意識ってあって
やっぱりそういうのが増えてこないとなかなか再現性を持って
スタートアップがどんどん生まれてくるっていう好循環を作れないなっていう問題意識はあったので
自分たちがプレイヤーとしてそういう投資の世界に入る際にも
M&Aっていうのは有力なオプションとして持っておきたい
それをリードできるようにしたいというそういう思いは元々あったということですかね
逆にそれらを踏まえて足元2号走り始めてらっしゃるわけですけど
足元は2号ファンドが2月にファーストクローされていらっしゃって
60から80億で蘇生を目指しているというふうにプレスリリースを拝見したところなんですけど
基本的には大きな変更っていうのは1号とはないっていう理解でいいんですけど
逆に新規投資とかで言うと今まあ3年間今日ぐらいかけてというお話もありましたけど
実際そのアニマルスピリッツさんに新規投資受けたいっていう企業家さんからすると
どのぐらいのその初回のご面談からじゃあDD機関というか
検討フェーズってまあもちろん対象となる企業家さんのラウンドにもよるのかもしれないですけど
そうですねまあまちまちですよね
本当にドシードの会社さんだとそもそも見ようにも
見るものっていうのが限られているので
その場合は割と早いかなと
実際あの我々が本当に初回投資の時からリードであったっていう案件も
イチゴファンドの時もありましたし
ただよくねやっぱり即日投資しますっていうフットワークの軽い投資家さん
いやこれはこれで素晴らしいある種の戦略だと思うんですけれども
我々はもう少しその者数を絞って
ちゃんと一社一社向き合えるような余裕を持っておきたいというそういう方針でもあるので
すごいクラシックなスタイルだと思うんですけど
そうなるとやっぱりなかなか即日でオッケーってわけにはいかないかなというところはありますね
だいたいまあ2,3ヶ月とか見とけば企業家さんとしてはスケジュール的には十分って
そうですねやっぱりそれぐらいは普通にかかるかなと思いますし
まあアーリーって言ってもかなり幅ありますけれども
あの一定程度規模感がある会社さんだとやっぱりより時間がかかってしまいがちではありますよね
理解です
実際アニマルスピリッツさんが先ほども
じゃあフォロワーで投資をするケースもあるっていう話もありましたけど
リードとフォロワーで言うとなんか強いこだわりがあるわけでそこまではないんですか
基本リードが多いとか実態としてはどんな感じなんでしょうか
フォロワーって言ったのはさっきリードしたものに対してフォローで投資するっていう意味がいいですね
それがまあ5,5,6,4ぐらいの話で
でじゃあ同じラウンドにリードで投資するケースが多いわけですけど
じゃあフォローやらないかっていうとそんなこともなくて
フォローは全然やってますね実際
で一号ファンドのファクトで言うとリードの方が多いです
リードメインではあるって感じ
メインではありますねでその方がやりやすいはやりやすいですけれども
じゃあこれもファンドの方針によると思うんですけど
フォローは一切やらないのかっていうとそんなことは全然ないし
すごく将来性のある面白い会社であればそれはもう喜んでフォローすることもあります
リードフォロワーとしてそれぞれの投資のスタイルはあると思うんですけど
実際企業家さんが朝倉さん達アニマルスピリッツさんに株主になっていただいた場合に
こういう期待値は持っていても期待値ズレは起きないみたいな
どういういわゆるハンズオンハンズオフとかいろんな言い方ありますけど
こういうことをよく投資先とはやってるなみたいなところって
僕の勝手なイメージは桜さんってざっくり言うと忙しそうだなとは思ってるんで
そんなことないです
どういう期待値の時企業家さんと期待値ズレがないのかなと
これは少しご整理いただくといいのかなと思うんですけど
実際どういうご支援の仕方が多いんでしょう
チームで動いてるので別に私のリソースがポトロネッキにはならないようにっていうのは
まず大前提でやってます
これもいろいろ思想だと思うんですけど
あんまり我々ハンズオンだとかバリューアップってものの言い方はしないし
そういうことを社内で言ったら罰金ぐらいの感覚ではいるんですよね
当たり前だけど事業を突き動かしていくのって企業家の皆さんであって
何かそこにもちろんそこに一定程度コミットしていくっていうのは当然あるんですけれども
どれだけやったところでやっぱりそれは企業家の方に委ねられてる部分っていうのはあるとは思うんですよ
だからそういった状況をもってパートタイムで関わってる人がバリューアップっていうのはおこがましいなっていう
そもそもの僕の思いの部分と
実際自分が企業をやっていてハンズオンバリューアップっていうものが本当に価値あったのかって言われると
うーんって思うところもあり
もちろん役立つ関与ってあるんですよ
関与もあるんだけれどもあんまりおしきせがましくハンズオンバリューアップっていうものじゃないなと
これね危ないのがそれを非常に社内で強調してると
そうやって投資先に何か自分が働きかけることが自分の価値なんだって思ってしまう素振りがあって
それってものすごくひとりよがりな関与
下手するとネガティブバリューだったりするわけですよね
だって特に創業期のスタートアップの最大の力の源泉って企業家の時間でありマインドシェアじゃないですか
で何かそこに関与しようと思ったら状況を知らなきゃいけないからいろいろ教えてくださいってことがあって
それをレポーティングだけに時間を吸い取られてんの、推用してんのって本当に意味ないなと思って
実際それは僕が自分でスタートアップやった時にレポーティングのためだけに朝4時とか5時までずっと資料作ってるみたいな
そういった経験からして不毛だなって思ってるっていうのがまず第一にあります大前提として
あるんだけどじゃあこういうとなんかじゃあ何もしねえのかよって思われるかもしれませんが
それは全然なくって実際には結構おせっかいなこともしてるかなとは思います
一番特に大事なのは特にリード投資家として関与してるケースだと
しっかり次のラウンド創生を成立させるってことだと思うんですよね
だから全ての行為活動っていうのがそこに費やされる
だけどそれってじゃあ表面上の見たくれを良くして高いバリエーションで資金調達したらいいのかってそんなことはなくて
当然そのために事業をしっかり作り込んでいくっていうことにもなるし
単純に誰か投資先を紹介、投資してくれる投資家を紹介するっていうだけじゃなくて
そのためのエクイティストーリーって何なんだ
その魅力を伝えるものって前回と同じラウンドじゃないはずだよねってことだったりだとか
じゃあ次の投資家の方々に訴求するにあたって
じゃあそもそも定量的なKPIとかも整備しなきゃいけなくて
それってじゃあ調達の時に慌ててやるものじゃないじゃないですか
だしそもそも自分たち自身がそういったKPI見てないとちゃんとした経営って本来できないはずだよね
見せるためのものじゃないはずなんですよね
ですのでそういう意味で言うとしっかり分かりやすく言うと次のラウンドを成立させるってことですけれども
それもあくまでインチキして高いバリューつけるってわけじゃないんだから
そこに目線を揃えると結構やることは結局価値を上げるってことなんですよ
ただあんまりそれを断すならバリューアップだとかハンゾーンっていう言い方はしないし
別にその会社さんが独自でスクスク伸びるんだったら別にそれにこうしたことはないわけですよね
間違いないVCに何もしない企業家さんがあるよりもしかしたら一番良い通す先なのかも分からないですもんね
ですのでそれは本当に距離感だとかを見計らってやりますし
あとリードとフォロー化によってもその関与の仕方っていうのはやっぱりそれは違いますよね
スタートアップ都市TVを運営するガゼルキャピタルでは新規の通す先を募集しております
今までベンチャーキャピタルで会ったことのないような企業家さんであったり
これから初めての資金調達を目指される方でも大歓迎です
ぜひ公式の問い合わせフォームか概要欄の資金調達の窓口というサービスからお問い合わせをください
少しちょっと横にそれるというか雑談になってくるかも分からないんですけど
今回その2号ファンドのプレスリリース見てて個人的に印象的だった形容詞って言ってたのかな
が、規律あるファンドサイズ、規律あるっていう表現って結構他のVCファンドのプレスリリースとかであんまり見かけない表現だなぁ
個人的には感じていて、ただ僕個人もその自分たちのガゼルキャピタルのファンドは
シードやり続けたいから小規模のファンドでいようということを一旦ゼとして
一旦その小規模の適正サイズは一旦置いておいてなんですけど
小規模でいようということは大枠は決めていて
なのでなんか本当に規律あるファンドサイズっていう考え方ってすごく大事だよなって思うところでもあったんですけど
朝倉さんとして、どういう今のマーケット環境とかの分析の前提条件があった上で
この今60から80億っていうサイズが規律あるファンドサイズっていうところにグーッと修練されてるのかっていうのを
ちょっとこの発散されてる背景みたいなところ、普通に興味があってお伺いしてみたいんですけど
どういう材料から60から80億ってところに落としてらっしゃるって感じなんですか
これVCの仕事ってどこまでいってもデュアルミッションなんですよね
2つのミッションを同時に遂行していかなければいけない
1つはスタートアップ側、もう1つはLP側の話ですね
スタートアップ側という点でいうとやっぱり我々は本当に大きくなる会社
それこそ上場しておしまいではなくてそこからしっかり成長して
本当時間総額1兆円以上になるような目安としてはそういう会社の創業初期を支えたいっていう気持ち
これはもう本当に共有していることだし
これはおそらく多くのVCの皆さんともに共有していることだと思います
これは1つ追求していかなければいけないことですよね
もう1つ同時にあるのはLPの皆さんにとって良い投資のアセットでなくてはいけないという
金融商品としての自分たちの立ち位置っていうのがあって
要は儲かるのか儲かんないのかっていう
そうじゃないと続かないじゃないですか
じゃあどっちにより軸足が重心が向いているのかという話はあろうかと思いますけど
可能性のあるスタートアップにしっかり資金が行き渡るリスクマネーが行き渡るっていう好循環を作っていくという意味においてもしっかりVC
スタートアップとLPの中間にいるそうですよね
ここが信任していただけてお金が流れてくるような仕組みというのを状態というのを作れないと
そもそもそのリスクマネー自体が細ってしまう
なのでこれはスタートアップのためにもうしっかりLPにリターンを出すっていうのが
自分たちの使命だと思ってるんですね
これを考えた時に外形的な条件だとか
自分たちの内部の条件要因というものを踏まえた上で
責任を持って扱えるファンドサイズっていうのはおのずと決まってくるなという思いがあって
そういう点で言うと我々が今扱う適正サイズっていうのは
60億円から80億円なんだろうなという目星を自分たちはつけているっていうことですかね
だいたいファンドサイズの考え方っていろんなスタイルがあると思うので
何を正解とするか難しいとは思うんですけど
朝倉さんとして60億から80億がリターンを出すという観点でも
仮説としてはベストエフォートであるっていうふうな理解でいいんですかね
我々の主語にするとですね
これは本当に人によって全然違うと思います
VCのファンドサイズの適正サイズってこれはものすごい盛り上がる
結構人によって考え方の違いもあるし
すごい盛り上がるその人の思想が出るテーマで
何で決まっていくのかなってことを考えた時に外部要因と内部要因っていうのがあると思っていて
外部要因っていう点で言うとこれも二つですね
まずは出口の規模感 IPOしかりM&Aしかり
もう一つは外部要因の二つ目で言うと
スタートアップ側の需要がどれぐらいあるのかっていう話ですね
外部環境の一つ目の出口の話をしてしまうと
例えば2025年において日本でIPOした企業の株式保有比率のうち
この外部投資家が持っている分を発値ベースで算すると確か1000億円とかだと思うんですよね
ある種これマーケットって言ったら年間1000億円のマーケット
ここに年間8000億円の資金が投資されてるわけじゃないですか逆に
これはなかなかバランスしてませんねという話が一つ
一方でその需要っていう点で言うと
じゃあそれに合わせて小さければいいのかっていう話もあって
今みたいにディープテックの会社がどんどんどんどん増えてくると
当然必要なリスクマネーの大きさが変わってくるし
そっちはそっちで吸収しなければいけないお金が増えてくる
ここは一つコンフリクトがあるわけですよ緊張関係があるわけですよ
2025年に1000億円って言ったけれども
これもある種のスナップショットではあって
当然今投資されてる会社が大きくなっていけばその出口もより大きくなっていくはずだっていう
当然その未来を信じて我々も投資してるわけですよね
だからこれは両面考えなきゃいけない
今を静的に切り取ってこれぐらいのサイズなのか
だけど本来実際大きくなる会社で資金需要があるとこはそれだけあって
そこにリスクマネー投資は得なくて何がVCなんだっていうこの考えももちろんあると
これが外部の話
もう一つはこれは内部要因で
自分たちのケーパビリティ
お金を調達するってのも非常に難しいですけれども
投資するってのも非常に難しいわけですよね
っていうのは社会にセッポーになっちゃいますけど
ケーパビリティの投資は社数に一番色濃く影響が出るんですか
組み入れ社数っていうところに
社数もあるだろうし
また1件あたりに追加投資できる金額
じゃあそれがバランスを持ってちゃんとリターン返ってくるかっていうこと
でそこの過程において
さっき言ったみたいに僕はあんまりバリアップって言葉は好きじゃないけど
自分たちがどういった関与ができるのかっていった要素もあるだろうし
だから外部環境ってのは人によって別に変わらないですよ
だけど内部環境っていうのは全然会社によって違うはずで
じゃあ今アニマルスピーツが500億円のお金を預けられて
それをVCで回せますかって言われるときついわけですよね
捌ききれないし
捌けねえなっていうことになるわけですよ
だけどこれが我々じゃなくてできる人たちもきっといるはずだという点において
誰にも普遍的な適正サイズってのはないんだろうなと
我々としては再建制をもって意味のあるリターンをLPの皆さんに返したいというふうなのが前提ですし
当然スタートアップの需要はどんどん大きくなっていくわけだから
それに応えられるようにしっかり扱える資金の量を増やしていきたいっていうのはベースでありますけれども
かといってやっぱりそれで身の丈以上になってしまうと続かないっていう
そういうある種ジレンマトリレンマの中で最適なサイズ感をずっと模索していて
今はここだと3年後別のこと言ってる可能性が大いにあるし
普通に違うこと言ってると思います
いいっすねそれをもって規律あるファウンドサイズっていう
あの形容詞のアウトプットになるんだなって改めてめちゃめちゃよく分かりました
だから本当に大きくなってほしいですよね出口が大きくなってほしいし
ダイエンスエンジニアとしてはみんなうまくいってほしいわけですよ
みんなうまくいったらもうみんなハッピーになるので
何も困ることはないです
そうしたら胸張って僕らももっともっと大きくしますということは
全然回せますというふうに言えると思うので
前半戦こんなところでここから後半戦に移っていきたいなと思うんですけれども
ちょっとお時間もあると思うのでポンポンといきますが
具体的にどんな会社に何で投資したみたいなところを
アニマルスピリッツさんの実績を伴ってお伺いしていければと思うんですけれども
いくつか事例挙げていただきたいんですけれども
早速一社目どういう会社さんから取り上げていきましょう
まずもって我々大きく2つのテーマで投資をしていて
国を守るというものとフロンティア開くという2つのテーマで投資をしてるんですね
国を守るっていうのは日本固有の社会課題
これを解決していこうという感じで
これは日本固有って言ってるけど
ひょっとしたら日本が先行的な市場になってる可能性多いと思いますけれども
日本分かりやすくは少子高齢化みたいな超高齢社会ですね
それに紐づく労働力不足みたいな
もうマクロ要因として代わりようがないもの
これをスタートアップのソリューションで解決していこうっていうもの
ここにしっかりリスクマネーを提供していきたいこれが1つ
もう1つがフロンティアを開く
これは日本で培われた技術というものをしっかり産業化していきましょうと
ひょっとしたらこれはグローバルにいけるものかもしれないし
こういったものにご投資をしていこう
大きくこの2つの軸があるんですね
1社目で言うとこれリチコファンドの事例になりますけれども
例えばバトンズっていう
上場もされましたね
これ何やってるかというと
本当にM&Aですね
M&Aのオンラインマッチングをやっています
まさに事業生計課題にって感じなんですね
そうですね
これは日本M&Aセンターのスピンアウトの会社で
今年2026年の4月に上場した会社なんですけれども
変わってるポイントで言うと
世の中M&Aの仲介企業っていうのは非常に多くありますが
例えばもう数千万円とか
場合によっては数百万円の案件って小さすぎて
割に合わないからできないんですよね
扱えないんですよね
そういった小さな案件っていうものが
ただ実はボリュームとしては非常に大きい
案件ベースで言うと件数ベースで言うと
数億数十億の案件数よりも全然大きい
日本の事業生計の課題っていうのは
ほぼここに集約されてると
ここを何とか技術システム化によって
効率化を図り流通ができるようにしていこうっていう
そういう試みをやってる会社でして
いろいろM&Aのプラットフォームサービスみたいなプレイも
無限にはいないにせよ一定数いらっしゃる認識はしてはいるんですけれども
当時未上場の時点でのバットオンズさんに
ここが決めてる投資したみたいなところ
確かに大きいところで言うと
事業生計家で健在化よりしていくっていうのは明らかではあると思いますし
その中でもアニマルスピリッツさんとしては
ここにポテンシャルをバットンさん見出したみたいなところって
他のポイントとかもあったりはするんですか
一つは投資の経緯っていうのもあるんですけれども
このバットンズの場合は
我々投資した時に第三者割り当てじゃなくてセカンダリーなんです
バットンズはそういう意味で言うと
上場まで第三者割りしてないんですね
正確には創業期日本M&Aセンターから
スピンアウトする時のエンジン収支を一部受けてらっしゃるんですけど
そういった中で資本株主構成を再度整理する必要があるということで
もともとアニマルスピリッツを私が作る前からご相談を受けていて
単にふらりとご相談をいただいて
もともと関係性ありましたからどうすればいいんですかねって話をしていて
その中でそういうことであれば
セカンダリーでVCに移っていくっていうのが一番美しいんじゃないですか
そういう話をしたんですよ
そういう方法があるんですねって言われたわけですけど
そんな中で走行してるうちに我々もアニマルスピリッツを作って
VCファンドができた段階でバットンズの方が
前に話したことやろうと思うんですけどっていうようなお話になったので
そういうことであればっていう
後から見るとマッチポンプみたいになっちゃったんですけど
自分で機械を創出して自分でバジェットを作る
だけど絶対それがいい選択肢だとは思いましたし
彼らとしては整理しなきゃいけない都合というのもあって
何より今の上瀬社長を中心としてかなりコミット力あるチームで
実際に未上場の段階で売上げの精度が予算99%達成してくるんですよ
あんまり見たことないじゃないですか
スタートアップなのかって問題もあるんですけど
そんな予算ビタビタに合うんだっていう
このオフェーション力がすげえなっていうのは思いましたよね
マッチングプラットフォームってリボン付けなのにビタビタに合わせてくるっていうのがすごいですね
力技でどうにかならない世界が入ってるような気がするんですけど
けどそれは本当にシステマチックにやってますよ
誰であれしっかり問題が成立させられるっていうようなそういう世界観ですね
理解です
まさに少子高齢化の一つのわかりやすい事例ではあったと思うんですけど
他にもそういう事例とかってあられるんですか
そうですね国を守る少子高齢化っていう今キーワードが出たので申し上げると
長楽長寿っていう会社がありまして
長楽長寿
これ漢字で長って長ですよね
長居とかの長で楽しい楽
超楽しくて長寿っていう
長寿ってのはご長寿の長寿ですね
長楽長寿なんですけど
ご老人向けの何か、高齢者向けの何かってことですよね
ハハロルというサービスなんですね
ハハロル何やってんすか
これは高齢者向けのマッチングサービスですよね
なるほどね
いわゆるマッチングアプリです
そうですそうです
若年層のマッチングサービスって
今それこそ男女出会いとかも含めてもそうだけど
マッチングサービスが今一番なわけですよね
もちろん男女だけじゃなくてもう少し趣味の出会いだとかそういったものもあるんですけれども
ニーズはあるんですか
めちゃくちゃありますね
めちゃくちゃありますよ
しかも50代60代70代とまんべんなくみんな使っているというところもあって
どうしてもパートナーの方と別れられる
行き別れられるっていうケースもあるし
そういった中で人と人との繋がりを作っていくということですね
これやってらっしゃるモノベさんという方はシリアルアントレプレーナーの方で
モノベさん
お医者さんなんですけれども
もともと高齢者のメンタルヘルスとかに向き合ってた方って
これは間違いなく優位にパートナーの有無に因果関係として直結してるというか
メンタルヘルスとパートナーの有無っていうのが
まあそれはなんとなく常識的に想像をつくことじゃないですか
独居老人とかっていう言葉があるぐらいですもんね
マッチングサービス自体は
これ私自分が起業してた時からも非常に関心を持って見てはいて
例えば2013年とかにアメリカでスタンフォードが取ったレポートだと
当時2013年時点で北米の人たちの出会いって
友達の紹介よりも1位がマッチングサービスだったんですよね
既に
既にもう今から十数年以上前に
当時それ見てて結構衝撃を受けて
日本ではあんまりマッチングサービス好ましくなく受け取られていたし
出会い系とかって言われてましたよね
ただその中でそれこそペアーズなんかが出てきていたとか
いろいろマーケットの健全化も行われて発展してきたわけですよね
当時からこれはすごいあるマーケットだなっていうことを思っていたと
そこにさらにシニア世代っていうのは掛け算して今に至ってるわけですけども
問題はシニア世代向けのそういうコミュニティサービスって
アイデアとしてはもうずっと使い古されたテーマであって
もうずっとあるんですよ
シンプルっちゃシンプルな話ですもんね
もう20年以上前からアクティブシニアだと言われ続けてきていて
金融業界とかの人たちはどうやってアクティブシニアのマネーを狙うかって
腰たんたんと狙ってるわけじゃないですか
これ今でも私覚えてますけど2007年の時にDNAがシュミートクラブっていうサービス作っていて
これアクティブシニア向けのコミュニティサービスなんですよ
コンセプトは近いところじゃないですよね
ずっとあるんですよコンセプト自体は
だし大学生のビジネスプランコンテストとかあったら絶対出てくるネタではあるんですよね
なるとホワイン・ナウはすごい重要だったと思うんですかね
それはありますだから問題論点は絶対マーケット通貨は間違いなくあるんだと
ないわけがないという前提のもとだけどこれ今なのかっていうのが最大の論点ではありましたね
なんで投資したときは今だったんですか
そこはある種のリスクは取りましたよ
リスクは取ったけどただ今の60代以上の人たちって
60代ってね僕らが子供の頃って本当に赤いちゃんちゃんこ着たおじいちゃんっていうイメージでしたけど
全然違うじゃないですか
余裕で違いますね
別に彼らってもう全然自分たちが30代40代の時に下手したらインターネット使ったりするわけですよ
そう思うと
ITリテラシーがやっぱ根本的にちゃんとデトックスしてきてるって感じなんですかね
そうそう別に当然ながらスマホも普通に自由に使える人たちですし
なのでなんか変になんか老人扱いしすぎるのもなんか違うのかなと思っていてですね
わかんないですだからこれは本当に僕は論点はタイミングだけだと思いますね
でも結果としてバック伸びしてる
伸びてますねすごいだからそれは強烈なニーズあるんだなーっていうのは手応え感じますね
ニーズ大事ですよね
今ちょっと高齢者向けとか国内の社会課題の2社さん挙げていただいたかと思うんですけど
最後1社挙げるとしたらどういう方向性の会社になるんでしょう
そうですねもう一つじゃあフロンティアを開くっていう軸で言うと
一号ファンドでまあわかりやすい事例は将来宇宙装システムですね
これはもう端的に言うと和製スペースXって思っていただいて
わかりやすい
いいと思うんですけども再利用可能なロケットを作っているというそういうスタートアップですね
日本からやってるんですか
日本でやってます
どういう企業家の人がやってるんですか
やってる方は旗田さんっていう社長なんですけども
この方もともと経済産業省で宇宙に関する補正日をなさっていた方で
役人の人だった
その省庁の方が単にガイドラインだとかレギュレーション作ってるだけじゃ飽きたらず
自分でやるんだと始めてきてるそういうスタートアップですね
投資をされたのはいつぐらいのタイミングなんですか
2023年ですねなのでファンド蘇生したタイミング
一号ファンドを蘇生した時で
もともと旗田さんとは経産省時代からお付き合いはあったんですけれども
我々がいろいろ勉強会とかに呼ばれて私が話したりとかしたこともあって審議会等々ですね
そういった頃からのお付き合いなんですけれども
まだ何というか形も十分ない状態の時に
じゃあいわゆるシードって感じだったんですか
そうですね故障としてシリーズAって呼んでたかプレシリーズAって呼んでたかちょっとわからないですけれども
バリエーションなんかもいい部分から比べるとだいぶ安いタイミングで
ご出資を差し上げてそこからチームの拡大と実験を繰り返しながら今に至っていると
これスペースXがやっているのを見てもわかる通りロケットってね
昔のものっていうのはその使いせがベースだったわけですけれども
安定して宇宙空間に輸送を実現しようとするとやっぱりコスト面で言うと再利用型に取ることによって桁が変わってくると
それはそうですよね
これはもう全然違う世界なんですよね
めちゃめちゃ作るのお金かかりそうですもん
ただすごく大変であると
一方で今ねそれこそ戦略17分野領域でしたっけっていう話もありますが
宇宙っていうのは非常に重要な世界であって測定だとか通信だとか安全保障にも関わってくる世界ですよね
そういったところに日本独自の輸送手段がないっていうことっていうのは
これ言うなればインフラ作ってるみたいなものですけれども
イメージ19世紀に鉄道作ってるっていう世界観だと思われるんですけれども
残念ながら今これほどまでに国際情勢が不安定になってきている中においては
内政で完結するそういったソリューションを作っていくっていうのが非常に大事であるっていうテーマ感っていうのは
これは一号ファンド蘇生した頃からも意識していた内容ではあるので
ここまでバカでかいことやろうっていう人なかなかいないじゃないですか
いや間違いないと思います
そういう意味で言うとこれは大事な事業だなと思うように思ってご同賞してます
ありがとうございます
本当に前半戦でもお伺いしましたけど
なんでしょう国を守るってコンセプトの中でここから今日撮影時点は2026年8月ですけど
約3年間ぐらいは新規都市二号ファンドでやられていくところかと思いますし
むちゃくちゃスケールの大きいようなチャレンジをする人も含め
多分アニマルスピリッツさんにここから検討してもらいたい企業家さん多くいらっしゃると思うんですが
コンタクトはどこからすると良さそうですか
コンタクトフォームに送っていただければ
了解です
基本的には概要欄の方にアニマルスピリッツさんの問い合わせフォームっていうべきですかね
は掲載させていただいておりますので
ぜひそちらの方からコンタクトもいただけると良いのかなと思っております
よろしくお願いします
改めて朝倉さん今回もお時間ありがとうございます
ありがとうございました
また適宜お話とかインサイトをお伺い勉強させていただければと思ってますので
よろしくお願いします
またお邪魔します