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声を思いを世界中に届けるこえラボ
経営者の志
こんにちは、こえラボの岡田です。
今回は有限会社川原農産代表の川原大輝さんにお話を伺いたいと思います。
川原さん、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
まずは自己紹介からお願いいたします。
はい、私は1681年から続く農家の9代目でして、石川県和島市でお米と栗を栽培している農家、農業法人の代表をしております。
はい、どれくらいの広さでやってらっしゃるんでしょうか?
お米のほう、田んぼがですね、補強道具8個半ぐらいの面積と果樹園が3個分の面積合わせて11個半ぐらいの面積で農業系をしております。
なんか想像もつかないぐらい、なんかすごい広大な場所でやってるのかなっていう感じなんですけど。
はい、どれぐらいの広さはあったりとかするんでしょうか?
はい、平米で言うと46万平米の農地を管理しております。
そうなんですね、すごいですね。でも今はあれですかね、去年の地震があって結構大変な状況でもあるんでしょうかね。
はい、一応ですね今、今年どれだけの田んぼでお米が作れるかどうかっていうのが全くわからない。
そういう状況にあるという。ですのでまだ発注も何もできないという感じです。
そうなんですね。長年続いている農家の家計ということですけど、新たな取り組みとかもいろいろされていらっしゃったりしてたんですか?
そうですね、10年前から無肥料によるお米作りをずっと研究してまして、
無肥料でお米を栽培していくということを、ここ近年では全面積で取り組みをしています。
これは肥料を与えないで育っていくものなんですかね。
はい、田んぼには水が入ってきますので、肥料はほとんど必要ないというのが私の見解です。
そうなんですね、これ肥料を与えないと何がいいことがあるんですかね。
はい、お米本来の育ち方でいくことができるので、病気や虫に強くなるという結果があります。
これ肥料を与える方が逆に弱くなっちゃってたんですか。
はい、人の体と同じなので、人は口から入ったものでできてますし、作物は根っこから吸収したものでできてます。
その体を構成するものに悪いものがあると病気になる、虫が来るという流れがあるので、肥料をあげないということは自然の山と同じなんですね。森と同じ仕組みでやっているということです。
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そうなんですね、じゃあ肥料を与える方が逆に弱くなったりとか、あと虫も来たりとかいうことで、実は与えない方がすごくいい作物が。
はい、これはもう過去の比較で結果として出てまして、少しだけでも肥料が入る方がカメムシの被害が大きい。
そうなんですね、なかなかこれやってる方って少ないんじゃないんですかね。
自然農とかやられてる方は、大体皆さんご存知な話なんですけども、なかなか法人レベルでやってるところはリスクが大きくて、トライしてない方が多いですね。
それを取り組んで10年間やってらっしゃったということなんですね。現在は今どんな活動をされてらっしゃるんでしょうか。
今はですね、昨年ののど半島地震と豪雨災害によって、なかなか思うような生産活動ができなくなってます。
その中で集落が崩壊してしまっているという現状が、今のどには各市あるんですけども、そこを建て直していかないと自分の農業が今できないという危機を感じて、
集落の建て直しに向けて動いています。
そうなんですね。やっぱり農業っていうのは、その家だけじゃなくて結構集落隊員で活動するというか、行っているようなことも多かったりするんですね。
例えば用水ですね。用水とか農道っていうものは、集落の財産として集落が管理してきたものなんですね。
ですので、我々がそこへ行って生産するにあたって、その管理費っていう費用は今まで発生してなかったんです。
そういうことなんですね。
これが集落がなくなるということは、すべてを管理していかなきゃいけなくなるという、また今度費用が増えていくのが目の前に迫っているという形です。
なるほど。だからその環境の共有の資産として今までは使われていたものが、それが集落がなくなってしまうことによって、自分たちで運営していかなきゃいけなくなってしまう。
結構大変な状況に今なっているということなんですね。
そうですね。
そういった状況の中、今活動としてはどんなことに力を入れていらっしゃるんでしょうか。
私自身その集落を今どうやって復活させていけばいいかというところを考えながら活動しておりまして、
今バーチャル村民というか仮想村民を集めて村作りをして、
そのバーチャルでできた村とリアルの村をマッチングしていくということをやりながら、崩壊していく村の再生、再興に力を揃えていこうと思っています。
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そうなんですね。このバーチャルの村というのは、例えばどんな方たちが集まってどんな活動をされていらっしゃるんでしょうかね。
趣味、趣向で集まるんですけど、まず第1号としてできたのはビール好きが集まる村としてビール村ができました。
えー、そうなんですね。
Zoom上でお話をする中で、ビールにはもうおつまみとして枝豆最強だよねっていう話が出てきたので、じゃあ枝豆作ろうっていう枝豆事業部が立ち上がって、
じゃあその枝豆を、農地を、今使えない農地を使って実際に植えてみようよ、それを朝どれでゆがいてビール飲みながら食べるっていうのをやってみたいっていう、そういう夢を語ってそれを具現化していくっていうことをやろうと。
そういう感じで集まっていってる。
すごいですね、ビール村のビールのお話から枝豆につながって、そこがやっぱり農業につながっていくっていうところになっていくからですね。
だからやっぱりバーチャルのその空間でいろんな人が話し合ってるところから、リアルなその実際の農業のところにもつながっていくっていう、そういう道筋を今作ってらっしゃるっていうことが。
確かにね、ビールに、農つまみに、枝豆は確かに最強ですよね。これを実際にじゃあ作ってみようっていう話、進めていくわけですね。
この番組は経営者の志という番組ですので、ぜひ河原さんの志にも教えていただけるでしょうか。
僕がこういうことを考えて行動するのは全て、未来の子どもたちのためにというふうに思ってます。
全ての事業であるとかそういったものは、継続していくその先がある話なので、そこには必ず次の世代、その次の世代と今の子どもたちがより豊かになる道が作られていくことが大事だと思ってます。
ですので、私は自分の志の中の一つとして、子どもの未来をより豊かにっていうことを考えた職を世の中にお届けしたいという思いでやってます。
やっぱりそうですね、その将来がある、そういったところを引き継いでいくためにも活動を進めてらっしゃるっていうことですね。
是非ね、先ほどのありましたように、いろいろバーチャルでの活動もやってらっしゃるような仮想村民も集めてらっしゃるということですが、今後はどんどんいろんな村ができていくっていうことなんですね。
はい、今第2号として立ち上げを予定しているのはドローン好きが集まる村です。
そういったものも作ったりとか、いろんなものをどんどんどんどん沸かせていこうと思ってます。
いろんな趣味とか、いろんなところを持っている方たちが集まるような、そういったところのところで、今活動としてはどれぐらいの頻度で集まるとか、そういった方はいかがなんでしょうか。
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毎週日曜日の夜9時から10時まで1時間だけズームミーティングして、どういう村づくりがいいかというのを集まった人で話し合いをしながら、徐々にゆっくりと進めているような感じです。
ぜひ今日のお話を聞いて、自分も参加していろいろ活動してみたいという方がいらっしゃれば、ぜひお問い合わせいただけるといいですね。
はい、ぜひいろんな方に参加してもらって、いろんな人が自分の関わる村がいくつも日本全国にあると。
これ、BGPにもつながる話になるので、有事の際には避難できる自分の村があるという。そういうふうにもつながるので、楽しみながら村づくりをしていくということに関わっていただけたらすごく嬉しいなと思います。
そうですね。なじみの村があると、何かあったときもそこになったりとか、つながりができていってお願いできたりとか、お互いの助け合うような場にもなっていきそうですね。
ぜひ今日のお話を聞いて、自分も参加してみたいなという方がいらっしゃれば、このポッドキャストの説明欄にFacebookのURLも掲載させていただけますので、ぜひそこから参加してお問い合わせいただけたらなというふうに思っております。
今回は有限会社河原農さん代表の河原大樹さんにお話を伺いました。河原さんどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
声を想いを世界中に届ける。
ポエロボン