News Connect 国際欄、今回のゲストは東京工科大学教養学館教授の落合浩太郎さんです。“スパイ天国”と呼ばれる日本。2026年7月には「国家情報会議」および「国家情報局」が発足し、改革が進められています。いまインテリジェンス改革が行われようとしている背景や、政治家に求められるインテリジェンス・リテラシーとは?
▼ゲストプロフィール
落合浩太郎(東京工科大学教養学環教授)
1995年、慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。東京工科大学専任講師、同コンピュータサイエンス学部准教授を経て現職。専門は国際関係論、安全保障、インテリジェンス。著書に『CIA 失敗の研究』(文藝春秋)、編著『インテリジェンスなき国家は滅ぶ 世界の情報コミュニティ』(亜紀書房)などがある。
新刊『面白すぎて時間を忘れる「スパイ」の世界』:https://amzn.asia/d/03DaIrE0
▼MC
佐々木真奈美(経済キャスター)
X:https://x.com/manamisasaki
▼News Connect 土曜版・日曜版・夕刊版 Spotifyプレイリストはこちら
🟢土曜版
🔴日曜版
🔵夕刊版 国際欄
https://open.spotify.com/playlist/3CtpYOPniQT6FEuByBdfg3
🟣夕刊版 文化欄
https://open.spotify.com/playlist/6DSiNeJQwWhV982h3BxOyg
🟡夕刊版 金融欄
https://open.spotify.com/playlist/4btihPGM3vOhndcdtzQTtM
▼支援プログラム「Chronicleサポーター」については、こちらをご参照ください。
感想
まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!
サマリー
落合浩太郎教授は、2001年の同時多発テロをきっかけにインテリジェンス研究を始めたと語ります。日本にはロシア、中国、アメリカなど多数の外国スパイが外交官や民間人に偽装して活動しており、その数は数百人、エージェントを含めると1000人にも及ぶ可能性があると指摘しました。彼らは安全保障、外交、経済、政治、技術など多岐にわたる情報を収集しているとのことです。 日本は「スパイ防止法」がないため「スパイ天国」と称されることがありますが、落合教授は安易な決めつけに警鐘を鳴らしつつも、特定秘密保護法の対象範囲の狭さや罰則の緩さを問題視し、法整備の必要性を訴えました。インテリジェンスが政策に与える影響として、マドゥロ大統領拘束やイランの最高指導者排除の例を挙げ、情報収集の成功が作戦の成否を分けることを示しました。 また、政治家側のインテリジェンス・リテラシーの重要性を強調し、トランプ大統領による情報漏洩リスクや、戦前の日本が総力戦研究所の分析を無視して開戦に至った歴史的失敗を例に挙げました。7月末に発足した国家情報局と国家情報会議は、情報収集機関ではなく、既存情報の集約・審議が主な役割であり、来年度末に設置予定の「対外情報庁」が本格的な情報収集を担うと説明。その際、国民のプライバシー侵害リスクや、インテリジェンスを理解する議員による監視体制の確立が不可欠であると述べました。
コメント
似ているエピソード
タイトル・AI要約・文字起こしの話題をもとにおすすめしています。
-
日本版CIA?政府肝入りのインテリジェンス改革とは:日本のインテリジェンスの現状と改革の必要性
Weekly Close Up
日本のインテリジェンス能力強化を目指し、国家情報会議設置法が成立しました。これは政府のインテリジェンス改革の第一弾であり...
-
日本版CIA?政府肝入りのインテリジェンス改革とは?:対外情報庁
Weekly Close Up
東京工科大学教授 昨年と今年、陸上自衛隊小郡駐屯地、航空自衛隊春日基地、芦屋基地、築城基地でも講演 落合浩太郎(おちあい・...
-
【7月18日】参院選、外国勢力の選挙介入に懸念相次ぐ。対策は?
News Connect あなたと経済をつなぐ5分間 #ニュースコネクト
参院選を巡り、外国勢力による選挙介入への懸念が相次いで表明されています。特にロシア政府系通信社スプートニクが日本の候補者...
-
【ニュース小話 #174】外国勢力の選挙介入。私たちは「情報」とどう向き合えばいいのか
News Connect あなたと経済をつなぐ5分間 #ニュースコネクト
今週のニュースコネクトでは、過去の配信内容を振り返りつつ、ウクライナ侵攻に関する初期の見立てが現実となったことに触れ、ア...
-
【7月15日】ロシアが日本にスパイ拠点、軍需物資を調達か。米NYTが報道
News Connect あなたと経済をつなぐ5分間 #ニュースコネクト
ニューヨークタイムズの報道により、ロシアが日本をスパイ活動の拠点とし、ウクライナ侵攻で使用する軍事用ドローンやミサイル向...
-
【土曜版 #77】夕刊版が6月よりスタート。「国際」と「文化」をいま読み解くべき理由(ゲスト:岩井圭也さん、佐々木真奈美さん)
News Connect あなたと経済をつなぐ5分間 #ニュースコネクト
News Connectは6月より「夕刊版」をスタートさせ、「国際欄」と「文化欄」を新設します。今回は、それぞれのコーナーのMCを務め...
-
日本は「スパイ天国」なの? 防止法案が来年の焦点に 戦後政治で保守強硬派の悲願だが、イメージ先行に要注意|2025年12月16日収録
聞く西日本新聞
高市早苗首相は日本維新の会との連立合意に基づき、国の機密情報を入手する外国勢力を取り締まり、政府の情報収集・分析機能を強...
-
[10-3] 政府や日本銀行が発表する一次情報・経済レポートを読むためには縦軸と横軸を通す教養的横断が必要。AIがまとめてしまうと受け取れないニュアンスとは【日銀展望レポート2025年4月編-3】 | 政治経済情勢活用ラジオ[PESU]
政治経済情勢活用ラジオ[PESUニュース]
日本銀行の展望レポートを理解するためには、一貫した情報の読み方と教養が求められる。特に、経済報告のニュアンスを把握するに...