【12月28日】年明けに迫る台湾総統選。AI悪用、フェイクニュース拡散の対策必至
2023-12-28 05:25

【12月28日】年明けに迫る台湾総統選。AI悪用、フェイクニュース拡散の対策必至

News Connect(ニュースコネクト)あなたと経済をつなぐ5分間

1日1つ、5分間で、国際政治や海外のビジネスシーンを中心に、世界のメガトレンドがわかる重要ニュースを解説。朝の支度や散歩、通勤、家事の時間などにお聴きいただけるとうれしいです。

▼出演:

新井里菜(Podcast ディレクター) 

https://twitter.com/RinaAraiLevia

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▼参考ニュース:

Taiwan elections: TikTok teams up with fact checkers to stop disinformation on site(SCMP)

https://www.scmp.com/news/china/politics/article/3246313/taiwan-elections-tiktok-teams-fact-checkers-stop-disinformation-site

台湾 記者が総統選の偽の世調記事を報じた疑い 中国から指示か(NHK)

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231223/k10014297511000.html

台湾総統選挙 AI悪用とみられる不審アカウントや偽動画広がる(NHK)

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231223/k10014297431000.html

Can Taiwan Continue to Fight Off Chinese Disinformation?(NYT)

https://www.nytimes.com/2023/11/26/business/media/taiwan-china-disinformation.html

▼Podcast Studio Chronicle公式サイト

https://chronicle-inc.net/

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おはようございます。2023年12月28日木曜日、ニュースコネクト、あなたと経済をつなぐ5分間、パーソナリティーの荒井梨奈です。
この番組では、1日1つ5分間で世界のメガトレンドがわかるニュースを解説していきます。朝の支度や散歩、通勤、家事の時間などにお聞きいただけると嬉しいです。
さて、今日は声のコンディションが悪く、お聞き苦しい放送で申し訳ありません。
ここ1ヶ月、家族で風がまん延しておりまして、年末、最終的に私の喉に来てしまいました。
新年最初の放送までには回復できるよう、今日から声を休めたいと思います。
さて、早速本日のニュースです。
年明け1月13日と迫った台湾の総統選挙。
これに関連し、現在台湾ではAIを悪用したとみられる不審アカウントやフェイクニュースを通じた偽情報が拡散し、その対策に注目が集まっています。
こうした偽情報の中には、AIで加工された偽音声を利用しているとみられるものや、不審なSNSアカウントからの投稿など、様々なプラットフォームで散見されています。
これに対し、ショート動画SNSアプリTikTokは今週、台湾のファクトチェック団体MyGoPenと提携。
アプリ内でユーザーが選挙関連の情報を検索した際、偽情報を見抜く方法や、中央選挙委員会へのリンクなどが含まれた2024年選挙ガイドに誘導、ショートビデオで情報提供を開始しています。
また、先週台湾の検察は、総統選挙に関する偽の世論調査を報じた疑いで、ある記者の身柄を拘束。
有識者を対象に行ったとする世論調査を実際には行わず、支持率などを捏造し、複数のネットメディアで報じていたとのことです。
また、この背景には中国の共産党委員会、当局者から支持を受けていた疑いも強いとされ、台湾当局は中国による選挙介入を狙った認知戦に警戒を強めています。
選挙候補者が別陣営を非難したかと思ったら、逆に称賛している。そんなチグハグの動画が拡散する台湾。
かねてからこうした偽情報による認知戦に脅かされている台湾は、官民共にこれまでにもフェイクニュース対策を行っています。
プログラマー出身で現在は台湾デジタル発展部部長のオードリー・タン氏。
コロナウイルスが蔓延するパンデミック時には台湾のマスク不足をITで解決したことでも有名ですが、フェイクニュース対策に特化した調査室も運営するなどしています。
また民間組織においても台湾にはこうしたファクトチェックを行う機関も多くあり、例えばコーファクツと言われる機関ではメッセージアプリのLINEと提携。
LINE会員になると怪しい情報ではと思った時にすぐに通報できたりスピーディーに検証できるようファクトチェックのハードルを下げ、昨年時点で会員数は29万人に上ると言います。
03:13
こうしたファクトチェックにおいては政府のみが判断するというのは国による言論統制につながるため、民間が行うことも重要と言われています。
さてそんな対策も注目される台湾総統選ですが、最後に候補者と争点もまとめておきましょう。
今回の候補者は3名。現最総統の公認である与党民進党から雷政徳氏、最大野党国民党からは郭雄義氏、そして野党一本必ず第三政党民衆党から河分鉄氏、この三つ共へとなっています。
争点となるのはやはり対中関係。与党はこれまで同様中国と距離を置く姿勢、そして最大野党は親中派、第三政党は中間派で台湾は米中の架け橋となるべきという立場を取っており、これまでの二大政党の対立を嫌う若者を中心とした無党派層で支持を獲得しています。
ただ、直近の世論調査では、与党の支持率が35.9%、それに最大野党が34.7%と続く形で過半数を占めており、最終的に若者を中心とした無党派層の支持をどう取り付けるかが焦点となりそうです。
ということで、今回は来年に迫る台湾総統選挙について取り上げました。
来年は世界中で選挙が目白押しです。
いわゆる大統領選だけをとってみても、1月の台湾に始まり、2月はインドネシア、3月にロシア、5月にインド、11月はアメリカ等、特に前半は毎月のように大きな動きが予測されます。
これに伴って、各国のフェイクニュース対策も重要となる2024年となりそうです。
ニュースコネクト、お相手はあらゆりなでした。
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それでは良い1日をお過ごしください。
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