【2月27日】英首相、10年間で防衛費GDP比3%に引き上げ目指す
2025-02-27 06:22

【2月27日】英首相、10年間で防衛費GDP比3%に引き上げ目指す

News Connect(ニュースコネクト)あなたと経済をつなぐ5分間

1日1つ、5分間で、国際政治や海外のビジネスシーンを中心に、世界のメガトレンドがわかる重要ニュースを解説。朝の支度や散歩、通勤、家事の時間などにお聴きいただけるとうれしいです。

▼出演:

新井里菜(オーディオジャーナリスト) 

https://twitter.com/RinaAraiLevia

音声ドキュメンタリー「越境家族 - Transnational Family」https://shorturl.at/invCM

野上さんご出演回「S01E10 // 海外移住で「変わるもの・変わらないもの」

https://shorturl.at/hzQY1 

▼支援プログラム「Chronicleサポーター」については、こちらをご参照ください。

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://support.chronicle-inc.net/support/

https://note.com/t_nomura/n/n43e514e703b4

▼参考ニュース:

去年の世界全体の防衛費 約380兆円で過去最高 英シンクタンク(NHK)

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250213/k10014720741000.html

U.K. Announces Increase in Military Spending Ahead of Trump Meeting(NYT)

https://www.nytimes.com/2025/02/25/world/europe/uk-defense-spending-starmer.html

Europe Is Pouring Money Into Defense. Is It Enough?(NYT)

https://www.nytimes.com/interactive/2025/01/25/world/europe/nato-europe-defense-spending.html

英防衛費、GDP比3%までの引き上げ目指す-スターマー首相が表明(Bloomberg)

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-02-25/SS8OYWT1UM0W00

▼Podcast Studio Chronicle公式サイト

https://chronicle-inc.net/

感想

まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!

00:00
クロニクルおはようございます。2025年2月27日木曜日ニュースコネクトあなたと経済をつなぐ5分間パーソナリティーの新井リナです。この番組では一日一つ5分間で世界のメガトレンドがわかるニュースを解説していきます。朝の支度や散歩、通勤、家事の時間などにお聞きいただけると嬉しいです。さて、今日は国の防衛に関わるニュースを取り上げます。今月、イギリスのシンクタンクiiss国際戦略研究所によりますと、昨年2024年の世界全体の防衛費が過去最高になったと発表しました。その額、前年より7。4%増えて2兆4600億ドル、日本円でおよそ380兆円余りということです。
国別に見てみますと、アメリカが全体の4割を占めており1位。続いて中国、ロシアとなっています。一方でGDP国内総生産に占める防衛費の割合で見てみますと、最多となったのはウクライナGDP比15。4%ということです。対するロシアは現在GDP比6。3%、各国防衛費増加。今年もその流れが押し寄せています。イギリスのスターマン首相は25日、今後十年間で防衛費をGDP比3%へ大幅に引き上げると表明しました。
具体的には、現在のGDP比2。3%から2027年までには2。5%に、そして2034年までに3%に引き上げるため、段階的に増額すると明らかにし、スターマン氏は下院にて冷戦終結以降で最大の持続的な防衛費の増加と述べています。一方、この防衛費増額の財源については。国民の負担につながる増税や追加の借り入れなどは行わず、海外開発援助予算を40%余り削減することで賄うとしています。これについてはスターマー首相、遺憾であるとしながらも、今このような時代には国民の防衛と安全保障が常に最優先にされなければならないと述べています。さて、ここから防衛費増額の背景です。
まず、短期的な狙いとしては、トランプ氏との会談。現地時間今日、スターマン首相は初めてホワイトハウスでアメリカトランプ大統領との会談を控えています。これまで第一次トランプ政権でも、NATO加盟国に対してアメリカだけが大きな負担を負っていて不公平だと訴えてきました。NATOは現在、加盟国に対し、各国における防衛費の目標をGDP比2%に設定。2014年に掲げられたこの目標は今も続いていますが、昨年時点でおよそ3割の加盟国がいまだ目標未達一方。現在、NATOの総軍事支出の2/3はアメリカが占めているため平等でないとした見方が、現在の第二次トランプ政権でも続いています。では、イギリスの場合。
03:21
冒頭にもイギリスの防衛費は現在GDP比2。3%、この2%目標を達成しているわけなんですが、直近でもトランプ氏はGDP比5%を各国に要求するなど、まだまだ足りないとする姿勢を鮮明に示しています。そこで今週、防衛費の引き上げを発表し、トランプ氏との会談を前に先手を打った。そうした見方ができるのが一つ目の背景です。そしてもう一つの背景は、ニューノーマルへの対応です。ニューヨークタイムズの取材に応じたアメリカのシンクタンク戦略国際問題研究所によりますと、ロシアからの絶え間ない脅威というのがニューノーマルであり、それに備え防衛に投資する必要があると述べています。そもそもNATOは1949年冷戦期に設立され、今も形を変えて存続しています。
が、冷戦終結後、ヨーロッパ各国ではソ連崩壊後にまた戦争が起こる可能性は低いだろうと考え、国家予算を防衛費ではなく、年金や失業手当、医療といった社会保障に当ててきました。一方防衛に関しては、例えば短期的な局地戦には対応できるものの、ウクライナ戦争のような長期にわたる地上戦に必要な装備やサプライチェーンには投資してこなかったと研究所の専門家は指摘。各国の防衛費増加といった流れは過去への埋め合わせだとした見方を示しています。
実際に打倒でも昨年末、およそ十年前の2%という目標を3%に改める案を協議し始めていまして、早ければ今年6月の首脳会議での合意を目指しています。四年目を迎えたウクライナ戦争を受け、各国の防衛戦略に変化の波が押し寄せています。ということで、今日はイギリスの防衛費引き上げというニュースを取り上げました。さて、現地時間今日行われるスターマー首相とトランプ大統領との会談ですが、イギリスのタイアメリカへのスタンスというのを事前に見ておきますと、スターマー首相は大西洋の一方か他方かといった誤った選択を拒否しなければならないとしていて、アメリカとの同盟関係を重視しています。一方、今週火曜日に取り上げたニュースドイツの次期首相候補のメルズ氏はといいますと。
防衛においては、アメリカから独立した安全保障戦略の確立というのを目指していまして、欧州においても各国のスタンスの違いが明らかになっています。ニュースコネクトあなたと経済をつなぐ5分間お相手は新井リナでした。番組への感想はカタカナでハッシュタグニュースコネクトとつけてエックスキューツイッターに投稿ください。もしこの番組が気に入っていただけましたら、ぜひフォローいただけると嬉しいです。それでは、良い一日をお過ごしください。
06:22

コメント

スクロール