1. Weekly Close Up
  2. 桜の名所・小倉城周辺の知られ..
桜の名所・小倉城周辺の知られざる歴史
2025-03-31 10:18

桜の名所・小倉城周辺の知られざる歴史

歴史学者 西日本国史文化研究所 所長 菊池満
Learn more about your ad choices. Visit megaphone.fm/adchoices

感想

まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!

00:00
日々お伝えしているニュースや話題の中から、一つのテーマに絞って、専門家や当事者に話を聞く週替わりの特集コーナー、
Weekly Close Up。福岡では先週、桜の開花、そして満開のもうすでに宣言がありましたけれども、
先週から今週末にかけて見ごろを迎えております。福岡県では唯一、お城と天守閣と桜が楽しめるのが、北九州市小倉北区にある
小倉城なんですが、今週は桜の名所・小倉城周辺の知られざる歴史というテーマで、歴史学者のこの方と一緒に私、歩いて話を聞いてきました。
歴史学者で西日本国史文化研究所所長の菊池光さんです。菊池さん、今日は小倉城、小倉城ですね。
どんなお話が来ているんですか、今日は。
まずは小倉城、皆さんなじみがあると思いますけれども、福岡県内では唯一天守閣があるお城が小倉城ですね。
それが北九州市民の誇りでもあります。
小倉城は、もともと慶長5年に関ヶ原の合戦の論交交渉で、細川忠之公が中津に入場されます。
その後、地取りとかいろいろ考慮しまして、2年後の慶長7年にこの小倉、もともとお城があったんですけれども、新しく築城しなおしまして、小倉の地に移ってきたわけですね。
その後、皆さんご存知の通り、細川公は熊本に転保をされまして、代わりに張馬の国赤市から小笠原忠実公が小倉城に入場しましてですね、幕末まで小笠原家の所領だったわけであります。
残念ながらですね、小倉城の天守そのものは江戸時代の後期に失火で消失しておりまして。
火災が原因なのか。
それでしばらく天守がなかったんですけれども、戦後の昭和34年にですね、やはり天守閣があった方がいいんじゃないかということで、こちらの復興天守という形で建設されたんですね。復元天守ではないんですよ。
その違いというのはどういうところですか?
皆さん、外観をご覧いただければわかると思うんですけれども。
我々もすぐ真下に今立っていましたけれども、ちょっと移動して天守までが見えるような位置に離れましょう。
はい、こちらですね。ちょうど2階部分から3階部分にかけて、このハフと言われるんですけれどもね、こういう三角の屋根みたいなのがついてますね。
本来これはないんですね。
もともとの小倉城にはなかった。
4階から5階のいわゆる南蛮作りとか空塚作りと言われる工法はそのままなんですけれども、
諸説あるんですけれども、観光目的で復興をするので、観光資源として当時の人たちに受けるような外観で建設しようということで、ハフをオプションでつけたわけですね。
03:13
したがいまして復元じゃなくて復興天守ということになるわけであります。
復元であれば当時のものをそっくりそのまま作るということになるということですね。
そうなんですね。ただ小倉城の天守というのはちょっと謎めいたところがありまして、細川家の文書によりますと5層6階。
細川家の文書はそうなんですけれども、小笠原家の文書では4層5階になっているんですね。
あれ、違いますね。
そう、1階違うんですね。現在これハフはついておりますけれども4層5階なんですね。
層は4つですけれども5階建てですね。だから小笠原家の文書を元にしている。
へー。
小倉の城下町というのは今もこういうふうに開発が進みまして、すぐ近くに北九州市役所の本庁舎があったりリバーオークがあったりとしておりますけれども、
かつて江戸時代にシーボルトが小倉に来た時はですね、大変に城壁に囲まれた堅牢な城下町だったのでびっくりしたという逸話が残っているぐらいに大変に、
九州の玄関口ですからね、やはり防衛所をちゃんと固めておかねばならんということで、非常に堅牢な城下町だったんですけれども。
でもそうやって昭和になって復興の天守を作ってくれたおかげで、この小倉城、今まさに桜が咲いている時期なんですけれども、
多くの方が訪れて城と桜を一緒に楽しめるというのは県内唯一の場所ですよね。
そうですね。
天守と一緒に行って。
そうなんですよ。この天守閣と桜を同時に楽しめるというのは北九州市小倉北区だけですので。
へー。
この天守閣が建設されました昭和34年の翌年、昭和35年が今年旧小倉市が始成施工125年なんですけれども、
そういう節目。
節目なんです。昭和35年がちょうど旧小倉市が始成施工60周年でして、それを記念しましてこの小倉城一帯で、
伸びゆく北九州小倉大博覧会というのが昭和35年の3月から5月の2ヶ月間開催されまして、
へー。
延べ115万人の方が来場されたんですけれども。
結構な数の方が訪れたんですよ。
当時は小倉城がございますでしょ。市役所の本庁舎が今あるところはジェットコースターがございましてね。
それ僕、写真だったか映像だったか見たことがありますね。
仮設というかその場で作ったわけですよね。
そうです。今の北九州市立中央図書館があるところに昔の造形所の本部事務所があったんですが、
06:00
その建物を利用して博覧会のメインパビリオンにしてですね。
でも相当なにぎわいだったわけですね。小倉市の勢いというのも感じるイベントだったんでしょうね。
ちょうど翌年ぐらいから小倉市や八幡市が主導した五四合併の議論が始まるんです。
ちょうどそういう時期ですね。
なるほど。あと小倉城の小笠原のお殿様で松原エピソードで言うと、今北九州のソウルフードっていくつもありますが、
そのうちの一つのぬか炊きというのはこの小倉城ともご縁がありますよね。
それもいわゆる伝統料理でありまして、私はこの小倉城のすぐ近くの馬舎区というところに出身なんですけれども、
私が小学生のときは下校時間になりますと各ご家庭からぬか炊きを作っている匂いがしていたんですよね。
昔は全部床が家の独自の床ですからね。やっぱり匂いがちょっと違うんですよね、家によって。
そういうのがありまして、今はお店で買って召し上がったりお土産でというのもございますけどね。
これは小笠原家に縁のある伝統料理。
お殿様がぬかの料理が好きだったという言葉ってだんだん広がったんですかね。
もともと保存食で、諸説あるんですけれども、合戦時に傾向して持っていったとかですね。いろんなお話がありますね。
なるほど。そこから脈々とその食文化が伝わっているってすごいことですよね。
そうです。小倉はいろんな名物がございますけれども、その中でも歴史と伝統が一番あるのがぬか炊きですね。
お花見を来て小倉城をしっかり楽しんで、その後はぜひぬか炊きを味わって小倉の歴史ロマンを楽しんでいただきたいですね。
さようならありますね。
ということでまずは小倉城でのお話。先週の木曜日に取材に行ったんですけど、その時点でも城内の桜っていうのは結構もう見ごろを迎えている桜も多かったんですよ。
小倉城結構早いですよね。
でもそこから週末寒かったでしょ。だから長持ちはするかなと思いますので、今週しっかり週末ぐらいまでは桜まだまだ楽しめると思いますのでね。
先ほどの菊池さんの話にありました小倉城の歴史に思いをはすながら花見を楽しんでみてはいかがでしょうか。
明日以降もですね、菊池さんにいろいろお話を伺っておりますのでお楽しみに。
歴史学者で西日本国史文化研究所所長の菊池光さんでした。
聞きたいラジオ番組何にもない。そんな時間はポッドキャストで過ごしませんか。
RKBでは毎週40本以上のポッドキャスト番組を配信しています。あなたのお気に入りの声にきっと出会えるはず。
09:04
ラジコ、スポティファイ、アップルポッドキャスト、アマゾンミュージック、ユーチューブミュージックでRKBと検索してフォローしてください。
RKBオンラインのポッドキャストまとめサイトもチェック。
10:18

コメント

スクロール