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2025-02-13 11:50

防災について考える:直下型地震

九州大学工学研究院社会基盤部門 准教授 梶田幸秀
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日々お伝えしているニュースや話題の中から、一つのテーマに絞って専門家や当事者に話を聞く、週替わりの特集コーナー、
Weekly Close Up。 今週は、防災を考えるというテーマでお送りしております。
福岡県西宝記地震から今年3月20日で20年ということになりますが、今日はですね、直下型地震についてお話を伺っていきます。
九州大学工学研究院社会基盤部門、準教授の梶田幸英さんです。
梶田さん、おはようございます。おはようございます。今日はよろしくお願いいたします。よろしくお願いいたします。
今回伺いたい内陸型の直下型地震についてなんですけども、これはどういう特徴があるんでしょうか。
内陸型の直下型地震は、震源が皆さんが住んでいる人の場所の真下にありますので、
震源が近いので、一つ目は緊急地震速報が鳴っても、その緊急地震速報を受け取った直後に揺れ始める可能性もありますので、
その点は注意していただきたいというのと。もう身を防ぐ間もないぐらいに揺れ始めるっていうことですかね。
なるほど。それと、震源が非常に近いので、地震の震源近くの方々にとっては揺れがとても大きくなるという特徴はあります。
震源から離れていると、最初の地震発生時からちょっと時間が経ってという、この時間、緊急地震速報から身を守るまで時間がある場合と、この内陸直下型だと、震源の真上にいるエリアに住んでいる方々は本当に揺れてから気づくぐらいの感覚になるってことですかね。
そうですね。
そういう場合って、どう身を守ったらいいんでしょうか。
まずは落ち着いて、まずは頭を守っていただきたいというところですね。
テーブルの下に隠れたりとか。
テーブルとかあればテーブルの下に隠れていただいたり。
クッションがあれば頭を保護するとか。
そうですね。
なるほどですね。福岡県西方機地震から20年というタイミングになりますけれども、前回は海側の方の断層が揺れて、残るは陸側の方がいつ揺れてもおかしくないという状況ですが、その陸側の方はやっぱり都市部にあるわけですもんね、断層が走ってるわけですもんね。
03:00
そうですね。昨日も産業技術総合研究所の方がおっしゃってましたけど、赤坂からザナイフを通って竹志堂のあたりに行きますので。
でもそれがどこが震源になるかわからないわけですよね。
それのだいたい27キロあるうちのどこから地震が始まるかわからないです。
はあ。で、高層ビルなども立ち並ぶエリアもその中に入ってるわけですが、これどれくらい被害が出ると予想されてるんですかね。
えっと、具体的にはなかなか難しいんですけれども、どこで揺れ始めるかっていうので大きく変わってきますので。
発生時間帯などでもね、違うんですね。
なので、起きた時に何をするのかっていうのは日々、日頃から考えておいていただきたいというところではあります。
これはだから、住んでるっていうケースだけじゃなくて、都市部ってなると通勤してそこにいるとか通学でそこにいるっていうことも多いわけですよね。
そうですね。特に赤坂、天津エリアの場合は多分、住んでるより皆さん仕事で来られてると思いますんで。
その時、日中、仕事中に地震にあった時にどうするのか、あとは家族とどう連絡を取るのかっていうのを決めておいていただきたい。
ですから、これ職場での地震訓練、学校での避難訓練っていうこともすごく大事になってきますよね。
そうですね。いろんなパターンを想定しておかないといけませんよね。
これ、梶田先生、都市部で被災した場合、どういう点に注意を払えばいいでしょうか。
まずは、地震が起きた直後は、頭を守って揺れが収まるのを待っていただいて。
それからは、まず避難場所、多分公園とか広い場所があると思いますんで、そこにゆっくりと逃げていっていただきたいと。
そこで一旦落ち着いて、情報収集に努めて、この後家族とどう再会するのかとか、家に帰るべきなのか、留まるべきなのかを判断していただきたいということです。
あと、都市部で注意なのは、建物の中で被災された場合、エレベーターは使えませんので、皆さん階段で避難していただくことになります。
それなりの人がおられると思いますので、ぜひ慌てずゆっくりと、群衆なだれのように、階段で皆さんが怪我しないように、ゆっくりと逃げていただければと思います。
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そうですよね。中には車いすの方とかもね、いらっしゃるかもしれませんので。
助けが必要な場合もありますからね。冷静に声を掛け合って避難するっていうことが大事でしょうし、あとはビルも多いと。
以前の西宝起地震の時は、副ビルからガラスが割れて落下してくるというケースもありましたけど、そういうことも気をつけなきゃいけませんよね、逃げる際に。
そうですね。落下物には気をつけていただいて、ただ副ビルの被害状況を踏まえて、今の新しいビルはそう簡単には窓ガラス割れませんので。
やっぱり今再開発も進んでますけども、どんどん新しく建て替わっているものは、耐震あるいは免震といった構造で建てられてるわけですよね。
そうですね。十分地震対策は行われてますので。ひび割れとかは出るとは思いますけれども、そう簡単に倒壊はしませんので、まずはそこで揺れが収まるのを待っていただければと思います。
あと一つ都市部で特徴的なのは、高層階のビルが多いと思うんですが、長周期振動という長く横に揺れる、特に上になればなるほど揺れるっていうのはありますよね。
これはどういうふうに対応すればいいんでしょうか。
そこは例えば部屋にある机とか椅子はもちろんのこと、コピー機とか棚とかを日頃から壁にちゃんと固定しておく。
長周期振動は揺れ自体はそれほど大きくはなくて、ゆっくり大きく振れるだけなので、物を固定していればそれほど怖くはないです。
そうなんですね。なるほど。大体、タンスなどが倒れないようにっていうので、天井に向けてつっぱり棒というか、そういうもので固定するケースもあると思うんですが、コピー機などというと天井との高さが非常にあるものですから、つっぱり棒は有効ではないかなと思うんですけど。
そうですね、どうしたらいいんだろうか。
足場を固定するような感じのイメージですかね。
足場を固定するか、そのままL字型の金具で壁とくっつけるっていう。
高層階になるとそういう対策っていうのも有効になってくるってことですかね。
そうですね。はい。
なるほど。本当に、いつ起きるかわからないっていうのが一番怖い地震ですけども、我々は福岡県に住む人間、佐賀県に住む人間としては、この九州北部にいる人は、地震に対してどう正しく恐れたらいいでしょうか。最後にアドバイスいただけたらと思うんですが。
09:17
そうですね。正しく対策をすれば、そう簡単には命は落とさなくなってきていると私は思っていますので。
もちろん、だからといって対策をしないっていうのは良くないので、言い方は難しいですけれども、適度に恐れていただいて、ただ生き延びると信じていただいて、その後どうするかを普段から考えておいていただければと思います。
そうですね。しっかり自分が被災した場合っていうのをリアルに想像しておけるかどうかっていうのも大事なのかなと思いますので、いざというときに全く動きが取れないじゃん。困りますからね。
はい。
わかりました。梶田先生、ありがとうございました。
ありがとうございました。
この時間は九州大学工学研究院社会基盤部門純教授の梶田幸英さんにお話を伺いました。
ご協力ありがとうございました。
11:50

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