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日々お伝えしているニュースや話題の中から一つのテーマに絞って、専門家や当事者に話を聞く週替わりの特集コーナー、Weekly Close Up。
今、子どもたち夏休み、真っ盛りですけれども、宿題は進んでいるでしょうか。
どうでしょうか。
自由研究というのは、毎度毎度頭を悩ませる。
そうですね。
かつて子どもだった人たちも、ああそうだったと思っているんじゃないでしょうか。
そして今、親となって子どもの自由研究に一緒に突き沿って考えるなんてこともあると思います。
そこで今週は、大人も知らない身の回りの謎というテーマで、身の回りに潜むさまざまな謎を解き明かしているこの方にお話を伺っております。
ダイヤモンド社から発売されている、大人も知らない身の回りの謎大全の著者で、漫画家・イラストレーターのねるのだいすきさんです。
ねるのだいすきさん、おはようございます。
おはようございます。
今日はまずは、町でビルを建設している時に高いビルの上の方にクレーンを見かけることがあると思うんですけど、
あれ、どうやって誰が運んでいるものなのかという疑問から教えてもらえますか。
運ぶというか、実際のところはクレーン自体が正確に言うと登っているという表現なんですね。
クレーンが登る?どういうことですか。
この登り方が実は2種類ありまして、フロアクライミングという方法と、マストクライミングという方法があるのですが、
簡単に言いますと、フロアクライミングというのは、今作っているビルそのものを取っ掛かりとして、
ビルに足を引っ掛けるような形で少しずつクレーンが上に登っていくんですね。
作り途中のビルの途中にクレーン自体を引っ掛けて、クレーンの軸を上に押し上げて、
クレーンの本体、フックを出しているところも上に一緒に登っていくという操縦席ですね。そこも一緒に登っていく。
それがフロアクライミング。で、もう一つのマストクライミングは?
これはクレーンそのものは地面にしっかりと固定して設置しているんですけど、
登っていく自分の柱そのものは、自分でクレーン自体が柱を擦り上げて自分の体にドッキングさせるんです。
なるほど。
ドッキングさせて追加させた柱の上を操縦するクレーンの部分が少しずつ登っていくっていう。
へー、そういう風になってるんだ。
フロアクライミングの方は、左右に壁があってそこに両手と両足をついて、だんだん上に圧力かけて登っていく登り方ありましたよね?
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あんなイメージでいいですか?
はい、すごくわかりやすい例えしていただいてありがとうございます。本当にその通りです。
へー、そうなんだ。
どういうビルを建てるかによってフロアクライミングかマストクライミングかを選択するってことなんですかね?
そうですね。これは本当に建てる土地の条件とかビルの形とかそれによって工程が変わる感じです。
でもねるのさん、登ったはいいけど、降りるときというか片付けるときどうするんですか?
これですよね。やっぱり気になりますよね。
これはすごいパズルみたいな手順があるんですけど、ビルの上に乗っかっているクレーンがまず現在ありますよね。
これが大きいクレーンだとしたら、クレーンそのものがまた自分より小さい中サイズのクレーンを上に引き上げるんですね。
へー。
これは全部バラバラのパーツで引き上げて、屋上でまた中ぐらいのクレーンを組み立てるんです。
中ぐらいのクレーンが組み立て上がったら、今度は大きいクレーンを全部バラバラに解体して、全部ビルの下にそれを下ろしちゃうんです。
あー、なるほど。
これと同じ方法で中ぐらいのクレーンが次は小型クレーンを引き上げて、小型クレーンを組み立てたら中ぐらいのクレーンをバラしてまた小型クレーンで地面に下ろしていく。
へー。
最後小型クレーンはもう全部解体して、人の手とかエレベーターとかで全部運んでいっちゃうっていう。
なるほど。
じゃあビルの高さが高ければ高いほど、最終的な撤収までは時間も要するわけですね。
そうですね。本当にマトリョーシカみたいに大きいのか小さいのかで少しずつ少しずつ変わっていくという。
そうやって登っていき、そして最後片付けていくってことなんですね。
そうですね。片付けも手間がかかるんだなと思いましたね。
じゃあビルの話ついでに、低層っていうのを見かけることがあるんですけど、あれは?
あれはビルの入り口なんかで見かける方本当に多いと思うんですけど、そういうことで言うとタイムカプセルです。
え?タイムカプセル?どういうことですか?
低層という書かれたプレートがまずあると思うんですけど、プレートを外すと。
え?外せるんですか?
外せるんです。そうすると中に箱が入ってるんです。
何が入ってるんですか?
大きい箱ではなくちょっと薄めの箱なんですけど、その中にはビルをその会社が建った時の当日の新聞とか、
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あとビルの建築の図面ですね。
ビルの模型の写真とか、あと会社のパンフレットとか、
あと当時使ってた貨幣、お金ですね、札とかをこう書く。
あとは低層銘板といってビルを建てた人が会社に対してどういう思いがあったか、
意義とかそういうのを刻んだ板とかが入ってる思い出のタイムカプセルなんですよ。
なんでそんなものを中に入れて置いておくんですか?
元々は海外から入ってきた文化の一つなんですけど、海外では低層石といって石に年号を刻んだだけのものだったんですけど、
日本に入ってきた時に地震災とかありますよね。
ああいうのの儀式の中の一つに低層式というものがありまして、
その時にこういうのを入れるっていうふうにいつの間にか学んだんです。
昔は単なる板に作った人の名前とか屋主の名前とか書いて天井の梁の部分に付けてたりはしたんですけど、
はいはい。胸上げの時とかね。
はい。胸札とか胸札とか呼ぶ。
これが低層の代わりでは昔はあったんですけど、ちょっと変わってきたんですね。
へえ。いつか懐かしむ時が来るってことなんですかね。
そうですね。例えばビルが移転する時とか取り出したり、
あとは会社辞めちゃう時ビル解体する時とか取り出してまた歴史の一つとして見返すとか。
じゃあもうあの低層って書かれたところにはそのビルの歴史が詰まってるわけですね。
そうなんです。
ロマンありますね。
はい。どのビルにもその大体あるので、街歩いててタイムカプセルがあちこちにあるってすごい面白いなと思うんですね。
ねえ。いやでもそれはちょっと今日ねるのさんに話を聞くまでは知らなかったことですね。
いや明日はですね最終日になるんですけども、そもそもこれまでいろいろ教えていただいた謎、
なぜそういうことを謎として思うようになったのかどうやって調べているのかそんなことを伺っていきたいと思います。
今日はここまでありがとうございました。
ありがとうございました。
ちょっと低層に目が行くようになりますよねこれから。
こんなにたくさんタイムカプセルがあるんだってね。街を歩くだけでも楽しくなりそうですね。
はい。ということでこの時間はダイヤモンド社から発売されております
大人も知らない身の回りの謎大全の著者で漫画家イラストレーターのねる野大輔さんでした。
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