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日々お伝えしているニュースや話題の中から、一つのテーマに絞って専門家や当事者に話を聞く週替わりの特集コーナー、
Weekly Close Up。今年2025年は昭和で数えるとちょうど100年ということで、昭和100年、その100年前に創業したお店であったり、
その年に生まれた商品などにクローズアップしていく特集。昭和100年、私たちも100年というテーマで、
エリアの100年を迎える企業にインタビューしています。
今日は九州最古の喫茶店として100年を迎えたこちらのお店です。
長崎県長崎市で創業した喫茶店「ツル茶ん」の3代目、川村貴雄さんです。
歴史100年ってすごいですね。
僕は100年やったわけじゃないんですけどね。たまたま100年に当たったということなんですが。
でもバトンの受け継いで3代目でいらっしゃるんですよね。
そうです。おじいちゃんが始めたときですね。
ツル茶んは元々どんなお店として始まっていったんですかね。
喫茶店です。
喫茶店ではなく喫茶店。
今は喫茶店って皆さん言いますけど、本当は喫茶店が正しい。
茶店とか茶屋とか言いますね。
ツル茶んは九州でも最古の喫茶店なんですか。
と言われております。
なんで最古かというと、おじいちゃんの話によると、
当時の営業局、今は保健所なんですけども、当時は警察署だからですね。
長崎署に行って、喫茶店ってなんだ、わからない、福岡に行け。
福岡に行ったらわからない、東京へ行けと。
東京まで行って営業局を取ったと。
それが一応九州で始めたろうと。
前例がないってことですもんね。
喫茶店というので始めたの。そういうふうなのを非常にいち早く知ってですね。
当時うちのおじいちゃんが19歳だったんですけど、
よく言われてたことに、品種の希少である。
進んで取る希少、新しいものにチャレンジしなさいというようなことを言われてまして、
本人もそういう人だったらしく、新しいもの好きですよね。
そういうふうなもので、新しいメニュー、ナポリンってなんかじゃあうちでもやろう。
カツライス、うちでもやろうみたいな感じでやられた人で、
その挙句、ミルクセーキも自分なりにアレンジした長崎風ミルクセーキを作り出しちゃったみたいな。
そのお名前をカタカナで鶴、そしてお茶の茶にひらがなで鶴って書きますけど、
なぜこういう名前に。
よくシャラン球みたいだって言われるんですけど。
でもそれよりもずいぶん先ですもんね。
そうですが、鶴っていうのは要するにクレーン、鳥の鶴ですね。
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長崎の港のことを鶴の港っていう、鶴が羽を広げたような美しい港ということで。
例えば革命高校とか鶴屋さんとか、鶴の名前のネーミングのお店とか会社は結構長崎にあります。
で、縁起がいいということで鶴ということで、鶴の港の長崎に初めて生まれた喫茶店の茶、全部ですね。
そこから鶴ちゃんと。
鶴ちゃんの開業当時のメニューはどんなものだったんですか。
コーヒー、ウィスキーコーヒー、ミルク、紅茶でも、喫茶ですよね。
ここはミルクもあります。
このメニューにはまだミルク製品はこれはないですね。
最初だから。
コールコーヒーは、コールコーヒーって書いてあるな、アイスコーヒーがコールコーヒー。
で、クレームソーダはありますね。
カルピスもあります。
食べ物がケーキ三つ豆、ぜんざい、きんときとありますね。
で、あとはカツ。
トルコライスはまだないんですね。
トルコライスも鶴ちゃんが発祥なんですよね。
よくそう言われますが、これはもう公的に違いますと答えた。
そうなんですね。正しくは?
近所にあったレストラントルコという洋食屋さん。
そこでお昼に出されてたメニューをレストラントルコのライスでトルコライスと呼ばせていた。
じゃあ、現存するお店の中で一番古いトルコライスを出したお店は鶴ちゃんということですね。
で、ミルクセーキって長崎の名物ですけど、いつ頃から鶴ちゃんを始めたんですか?
これは開業してから2年目ぐらいかな。
もう割とすぐに始めたんですが、ミルクセーキ自体は1800年代からイギリスで始まったエッグノックというカクテルが新しいんですね。
卵、卵黄と砂糖とブランデーとかラム酒とかね、そういうのを混ぜてシェイクして飲むというカクテルだったんですね。
で、それがアルコール抜きのものを子供さん用として作ったのがミルクセーキで、そのミルクセーキ自体にクラッシュアイスを入れたのがフレンチスタイルと言われてまして、
それが長崎とかに伝わってきたと思うんですね。それを作り方を変えたのが長崎風の鶴ちゃんのミルクセーキ。
飲み物というよりはもう食べ物っていうようなね。
独特のスタイルですよね。
かき氷ではないんですよ。材料にかき氷を入れて半溶け状態でベストなんですよね。
それが鶴ちゃんは100年続いてるわけですから。その秘訣って何ですか?
飽きないことでしょうね。辛抱自在を多くやることでしょうね。
大衆と共に生きようというのがある。
お腹がいっぱいになったごちそうさんだけではなく、例えば今日は疲れたな、これでちょっとゆっくりしよう。
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よしご飯でも食べて、トルコアイス、元気出た。よし明日も頑張ろう。
こういう風になってくれると、お店としては嬉しいですもんね。
長崎はたまたま観光地なので、観光客のお客さんも多いわけです。
こういう方々は一期一会なんですけれども、
食を通じてお客さんとの一期一会の30分でも1時間でも喜んでもらえればいいかなというのを念頭に置いています。
長崎のランドマークになりたくて、お客さんが来られて、
例えば、三谷橋どう行ったらいいですかとか、この近く何かありますかとか、総福寺どこですかとか、いろいろお話があったりします。
そのご説明をできるように、みんな頑張ってねって言ってますし、
逆に、長崎はご観光ですかってこっちから聞き出してもいいわけですよね。
どこそこ行かれました、軍艦島行かれましたか、軍艦島行けなかった、そういう話ができるようなお店にしたいと思います。
来ていただいて、お会いして、お喋りして、喜んで帰ってもらいたい。
でも、そういうふうなつもりでやらないと、要するにオンリーワンを目指さないと長くは続けられないと思うんだ。
ぜひぜひ、昭和の良き部分を残して、次の世代にも繋いでいってくださいよ。
ありがとうございます。
暗中模索ですよ、100年たとうが。そうやって少しでも長く頑張っていきたいですね。
やっぱりオンリーワンを目指さないと続かないんですね。
やっぱり観光客の方も多い、そして旧市でも最も古いと言われている鶴ちゃんですから、
たくさんの方が県外からも海外からもいろいろ訪れるということですけど、そういう方との会話を楽しむ。
今は人手不足で、そういったところに省力化っていうんですかね、機会を導入したりというのがありますけど、
でもやっぱり人と人のコミュニケーションを大事にしたいっていうのが鶴ちゃんのモットーなんだそうです。
行ったことがないという方はぜひまた一度訪れてみてはいかがでしょうか。
まもなくおくんちなんかもね、長崎はありますからね。
今日は長崎県長崎市で創業しました喫茶店、いや喫茶店、鶴ちゃんの3代目河村孝夫さんにお話を伺いました。
バッテン少女隊の春野キーナと青井リノアです。
RKBラジオでお送りしているガールズパンチ。
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