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2026年ヒット予測:押さえておきたいキーワード
2026-01-08 13:43

2026年ヒット予測:押さえておきたいキーワード

サイバー大学 IT総合学部 教授 商品ジャーナリスト 北村森さん
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感想

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この時間は、日替わりコメンテーターが独自の切り口で、多様な視点を提案するキャッチアップ。
木曜日は、クリエイティブプロデューサーの三好豪平さんです。今年初登場となります。
三好さん、おはようございます。 おはようございます。よろしくお願いします。
今年もどうぞよろしくお願いします。 本当ですね。よろしくお願いします。
さあ、今日はどんなものを紹介してくれるんでしょうか?
はい、今週はですね、KBCシネマで、明日1月9日金曜日より公開となります。
ヤンヤン夏の思い出4Kレストア版をご紹介します。
このコーナーでも、これまで繰り返し取り上げてきた台湾の映画監督、エドワード・ヤンという作家がおりまして、
彼の今、過去作がですね、1本ずつ、改めてこの4Kレストアを施されて、上映をされていくシリーズが続いていたんですけど、
その監督が残した、2000年に発表したですね、
彼の一作にして集大成と評される1本が、いよいよ4Kレストアを施されて、最上映となります。
この作品なんですけど、アジア映画どころではなく、もう世界の映画の歴史において、
もう本当にその流れを変えたと言っていいぐらいの、歴史的最重要作ともいえる一作であるだけでなくですね、
何を隠そう、僕自身がですね、この作品を高校3年生の時に見たことが、その後のですね、
映画人生を決定づけたって言い切ってるぐらいの、本当にこれ人生の1本なんですよ。
ヤンヤン・ミヨシの思い出でもあるわけですね。
もうね、大変なんです。だからね、新年1発目からちょっとね、この映画を自分が紹介するってことにね、
ちょっとね、おののいてすらいるぐらいなんですけど。
まあちょっとね、ここからその魅力を少しでもご紹介していきたいなということで、
触れていきたいと思います。
ぜひ。
まずですね、改めましてにはなるんですけれども、このエドワード・ヤンというですね、監督について、
簡単におさらいをしたいと思います。
エドワード・ヤンですけれども、1980年代から映画活動を開始しまして、
特に1980年代から90年代にかけて台湾の若手映画監督を中心に展開された、
台湾ニューシネマっていうですね、あるその運動があったんですけれども、
ここを代表する映画監督として知られています。
台湾ニューシネマというこの運動なんですけど、従来の商業ベースでの映画作りとは一線を隔して、
台湾固有の文化や風景、あるいは社会そのものをより深く掘り下げることで、
新たな視点とオリジナルな映画表現を生み出していった一大ムーブメントだったんですね。
そこにこのエドワード・ヤンだったりとか、あるいは皆さんもお名前はご存知かもしれません。
ホー・シャウシェンというですね、監督だったりとか、
そういったその後世界の映画界に多大なる影響を与える作家たちが牽引した、
極めて重要な文化運動だったわけですね。
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そんなエドワード・ヤンなんですけれども、残念ながら2007年に59歳で癌の合併症で亡くなってしまいまして、
長編映画としてはわずか7本のみしか残さなかった、過作の映画監督ということになります。
なんですけれども、彼が残した代表作として、例えば恐怖分子、あるいはクーリンチェ少年殺人事件、
あるいはこの番組で紹介してきたエドワード・ヤンの恋愛時代、そしてカップルズというですね、
そういった映画、そして今回の何と言ってもヤンヤン夏の思い出というですね、
どの作品も本当に各国の映画祭とか映画メディアはもちろん、
現在も世界中の映画人たちに多大なる影響を与え続ける大傑作群になっているわけですね。
中でも今回紹介するヤンヤン夏の思い出っていう作品なんですけど、
これは2000年に関連国際映画祭に出品されまして、その年の監督賞を受賞しました。
以降も複数の映画賞を受賞したほか、現在に至るまで、
例えばBBCだったりとか、ニューヨークタイムズが選ぶ20世紀の映画ベスト何百とかっていうね、
そういうものにも度々ランクインするなどですね、
もはやアジア映画という枠組みを超えた映画史に刻まれた屈指のマスターピースとして支持されているわけですね。
日本でも浜口隆介監督だったりとか、黒沢清監督だったりとか、
それ以外にも本当にエドワード・ヤンのこのヤンヤン夏の思い出に影響を受けた人ということで言ったら、
もう本当に数えられないぐらいの多くの作家たちが決定的な影響を口にするぐらいの、
本当にすごい作品でだったんですけど、
これ日本では2001年に劇場公開をされた後ですね、
実は制作の中で作品の割と結構権利関係が複雑になっていた作品でもあったものですから、
長らく本当に劇場再映が困難となっていて、
一時は本当に二度とスクリーンでは見られないんじゃないかっていうぐらい、
映画ファンタジーの中で浮かせていたような作品だったんですね。
だったんですけど、今回無事にこの4Kレストラーを施された形で、
25年の時を経て再び劇場で上映される運びとなったという、そういうことになります。
ということでここからですね、その作品のあらすじをご紹介していきたいと思います。
ちょっと長くなるんですけど、まずあらすじですね。
主人公は8歳の少年ヤンヤンというですね、男の子です。
8歳の少年ヤンヤンはコンピューター会社を経営するお父さんのNJというお名前なんですけど、
このNJというお父さんと、あと会社勤めのお母さんのミンミンというお母さん。
そして高校生のお姉ちゃんのティンティン。
そして母方のおばあちゃんと一緒に5人で台北のマンションで暮らしているわけですね。
で、ミンミンというお母さんの弟、だからヤンヤンから言ったらおじさんですね。
の結婚式が、ところから結婚式の場面から映画が始まるんですけれども、
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その結婚式の最中におばあちゃんがですね、突然病に倒れましたということで、
そこからですね、一家の生活が大きな変化を迎えていくというところから映画が始まっていきます。
で、まず混水状態に陥ってしまったそのおばあちゃんの介護をするうちに、
徐々にですね、自分の人生に虚しさを感じ始めてしまったお母さんのミンミンというですね、
このミンミンさんはやがて宗教に傾倒していって、
孫子がいる山に籠っていってしまったりするわけですね。
あるいはお父さんのNJなんですけども、
このNJさんはおじさんの結婚式で初恋の人、シェリーと数十年ぶりに再会するんですね。
なんですけど、その傍らで自身の会社、コンピューター会社が経営危機を迎えている中で、
その会社の命運をかけて有名なゲームソフト開発者の日本人、大田っていう男と契約するべくですね、
東京に出張したりするわけですね。
ちなみにこの大田っていうのを伊勢尾形さんが演じていてめちゃくちゃいい味出してるんですけど、
その大田と契約すべく東京に向かった先で、NJさんそのお父さんはもう一回初恋の人シェリーと落ち合って、
20年ぶりにデートをしたりするんだが、みたいなことになっていくわけです。
さらには高校生のお姉ちゃんのティンティン。
このティンティンさんは祖母が、おばあちゃんが倒れたのが自分のせいだったんじゃないかということで、
ずっと一人、自責の根に駆られて苦悩する日々を過ごしていたんですけれども、
ある日マンションで隣に住む同世代の女の子、リーディーというですね、
その女の子と親しくなって、徐々に日々に明るさを取り戻していくわけですね。
そのお姉ちゃんのティンティンはそのリーディーさんとその恋人の様子を憧れの眼差しで見つめていたんですけれども、
徐々にその3人の関係は変化して、やがてある事件が起きてしまって、みたいなことになっていくわけですね。
みたいなことで、それぞれその家族一人一人が、それぞれちょっと問題を抱えながらも、
その物語がパラレルに進行していくような構成になっていくわけですけれども、
その中でその末っ子の主人公というべきヤンヤン君はですね、
お父さんのNGAからもらったカメラで、無邪気に人々の後ろ姿、背中からのショットをですね、
ひたすら写して回るみたいなことをやっているが、てんてんてん、みたいな映画になっていくわけですね。
で、まずね、この本作の魅力をですね、ここからの時間で全て取り上げることは本当に不可能なので、
まずは三好の映画紹介や人生をかけて一言だけまずちょっとお伝えさせていただきます。
もうね、このヤンヤン夏の思い出という映画は、本当に企画本、撮影、演技、演出など、
およそ映画を構成する全ての要素が寸分の狂いもなく、完璧に機能した傑作という他ない一本だと思っています。
本作を劇場で鑑賞できる機会というのは、先にも申し上げた通り、かなり貴重な機会にもなるので、
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絶対に絶対に劇場でご覧くださいということを、まずは三好の全身全霊を込めた推薦としてお伝えしておきます。
その上で少しだけ詳細に踏み込んでご紹介してみるんですけれども、
この映画、言ったら今までご紹介した通り、基本は台湾の都市に生きる人々を描いた作品なわけですけれども、
これ見ていくと不思議なほどに国籍も年代も問わない、
ここには私たちの人生の全てが映画の中にあるなというふうに信じられるような映画になっているんですね。
さらにそこで提示される人生のある意味真実みたいなものっていうのが、
驚くほど単純で、しかしだからこそ普遍的なものになっているなという感じがするんですね。
特に僕、改めて今回見返していて、改めて胸に染みるものがあったのは、
この映画の中の一つ重要なテーマにもなっているんですけれども、
物事には常に自分から見えている側面と、自分だけでは決して見ることのできない側面があるっていう、こういう命題なんですね。
これも言ったら一聴するだけではめちゃくちゃ当たり前なことを言ってますねっていうことだし、
単純な命題にも思えるんですけれども、この映画ではそれを無数に張り巡らされた見事な脚本であったりとか、
あるいは一人一人の設定、あるいは印象的な場面一つ一つが見事に連鎖していくことで、
見終わる頃にはその一つの簡単なシンプルな命題が通説でかけがえのないメッセージとして観客に出されるはずです。
例えばね、これ登場人物のほとんどがヤンヤン、ミンミン、ティンティンとかっていって、
同じ音を2回反復する名前が多いんですけれども、これが実は作り手のインタビューとか見ると、
どうやらそれぞれの二面性、見える部分と見えない部分っていう、そういう二面性を暗示するものになってたりとかね。
これは小ネタなんですけど、あるいはね、やっぱりその無邪気な少年ヤンヤンが、なぜ人々の後ろ姿を撮影していくのかということですね。
いうことだったりとかですね。
そういったことが、やがてそれぞれがやっぱり切実な状況に置かれた登場人物一人一人が、
自分が信じたいものしか見られなくなっていくっていう状況と、
それでも見えないものを見えるものにしていくことを巡る問いにもなっていくように僕は感じたんですね。
さらにはそれこそが、まさしく僕らがなぜ映画を見るのかっていうことにもつながる大いなる問いかけにも思えたりしちゃうわけですね。
もうね、こんな具合でですね、めちゃくちゃシンプルな問いかけが、
私たち一人一人の人生の普遍的な部分にまでどんどん届いていく、驚くべき傑作です。
もうね、ヤンヤン夏の思い出4Kレストア版はKBCシネマで、
明日1月9日金曜日より公開ですということで、絶対にお見逃しなくというご紹介でございました。
12:01
いやー、見なきゃ。
今年も熱いプレゼント。
本当に見てください。
ありがとうございます。
はい。
皆さんありがとうございました。
ありがとうございました。
三好護兵のキャッチアップをお送りしました。
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