野鳥と地域の関わり
高見知英
SIDE BEACH CITY.の内部の活動をお知らせする SBCast. Ch2。
今回は山口さんに個人として活動している野鳥について語る会のお話を伺えればと思います。
山口さんどうぞよろしくお願いいたします。
山口良介
はい、SIDE BEACH CITY.山口良介です。よろしくお願いいたします。
高見知英
よろしくお願いいたします。
それでは今回の野鳥について語る会ということについてお伺いできますでしょうか。
山口良介
そうですね。今回は区民活動とかSIDE BEACH CITY.の活動とは若干毛色が違うとはいえ、
私のライフワークに近いものなんですが、
まったく地域に関係ないというわけではないので、
ちょっと今回珍しく語らせていただこうかなということで、この回を設けさせていただきました。
まずはですね、サイトはみどりの鳥というホームページがございます。
それを見ていただくと、野鳥はですね、紹介しているんですけれども、
ポイントはですね、横浜市の北部で見られる野鳥を紹介するという風に地域を限定しているんですね。
当然野鳥好き、鳥が好きな人は人によるんですけれども、
日本全国どこにでもですね、珍しい鳥を探しに行ってしまうんですが、
私はですね、その地域で見られる野鳥に興味を持ってもらいたいということもあって、地域を限定しております。
横浜市北部ってじゃあ何なんというとですね、
具体的には、緑区、青葉区、都筑区、港北区というこの4区のことをいちおう横浜市北部と、
これ定義は横浜市がしているのかちょっとわからないんですけど、
僕の中で横浜市北部はこの4区というふうにしております。
自然と観光資源
山口良介
なので、この4区で見られる鳥の情報を共有してください、というのをやりたいと思います。
ちなみに高見さんは野鳥は全く興味がありますか。
高見知英
そうですね。野鳥ということで特に特別で何かということはないんですけども、
やっぱりここ最近、ゲーム等で動物を見る機会はすごく増えているので、
昔に比べると動物に興味を引く機会は増えましたね。
やっぱり横浜ってなんだかんだ言って、都市部とかだと特に動物も少ないので、
その中だと結局鳥に目が行くことのほうが増えましたかねっていう感じではあります。
山口良介
なるほどね。ありがとうございます。
多分、興味がない人にとっては大体スズメ、ハト、カラス、それぐらいが普段いるんだろうなと思っていると思うんですけど、
北部だけでも一説には大体140種類から160種類ぐらいが見られるというふうに言われております。
これちょっと科学的な根拠というのは別として、大体感覚値としてそれぐらいの野鳥の種類がいるよというふうに言われているんですね。
そう考えると、さっき言ったスズメ、カラス、ハトしか知らないというのは非常にもったいないなと。
あとカモぐらいですかね、皆さんね、周りにいたりするので。
そういったいろんな種類の野鳥が実は非常にたくさん来てるんだよということを、みんなに知ってもらいたくてやっているというふうになっています。
北部に限らず、横浜市は鶴見川って言うんですね。鶴見川も流れてるんであれですけれども、鶴見川が大きく流れています。
源流はですね、鶴見川源流、ごめんなさい、ここでちょっといい加減のことを言うとあれだから、
緑区に限るというと町田方面から流れてくる恩田川というと、青葉区の奥ですね。奥から流れている。これが鶴見川のいちおう源流と呼ばれているんですが、地元では大和川と呼んでいます。
その川がですね、ぶつかって大きな鶴見川になって、最終的に港北区を通って鶴見区を通って海に流れているというすごく大きな川になっていきます。
こういった大きな川であるとか、あと緑区って緑比率、市民の森が実は一番多い区なんですね。
なので、森に来る野鳥もたくさん見られて、川に来る野鳥もたくさん見られるという2つのポイントがあるかなと思います。
なので、おそらく横浜の中部、実は南部もですね、実はすごい野鳥来るんですけれども、中部とかに比べると北部は比較的野鳥が種類としてたくさん見られる地域なのかなというところで、私がなぜこの4区に絞ってやっているかというと、野鳥を通じて地域を知ってもらいたいというような意図もあるんですよ。
みんなが住んでいる町って、やっぱり自分たちが暮らしていく身近な、便利だなとか駅が近いなとか、緑が多いなと田んぼが多いなとか、住宅地ばっかりだなマンションばっかり、いろんなことがあると思うんですが、
自分たちが住んでいる地域の自然みたいなものに興味を持っていって、他のところからすると、あそこっていっぱい野鳥が来るねという、観光資源まではちょっと言い過ぎなんですけれども、すごく遠くからですね、わざわざ横浜市の北部に来て野鳥を見に来る方々がいたりするんですね。
そう考えると、地域の資源というか、地域の見どころみたいな意味で、野鳥がたくさん実は来るんだよねというのを知っているのと知っていないのとでは何か違うのかなというふうに思ったりします。
なので当然、この野鳥ばっかり紹介してるんですけども、野鳥を通じて市民の森だったり、河川だったり田んぼだったり自然だったりというものに興味を持っているというのも、このホームページをやっている一つの目的でもありますね。
高見知英
そうですね。実際にこちらのサイトを見ていると、ここまで多様な鳥がいるっていうのは、特に横浜の南部を歩いているとなかなかないことではあるので。
もちろん港南区のような森の多いところなんかだとまた話が違うんでしょうけども、こういう鳥たちがいるところを見ると、やっぱりその奥にどうしても森林が見えてきたりするってことはあると思いますし、そこから自然に興味を持っていくってことはとてもあるだろうなあっていうふうに思いますね。
山口良介
そうですね。南部にも実はすごい野鳥スポットがあって、やっぱり金沢自然公園っていう南部ではすごい大きな公園ですね。金沢動物園とかあるところなんかは、実は非常に野鳥がたくさん来るところということで、横浜市内では有名なところです。
ここは海も近いのと、山と森も一緒にあって、非常に実は環境としては良いところで、たびたび開発の話が持ち上がって立ち消えたりとか、自然を残して開発してほしいみたいな話題になったりするところなんですが、
なので、当然横浜市の中でも他にも北部以外にも野鳥が見られるとか、自然に触れられるスポットっていうのはたくさんありますので、こういうのをやっぱりきっかけにですね、自分の地区にはいろんなそういう生物がいるのかなとか、市民の森はあるのかな、自然公園、大きな公園があるのかなということに興味を持って足を踏んでもらえるようなきっかけにもなれば嬉しいなというふうに思います。
情報の提供と重要性
高見知英
そうですね。やっぱりここ、ある程度地面も舗装されて、なかなか地上の動物を見かける機会っていうのは少なくなってきた地域だと思うんですけども、やっぱりそうなると鳥っていうのはすごく自然を感じられるとてもいいきっかけにはなるのかなというふうに思います。
ぜひ皆さんも、地域にどんな鳥がいるんだろうっていうのを目を向けていただけるといいなというふうに思いますね。
山口良介
鳥好きの方からすればですね、鳥にとっては正直、住所なんてものは関係なく、自由に勝手に飛び回ってるので、地域を限定して解説するというのはもしかしたら届かなかったように思いつつ、
私が地域を限定している理由は、その地域とその地域の自然、そしてそこで見られる野鳥、生物みたいなものに興味を持ってもらいたいから、あえて地域を絞っていくというような形でやっています。
高見知英
ぜひこちらのみどりの鳥についても、こちらの概要欄にも記載ありますので、覗いてみていただければと思います。
というところで、今回は山口さんに野鳥について語る会、みどりの鳥というサイトについてのお話を伺いました。
山口さん、どうもありがとうございました。
山口良介
はい、どうもありがとうございました。
高見知英
ありがとうございました。
