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2026-02-20 38:46

#222|日本人が創る世界基準「Timeless Tresures」から考える洋服トーク。

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─[ INDEX ]───────────

本物のビンテージウォッチが持つ魅力を、ひとりでも多くの方に知っていただきたい。その思いから、渋谷区松濤にあるビンテージウォッチの名店「ECW SHOTO」に全面ご協力いただき2週間に渡り開催した「Timeless Tresures」が無事終了しました。今回は代表の江口氏をお招きし改めてヴィンテージ時計の魅力や江口氏が思い描く未来のビジョンについて語っていただきました。


─[ ECW SHOTO について]────────────

2017年に東京・吉祥寺で「江口洋品店・江口時計店」として創業。2024年に渋谷区松濤へ移転リニューアルオープンして以降、各メディアへの露出が増加。近年ますます注目を集めるビンテージウォッチ専門店。

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(c) BACKYARD TO CLOSET / SLOW&STEADY

サマリー

今回のエピソードでは、ビンテージウォッチ専門店「ECW SHOTO」代表の江口氏をゲストに迎え、ビンテージウォッチの魅力や市場の動向、そして江口氏が描く未来のビジョンについて深掘りします。江口氏は、ビンテージウォッチの価格が近年上昇傾向にあるものの、コロナ禍を経て落ち着きを見せていると分析。特にイエローゴールドの時計やドレスウォッチへの関心が高まっていると指摘します。ビンテージウォッチを好む顧客層には、洋服好きのように歴史や背景を掘り下げることに魅力を感じる人が多いと語り、新品との比較や、古い時計ならではのエイジングの魅力についても触れます。また、江口氏自身が特に思い入れのある一本として、イヴ・サンローランの反転式レベロゾを紹介。ブランドロゴのない文字盤や、デザインへのこだわりといったエピソードを熱く語ります。さらに、江口氏は「時計屋のあるべきスタイル」として、販売後の修理やメンテナンスまで含めた一貫したサービス提供の重要性を強調。日本人としてのものづくりや時計屋の技術力を海外に発信したいというビジョンも明かします。リスナーに対して、時計を選ぶことはその人の個性や将来の自分を示す選択であるという深いメッセージも伝えられました。

ビンテージウォッチ市場の現状と顧客層
始まりました。今回は、2月15日まで開催しているビンテージウォッチのイベントに際して、江口時計店の代表の江口さんに来ていただいています。
よろしくお願いします。
ようこそ徳島へ。
ありがとうございます。
13周年です。
13周年です。
ありがとうございます。
おかげさまで。
毎年周年から2週間というので、去年も。スタートの時はちょっとずれちゃったんですけど、やらせていただいて。
おかげさまで本当にね、たくさんの人にビンテージ時計を見ていただけてる感じなんですけど。
このポッドキャストも江口さん3回目じゃないですか。
ビンテージの時計の魅力なんかは、前回もお話していただいてるので、僕が聞きたいことも色々あるので、今回はそういうお話をさせていただけたらなと思うんですけど。
ざっくり、2025年から今年、2026年にかけてのビンテージ時計の市場の変化とかっていうのは、価格も含めて、やっぱりジリジリ上がっていってる感じですか。
そうですね。もちろん時計なので、値段はジリジリと上がってきてるっていうのは実際そうなんですけど。
ただ、コロナ後に本当に時計の相場って大きく動いて、多く高くなったんですけれども、それに比べるとだいぶ緩やかになってるかなという印象はあります。
コロナ後にガッと上がったってことですか。
そうです。いわゆるコロナの時に外食だったりとかそういうのが減って、高級家具、家で使う家具だったりとか、時計だったりとかアートだったりとか、そういうものへの皆さんの興味関心が高まったっていうのはあって、一気に相場が上がったっていうのはあったんですけど。
それもだいぶ落ち着いた感じはあって。
今は特に、皆さんもご存知だと思うんですけど、金相場がすごく上がったので、金時計への注目、いわゆる同じホワイトゴールドとイエローゴールドって同じゴールドなんですけど、イエローゴールドへの興味っていうのはかなり高まってる印象があって。
やっぱりゴールドに対する興味が高まると、自然とドレスウォッチへの関心が高まっているっていうのに直結してくるんで。
そういう意味でもだから、結構グッと値段が上がってしまうというか。
そうですね。いい意味でも悪い意味でもやっぱり上がってますね。
値段が上がってる、上がってないっていうのは、さっき教えていただいた通りだと思うんですけど。
江口さんも東京に2店舗構えられて、日々たくさんのお客さんにお話ししてるじゃないですか。
本当に多種多様な人たちが好きなジャンルではあると思うんですけど、実際このビンテージ時計を好む人たちって何か特徴があったりするんですか?
そうですね。自分がこの時計店を始めた頃にすぐに感じたのは、洋服好きの人たちって自分の好きなジャンルの洋服の歴史を掘ったりするのが好きな人多いじゃないですか。
そうするとやっぱり小物だったりとか、そういうところに目が行った時に古い時計、そういうのが欲しいなと。
あと雰囲気あるじゃないですか。自分がメインにする時点で周りに使ってた人の傷が残っていたりとか。
あとエイジング。白い文字盤がアイボリーに変わってたりとか。そういうエイジングがあるんで、そういうものへの憧れっていうのはある人が多いかなっていう風になる。
特にうちのお店にいらっしゃる方とかは、新品と迷ってるっていう人も一定数はいらっしゃいますけど、でも古い時計が欲しいっていう明確な意思がある方多いですね。
じゃあさっきおっしゃってましたけど、新しいものと古いものをどっちも好きでどっちも買ってるっていう方も多くいらっしゃる。
そういう方もいらっしゃいます。
そうなんですね。
時計なので、そんなに何本も皆さん買われるわけじゃないので、その中での考えの中で、新品時計って一般的にはリンテージよりも安心っていうのがあると思うんですよ。
特に近年のメーカーの各ブランドを出す時計っていうのは初期の保証期間が6年とかあったりとか。
うちとかだと1年とかなんですけど、もちろんメンテナンス継続するときにうちが面倒を見ますよっていうのを前提で1年とかなんですけど、
安心感っていうところはメーカーさんの安心感がすごく大きいので、そこで迷われる方もいらっしゃいます。
時計って使い始めてからがやっぱり不具合あたりとか、そういうものへの対応っていうのがすごく大事なものなんで。
迷われる気持ちは僕たちもよくわかってて、なんでそういう接客はよくしますね。
だからこそ江口さんのところは自社で工房を持って、修理もメンテナンスもすべてできるよっていう状態にしてるってことですね。
そうです。
最近でこそ各メーカーさんが自分たちの製造した1960年代の個体をちゃんとメンテナンスしますよって言い出したっていうのはあるんですけど、
前は製造から10年とか。
結構短いんですね。
そうです。しかもメンテナンスできないですよっていう、そういうメーカーさんも多くて。
そうなんですね。
そうなんですよ。だから僕が時計好きになった時ってそんな感じだったんで、
古いものが好きなんで、どのメーカーの時計も古い時計をちゃんと直せるようにっていうのは早い段階から考えたことだったんで。
なのでうちは技術者のみんながそういう丁寧な修理がちゃんとできるようにっていうところを大事にしながらそこのメンテナンスをしてるんですけど。
江口氏の特別な一本とデザインへのこだわり
その技術者を育成するみたいな意味も踏まえて、学校みたいなところに行ってるみたいなことを教えてるみたいな。
教えてるっていうのは、いわゆる学生さんたちが触れるムーブメント。
学校が教材として持っているムーブメントっていうのがあるんですけど、
学校で使う教材の機械って新品なわけですよ。
新品の機械っていうのは、制度も1日で何分くるっていう制度がすごく良い。
そもそも良いものが手元にあって、それをバラしたり組んだりして勉強してるんですけど、
時計って結局100年後も同じように使えるものなので、
パーツが少し摩耗してたりとか、不具合が出てる時計。
そういうのを直すっていうのは学生時代はできないんですよ。
なんでそういう教材を提供学校にさせていただいたりとか、そういう形で関わらせてもらってるっていう。
それは専門学校生みたいな括りですか?
そうです。
そういうコラっていうのは、将来そういう修理工房というか時計屋さんになっていくってことですか?
修理をしたい人もいれば、自分で時計を作りたい人もいます。
金属加工なので、1からケース作ったり針作ったり。
すごい手間はかかるんですけど、自分の理想の機械だったりとか。
外装っていうのはやっぱりある子が多いので。
そうなんですか?
そうなんですよ。
面白い子だと、メトロノームを腕時計にした子とかもすごいいたりとか。
こういう?
そうそうそう。
そうなんですよ。
そういう若い子もいるぐらい、結構自分で時計を作るっていうのは魅力的な。
実際エフスさんは古いものが好きだし、機械が好きって言ってるじゃないですか。
エフスさん自身も、バラして組むっていうのは、そこから始まったみたいなことを以前おっしゃってましたけど。
自分で時計を作りたい時期ってあったんですか?
いや、僕はないです。
例えば、岡崎さんが洋服を作られてるじゃないですか。
洋服って、絶妙なデザイナーさんの物事の捉え方とかで、
同じアメカ人だとしても、世界観全然違くなるじゃないですか。
なりますね。
でも時計って、それぞれのメーカーが100年とか当たり前のように続けてるブランドは多いんですけど。
かなり鑑定されてると僕は思っていて、
もちろん新しいプロダクトが出てくること、
それこそアップルウォッチだったりとか、そういうものが出てくることとか、
そういうものっていうのはすごく面白いことではあるんですけど、
僕は古いものへの興味がすごくあるので、
新しいものももちろん見てるんですけど、
古いものの機械とかの仕上げだったりとか、
外装についてもそうなんですけど、
そこら辺がサイズ感も含めて、
古いものの良さをすごく感じやすいタイプなんで。
感じやすいタイプ。
店頭に立っていただいてる時に、
お客さんも僕がんばって来年何か買いたいから、
エグイスさんに120%お任せしますみたいなことを言ってたじゃないですか。
僕の中でエグイスさんの知識量と今まで見てきた量、
言ったら偽物か本物かを見分ける仕事を常にやられてるじゃないですか。
だから僕はすごい安心して、
エグイスさんのセンスも含めてお任せしたいなと思ってるんですけど、
実際そのエグイスさんもめちゃくちゃモテるじゃないですか。
お店とかじゃなくて個人的に。
その中で聞きたかったんですけど、
この1本はものすごく思い入れがあるぞと。
思い出深いみたいな1本って挙げるとするのは何になりますか?
そうですね、1本ですよね。
そうですね、すごい難しいと思うんですけど。
当然僕いろんなところでもカルティのレベルぞっていう時のことをお話しするんですけど、
僕、根本的にルクルトムーヴの時計がめちゃくちゃ好きなんです。
ドレスウォッチってほぼルクルトベース、ジャガールクルトベースのキャラを使ってることが多いんですけど。
おっしゃってましたよね。
今まで見つけた時計の中で、カルティのレベルぞは僕よくお話しするから、
イヴ・サン・ローランのレベルぞは自分の中だと、
時計好きとしても服好きとしても両面から見て、
すごい手に入れてよかったなって今が思うもので。
いつぐらいに手に入れられたんですか?
4、5年前ぐらいだと思うんですけど。
それまで歴史上すごく価値のあるような時計を手に入れることがすごく楽しくて、
そういういいムーブメントが入ってる、いいドレスウォッチを集めようと思ってたんですけど、
自分の好みを知って、僕が服が好きだってことを分かってくれてるリーラーの友人が、
たまたまその時計を見せてくれて、見てる中ですっごい見た目がかっこいい。
しかも、ストックフィスに僕もサン・ローランのレベルぞ載せてると思うので、
もし機会があればエグストーケーターのウェブサイトを見ていただきたいんですけど、
サン・ローランのレベルぞは、もちろんレベルぞであるということにおいて好きっていうのは、
もちろん大きい点ではあるんですけれども、
通常だったら時計って文字盤に絶対ブランドのロゴがついてるじゃないですか。
ブランドのロゴがついてない時計なんて、ないと言ってもいいぐらいだと思う。
もちろんスウォッチとかそういうのあったりしますけど、あと無印良品とか。
パッと見た時に明らかに18キンのケースなんですけど、文字盤にロゴがなかったんですよ。
一切なかったんですか。
一切ないんですよ。
なんだこの時計と思って、もちろん反転するんで、反転させようとしたら、
反転させようとした時に、そこにサン・ローランのロゴが出てきて、
あ、これサン・ローランだって。
最初はイヴ・サン・ローランの時計かっていう感じだったんですけど、
よくよく考えてみたら、イヴ・サン・ローランで18キンケースかって思い始めて。
なんでかっていうと、岡崎さんとかご存知か分からないですけど、
昔イヴ・サン・ローランとかギラ・ロッシュとかいろんなブランドが日本にライセンスビジネスで、
中国製、日本製のカバンとか洋服がめちゃめちゃ売ってたの。
バーバリーとかもそうなんですけど。
バーバリーとかもブルーレイブル、ブラックレイブルってあったじゃないですか。
あんな感じで本国生産じゃないライセンスの仕事が日本でメジャーだったんですよ。
サン・ローランとかも電池式のスイス製じゃない時計がいっぱい出回ってたんですよ。
世の中に。
だからあんまり見た目的にかっこいいなっていう感じじゃない時計がいっぱいあったのを、
僕なんとなく記憶していて。
それとは明らかにさっきの18禁ケースであること、
かつ文字盤に自分のブランドのロゴを入れていないこと。
文字盤にカルテッド・アン・ジョージ・パリスって入ってるんですよ。
ケースのデザインと合わせたバックルのデザインをちゃんとしてるんですよ。
だからそれを総合的に見た時に、
この時計は実はすごいんじゃないかなってすごく考えるようになって。
しかもサン・ローランって昔カルティエの時計の広告棟をやってたりとか、
いろんな著名人の洋服を作った大徳治よりやってたりするようなやつじゃないですか。
もしかしたらこの時計反転するし、レベル層のスタイルだし、
リブ・サン・ローランなのにビクルートの部分入ってんじゃないかなと思って。
その時は知らなかったんですか?
知らないで買ったんですよ。
開けてみたら全然安い部分が入ってたんですよ。
でもちゃんと手巻きなんですけどね。
でもデザインへのこだわりが、
もちろんカルティエのレベル層と比べるってことはないんですけど、
どちらもすごく素晴らしいものでないんですけど、
デザインの重要性というところにおいての、
美しいデザインに仕立てながらも、
自分のブランドのロゴを引くっていう、
その造形ができたのは、なかなか普通のブランドではできない。
完成をよく見出したなっていう。
僕がよく見出したねっていうのは上から見せるみたいでおかしいんですけど。
でも本当に見れば見るほど感動が湧き上がってくる。
あとアノニマス感も含めて、
あれを手放すことはないだろうなって思えるものなんです。
だからもちろん時計的として、
高級ムーブメントと呼ばれる薄くて小さい、
手巻きのムーブメントが入っている時計のことは当然好きなんですけど、
ドレスウォッチが好きになって、
いろんな外装の美しい時計を見てきましたけど、
イヴ・サン・ローラのレベル層は、
その中でも外装のデザイン、コンセプトにおいて、
すごい価値のあるものだなと思いました。
ちょっと前の話に戻りますけど、
ビンテージウォッチの魅力と選び方
洋服好きとか、洋服屋さんってビンテージウォッチ好きじゃないですか。
言われる通り、その背景とか、
エグゼスさんが手に入れた時のエピソードを今語っていただきましたけど、
そういう話にものすごくグッとくるじゃないですか。
物語というか。
やっぱりそういうのが本当にビンテージウォッチの、
僕はたった3年ここでイベントさせていただいているだけですけど、
そういうのを語れるっていうのは、
すごい魅力のひとつかなと。
ビンテージウォッチは本当に語り始めたら、
一晩普通に終わるんですよね。
エグゼスさんが喋ってて、
スイッチ入ったなっていうのが、
ここでもちょっと見えたんですよ今日。
スイッチ入ったらものすごいですもんね。
すごい知識量と愛。
やっぱりエグゼスさん大好きなんだなっていうのが、
言葉の端々にものすごい出てて、
それを聞いている僕ら、スタッフも含めて、
本当に嬉しくなるというか、
温かい気持ちにさせられるというか。
ありがとうございます。
いやいやいやいや。
エグゼスさんが前回の収録かな、
その時に僕すごいそれが言葉として刺さってて、
未だにたまにお客さんに言うんですけど、
ヴィンテージ時計。
ヴィンテージ時計に関わらず、
時計っていうものを手首に巻くっていうのは、
やっぱり一番見られる部分でもあるじゃないですか。
そういうところに何をつけるかっていうチョイスっていうのは、
やっぱり当然個性が出る。
その上でその人それぞれが、
先々どういう自分になっていきたいかっていうのが、
一端は会話が見えるんじゃないかみたいな。
未来の自分っていうか、
その人となりっていうのが、
やっぱりものすごい出るんだよねみたいなこと。
そんな偉そうなこと言ってました?
偉そうには言ってないですけど、
ものすごい名言ですねって言ったら、
3日考えましたみたいな。
上手いこと言えたんですね。
いや、ものすごい刺さったんですよ。
バッチリ来て、
刺さる言葉言って笑いも取れたっていう。
人生で一回きりですよ。
いやいや、そんなことないですけど。
いや、あれって本当に江口さんしか言えないなっていうか。
やっぱりずっと時計を見てきて、
プラスやっぱりお客さんに対して真摯に向き合ってきたからこそ、
出た言葉だなって思って。
すごい感動したんですよ。
で、こうなんだろう。
ビンテージ時計を買いたい、見たいっていう人を日々本当にたくさん見てくる中で、
江口さんの予想でいいんですよ。
予想でいいんですけど、いろんな選択肢があるじゃないですか。
それこそApple Watchとか、
それこそYouTubeでYouTuberさんたちが好んでるギラギラした時計がある。
いろんな選択肢がある中で、
ビンテージ時計を本当にストーリーも含めて付けたいっていう人って、
先々どういう人になりたい人種だと思います?
まず、ビンテージウォッチというジャンル。
何でもとにかくビンテージっていうものに興味を持つ人は、
やっぱり歴史だったりとか、あと味だったりとか、
そういうものにやっぱり皆さん興味がある人が多くて、
そういう人って、新品ばかりを買う人のことを、
これ言うと悪く言ってるような感じになっちゃうかもしれないですけど、
物をめでる感覚がある人がすごく多いなと思っていて、
これも結構いろんなところで言うんですけど、
1960年代の時計が、今2026年っていうこの時代に自分の手元に来ている。
先ほどお客様ともお話ししましたけど、その方は娘さんがいらっしゃって、
9歳の娘さんに自分が買った時計を引き継ぐことができるんじゃないかっていう、
すごい良いストーリーじゃないですか。
でももちろん、ビンテージウォッチって、
もちろん僕は仕入れ先があったりとか、個人の方から手元に来るんで、
誰がモンスターかっていうのを知ってる個体もあるんですけど、
誰から来た個体かってわからないにせよ、
その人が丁寧に使ったビンテージウォッチが、
次の、自分が時計を使わなくなった時に、
次の世代の方に引き継がれるわけですよ。
自分がその時代に、そのビンテージウォッチを使って、
その時代でどんな服を着てるとか、どんな生活してるかとか、
その人なりの良い人生を送るとは思うんですけど、
でも、めでるっていう概念がある人達っていうのは、
やっぱり、なんて言ったね、
やっぱり考えに、切な的じゃないっていう言い方がいいのか、
なんかちゃんと考えてる人が多いんじゃないかなって僕は思います。
適切かどうかわからないけど。
いやでもすごいわかります。
やっぱそのプロダクトとして、
ただの道具っていうか、道具を超えて、
本当に自分の相棒とか、
本当に自分と一緒に時を刻むっていう感覚って僕すごいあって、
だから就年に合わせて、
時計のイベントをするのもまたそういう原活儀じゃないですけど、
店が1年やってきて、
次の1年を迎えるときに、
時を刻む道具でイベントがしたいっていうのは、
やっぱそういうのを、
あれこれ物語を自分の中で構築するのが好きな人が、
やっぱりビンテージ好きな、
ビンテージ時計が好きなイメージがありますよね。
そうっすよね。
やっぱり、
洋服のシリエートだったりとか、
着たいものが変わるような感じでは、
時計の好みっていうのはそんなに変わるものではない。
もちろん流行とかが好きな人は、
スポーツからドレスになったり、
ドレスからスポーツになったりとか、
あとスウォッチになったりとか、
いろいろ変わるときはあるかもしれないですけど、
結構映画からのインスピレーションだったりとか、
初めて味わった、
あの時計のつけたらかっこいいなみたいなとかって、
案外ブレてない人結構多いなと思っていて、
それ結構生き方の基準になっちゃうから、
もちろんそういう経験があって、
買うまでにはみんな時間があるんですけど、
手に入れると一気にそれがフラッシュバックしてくる、
みたいなところがあるんで、
時計は結構重要ですよ、本当に。
どんなのつけるか、
新しいものつけるか古いものつけるかで、
すごく変わってくると思うんで。
そうですよ、確かに。
「ECW SHOTO」のビジョンと日本の時計屋の価値
江口さんのパーソナルというより、
江口時計店というか、ICWとして、
パルコでも僕一回行かせていただいて、
ショートとはまたちょっと違った見せ方で展開していると思うんですけど、
今日はお話しする中で、
海外にもポップアップが始まるって言っていいんですかね?
もちろん、全然。
江口さんが、
言ったらアンティークの時計のシーンっていうのは、
やっぱり日本より海外、ヨーロッパの方が市場としては大きいんですよね。
そういうところに江口さんが出向いていくっていうことをおっしゃっていましたけど、
チームとしてとか会社として、
今後は海外も向けて広くやっていくみたいなイメージですか?
僕は会社を大きくしたわけじゃないんですよ。
別に今でも仕事的には全然満足はしてますし、
社員たちが日々時計の勉強をして、
よりちゃんとお客様と向き合えるようになってほしいなっていう感覚でやってるんですけど、
海外に出てくる理由とか、
修理とかのために関わり続けるっていうのをやるのは、
時計屋のあるべきスタイルのベンチマークを作りたいっていうのもあるし、
これも人によってはどう思うか分からないですけど、
僕は日本人として生まれて、
ヨーロッパなものに憧れて、
うちってビンテージの成功とかあんまりやってないじゃないですか。
でも最近の若い方と話してると、
日本のものづくりだったりとか、
そういうものへのすごい良いよねっていう価値観が
モクマスよりもすごく高まっている感じも感じていて、
自分も日本のプロダクトである成功のものだったりとか、
あと日本の時計屋さんのすごさみたいなものを輸出したいと思っているっていうのが
自分の感覚なんですよ。
うちにしかできないことが確実にあるし、
細やかな時計に対する対応っていうものを、
やっぱり日本人の時計屋ってすごいよねって、
みんなが言ってる時代を作るためっていうか、
っていう感覚でやってます。
出ましたね、名言。
出ました?
いやいやいや、今めちゃめちゃ名言出ました。
日本人の時計屋さんが世界に出ていって、
素晴らしいサービスを広げていって、
そのスタートに行くためってことですか?
今の全部のチャットGBTで教えてもらったけど。
違うでしょ。
いやいや、出てこないですよ。
今のボケ見かかりましたよ。
もう毎回名言出しますね。
いやいやいや。
これも僕が言うとちょっと、
僕の感覚ですよ。
エグスさんのお店ができてから、
ビンテージの時計のお店が増えてるんじゃないかな、
みたいなイメージが。
うちのお店への憧れはみんなあるんじゃないかなって、
普通に思いますし、
なぜならやっぱ、
もし同居の方とかが聞いてるとしたら、
多分なんとなく分かってくれると思うんですけど、
僕、車屋の息子なんですよ。
そうなんですか。
だから、車って売りっぱなしじゃないじゃないですか。
絶対修理があったりとかじゃないですか。
僕が知ってる日本の時計屋さんっていうのは、
やっぱり売ることだけがメインで、
直すってことはあまりしないお店が多かったんですよ。
でも、それはなんでそうなったかっていうと、
とにかく日本人って勤勉でビジネスマンなんですよ。
だから、儲けることに対しての、
儲けるにはこうした方がいいっていう結論をきちんと出せる人が多いから、
僕でもバカだから、
時計屋だから修理あるのは当たり前じゃないみたいなところから僕は始まっていて、
やってみて思ったんですよ。
修理を続けるって結構大変だなっていう風に思ったんですよ。
でも、なんでみんながそれでうちのお店のことを、
スタイルがあるよねとかこだわりがあるとか言ってくれるかっていうと、
マイナスの部分も含めて、
僕はお店の運命だと思ってやっているっていうところがポイントであって、
それをできるからちょっと違うんだと思うんですよ。
ぜひ皆さん、時計を扱う人には、
買ってくださった方はもちろん外部に出して直すこともできるんですよ、時計は。
できるんですけど、
古いものの癖を知っている技術者をきちんと育てていかないと、
やっぱりそこを理解している技術者とそうじゃない技術者では、
時計を壊す確率が全然変わってくるので、
大体技術者は壊しちゃうんですよ、時計を。
そうなんですね。
修理の時に。
だからそういうのを最小限に、
僕たち的に文化財をいつも扱っているから、
なるべく壊さないようにしなきゃいけないしっていうところでの責任感もあるので、
だからそういうことをトータルで見ていた時に、
いわゆる時計屋としてのあるべき姿が、
ちゃんと時計を売る前にちゃんと見たり、
売る後も見るよっていう、それが当たり前にできるチームを
きちんとこれからも続けていけるかどうかっていうところが、
世界から見てこういう時計屋を作りたいよねっていうベンチマークになるであろうと思ってやっているのは
なるほどなるほど。
めっちゃかっこいいこと言ってますけど、
めちゃくちゃかっこいいこと言ってます。
言ってますけど、でも元をたどれば当たり前のことを言っているんですよね。
まあそうですよね。
車を作った人は車を直せなきゃダメじゃないですか。
だし、時計を売った人は時計を直さなきゃいけないし、
岡崎さんからよく買いました。
どうしてもこだわりのお店だったら、
今日もずっと洋服を見ていて、
このボタンめっちゃかっこいいなと思っていて、
今着られたやつが。
国庁外。
無くなっている大丈夫かなとか思うわけですよね。
その時に岡崎さんから服を買ったら、
岡崎さんにボタンが取れちゃって何とかなりますかと聞くと思うんですけど、
もちろんそれをずっと保管することは難しいかもしれないけど、
少なからず亡くならせる人もいるかもしれないと思って、
やっぱりプロダクトを売っていくっていう、
その精神は絶対大事だと僕は思うので。
僕もそこは本当に自分で作っているものも仕入れているものも、
例えばおっしゃってくれた国庁外も、
職人さんに買いのボタンって割れやすいんですよ。
なんでちょっと厚いものを削って作っていただいたんですけど、
でもあれはずっとリピートができるというか。
なので割れたら交換ができるように、
うちでもある程度ストックしていたりしますし。
でも僕は江口さんの今のお話、
当たり前だよねっていうことに対して、
僕自身もどっちかというと同じ畑にいる人間なので、
ものすごい共感するし、
当たり前に近い感覚で思っているけど、
僕自身も道具、物を売って、
メンテナンスとか修理は別でっていう、
もうちょっとどっか行ってくださいみたいなところを
やっぱりたくさん知っているだけに、
やっぱりそれって難しいことなんだろうなと思うし。
難しいんですよ。
それをどうしても完璧にできない部分なんですよ、そこが。
だから本当に難しいなって
いつも技術者のみんなと話するんですけど、
この時計めちゃくちゃ美しいから売りたいんだけど、
これここ壊れたらもうどうなるんだよなみたいな。
もちろんそういうものとかをどうするかというのも
いつも社内で話になるんですけど。
それこそ天然石ダイヤルとかもそうで、
やっぱり割れちゃったら買えがなかったりとか。
確かに。
でもその儚さが好きっていう人もいたり、
いろんな人の価値観があるんで、一概にね。
でもメンテナンスって意味だと、
そこを社内に入れちゃうとそういう問題が生まれてくるんで、
販売としては自由度は少なくなっちゃうんですけど、
でもそれでいいと僕は思ってるんで。
あくまでそういう時計屋としてこうあるべきであろうという
その形で世界で時計屋として仕事をしてみたいっていう感じなんで。
もうね、かっこよすぎる。
当たり前の精神と今後の展望
名言がすごい出てますけど。
スタッフちょっとびっくりしてますよ。
多分名言すぎて。
まあまあ本当にね、
いろいろお話いつもお伺いさせていただいてるんですけど、
そういうマインドというか、
そのエリスさんの人間味というか、
その生まれたルーツというか、
車屋さんのお話もそうだし、
直せて当然っていうスタイルもそうだし、
だからこそ日本人として海外に行くっていうそのストーリーも含めて、
なんか僕は改めてやっぱりエリスさんのところにお願いしてよかったなって思うし、
これからも本当に長くやっぱりこう、
毎回毎回思うんですけど、
初めての一本を買われる方がやっぱりうちのイベントでは圧倒的に多いので、
言ったら入り口になる一本じゃないですか。
だからこう、
裾野を広げるっていう大それたことではないですけど、
やっぱりエリスさんが美しいなって思うものを、
僕もすごく共感した上で広げていけたらなっていうか、
やっぱり思いましたね。
そんな感じで。
これ流れてる時はイベントも終わっちゃってるんですけど。
でも本当に来年も必ずやらせていただきたいと思ってるので、
よろしくお願いします。
ありがとうございます。
38:46

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