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最後の晩餐はフルコースで。
るりです。
あかりです。
この番組は、現実と戦いながらも、欲張りに日常を生きる2人が、誰かにちょっと聞いて欲しいを共有するポートキャストです。
はい、あの早速なんですけど、最近ちょっとやっと涼しくなってきたやん。
そうね、そうね、やっとね。
だから、こないだ、今シーズン初おでんしたんですよ。
あ、まじで?
そう。
おでんさーん?
うん。
何が好き?具。
おでんなー、それさー、結構悩む。
悩むよね。
結局、結局お大根が美味しいの?
そうなよ。
でもさ、なんかそれってさ、ベタすぎて思んないなって思う。
いや、わかるわかる。
でも、そうね、もちキンとかも好き。
あー、いいよね。
やっぱでも、大根が。
いや、お大根、勝てんよ。
勝てんよ。
結局一番そこに沈んでるお大根が一番美味しいんやって。
いや、そうなんよ。
あとはでも卵やな、私。
卵、卵、結局卵もさ、卵もベタすぎてさ、大根と卵なんか言ってもさ、
まあ、それはそうやろうにしかならんのよ。
何の変哲もないねんけど。
何もない、みんな好きやもんね。
せーの。
そう。
でも私もう一個好きな具があって、黒はんぺんやねんけど。
黒はんぺん?
黒はんぺん、あんま知らん人も多いと思うんやけど、
静岡県の共同食材。
へー、黒はんぺん。
そうそう。
私、静岡出身で、今はちょっと関西に住んでるんやけど、
静岡にいるときは、黒はんぺんがもう、おでんの具として絶対欠かせない食材やったんよ。
あ、そう。へー。
あんまりね、他の県で見たことない。関西でも多いと思う。
静岡名物、黒はんぺんとはって出てくる?
そう、そうなんよ。静岡に住んでるから。
黒はんぺんって、名の通り黒いはんぺんやねんけど、
黒いというか、灰色。
灰色だね。
要は、普通のはんぺんと同じように、魚のすり身やねんけど、
骨とか皮とかも一緒にすりつぶしてるから、ちょっと灰色っぽい。
なるほどね、体によさそう。
で、すごいおだしが出るというか、おでんに入れたらすごいおいしいんよ。
そっか、じゃあそこ、そのはんぺんからも魚のだしが出るんや。
それはおいしそうね。
おでんだけじゃなくて、焼いて生姜醤油で食べるとか、
黒はんぺんフライとか、とにかく静岡県民は黒はんぺんが大好きなんよ。
じゃあ、おでん以外でも全然日常的に食べるんや。
そう、食べる。でも、おでんが一番活躍の場って感じはするんやけど。
うんうん。
ここに、私大学から関西に出てきたけど、こっちで売ってないから、余計に恋しくなってしまって。
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夏前とか、誰かんちでおでんパーティーするみたいに、わざわざ実家から黒はんぺん持ってもらって、
入れたりとかしてたんよ。
すごい好きな地元のほこりじゃないけどさ、という感じで思ってたんやけど、
関西に出てきても10年以上たって、あるとき、黒はんぺんってなんでそんなにいいんやったっけって、
我に返ってしまう瞬間があって。
そんなこと言わんねん。
実家に帰ったときに、そういう高いテンションで母が、出してきたんよ、黒はんぺん。
ほら、黒はんぺんだよ、みたいな。
久しぶりに寄せたときに、そのテンションについていけない自分がいて。
かわいそう。
黒はんぺんってなんであったっけ。
もう関西に魂を売ってしまったやん。
醤油さ、おいしいんやけど、別にただのはんぺんやん、ただのとかいっぱいはんぺん作ってる人に怒られるけど、
めちゃくちゃごちそうっていうわけでもないし、
まあまあまあ、そうではない。
皮とか骨とかも一緒にすりつぶしてるから、食感もザラザラしてんの。
はいはい、体によさそうな感じはする。
ふわふわな練り物じゃないし、
考えてみたら変やし、
昔めちゃくちゃ好きだったものとか、俺に思ってたものとか、
なんでやったっけってなってしまったっていう話やね。
家中にいるときとか、離れてまだ寂しさが残っているって言って、
すごい地域なり、学校とか、大事にしてたものを美化しすぎる。
まあまあまあ、そうだね。
それが、ちょっと黒はんぺんに熱狂できなくなった自分。
もうちょっと客観的に見るようになってしまったね、黒はんぺんはね。
黒はんぺんってなんやったんやっていう。
久しぶりに元彼と再会して、この人のどこまで。
何がよかったんだろうね。
嬉しかったよ。
でもそういうのあるよね。
まあね。
昔はすごい好きだったとか、こだわりを持ってやってたけど、
あれってなんやったんやっけみたいな。
そうやね。
ある?なんかそういうの。
でもね、なんかなんやったんやっけって思いながらも、
意地で続けてたりすることとか。
わかる。
なんかそれこそさ、日記。
旅行に行ったときに日記を書くんやけど、
それ本当に小学生の頃からやってて、旅日記みたいな。
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今日何やって何やってみたいな。
で、なんか家に日記帳とかもめっちゃ昔からのやつたまってるんやけど、
で、今も持ってんの。
でもノート忘れたりしたら、ノート忘れたら最悪みたいな感じになって、
しょんぼりしながら旅行を過ごしたりするんやけどさ、
正直もうスマホで書いたほうが早いし、たくさん書けるし、
で、共有もしやすいし、めっちゃ便利やからさ、
絶対こっちに書いたほうがいいと思うんやけど、
でもなんか意地でまだ手書きで書いてる。
1時間ぐらいかかんの毎日。
マジ?それ紙の最中に書いてんの?
そうそうそうそう、でも結局なんか最中に書くとさ、
なんかそのなんていうの、例えばこう大体見開き1ページぐらい1日書くんやけど、
どれぐらい、例えばなんかじゃあ朝、お昼ご飯食べたついでにちょっと書こうみたいな、
やったりしても、じゃあ朝から昼にやったことで、
例えばその左半分をさ、使ってしまったりしたらさ、
午後大ニュースがあってもさ、
ここ半分しか使えへんのよ。
そうやから、1日終わってからバランスを考えながら書いたほうが、
書きやすいなってことに最近気づいたから、
最近は1日の終わりに書いてるけど、
マジで書くんだるって思いながら、
また日記かかなって、なんか謎の使命感、別に誰に見せるわけでもないんやけど、
使命感に駆られながら、
この間も旅行行ってたときめっちゃ書いてた。
そうなんや。
1日1時間ぐらいだけで書いてた。
私も紙の手帳派やけど、
そうやんな、そうやんな。
でも手帳って言っても、それこそ日記帳みたいな感じで、
スケジュール帳としては使ってない。
スケジュールも紙で、私も紙に書くのが好きやから、
結構みんなより遅くまで紙の手帳使ってたと思うけど、
さすがにスケジュールはね、オンラインというか、ネットに移行したね。
分かる。でも私も日記はまだ紙で書いてる。
日記はやっぱ紙で書きたいなって思うな。
なんかさ、私はさ、手帳としては、
昔は私もめっちゃ手帳好きでさ、毎年、
ほんまこれもうちょっと早い時期か、
からさ、来年の手帳何にしようとか。
そうやな、9月とか。
そうそう、9月10月ぐらいから。
10月ぐらいから発売されるもんね。
そうそう、めっちゃ本屋さん巡ってさ、悩んでたけど、
もうそう、スケジュールはデジタルになったし、
あとそもそも、社会人になってからさ、
なんかプライベートの予定があんまりないっていうか、
その書くほどのさ、手帳に細かく書くほどのプライベートの予定がないからさ、
だから一時期、てかほんま最初の方は、
なんかもう全部覚えてた。
なんか書かなくても覚えられるぐらいしか、
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土曜誰々ちゃんと会うみたいな、
日曜どこどこ行くみたいなぐらいしかないから。
けど、カレンダー機能みたいな携帯のとかを使って、
スケジュールも最近は書くようにしてるんやけど、
だから手帳はもう使ってなくて書くことないから、
そうけど日記だけは3年日記をずっと続けてるから、
たぶん手帳を買わなくなった時から始めたんやと思う。
手帳じゃなくても日記にフォーカスしてる。
日記だけにしようみたいな。
で、あれ何が面白いかって、
1個同じ日付の3年分が縦で見られるみたいになってるから、
1つ上の段を見るとさ、
1年前の今日何してたかがわかるんだよね。
面白いよね。
それが好きで、
だから3年日記だけは続けてる。
続けてるんやけど、
ズボラやからさ、毎日書かんからさ、
マジで数ヶ月分ぐらい一気に書く日読がある。
数ヶ月分絶対覚えてないやろそれ。
覚えてない、覚えてないから。
もうあらゆるSNSとかLINEとか、
それこそ会社のメモとか、
いろいろ参照しながら書く。
私もそれやんね。
本末転倒なんよ。
本末転倒な。
そう。何のために書いてるんやろ。
マジで自己満でしかないの。
記録を残しときたいだけやから。
だから時々さ、
何があったっけこの日とか思って、
適当に会社であったことを書いた後にさ、
うわそうや、この日趣味で大事件あったんやったみたいな思い出して、
そういえばこれもあったみたいな感じで、
めっちゃ助け出したりする。
後から思い出すパターンあるよね。
そう、後から思い出す。
それもやっぱ机に向かう時間がないと書けないから、
スマホに移行してたら別に電車の中とかで書けるやん。
そうね。
スマホが毎日ちゃんとその日のことを残せる気がするけど、
絶対そう、絶対そう。
絶対スマホでつけたほうが確実に残せる。
それはそうやんな。
絶対そうやと思う。
絶対そういうアプリとかも使いやすいやつ。
絶対あるよな。
絶対ある。
よくわからんけど。
なんかアナログを維持でも続けたい。
わかるわ。
多分ね、移行したら一瞬で変わるんだろうね。
それはね、めっちゃそうよ。
私さ、ガラケーを結構粘って使ってたの。
あ、そうなんや。
私たち高校生ぐらいの時からアイフォンとか出てき始めたやん。
そうね、そうね。
でも当時は、アイフォンに変えたらデコメ使えないから。
ああ、そうか。
当時のJKにとってはデコメ命だったから。
そうだね。
デコメ使えない携帯なんかダサいみたいな。
結構周りがみんなアイフォンになるまでガラケー使ってたんよ。
デコメ使ってたから。
ほんま迷惑やったと思うけど、
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私だけLINEできひんからメール、メールリスみたいになった。
そうやな、あるある。
でもやっぱりアイフォンに移行したらすぐなくなったよね。
デコメって何やったっけみたいな。
デコメの概念ね。
デコメの概念。
デコメ懐かしいな、めちゃくちゃ容量重いやつ。
誕生日とか記念日とかに今週のやつ送るやん。
分かるよ、分かるよ。
いかに素材をめちゃくちゃ保存して可愛いやつ。
絵文字とかも一個一個デコメの絵文字にしてたもんね。
してた。
して。
携帯に内蔵されてる絵文字を使うのはダサい。
そうそうそうそう。
私なんかさ、auとソフトバンクを使ってて、時期によって家族と合わせて使ってたやつ。
ドコモの絵文字が最強みたいなのあった?
あったあったあった。
私ドコモやったから最強やった。
でもドコモ勝ち組やん。
ドコモ勝ち組やん。
ドコモの絵文字だけ怖い。
平面のやつね、平面でカラフルなやつ。
ドットみたいなやつ。
そうそうそうそう。
あれないやったんやろね。
今やないもんね。
なくなったね。
全部統一されたね。
やっぱこう、その次のステージに行っちゃうと、前のものなんでこれにこだわってたんやろってなるんだろうね。
そうだね。
黒はんぺんもそうだよ。
次のステージ、次のおでんのステージに行っちゃった。
次のおでんのステージなんやろな。
逆にさ、黒はんぺんをさ、捨てたルリがさ、新しくこれおいしいなって思ったおでんとかあるの?
新しくおいしいなと思ったおでんは、静岡はさ、静岡おでんっていうのがあるのね。
あ、そっか。
おでんっていうか、おだしがすごい真っ黒で、かつお節と青のりをかけて食べる。
さすがやね、やっぱさ、やいずって感じがするね。
そう、そう、そう。海の幸を最大利用みたいな感じで、それが一番おいしいと思ってきたけど、
関西来て、初めてバイトしたバイト先の店長が姫路の人で、姫路おでんってあるの。
はい、はい、はい。
生姜醤油つけて食べるやつ。
うん、うん、うん。
あれ食べたときに、あ、こっちもおいしいと思ったね。
あ、そうな。やっぱ全然違うんや。
でもやっぱ、その当時は静岡おでんが最強やと思いつ、
いやもうこっちもなかなかよるなみたいな。
なるほど。
思ってた。
今はどっちもおいしいなっていうフェーズに。
素晴らしい。客観的にね、すべてを見られるような、その境地に達した。
ふるさととの距離はちょっと広がってる感じですね、けど。
どうなんだろう、今それもよしあしがね。
そう、そうなんや。それはだってさ、しょうがないやん。
寂しいなっていうのも、もちろんあるけど。
静岡おでん食べたらね、またそれで、それはそれでやっぱり思い入れもあるから。
そうなんや。進んでるっていうことですよ、前に。
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そうだね、そうだよ。だからよりたくさんのものを知れるようになる。
そうそうそう。だからその、ね、昔好きだったものを、
まあ、その当時の熱量で押せなくなるっていう罪悪感みたいなのがあるけど、
まあそういうもんだよねっていう。次の好きなもの見つければいいし。
そうやって世界は広がるからね。
そうそうそう、そういうことやね。
なんかおでんの話から人生の話みたいな。
人生全部そんな感じやからね。
そうだよね。それで前に進んでいくんだよ。
そうそうそう、そういう話や。
そういう話で、今日はこの辺りにしときますか。
はい、ありがとうございました。
ここまで聞いてくださった方、ありがとうございます。
ありがとうございます。
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喜びます。嬉しいです。
はい、ではまた次回。
バイバイ。
