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Gemini Roboticsの発表と未来の月面探査
Google DeepMindは、2025年3月13日、Googleの最新の生成AI Gemini 2.0をロボット分野で活用するGemini Roboticsを発表しました。
前回は、これをヒューマノイドに応用した動画を紹介しましたが、この記事では、もう一つ、列の動画から、Google DeepMindがGemini Roboticsで重視している研究の3つのポイントについて解説します。
2050年、月面での探査と資源活用が促進され、持続的な友人活動拠点が月に整備される、そんな未来の実現に向け、内閣府によるムーンショット型研究開発制度の下、プロジェクトが着実に進行しています。
開発の要となるのは、月面環境下で柔軟に機能する革新的なモジュラー型AIロボットシステム。
完成されたロボットではなく、アームや車輪などの基本要素となるモジュールを月に送り、AI技術を用いて自律的に組み立てることで、現場の状況やミッションに柔軟に対応可能な変現自在のロボットの実現を目指します。
この度、地上実験用のモジュラー型AIロボット、ムーンボットの試作機が完成し、JAXA相模原キャンパスの宇宙探査フィールドにて公開実験を行いました。
さらに、大阪・関西万博での展示実演も予定しています。
川崎重工業株式会社と株式会社関連エンジニアリング・朝日工業株式会社は、送電鉄道向け物資輸送における協業検討に関する合意書を締結したと発表しました。
これにより、川崎重工が開発する無人ヘリコプターKレーサーを活用し、送電鉄道向け物資輸送サービスの事業化を目指した検討を協力して行っていく考えです。
まずは、物資輸送サービスの実証実験を実施した上で、事業化における技術課題等の検討を行っていく予定です。
なお、Kレーサーは、自動運転に対応していた無人ヘリコプターで、最大200kgの物資を空輸することができます。
今回のニュースは以上です。もっと詳しい情報を知りたい場合、ロボスタで検索してみてください。
ではまたお会いしましょう。