EC向け導入の新技術
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三井倉庫ホールディングスは、同社グループが運営する物流センターのEC向け出荷業務に、ペーパーレスマルチピッキングカートを開発し本格導入したと発表しました。
本格導入したペーパーレスマルチピッキングカートは、複数オーダー分の商品を集めながら、仕分けも同時に行うマルチピッキングにペーパーレス機能を搭載した大社、電気通信大学発ベンチャーのビーストームのマルチピッキングカートを共同でカスタマイズ開発しました。
三井倉庫グループの三井倉庫では、ハイブランドファッション分野でB2BおよびB2Cビジネスを全国展開する企業のEC向け物流業務の受託、運営にあたり、今回開発されたペーパーレスマルチピッキングカートを導入。
1オーダーごとに商品をピッキングするシングルピッキング、AMRによる共同ピッキングに今回のマルチピッキングが加わることで、商品の点数と種別に応じて3つのピッキング手法を使い分けることが可能となり、出荷時の作業効率化を実現しました。
オートストアは、大規模で高スループットの倉庫自動化の最新のイノベーションを発表しました。
企業が迅速な配送に対する消費者の期待に応えるためのプレッシャーが増す中、最新のロボットピースピッキングソリューション、先進的なワークステーション、そしてピーク時の運用パフォーマンスを支える強力なソフトウェアパッケージといった新しいソリューションが登場。
さらに、拡張されたピオ製品ラインは、より多くの企業が自動化を導入しやすくする一方、新しいサービスタワーはメンテナンスを簡素化し、最大限の稼働時間を確保します。
赤水樹市は、自動運転車両を使って高齢者向けの移動支援を行っている和歌山県大寺町にて、自動運転車両の接近をLED表示板OPTMARKER5にて歩行者に注意喚起する実証実験に、2月14日から3月13日の1ヶ月間参画しました。
狭い路地から県道に出る見通しの悪い場所にLED表示板OPTMARKER5を設置、自動運転車両にはITS技術を活用した車載機を搭載し、LED表示板が車載機から送信される位置情報から自動運転車両の接近を検知し、歩行者に対しLED表示板OPTMARKER5を点灯して注意喚起を行いました。
GMO AI&ROBOTICS SHOJIとPREFERRED ROBOTICSは、GMOインターネットグループのオフィス内において、自立搬送ロボットカチャカを活用した実証実験を3月17日に開始しました。
開始した実証実験では、カチャカに専用シェルフを装着し、その上にコーヒーマシンを搭載することで、オフィス内を移動しながらコーヒーを提供。
この取り組みにより、コーヒーの提供方法による消費量の変化を測定し、オフィス環境における移動式飲料提供の有用性を検証します。
GMO AI&ROBOTICS SHOJIとPREFERRED ROBOTICSは、ロボット技術の社会実装を加速させ、次世代オフィス空間の創出に向けた新たな可能性を探るとしています。
今回のニュースは以上です。もっと詳しい情報を知りたい場合、ロボスタで検索してみてください。ではまたお会いしましょう。