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2021-10-31 11:59

362. 投票率を上げたい?なんらかの行動を増やしたいなら「強化子」が必要というお話 from Radiotalk

本日の衆議院議員選挙の投票は行かれましたか?なかなか投票率が上がらない・・・という問題もよく挙げられますが、人の何らかの行動を増やす理論、心理学では「オペラント条件付け」というものがあります。こちら、生活に結構活かせることが多い理論なんです。

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ということで始まりました、おしゃれの呪いを解くラジオ。本日で362回目の配信でございます。お相手はパーソナルスタイリストで、日本服装心理学協会代表理事の久野梨沙でございます。本日もよろしくお願いいたします。
さあ、前回の配信で、公認心理師試験に無事合格しましたというお話をしてまして。
昨日、金曜日の配信の時は、合格発表をウェブ上で見て、一応受験番号を照らし合わせてみて、あるねって一応私の目のかすみで見間違えないといけないので、一応家族にも見てもらって間違いないね、あるねって一応確認して配信したんですけど、
その翌日に無事合格証書を届きまして、私の老眼のせいではなかったということで、確実に受かっておりましたということで、非常にラジオを聞いたということで、各方面からもお祝いの言葉をいただきまして、
コソ弁しておりましたのでね、卑怯にコソ弁しておりましたので、知らなかったびっくりしたなんて声もいただいたんですけども、温かい言葉をいただきましてありがとうございます。今後もますますですね、いただいた、まだいただいてないんですけどね、肩書はこれからいただくんですけど、
いただく方が気を無駄にしないように、人様のお役に立てるように頑張っていければという所存でございますので、引き続きご指導ごめんたすのほどよろしくお願いいたします。
はい、そんなわけで、今日は皆さん、投票日でしたよ。行きましたか?結構ね、事前投票の投票率も高かったみたいですね。期日前に行かれた方も多かったんじゃないかと思いますけれどもね。
我が家はだいたい、日曜日は大抵お仕事がないことが多いので、家族揃って、子供も必ず連れて行くと、立ち会い人の方なんかに優しく声をかけていただいたりとかしますので、
子供は何より、行った時にもらえる風船を楽しみにしておりますので、そのところから教育をしておりましてね、ちゃんと投票行くんだよということで、一緒に行くというのが習わしになっているんですけどね、皆さんどうでしょうかね。
まあ投票率なかなか上がらないなんていう話もありますけれどもね、確かにね、投票しても自分の投票のこの私の一票のおかげで変えることができたという実感が持てることってほぼないじゃないですか。
なんか私が投票してもしたくても変わらなかったかなって思うことばっかりですよね。ぶっちゃけね。なので、あの行動なかなか投票めんどくさくなっちゃうって人の気持ちも分からなくもないと。その行動ってやっぱりね、変わったという実感が得られないと投票する気がなくなっちゃうっていうその気持ちっていうのはね、もう至極当然のことで、これ心理学でもすでに説明がされていることなんですよね。
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こういうね、あの自発的に行う行動、例えば今回で言うと投票行動ですよね。自分で自発的に行った行動がもっと起こるようになったり、もっとその行動をするようになったり、逆にその行動をしなくなっちゃったり、その行動をしないようになっちゃったりする。逆にしないように仕向けることもできるっていうね、そういう理論があって、この理論のことをオペラント条件付けって言うんですよ。
これは古くからね、研究されている部分で、いろんな分野にも応用されている理論なんですけども、このオペラント行動っていうのは自発的な行動のことを指します。オペラント水準っていうのが、その行動を何も手を加えない場合にどれくらいも起こるのかっていう水準を測りつつですね。
で、そのオペラント行動が何かこうご褒美的なもの、具体的に言うとご褒美的なものをあげると強化されるって言い方をするんですけども、強化されてその行動の起こる確率が上がる、起こる回数が増える。で、逆に罰のようなものを与えると減らすこともできるわけですよ。これ弱化、弱くするんですね。弱化って言います。
例えば今回のこの投票行動で言うと、例えばですよ、あんまりないんですけど、例えば迷って迷ってこっちの候補者かなって自分が投票したらめちゃめちゃギリギリで数票差でその候補者が勝ったってなると、これはご褒美みたいなもんですよね。
あ、自分がもし入れてなかったら勝ってなかったかもなみたいな、そういうふうに感じると、これ投票してよかったなってなるので、その投票行動が強化されて、その人はおそらくますます熱心に投票に欠かさずにいくようになるだろうし、もしかしたらなんだろう、もうちょっと選挙活動というか政治家的な活動をするようになるかもしれないですよね。
で、でも大抵そんなにわかりやすく自分の投票行動が結果に出たなっていう実感って味わえないですよね、大抵ね。なのでなかなか強化されづらい。そうすると、その自分が取った行動、オペラント行動に対して何もそういったご褒美的なものがないと、いつの間にかその行動が起こらなくなっていっちゃうこともあります。
これね、行動の消去って言ったりするんですけどね。逆に投票に行ったら嫌なことがあったってなると、これは罰になるので弱化といって、もう本当に投票行きたくないっていう感じになっちゃうわけですよ。例えば投票に行ったら、何でしょうね、ないと思いますよ、絶対ないと思うけど、その投票場にいた人に何かお作法を叱られたとか、そういうことがあったとしたら、それは嫌な投票なんかこんな思いつくなっていかなきゃよかったってなってしまうと弱化なので、
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行くもんかってなっちゃうということなんですよね。こんな弱化を起こすような出来事はまずないと思うんですけども、大体の場合、消去が多いですよね。あんまりいいこともないし、めんどくさいしっていう感じで、だんだん投票に行かなくなっちゃうっていうこと。もしくは、その投票に行く理由が思い浮かばなくて、そもそも投票行動をしたことがないという方もいるかもしれないですね。
そういう感じで、投票行動もそうですけども、オペラント条件付けっていろんな分野で実は活かせるわけですよね。こういうことってよくあると思うんですけど、例えばオシャレのアドバイスを私がするときにも、このオペラント条件付けの理論は結構意識しています。
オシャレも投票と一緒で、めんどくさい人にはめんどくさいわけですよ。そうすると、めんどくさいけど投票と一緒で、なかなか成果がすぐパンと目の前に出てくるわけじゃないんですけど、でも続けていくと確実に成果があるものだし、やっていくべきものなんですよね。
なんですけど、なかなかすぐパンと目に成果が現れないので、その強化してくれる出来事、物事のことを強化師、強化の子供って書いて強化師って言うんですけど、なかなかそういう強化師が存在しないので、オシャレの場合には私は、私自身がお客様に対して強化師になるようにやったりするわけですよね。
例えば、オシャレがすごく上手になってきたら、それを的確にお伝えする。ここが以前に比べてすごく良くなってきましたよね、とか。あとは、ホームページの画像を変えたら、以前に比べてこういう点ですごく良くなったと思います、みたいなことをちゃんと言うということもありますし。
私がやっているオンラインサロンの服装心理ダボは、本当にオシャレを頑張ったら頑張っただけ、仲間から、仲間のメンバーたちから、もしくは運営スタッフから声かけをされるわけですよ。それは必ずしも闇雲に褒めているわけじゃなくて、そのリアクションをもらえるというだけで強化になるわけですよ。
すごく良いですね。でも、ここをこうしたらもっと良くなりますよというリアクションをもらえるだけで、頑張ろうとしている人にとっては強化になるわけで、一番きついのは、その頑張りを否定されたりとか無視されることなんですよね。
だから闇雲に褒めればいいというわけでもないんですけども、やっぱり何らかのリアクションが来るというのは、非常にこのオシャレ行動に関する強化になるので、それがどんどん得られるというのも、服装心理ダボの仕組みとして取り入れている部分でもありますし、それがあるからこそどんどんオシャレなモチベーションが上がる。
オシャレをしていくと、そのラボの中だけではなくて、やっぱり実生活でも次第にね、これ次第にとかポイントなんですけど、だんだん周りの見る目が変わってきたり、周りからも声をかけられるようになったり、お客様がよく言うのは、いつの間にかオシャレな人として扱われるようになったとか、あんまり表現が良くないかもしれないですけど、いつの間にか舐められなくなったとか、そういう言い方をされる方が多いんですけども、
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このあたりは遅れて、結構遅れて出てくる教科誌なので、それが出てくるまでモチベーションを切らさないように頑張れるように、私スタリストだったりとか、服装心理ダボの会員さんであれば、ラボがリアクションという教科誌をお伝えして、モチベーションを上げてもらうっていう感じなんですよね。
ちなみに、運営者サイドのあれでいうと、アンケート行動なんかもやっぱり強化が必要な行動で、私、経営者としてお客様にアンケートをお願いすることが多いんですね。服装心理ダボでも、毎月のライブ配信の後に必ずアンケートをお願いするんですが、経営者としては、このお客様からのアンケートってとっても大事なんですよ。
できるだけ答えていただきたいし、細かく答えていただいた方には、次もまた答えていただきたい。ここでやっぱり強化っていうのが大事なんですね。よくお客様の経営者の方からご相談いただいたりとか、うちのスタリストスクールの卒業生から相談いただくのは、お客様にアンケートをお願いしたいんだけど、なかなか返ってこないとか、だんだん減ってきちゃった回答がっていう方いらっしゃるんですけど、これね、リアクションしないと強化できなくなっちゃうので、だんだんその行動を消去されちゃうんですよ。
だから、アンケートに答えたら、例えば何か意見を出されたら、その意見を例えば取り上げないにしても、どうして、どういう理由でその意見を採用しないのかっていうことをちゃんとお伝えする。そうすると、ちゃんとアンケートを送った意味があるんだな、見てもらえてるんだなって思うので、アンケートコードを強化することにつながって、次も送ってくださるんですね。
だからね、やっぱりアンケートみたいなものも、もしお客様からいただけないなって悩んでる、仕事関係で悩んでる方がいたら、ちゃんとリアクションできてるかな、なんかよくね、クオカードを回答の何名様にプレゼントとかってありますけども、そんなことをしなくても、ちゃんと自分のアンケートを見てもらえてるんだなってことが示されるだけで強化になるので、ちょっとそれはぜひ取り組んでいただきたいなって思いますね。
はい、そんなわけでね、このオペラント条件付け、皆さんの身の回りのことにも結構使えることなんじゃないかなと。自分で自分の行動を増やしたい行動を強化するなんていうふうにも使えますのでね。なので、ぜひぜひちょっと使ってみていただけるといいかなと思います。なんかね、投票コードにも強化してもらえる仕組みがね、もっとあればいいのかなと思うんですけどね。
私の場合は投票に行った時に、その後の選挙報道が面白くなるっていうことを十分に味わうことで、自分の投票コードを強化しております。ということで、ぜひ皆さんも活用してみてください。この番組はまだまだ皆さんからのご質問お悩みお待ちしております。お知らせに関することでも、心理に関することでも何でも結構です。番組概要欄にありますマシュマロからお送りください。それではまた次回の配信で。
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