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よしやす
理科っぽい視点で身の回りのことを見てみませんか? そんない理科の時間 第675回 そんない理科の時間をお送りいたしますのは、よしやすと
かおり
かおりです。 よろしくお願いします。 よろしくお願いします。
よしやす
今日は、身の回りの物の歴史、工業製品とかね、そういう物の歴史シリーズの何回かかわからないですけど、ガラスについてお話をしようと思っています。
ガラス、ガラス工業製品なんですか? 工業製品か。 ガラスはまあそうですね。
で、番組の最後に、生き物超ワールド10というもののチケット抽選もしますので、最後まで聞いてみてください。
えっとね、去年かな? 私、弟が実家を引っ越すっていうのがありまして、家を建てたんですよ。
おお、素敵。 立ちの木だったんでね、道ができるっていうので。
ある程度お金は出たんですが、弟のところに遊びに行ったら、冬行ったらですね、家の中とても暖かくて、床暖房なんだよねって話をしてたんですけど、
よしやす
それ以上に二重ガラスになっているサッシの効果がすごく高いらしくて、断熱性がいいというので。
かおり
その二重ガラスにしたのは、本人の選択ってことか、それとも例えば、よくうるさいところだと、そういう防音の二重ガラスとかが標準装備的な形で支給されたりするじゃないですか。
よしやす
ではなくて、選べる、選べるというかね。 チョイスしたわけね。 チョイスしたわけです。
冷暖房の機器の良さと、感染道路に近い感じもあるので、その二つの理由で二重ガラスにしたんですけど、結局ガラスはガラスなんだよなと思って。
よしやす
歌にありそうだね。ガラスはガラス。 カモメはカモメでしょ。
いろんな価格技術が発展している中で、窓にはめ込むものって明治時代からずっとガラスなわけじゃないですか。他にも何かあっても良さそうじゃん。
紙、障子。
よしやす
外が見える、要は透明である程度強度があって、コストとかね、丈夫さとかで考えると結局ガラスになってるわけですよ。
かおり
透明で外が見えるって言ったらもうガラスほぼ一択じゃね?
よしやす
いや、アクリルとかね、そういう樹脂、プラスチックもあったりするけど、でもなんだかんだでガラスがまだまだ主流なんですよね。
他の代わりになるのはなかなかなくて、車の窓もガラスでしょ。
競技用ではやっぱり軽量化のために樹脂の窓に詰まるらしいんですけど、なんですけどガラスで150年ぐらいガラスだし、
もう少し言うともっともっと前からガラス窓が他の窓にとって変わられたことがないと。
言い方を変えると江戸時代、板ガラスがない時代は透明な窓はなかったわけですよね。
外を見るには開き放つしかなくて、風を避けようと思ったら見えない戸を閉めるしかなかったんだよね。
なのでガラスに変わるものがなかなか出てこないっていうのは、他に変わるものがないって面白いなと思っているし、
よしやす
歴史の話をしようと思ってるんですけど、じゃあガラスが全然変わってないかってそんなことなくて、
車でもUVカットガラスとかね、あとは熱を中に入れないガラスっていうのもあったりするんですよ。
赤外線カットガラス。
かおり
二重うんぬんではなく一枚でもってこと?
そうですそうです。そういうのがあって、紫外線カットガラスは日焼けしにくいとかね。
よしやす
そういうのがあるんですけど、赤外線カットガラスっていうのは、
透明に見えるんだが、赤外線領域の光を通さないので中のものが熱くなりにくいっていう効果があって、
冷房の効きが良かったり、あと赤外線カットガラスは実は2種類あって、
よしやす
赤外線を吸収するタイプと赤外線を反射するタイプがあるんですよ。いいですか?
光は波長っていうのがあって、光が見える可視光っていうやつよりも波長が短いのが紫外線ね。
青よりも紫よりも波長が短いから紫の外で紫外線。
逆に波長が赤よりも長いのが赤外線。
ちなみに英語ではウルトラバイオレットでUVだよね。
かおり
ウルトラバイオレット。
よしやす
そう。赤外線の方はウルトラレットじゃなくてインフラレットでIRっていう風に略されます。
かおり
それあんまり有名じゃないね。
よしやす
IRってLEDにはIRLEDとかリモコンもIRリモコンっていう風に言ったりするんですけど、
英語ではインフラレットで、インフラストラクチャーって基礎的な構造ね。
赤よりも低い周波数、波長が長いっていうのでインフラレットって言うんですけど、
そっちを通さないと熱が中に入ってこないので、
夏はエアコンの機器がいいんですけど、赤外線を反射するタイプのガラスは冬の暖房の機器もいいんですよ。
中から出た熱線、赤外線がガラスに反射されて中に戻ってくるので。
かおり
中からも外からも反射するってことね。
よしやす
ガラスについてもいろんな新しいものが出てきていたり。
かおり
それはガラスそのものの性質が違うのか?
それともガラスとガラスの間に何か挟まってるとか、別の成分が入ってる?
よしやす
吸収する方はガラスの成分を変えます。
でもガラスなわけね。
反射する方はコーティング的なもので、反射層を後からくっつけるっていう感じですね。
他にも強化ガラスだったり、ガラスの2枚重ねて間に樹脂を挟むことで防犯用の割れにくいガラスとかがあったりとか、
いろんなパターンのガラスの進化もあるんですが、
よしやす
基本的には変わらないガラスっていう、皆さんが思い浮かべる透明で叩くと割れちゃって、
温めると柔らかくなって、拭いて形を作ったりするっていうタイプのものがガラス全般ですね。
ガラスの基礎知識というとあれなんですけど、ガラスは基本的には傾斜で変化が出てくるんですけど、
横辺に土々って書く、径に砂で傾斜、砂の中に入っている透明なキラキラした粒。
かおり
石英とは違うの?
そうです。シリカっていうのが傾斜で変換できるんですけど、
かおり
変換で傾斜は、ニワトリの小屋みたいなのも出てきたよ。
よしやす
出てきますけど、基本的には石英で二酸化系素、石英の砂が傾斜になります。
言い方変えただけなんでね。
かおり
石英って言い方すると、石のような塊を比較的指して、それがもっと細かくなってきた粒のことを傾斜って言い方をする。
石英の主成分、石英って多分単一じゃないよね?
基本的に二酸化系素が主成分。
よしやす
砂とかから取ることもできて、より分けることでガラスの原料として使えるんですけど、
それに鉛やソーダ灰、化成ソーダみたいなやつとか石灰石みたいなもので、
ソーダ灰って言ってるのは、岩石などもあるんですけど、植物を燃やして灰にするみたいなことをして作る灰と石灰石のようなものを混ぜて、
熱くすると溶けてきて、混じってそれを冷やしていくとガラスになるっていうのが基本的な作り方です。
なので高温熱にできて、なおかつ材料が手に入ればガラスは作れるという風になっていて、
基本的には今も材料を混ぜて熱くして溶かして冷やし固めてできるというのがガラスの作り方なんですが、
ガラスってちょっと特殊な特性があって、
ある温度で液体になってある温度で固体になるっていう優点があるタイプではなくて、じわじわと柔らかくなる。
よしやす
逆の言い方をすると、今固いガラスって叩けば割れちゃうし、すごく固いってみんな思ってるかもしれませんけども、
ある程度固さのある液体のままの構造、つまり分子のつながり方は液体に近い状態にあるので、
温めていった時にドロドロって溶けるんじゃなくて、まさに飴のように柔らかくなって柔らかい状態で加工ができるっていう特殊な素材なんですよね。
かおり
実際には窓ガラスも液体だっていうあれがあるじゃないですか。
成分がどんどんガラス自体も変わってきてるから今のはともかくとして、
昔に作られたガラスも何年も経ってるようなやつを見ると、なんとなく下に流れてる跡があるみたいなのがあって、
氷河みたいな感じでゆっくりゆっくり重力に落ちてるっていう。
よしやす
そんなに変わらない。質温であればそんな形が変わるようなことはなくて、
一方で昔作られたガラスはちょっと平らじゃなくて歪みがある感じがするっていうのは作り方の違いです。
なので明治時代とかの建物とかのガラスは大体平らじゃないです。
平らじゃないっていうのは外から見たりすると、
かおり
平らに作ろうとはしてるんだよね。
よしやす
もちろんもちろん。板ガラスで作ろうとしてるんだけど、
それは平たく伸ばして作ってるんで、
そもそも歪みがあるっていう状態のままで板ガラスにしてるっていう特徴があったりします。
皆さんが今使っているガラスは強化ガラスっていうもので、
作り方の段階で冷まし方とかを変えて割れにくくしているとかもあるんですけども、
基本的にはさっき言ったシリカケイ酸、ケイ酸だとケイ酸っぽいけど、
二酸化ケイ素とかセキエイを主成分とする、
温めると溶けるっていうタイプのちょっと変わった性質を持っている物質です。
なんて言ってんだろうな。
よしやす
しっかり固まってないっていう風にさっき言ったけど、
室温では流れちゃうようなことはない。
その辺も透明だっていうのにちょっと関係していて、
人間の目で見える光の波長では透明で、
中に混ぜるものを変えたりするとその他の波長では不透明にもできるし、そういうものが多いです。
よしやす
あとは普通のガラスは紫外線領域になるとどんどんどんどん透過率は減っていきます。
だんだん暗くなっていくわけ。波長が短くなると。
だから紫外線を映すカメラを作ろうと思ったら、
よしやす
そのレンズは紫外線を通すガラスっていう特別なものを使わないといけなかったりするっていうのもあったりして、
紫外線写真用特別写真レンズっていうのがあったりします。
よしやす
普通にメガネとかを作ってガラスで作ると紫外線は随分減るんですけど、
なので紫外線を通すようにするためには特殊なガラスで、
ニコンとかは紫外線を通す写真レンズを作ってるんじゃなかったっけな。
写真レンズ。
そうですね。紫外線用のレンズというのがあって、材質を変えないといけないんですけど何をやるんだっけな。
よしやす
光学赤いガラスっていう赤いの度合いが高いガラスだとある程度紫外線を通すっていうのがあって、
写真用のレンズでもあるんですけど、半導体を作るときに露光っていって光でパターンを描くんですよ。
なのでそういうところでも特殊な材質のレンズを使わないといけないというのがありまして、
あとは科学実験とかで紫外線領域の光を使っていろんなものを測定するというときにはこういうレンズとかを使わないといけないというのがありまして、
ガラスについてもいろんな種類があるというのだけ覚えておいてください。
本編ではガラスの歴史、いつごろ作られて、どうやって作って、さっきも言った通りどうやって平らな板ガラスになったかって話をしていきたいと思っています。
かおり
まだ本編に入ってなかったんですね。よろしくお願いします。
ということで、ガラスの歴史なんですが、ガラスっていつごろから作られてると思いますか?
かおり
ステンドグラスがあるよね。
ベルサイエ宮殿にはガラスがあるよね。その前は?
よしやす
まだまだ前がありますよ。
かおり
望遠鏡の時代もガラスだよね?
よしやす
望遠鏡はもう最近ですよね。
かおり
わかった。小僧院の中にガラスの器が入ってなかったんですか?
よしやす
そうです。小僧院の時代からあるんですが、ガラス製品とすると、エジプトのピラミッドの時代にはすでにあり、
今、最古と考えられているのはメソポタミアが一番古くて、
紀元前2500年ぐらい、つまり今から4500年とか5000年前ぐらいから作られているというふうに考えられています。
ただね、今皆さんが思い浮かべるような透明なガラスというよりは色付きのガラスです。
色が付いちゃってるというか。
焼き物をする時に、ある配合で土とか、さっき言った砂の中に入っている傾斜とかが溶けて、
小さい粒とかになってキラキラした粒になるという現象が発見されたのではないかと。
ガラスビーズの始まり。それは工業的に使われると上薬的にも使われるんだけど、
それを集めて溶かすと、色付きガラスのビーズが作られたというのが、
メソポタミアの時代に作られていたというのがガラスの始まりというふうに考えられています。
よしやす
なので、メソポタミア文明のところで。
かおり
そのガラス製品は、メソポタミアの時代では特別なものだったのかね。
例えばお祭りとか儀式の時にしか使わないものなのか、普段から使われていたのか。
よしやす
遺跡からしか出てこないのでそこまでわかんないけど、
多分貴重なアクセサリーとして使われていたんじゃないかと考えられています。
かおり
貴重なアクセサリー?
よしやす
ビーズみたいなのが一番最初なんで。
ここからエジプトとかに伝わって、ピラミッドの時代にはガラスの粒だけじゃなくて、
ちゃんとガラスを溶かして形にするっていうのができるようになっていて、
古代エジプトの遺跡から出てくるものは、もう壺状態、瓶の状態になっているというのが出土しているということです。
これはもうアクレモテがこれでもまだ紀元前1500年ぐらいなので、
ツタンカーメンの時代には、エジプトの王家にはガラスに金細工が施してあるような
ソーシングや壺、鉢などが作られています。
今出土している一番古いやつは、エジプト18王朝トトメス3世の紀元前1400年頃ではないか。
これが一番古いと考えられていて、ガラスの壺というか水差しとかがあります。
この頃はガラスを溶かして形にするっていうのができたけれども、
その頃作られていたのは、今考えられている製法はすごく岩というか石みたいな硬いものを芯にして、
そこにガラスの溶かしたものを巻きつけていくと形ができる。
芯に何かがあって、そこにガラスを巻きつけていって形を作って、
それをもう一回溶かして全体的な形にしてっていう型の外側にガラスを貼り付けていくっていうタイプの作り方っていうのが最初の作り方だったと考えられています。
なので、皆さんが思い浮かべるガラスを溶かして棒の先にくっつけて、
ふーって吹いてガラスにするっていうのは、ちなみにいつ頃から始まったと思いますか?
吹きガラスって言うんですけど。
かおり
メソポターミアが紀元前2500でしょ?
よしやす
で、エジプトが紀元前1500。
かおり
じゃあ、紀元前500年でいかがでしょ?
よしやす
近いんじゃないかな。紀元前50年ぐらいに既にあったと言われていて、これ吹きガラスですね。
だから、ガラスの塊を吹きガラスというか、さおの先にくっつけて吹くことでそれを大きくして形に作る。
最初の頃はいくつかパターンあるんですけど、内側のタイプの型に入れて中を吹くとある形に固まるじゃないですか。
要は、ふーって吹くんだけど、その吹くやつを内側の形が作ってあるものの中に入れて吹いて膨らますとある形に成形されるっていうのがあって、型に入れて作るっていう吹きガラスがあった。
あと、職人さんがだんだん上手になると、吹きながら形をね、手でっていうか、道具で変えていきながら形を作っていくっていうタイプとかもできたりして。
というので、ガラス、実は吹きガラスは紀元前50年ぐらいには既にできていて、その頃から2000年同じような作り方をしているっていうことです。
よしやす
ちなみに日本に伝わってきたのは、弥生時代に一応ガラス工房があったようです。
中国から多分伝わってきたらしいんですが、岡山県に2世紀から3世紀、弥生時代後期にガラス工房があったという遺跡があるんですが、
ここでは経舎という砂から作ったのではなくて、中国とか大陸の方からやってきたガラス製品を、もうガラスになったやつを溶かして再度固めたものじゃないかというふうに考えられています。
で、そのころには曲がた曲がたね、曲がた曲がたくにゅって、あれはナニナッツっていうの?カシューナッツじゃなくて、カシューナッツっていうのか。
っぽい感じの曲がた曲がたとか、ビーズ的なもの、あとはウデワみたいなガラス製品は作られたんですが。
かおり
それは、そういう形にわざと整えたの?
それとも、例えば、もうちょっと大きいやつをやって磨いて形にしたのか、
それとも、なんだろう、そういう形になりやすいの?
よしやす
いや、だから、大陸から何かのガラス製品を持ってきたやつを、
ガラス工房で溶かして形を変えて、
マガタマやトンボ玉や腕輪みたいにしてた、というふうに考えられています。
なんですが、実は日本のガラス作りは、
平安時代くらいになると、あまり作られなくなっちゃって、
よしやす
江戸時代までまた作られなくなっちゃいます。
で、さっきの大陸の方に戻ると、
一応、紀元前700年くらいには、
透明なガラス、材料を厳選して、色がついていないガラス製品というのも作られ始めていて、
小僧院にあるやつとかも、無色透明ではないけれども、
透き通っているガラス機がありますよね。あるんですよ。
なので、紀元前からある程度透明なガラス、
あとはペルシャのガラスみたいなやつで、
ガラスの器でただ単に作ってあるだけじゃなくて、
綺麗に研磨して、ガラスの形で装飾がついたり、
よしやす
研磨して面が平らになっていたりするっていうのは、
すでに紀元前くらいからあって、
それがやはり日本にもペルシャのガラスとかが伝わってくるというのが、
小僧院の宝物館とかにあるっていうのが伝わってきているというのがあります。
この吹きガラスというのができて、
それはずっとずっと同じように作られているし、
そのままいろんなものを作るというのに使われていて、
なんと昔の板ガラス、ガラス板についても、
実はこの吹きガラスで丸い玉を吹くじゃないですか。
まず吹きますよね。そうすると丸い玉ができますよね。
この玉を上手にふーってやると丸く膨らんできますよね。
よしやす
風船的に。
それを片方に穴が開いていて、もう片方は閉じているっていう風船になったやつの、
風船の先っぽに今度違う棒をプチュってくっつけます。
ガラスとかして。
風船の吹き口の方を切ると、
丸くて穴の開いたものが棒の先にくっつくんですけど、
今度これを温めます。
ぐるぐる回していくと、
閉じているやつがだんだん開いて円盤になってくるんですよ。
わかります?風船を膨らまします。
先っぽに棒をくっつけます。
空気の入れてた方をチョキンと切ると穴が開きます。
かおり
フラスコみたいな感じで今はね。
よしやす
丸底フラスコの首なしね。
今度それを温めて柔らかくして、
ぐるぐる回すとだんだん開いていって平らな円盤になるっていう風になるんですよ。
そうすると平らな板ガラス、過去丸いっていうのができまして、
丸い板ガラスになったやつを四角く切ったり好きな形に、
傷をつけて切るっていうのがあって板ガラスを作るっていう、
よしやす
クラウン法、板ガラス製法っていうのがあって、
板ガラスを作るんだけど、
一度吹いて玉にしたやつを開くっていう作り方ね。
かおり
なるほどね。直接ではないの?
よしやす
直接平たいガラスは作りにくいでしょ?吹きガラスで。
どうするのかな?
かおり
チチンプイプイって言いながら吹くと平らになるとか。
よしやす
だって膨らまないじゃないですか。平らなんだから。
かおり
横方向にビヨーンと。
横方向ってどっちだ?
かおり
面方向にビヨーンと膨らんでいく。
よしやす
で、もう一つ作り方があって、円筒は作れますよね。
型に入れたりして。吹きガラスで。
かおり
吹きガラス?
よしやす
吹きガラスで、やっぱり吹きガラスなわけですよ。
なんでかっていうと、ガラスは厚いんで触れないのね、だいたい。
柔らかくなってるのをなんとかして形作んなきゃいけないから、吹きガラスがずっと長く使われるわけ。
20世紀初頭までこの作り方なんです。
もう一個の作り方は、吹きガラスで円柱を作ります。
瓶になるよね。
で、細長い瓶を作ります。
で、今度それを取り外して、瓶の口側と底側を温めて切ります。
そうすると円筒ができますよね。
かおり
はい。
素通しの円筒ね。
かおり
はい、直径10センチぐらいのでかい円筒ができましたよ。
よしやす
それをまた温めて、ここにハサミを使ってチョキチョキチョキチョキって切って広げると平たい板ができるっていう作り方ね。
だから円筒にして開く。
ただ円筒にするまでやっぱり吹きガラスで瓶の形にして、寸胴な瓶にしたやつを、
頭と下を切って筒にしたやつを切り開いて平らにするっていう作り方。
ということでですね、なんとこの平たいガラスっていうのはしばらくは吹きガラスで作られていたんですね。
よしやす
この20世紀に入った時に、これは日本板ガラス協会っていうところが出している板ガラスの歴史の資料なんですけど、
これに20世紀の大量生産化っていうのがあるんですけど、
まず産業革命で板ガラスを作るっていうところのブレイクスルー、いわば革新的なところは、
まずはこの原料をうまく作る。
だから灰を使っていた、木の灰や海藻の灰を使っていたものを工業的な灰で均質な材料が作られるようになったり、
あとはガラスを溶かすための炉、温めるやつね、の高温の管理が上手になったりっていうので、
工業的にうまく作れるようになっていくんですけれども、板ガラスはさっき言った円筒にしてちょきちょき切って開くというのをうまくやることで、
薄い板ガラスが効率よく作れるようになるっていうのが18世紀後半ぐらい、つまり産業革命ぐらいなんですけど、
よしやす
20世紀に入るとやっとガラスが板ガラスとして作られるようになるっていう時代に入ります。
とはいえ一番最初の板ガラスは工業的なんだけれども、
結局ね、アメリカで1902年に革新的な大量生産方法として、
ラバース式、ラバースさんという人ね、機械武器円筒法っていうのが作られるようになります。
さっき言ったのと同じで、大きいガラスの円筒を作って、それを工場で作る。
つまり口で吹くんじゃなくて、吹くのは圧作空気をポンプで吹き込んで、円筒の直径が60センチ、長さ12メートルというのが作れるようになります。
なので直径60センチ、長さ12メートルの円筒が作られて、それをちょきちょき切って開いていくと、
よしやす
60センチを開くんで、幅が1.8メートルぐらい、長さが12メートルぐらいの平たいものができるというのが画期的な作り方なんです。
ただ円筒にして作るっていうのは、手で吹いたとか口で吹いたやつを大きくしただけね。なので作り方としては実は変わんないんですよ。
これを画期的に変えるのが、コルバーン法っていうのが作られます。1916年かな。
1928年ピッツバーグ法とかっていうのがあって、
これが一般的にロールアウト法っていう一般名詞ね。ローリングアウトプロセスっていうのに発展していくんですが、
さてかおりさん、熱い熱いガラスをどうやって平らにしていきましょうっていう。
かおり
なんかあの、おかしいお餅つきをした後に、餅を伸ばす板があるじゃないですか。
あります。つまり?囲いのある平たい板の上にガラスを乗っける。
結構近いんですが、今ガラスはフロート法っていうので平らに作られることが多いです。
かおり
フロート?浮かせるってこと?
よしやす
そうなんです。
水の中に入れるの?
よしやす
これはですね、なんとガラスって1000度以上あるのね。
かおり
柔らかいっての。
よしやす
柔らかいガラスは。
それを上手に平らにならして送り出すっていうのをするときに、金属を溶かしてドロドロにします。いいですか?
かおり
金属?
よしやす
金属。
かおり
何の金属?
金属?
よしやす
フロート法で使われる金属は、何が多いんだっけな。
フロートバス、これはAGCっていうガラス会社ね。
かおり
AG何?
よしやす
AGC。
かおり
C?炭化銀?
よしやす
違う、AGCっていうガラス会社の資料なんですけど。
結局、熱くしたまま平たくして送らなきゃいけないんで、溶けた金属の上に流すんですが、ちょっと待ってね。
鈴が主流の鈴ですね。の上に乗っけて、1600度の高温で溶けたガラスを、金属の鈴の上に流すようにして浮かべます。
鈴は232度で溶けるんで、もうチャプチャプの液体なわけですよ。
よしやす
なんだけど、比重は6.5って言って、ガラスの2.5よりも重いので、鈴の水槽の上に溶けたガラス、結構柔らかいガラスがドロドロドロって流れていくっていうのがあって、
これをフロートバスって言います。つまりフローケの中に鈴が溶けていて、そこの上に1600度で溶けたガラスをダラダラダラって流すと、どのくらいで引っ張ればっていうか、どれくらい流し込めばいいかっていうので、ガラスの厚みが決まるんですよ。
で、このフロートバスに一定の量ガラスを流すと、なんと溶けた金属鈴の上でガラス板が平らな状態に成形されて、浮かんだまま平らになります。
かおり
よっぽど何かの板の上というよりも、要は液体の上の方が表面がきれいな状態っていうことだよね。
よしやす
それもあるし、溶けたガラスはくっつきやすいんですよね。
かおり
くっつくっていうのは?
よしやす
個体に、ガラスの工房とかに行くと、金属の棒の先にプチュってくっつけてないですか、ガラスって。
かおり
くっつけてるね。
よしやす
だから、溶けたガラスを熱いとはいえ、金属の上に置くとそこに張り付いていっちゃうのね。摩擦があってくっついていっちゃう。熱くても。
最初に言った通り、ガラスはサラサラな液体にはならないわけですよ。
溶かした飴というか水飴みたいになってるから、きれいには流れていかないんだけど、フロートバスは下面が鈴のピチャピチャな水槽なわけじゃないですか。
なので、ガラスは鈴と過濾反応せずに、そのままスルスルと流れていけるわけ。
鈴の方が重いから、だらーって平らになって、送られていって、出口付近で少しずつ冷めて、簡単には流れないような感じになって、
じわじわと冷却する炉に持っていかれて、冷めた状態で生産ラインから出てくるっていうのが使われていて、
このフロート板ガラスっていうのが今の作り方の基本で、逆に言うとこのフロート板ガラスができる前は平らなものっていうのがなかなか作りにくかった。
いっぺん固めたやつを開いて平らにするとかっていうのをやってたんで、歪みって言ったら変ですけど、
少し厚みの差が出るのがこのフロート法によって平らで大きいガラスがどんどん作れるようになったっていうのがあります。
一方でこれって止めにくそうでしょ?
いっぺん止めると新しく作るの大変なんで、このフロートバス法の生産ラインは多分1年で1回とか2回しか止めないと思います。
ちなみにJISっていう日本工業企画では、5ミリの板ガラスって言った時にはプラスマイナス0.3ミリで作りましょうってことになってるんで、
なので安定して5ミリ厚っていうのを作る時には4.7ミリから5.3ミリの厚みで作りましょうっていうのを作っているので、
その厚みで結構長く何ヶ月か動かして、もう1回厚みを変えるっていうのは調整し直して厚みを変えるっていうのをやるという風な工程になっています。
このAGCでは幅3メートルで直線ラインとしては溶かしてフロートバスの中で平らにべにょーって伸びて厚みが一定になって、その後冷やすっていう工程があって、
生産ラインは600メートルぐらいの長さで作っているそうです。
なので出口で見ると幅3メートルぐらいのガラスの板が遠くから流れてきて、冷えたところでは透明になっているんで、
この長い600メートルある板ガラスが奥まで続いているっていう状況がラインの写真とかで見られます。
このフロート砲はイギリスの板ガラスメーカーのピルキントンブラザース社っていうところが技術を確立して作られていて、
逆に言うとですね、このフロート砲ができるまでは違うっていうか、さっき言った円筒にして開くとか、そういうのを一個一個作るというのをやっていたりしました。
よしやす
音質みたいなやつとか、あと19世紀の万博みたいなところだとガラスで覆われたすごい大きい建物とかが見せ物としてあって、
クリスタルパレスとかいうので、多分パリとかロンドンとかにもあると思うんですけど。
かおり
ビニールハウスの高級版みたいな感じで。
よしやす
そうそう、超高級版なんですけど、そういうやつはまさに19世紀は吹いた円筒を開いて大きいガラスを作るっていう、
大きいある程度平らなガラスが作れるっていうことが売りだったというか、見たことのないようなものだったっていう時代があります。
ちなみに日本では1909年、明治42年に朝日ガラスが吹いて広げるというタイプでガラスの製作を始めているそうです。
ちなみにですね、このフロート砲とさっき言った円筒砲の間には違う方法とかもいくつか試されるんですけれども、
これはなかなかメジャーにならなくて、さっき言ったフルコール砲とかコルバン砲みたいなやつは、
ガラスを溶かしたところから引っ張り上げるっていうね、隙間からガラスを引っ張り上げるっていうタイプの作り方です。
板状に引き上げられるんですよ。溶けたガラスを、すごい厚いのね。
今考えたのはだいたいガラスがドロドロに溶けた状態なんですけど、ガラスは粘り気があるじゃないですか、溶けても。
よしやす
なのでガラスの何かを上に引っ張り上げるとついてくるわけね。
生クリームを引っ掛けてやるとペロリってついてくるようについてくるんですけど、
それをスリットを使って板状のものを引き上げられるようにするっていうものを作った人たちがいて、
なのでガラスの溶けたものからじわじわとガラスの粘性を使って平らに引っ張り上げるっていう作り方が一時期使われるんですけど、
このフルオート砲にすべて取って変わられました。
なので20世紀前半、1900年代の1910何年とかっていう時にはこの引っ張り上げる方法での平らなガラスっていうのが作られたのがあるんですけど、
よしやす
その後はずっとこのフルオート砲というのに変わっていっていますと。
よしやす
はい、ということでですね、自分でもし家を建てることがあったら。
かおり
おお、大工になるってことですか?
よしやす
いえ、違いますけどね。
かおり
あ、家だからね、いえ。
よしやす
なので、えっと。
かおり
何か言ってよ。
よしやす
断熱サッシを考えなきゃいけないなと思ってるけれども。
かおり
はい。
家建てるの?
よしやす
家はたぶん建てないと思います。
中古のマンションを買ったぐらいです、うちは。
なので、で、結構アルミサッシもガタガタ言ってるんで、買えなきゃいけないなと思ってるんですけど、まあいいやその辺は。
ということでですね、ガラスの歴史をお話ししてきました。
すごく古くから使われていて、作り方ほとんど変わっていませんが、板ガラスの作り方に関してはここ100年以内で一番最初の作り方と大量生産ができて、どこでもガラスが使えるという時代はここ60年、70年ぐらいなんだなというのを知っておいていただければなと思います。
かおり
はい。
よしやす
はい、ということでガラスの歴史でございました。
一番最初に予告した通り、生き物超ワールド展に応募いただいた方の抽選を行いたいと思います。
かおり
パチパチパチパチパチパフーパフー。
よしやす
5枚あるんですけれども、10人の方から応募をいただいています。
かおり
はい。
よしやす
ゆうてつさん、はりせるだんさん、SABさんかな、サブさんかな、ごっちゃんさん、かやっくまんのおやじさん、おろちんさん、はちみつでーさん、あにいちごうさん、なんとかなるなるさんと、3510数字ですね、さんの10人です。
今、私の目の前にはExcelに皆さんのお名前とすぐ横に乱数発生のセルがあって、私がここでキーを押すたびにこの乱数が変化しまして順位も付け直しになっています。
さて、ここから何回更新をしましょうか、かおりさん。
かおり
7回。
よしやす
じゃあ、ここから7回をしたときに決まった順位の1位、一番大きい方から5人分が当選になります。
1、2、3、4、5、6、7。
1位、ゆうてつさんおめでとうございます。
かおり
おめでとうございます。
よしやす
2位、はちみつでーさんおめでとうございます。
かおり
おめでとうございます。
よしやす
3位、SABさんおめでとうございます。
かおり
おめでとうございます。
よしやす
4位、ごっちゃんさんおめでとうございます。
かおり
おめでとうございます。
よしやす
5位、あにいちごうさんおめでとうございます。
かおり
おめでとうございます。
よしやす
今、お名前を呼ばれた方は、送り先を同じ手法で、同じメールアドレスで送ってください。
かおり
応募した同じメールアドレスで、送りチケットの郵送先を期待して送ってきてください。
よしやす
住所とお名前、要は送付先ですね。
本名かどうかというよりも、ちゃんと届けばいい住所とお名前を書いていただければいいと思っています。
よしやす
ということで、ゆうてつさん、はちみつでーさん、SABさん、ごっちゃんさん、あにいちごうさん、お送りください。
おめでとうございます。
かおり
おめでとうございます。
よしやす
ということで、送り先が届いた後、こちらから郵送させていただきます。
ということで、抽選でした。
ということで、この番組では皆様からのメールを募集しております。
メールの宛先は、rika.jp、rika.jpです。
またですね、私たちのウェブサイト、sonnai.comのウェブサイトの、
そんないりかの時間の各番組にメールの応募フォームが付いていますので、そちらから書き込んでいただいても構いません。
私たちは、そんないプロジェクトというグループで活動しておりまして、
この番組のほか、そんなことないっしょ!や、そんない雑貨店という番組の配信も行っております。
またですね、ウェブサイトではブログの連載とかも再開をして、新メンバーが書き始めておりますので、
ブログは担当者が何回か変わっているので、今、伊藤さんという方が始めてくださっています。
なので、そちらも見に来てみてください。
よしやす
あとですね、私たちのウェブサイトに来ていただくと、過去全部の配信内容が聞けるようになっております。
Spotifyとか他のポッドキャスト視聴アプリだと、最近100回分しか出していないのかなとかがありますので、
それよりも古いものをお聞きいただきたい方はウェブサイトに来ていただくか、
あとListen.Styleというサイトでも配信をしていて、そちらは音声データを取っておいてくれているらしいので、
最近200本分くらい聞けるんじゃないかな。
あとですね、audiobook.jpというサービスでも配信を行っておりまして、
こちらは有料になっていますが、聞き放題サービスに契約していただくと、
よしやす
私たちの番組が聞けるようになっていて、こちらで配信しているのはおまけの音声を入れています。
大した内容ではありませんが、私たちの番組に収益が入るようになっておりますので、
番組を応援したいという方は、ぜひそちらも聞いてみてください。よろしくお願いします。
かおり
よろしくお願いします。
よしやす
ちなみにaudiobook.jpの聞き放題サービスは、たくさんの書籍も朗読とかで聞けるようになっておりますので、
そういうのがお好きな方もよろしいんじゃないかと思っています。
はい。
ということで、そんなエリカの時間、第675回、この辺にしたいと思います。
お送りいたしましたのは、よしやすと、かおりでした。
よしやす
それでは皆さん、次回の配信でまたお会いしましょう。
さようなら。
かおり
ごきげんよう。
よしやす
さようなら。