1. うちあわせCast
  2. 第百十一回:Tak.さんと知的生..
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おだしょー:打ち合わせキャスト 第111回ということで 今回もゲスト
にたくさんお迎えしております よろしくお願いします
おだしょー:よろしくお願いします
おだしょー:ニュースはそんな にないんですけども 耳に挟んだ
ところ スクラップボックスがモバイル 端末ですごく使いやすくなった
という話を聞きました 僕 あんまり モバイルで使ってないんですけども
カーソル移動とかのボタンが上部 に表示されるようになったらしく
行にカーソルがある状態で上に 表示される上とか右とか下とか
を押すと いわゆるアウトライン 的操作ができちゃうよということ
らしいです これまでは編集モード に入るために画面を長押ししなければ
ならなかったのが 今はもう普通に 画面をタップしたら編集モード
に入れるようになったということで だいぶモバイル適用が上がっている
模様です
おだしょー:前 僕 それ知らなくて 編集できないなって悩んでいた
ことがよくありましたね 長押し しなきゃいけないのを知らなくて
おだしょー:iOSのモバイルという か Safariかな Webブラウザーがどう
も癖があるらしく だいぶ実装に 困難されているという話を聞き
ました Scrapboxって 一見 普通に ページを入力しているように見え
ますけど あれは入力画面のDivとは 別に 見えないインプットボックス
がありまして そこに文字を入力 すると 画面のDivに入るという形
になってて 思っているほど単純 ではないんですよね そこで端末
ごととかの違いによって動作が 違うみたいなことがいろいろ
あるらしく それのきいわけで 苦労されていたとき 基本的にパソコン
で使えるツールとして 多分 開発 されてるんですけど モバイルへの
開発資源がそんなに優先順位が 高くなかったというところなん
でしょうけど 多分 声がたくさん 上がってきて 使えるようになり
つつあるということで いろんな 端末で使えるのはありがたいこと
であります 今週はこれぐらいの話なんですけど
今回は結構 個人的にはビッグトピック なんですけど エッセイというか
知的生産に興味がある人のエッセイ という話をしてみたいんですけど
も 発端は多分トンネルチャンネル やったんかな トンネルチャンネル
か知的生産 じゃあ知的好奇心向上 委員会っていうTwitterのコミュニティ
かのどっちかやったとは思うん ですけども 知的生産に興味がある
人のエッセイって面白いよねっていう 話がありまして よくよく考えれば
僕らが呼んできた かつての知的生産 の技術書も言ってみればエッセイ
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だったよなと それでいいのかという疑問 を僕は長年持ってたんですね
つまりもっと体系的に知的生産 の技術っていうのをまとめるべき
ではないのかとずっと思っていた わけです そういうのも今後の課題
だよねということを梅沙穂さん もおっしゃられてたと その後の
展開を見ても別に体系だっては 出てないし かといってエッセイ
みたいなのも特に書かれていない という状況に長年もやましていて
自分としたらちょっと体系化っていう のをしてみたいなと思ってたんですけど
エッセイっていうのが面白いよね っていう話を聞いて 改めて歴史
を振り返ってみたときに エッセイ でなければならなかったのかもしれない
なと最近というか今週か思うよう になりまして ちょっとそれについて
考えてみたいと思うんですけども とりあえず思考の生理学という
富山さんの本はもう完全にある エッセイ集ですよね
そうですね
大きなテーマも特にありません し 1個1個どこからでも読めるという
話になってて 全部を通して読めば 朧げに浮かび上がってくるものは
あるにせよ独立して読める論文 長でもない3分に近い文章が詰ま
っていると その中で彼の取ってる手法が紹介
されてるという意味ではノウハウ 本ではありますよね
はい
だからノウハウエッセイって言う べき これ何て名付けたらいいのか
がちょっと僕さっき悩んだんですけど ノウハウが書かれたエッセイ
であると 梅沢の積生産技術も比較的似た
ような構成に もうちょっとノウハウ職は強くて
エッセイ職は薄いですけども でも体系だって論じてるわけではない
と 彼の時代の本も大体自分はこういう
方法を全体にわたってここでは こういう方法を使ってますしこの
書類の整理はこういうことをします みたいな感じでぶつ切りという
か個別に論じられてすらいなくて 紹介されているというところが
多いと 一応何かをきちんと論じてるという
意味ではやっぱり野口の整理法 は超整理法はきちんとした論じ
になってたんですけど 以降の本はちょっと違う方向に
向かっててもっとノウハウ書って 僕がイメージするものになって
ある方法論を紹介することが主だった 目的でそれ以外の話はあんまり書
かれていないみたいな印象なんですよ 以降のビジネス書と呼ばれるコーナー
に並べる本も似たような感じ ノウハウ合集でその他の話は書
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かれないか書かれたとしても非常 に浅く使われているという感じ
なんですね 僕自身読み物として初期の頃の
本が面白く感じるんですよ おそらくですけどたくさんもそう
ですよねきっと 読み物として面白いっていうところ
も共通するんですけど きっと非常 に広い意味で役に立ったのもそう
いう本だと思うんですよ いわゆる 冗長なエッセイだと思うんですけど
ここには一体何があるのかなしは 何がないのかっていうのが多分
ポイントだと思うんですね ここは多分ノウハウ本を書くときの
ポイントだと思うんですよ ある種の体系だった説明例えば
経済学とかを学ぶ上では体系だった 説明っていうの多分いると思うん
ですよね それが例えば同じことが例えば
知的生産の技術内社タスク管理 とかの技法にも同じアプローチ
が通じるのか内社有効なのかっていう ところを改めて検討したほうがいい
なというのを今思い直してるところ なんですよ
例えばタスクさんが何かを学ぶ そのような技法つまり知的生産
とかセルフマネジメントに関する 技法とかを学ぶときは体系的に
学びたいですかねそれともそういう エッセイとかから入っていく感じ
が良さそうな気がしますか 太田 多分体系的でないほうからが良
さそうですね どう学びたいかによるん だと思うんですけど
そもそも体系が存在するかどうか っていう話もありますし
おだしょー そうですね 体系が存在するか存在
しないしても仮置きできるかどうか 太田
だから例えばフランクリン・プランナー が出たときに手帳の4世代みたいな
ことがあったんだよね第1世代第2 世代
で何となくそれまでの手帳術を 体系化しようという試みみたいな
ことをやってたりしてただそれは いかに自分たちは第4世代で今まで
のを踏まえて一番いいんだよっていう のを言うためにそれをやってた
と思うんですけど やっぱりその実用的なノウハウ
今必要な自分が必要なノウハウ を学ぶために体系的に学ぼうと
するかっていうと多分しないような 気がしますよね
やっぱり今欲しい情報が欲しい わけなのでたださっきの話で言う
と学ぼうとして学んだことって 多分あんまりないですよねその
一種のことに関しては やっぱり 読み物として楽しんでいたという
ところが先に来ちゃってるような 気がしてただ学ぼうとしてその
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分野に例えば超整理法だったら 自分は整理が苦手だなと思ってる
ところにそういうタイトルのほう がちょうど僕そのとき本屋さん
で働いてたんですよねあれがで 調整でボーンと中高審商が入って
きたわけですよで追ってそのタイトル を見て僕は一冊をそっから取って
売り場に出さずに自分で購入したん ですけど
要は体系的に学ぼうとしてたわけ じゃないけれども自分の興味を
持っていたり自分の問題意識とか 課題だと思っていたことに関する
なんか面白そうな本が出たんで 読むとそしたら読んで面白かった
んで別に一生懸命学ぼうとした わけじゃなく読み物として楽しんで
何度か読んでいるうちにそのノウハウ が浸透してきたっていう順番だった
ような気がしますねある例えば 超整理法に関しては
ちょまど:でも超整理法を読まれた 後に何かし実践を行われたんです
よね当時のとき
しばやん:しましたしました もう一気に封筒に切り替わりました
全てが
ちょまど:ノウハウ本の役割 って何かっていうとノウハウの実践
をエンハンスすることじゃない ですかそれを読み物として面白い
っていうのは魅力の一つですけども 読んで満足して終わりって何も
変わらなかったではノウハウ本 としての役割は果たせてないわけ
じゃないですかだからノウハウ 本の機能としては知識を授ける
こともありながらも動機づける ことがまず必要であるとだから
例えば体系だった説明にそのような 動機づけを生む力があるのかどうか
がまず疑問に思ったわけですね 僕は
しばやん:それも例えば統計学 を学びましょうっていうのは当然
それは体系だった説明が必要です けどね多分それはでも統計学
という学問があるからですよね だけどじゃあ整理学
おだしょー:整理学仮に考える として整理学
しばやん:ありますよねその 体系だったものもあるわけで例えば
図書館の分類であったりとかああいう 図書館の図書館学というような
ものもあるわけで例えば昔の整理 梅佐夫さんのにもあったと思います
けど本を整理するために図書館 の分類法を自分の書斎に取り入れ
ちゃうみたいなことって昔の造書 家みたいな人ってやった人いる
と思うんですよねそれは多分図書 の分類法っていうものがそこに
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しかなかったからだと思うけど 今は多分どんなに多くても個人
の造書で図書館の分類をしても なっていう感覚のほうが多分強い
と思うですよねだから何を言ってる のか分かんなくなりましたけど
体系的に学んだほうがいいこと とそうじゃないこと
がある日本語に翻訳されたデビー ターレンの本で2冊目がいわゆる
gttじゃないですか初めてのgttかな ストレスフリーの整理術初めて
のgtt本でその1個前はエッセーション みたいなやつなんですよ51の方法
とかなんか調べよう
それね検証だと2冊目だと思う 日本では反対に出てるはずなんですよ
そうなんですか確か
gttもね何度か役が変わってるから
ストレスフリーの仕事術仕事と 人生をコントロールする52の法則
という本と初めてのgttストレス フリーの整理術という本があり
まして日本ではそっちの52の法則 が2006年でgttの方が08年なんで日本
での授業ではこっちの方が先なん で52の法則もかなり大げさな言い
がず52のノウハウみたいなもん が検証だって分かれて書かれて
まして体系だってはいないんですよ ねそれに比べると初めてのgttストレス
フリーの整理術はもうきれいに 体系だってるわけですよ
一つのシステムを作ってるじゃない ですかそこにある記述がある一つ
の大きなシステムのために従属 しているというかそこに体系が
あるわけgttという体系があるわけ ですよねその2冊の本を読み比べ
たときにやっぱり感銘を受けた のはgttの方なんですよね
大平:体系だった方
おだしょー:体系だった方なんですよ もうこれだという感じがした非常
にシステマティックですしいわゆる プログラミングのような論理だった
構築情報整理の構築がそこにな されていたおそらく感銘を受け
た人が多かったから日本ではヒット したと思うんですけどでも逆に
挫折をたくさん生んだのもそっち やと思うんですよねそもそも52
の法則は挫折を生みようがないん ですね別にエッセイ集だから
この重要人気があるのと効果がある のが必ずしも一致しない可能性
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があると例えば初めてのGTストレス フリーの成立を見て受けた感銘
こういうシステムを作ればきっと うまくいくという感覚を僕は知的
生産の技術にも持ってきたかった わけですよあのように技術できる
非常にコアとなるものを体系立て れば例えば知的生産がこれまで
不慣れだった人でもおそらく敷居 を低く参入できるんではないか
という思いとでもGTTで挫折している 人が多いからそこをなんとかケア
するような体系ができたらいい なと思ってたんですけどそもそも
その体系というものが挫折を生ん でいるとしたら今後の発想を変
える必要があるなと
>> 井上:それはありますよねきっと
>> 平野:そこをちょっと注意せ なあかんなっていうところをちょっと
考えてたんですけども最近読んでる 本で岩波新書が出てるんですけど
世界史の考え方という本がありまして そこにちょっと出てた小話なんですけど
産業革命ってあるじゃないですか イギリスから始まった産業革命
いわゆる家内製出工業から工業 生産に移るっていうそれによって
その働く人とか働き方とか働く 場所とかが変わっていったっていう
のがイギリスから始まってその 他世界に広がっていったっていう
イギリスの一連の流れを産業革命 と呼ぶらしいんですけどもイギリス
とその他の国では違いがあると その本では書いてて何が違くか
とイギリスっていう後から振り 返ったときにそれは革命と呼ば
れてたけども思われてるのが非常 にゆっくりとした進みであった
とそれは結局何もかもが手探り やからいろんなことを試して失敗
してうまくいってっていうような ことを繰り返して制度とか人の
意識もゆっくりと変わっていった とでそれがそのような制度の変化
がいわゆる世界に向けて輸出された ときには非常に時間軸が圧縮される
とつまりもうこれが産業革命である っていう答えが示されてるとだから
例えば日本とかアジアとかに入って きたときにはものすごい短い時間
でそれが達成されてしまうこれは もう本当に革命的な変化になる
とだから世界中の起きた各地の 産業革命の中で特殊なのはイギリス
で一般はそれ以外やという話なん ですね考えたときに例えばアレン
がGTDを考えたのもものすごい時間 がかかってるわけじゃないですか
で構築にしてこれはうまくいく これはうまくいかないを自分自身
で確かめて一つの体系を成した 僕らはそれを短圧縮した時間で
受け取れるわけですけど受け取れる ことが果たしていいことなのかどうか
という問題があるわけですね
おだしょー:分かりますねそれは
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三沢:だから体系立ててしまう ことによって速度が早まるのは
いいことのように思えていいこと じゃないのかもしれないなと思
ってそうしたときにノウハウの 役割がここにフォーカスされる
わけですねつまり体系立てない 方法で教えると人はそのままインストール
できないわけじゃないですか結局 ちょこっと真似するしかできない
とそうすることでゆっくりとした 斬新的な歩みしか行えないしその
方がその人にとって最終的にいい 形になるのではないかという仮説
が今僕らの中で
おだしょー:そんな仮説があるん ですか
三沢:エッセイバースの中で考 えてたんですね
おだしょー:それは意外な仮説 ですね
三沢:だから体系さっきも言った 経済学っていうものを体系立て
学ぶ必要があるのは経済学を論 じるときには共通基盤が必要だから
ですよね絵が論じたこの方法論 にのっとって私はこうやったっていう
論文の書き方をするためにはちゃんと そこを理解して大元の構造を理解
していかなければならないこれは もう確実にこの話なんですけど
地域生産の技術とかタスク管理 っていうのはそれぞれ似たこと
をしていますけど最終的にそれぞれ の人の領域で行われる別のゲーム
じゃないですかだから自分の体系 を立てるっていうことが多分最終
目標なんですね他人が提示する ノウハウみたいなノウハウとか
他人が作った体系ってのは参考 資料というか参考材料でしかない
んですけどもあまりにも綺麗な 完成期を示されるとそれが自分の
構造だと思い込んでしまうあるいは 真面目な日本人だからそうなる
確率が高いその辺はわかりません けどそういうことが起こってしまい
かねないだから不完全な形の方 が読者の満足度っていうかなこれで
生きるという感覚は低くなるかも しれませんけど長期的に見て実は
案外いい形に落ち着くのではない かなと
だから読み手の受け手の中に余白 がないというか完成期を与えて
しまうと結局その通りにすること しか考えなくなってしまうっていう
形がその体系だって説明すると 起こりやすいんじゃないかなと思い
ましてだから石井先生の技術の 体系化を作ろうと何年か前から
思ってたんですけどやめた方が いいかなっていうのを今考えて
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いるところなんですね
そんな重大なことを考えてる
でも結構その自己満足に終わる 可能性が高いここまでの話を考える
と高い気がするんですよ立派な 城作ったねっていう満足感は得
られるかもしれないけど誰の知的 生産の助けにもなってない上に
一通苦しむ人が増える可能性すら あるんだったらやめた方がいい
ですよね
僕の個人的に思うんですけど僕は やっぱりエッセイ的なもののノウハウ
書にすごく必要だと思ってるん ですねエッセイって言ってもい
ろんな印象があるんですけど随筆 的な要素があったほうがいいと思
っててでも体系も必要だと思うん ですよねだから僕が思う理想は
正しいかどうか分かんないですけど 体系的なエッセイ
おだしょー ハイブリッドで引き ましたね
っていうか要するに体系 的なものを確か短時間で消化する
のは難しいわけですよねだけども 例えばデビッド・アレンのGTD本
にしてもあれは確かにシステマティック で体系的だけれどもいろんなエッセイ
的なエピソードがやっぱり切り わめられてるんですよねでそれが
あることによって消化の難しい 大きな体系みたいなものを消化
するのに足るだけの読むモチベーション が生まれるという
おだしょー なるほどなるほどなるほど
逆にそのまんま要するに 例えば学術書みたいに書いてある
と結構これを全部読んで消化する のは厳しいなっていうものを読む
のが面白いためにつまみ食いでも いいから何度も読むことによって
結果的にある程度時間内で体系 を読者にインストールしてしまう
というようなものが理想なんじゃない かできるかどうかは分からない
ですよでも理想なんじゃないか という意味で僕はエッセイ的という
か随筆的な部分が必要だなと思 ってたんですよ
おだしょー 体系だけではいけないってこと
ですよねその場合は
そうなんかガチっとした 体系だけ見せられるとうってな
っちゃう人もいると思うんだけど やっぱり例えばGTDにしてもそれ
こそインボックスがあってそれを 処理して次のアクションとコンテクスト
にっていうその部分だけをつまん でしまうことによってできなくな
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ってるというのが多いような気が していてもちろんそれがGTDの重要
な要素であるけれども多分その 上のやっぱり全体像みたいなもの
があると思うんですよね
おだしょー なるほどはい
僕はGTDそのものは今やってない
ですけどでもアレンさんの言い方 ですごく好きだったのがGTD本が
出るあれ現象が出たのが確か1999 年か2000年頃だと思うんですけど
その前にすごく流行っていたの がいわゆるフランクリン・プランナー
に代表されるような価値観とか ミッションとか夢とかそういう
のを明確にしてそれをブレイク ダウンして日々に落とし込んで
いきましょうみたいなものだった と思うんですけどちょっとそれ
のアンチテーゼ的なところがあったん ですよね多分GTDには
おだしょー はい
要するにそういうことを やろうとしても無理でしょって
いうことから入ってるような気が していてだけれども日々降りかか
ってくるそのまんまだと処理でき なくてパンクしちゃうようなもの
をGTDインボックスにいったん入れて 振り分けてっていうGTDで提唱している
その処理をすることによって頭が 水のようにクリアになるんだと
まあちょっと僕はならなかったんですけど アレンさんはちゃんとやると
なるんだとでそのそういうことが 実現できて初めてそういうアレン
さんの言い方でいうとその上の 方のレベル上の高度の高い価値観
とか長期目標とかそういうことが 初めて考えられるんじゃないの
っていう逆のアプローチだったん ですよねそれって自分の現実の
感覚とすごく合っているしそれを 言ってくれた人がそれまであんまり
いなかったなっていう感覚があって それがすごい好きだったんですけど
多分そこを抜き気にしてなんか インボックスと次にネクストアクション
とコンテクストっていうところだけ 見ちゃうと逆に今度その上のレベル
のことが完全におろそがりにな っちゃってっていうことが起こるん
じゃないかなというふうに思って いてだから要はやっぱりその体型
その体型があってその全体像が あるっていうところはやっぱり
重要なような気がするんですよね 竹内:著者の中に体型があるのは
もちろん重要だと思いますその 体型を読者に押し付けるよう押し
付けるは大げさか読者にそれが 読者の答えであるかのように提示
することが問題かもしれないという 問題意識ですね僕の場合は
亀川:読者の答えであるかのように 要するにこの全体像を学ぶことが
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解決なるんだっていうような言い方 をすると
竹内:なるっていうような感じ を出すとなんとなく書き手の中に
自分の体型が立っているのはもちろん 当然必要なことでそれはないと
破綻しますけどそれを全面に出さ なくても可能ではないかなと思
うんですよね例えば今たくさん はGTEDのノウハウはほぼ部分的に
しか使われていないとつまり全体 はそこにはないわけですよね
だとしたらアレンのGTED本が書かれている エッセンスは一緒でもそうじゃない
エッセンスのような書き方されて いてもおそらくは感銘を受けたん
ではないかと思うんですよ例えば 1話目でかつてのビジョンという
ものはまずかったんではないか ということを論じる論じる2章
では例えば気になることをどうしたら いいのかっていうのをアレンなり
の方法アレンが実際どうしている のかを語るみたいなこういう記述
の仕方で全部語るそこの例えば 10個話があって10個を組み立てたら
一つのシステムになるということ じゃなくてアレンの考え方が十分
かつであるテーマごとに書かれている だけど混んであってもよかったん
ではないかということを今考えて いる
その可能性はありますよね
だとしたらその本が一冊の大輝 を表している必要必ずしもないん
ではないかと僕が作ろうとしている 水星さんの大輝化っていうのは
言ったらある程度抽象化された ものにならざるを得ないわけですよね
僕が自分がやっている方法を提示 したらこれは全然大輝ではない
わけである適用が可能な抽象化 をしてそれをこういうやり方で
進めるとだいたいうまくいきます よと提示することになるはずですけど
それの弊害の方が大きいのではない かなという気がするんですよね
でそれよりは例えば自分がメモ するときにどういうことを考えて
今こういうメモの仕方をしている って書いた方がより実感的に伝
わるし読者の工夫も引き出せるん ではないかなと考えたんですよ
だとしたら梅沢が取っている方法 と同じになるようになってなったん
ですよ結局そこにしか答えがない ような気がしてきて抽象化された
大輝化って知的精算の技術って おおなるほどと思うかもしれない
けどなんか実践の役には立たない 気がするんですよね
一つあれなんですけどそこで今 倉下さんが言っている大輝化っていう
のは例えば古今東西の知的精算 のノウハウを大輝化するという
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ような意味での大輝化なのか倉 下さんの中の大輝化なのか
知的精算っていうプロセスを進める ための手順を大輝化するってこと
ですね
そうすると他の人の手法も含 めて
含めてしかも抽象化して並べる例えば メモするっていうような工程ステップ
1とかメモについて考えるステップ 2とか適当に言ってますけど第3
執筆するみたいなそのように全 工程をプロセス化してそれぞれ
で何をしたらいいのかっていうこと をまとめるということですね
それだったらない方がいいかもしれない 気がするんですよ
僕はそのようなモデルを定義すれば 初心者にも取っつきやすいんではない
かっていうことをGTDへの憧れから 感じてたんですよ
でもGTDも別にいろんな人のもの ベースになってるものはいろいろ
あるにしてもいろんな人のノウハウ を抽象化して大輝化してるわけ
ではないような気もしますけど あくまでもアレンさんの方法論
の大輝化っていう感じじゃない ですか
それはそうですけどその方法論 が大輝化されているつまり上校
処理に確率的なプロセスが提示 されてるじゃないですか
それが問題ではないかということ ですね
つまり例えば僕の場合やっぱ本 一冊ごとに本の書き方って微妙
に違うんですよ大きく見たら大体 似たことしてますけどやっぱ個別
に違うんですよね
でタスクの処理って言ったって 例えば小さいプロジェクトと突発
的なプロジェクトと大きなプロジェクト は全部違うわけですね
非常に広い目で見たら1日大体 同じことをしてますけどやっぱり
違うしそれは人によっても同じ 人でも違うっていう個別的なもの
を1回1回自分でクリエーション していくものっていう感覚で社
育になってるんですねそうした 時に模範解であるかのような一連
のプロセスの進め方が提示されている っていうことはそういう想像性
の邪魔になりかねないで僕らの ようなひねくれ者はそうやって
提示された時にアレンジ加えたくなる 病があるかもしれないですけど
大抵の人は割とすっきりそれに従う 傾向が強いような気がするんですよ
で梅沢のようにあれは例えば梅沢 の本って日頃どうメモ取ってる
かって書いてないですよね彼は カードを使って全部書くって言
ってますけどそれ以外のことって 言及されてないんですよね
はい
そのとらくき自分で考えるしかない っていうそういう穴がたくさん
空いてるんですああいうレシート というのにもうおらしてないから
でそれは著者の努力不足ないし その段階では情報不足やからそう
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やって体系立てられなかったとは 思ってたんですけど体系立てない
っていう積極的な選択に価値があるん ではないかなとちょっと思って
まして非常にあらすじ
体系立てるかはいはい
一連の流れで説明一連の流れを 全て言葉で説明するってことかな
この場合でいうと
はい
をしないむしろそれぞれの人が 自分の自分がやっている体系でも
いいですし個別のプロセスでも いいしそれを説明するっていう
だけの方がより豊かになるという かそうすると例えば知的清掃を
学ぶときにそういう本を何十冊 も読まないといけないじゃない
ですか
はい
体系だった本が一冊だったら一冊 で済むじゃないですかで僕はそっち
の情報効率がいいなと思ったんです けどこれ例えばですけど小説の
書き方っていう本が一冊あって それ読んだら小説が豊かに書ける
かっていうとそんなわけはない ですよね
ないですね
だからでも小説をたくさん読む ことがどうしても必要じゃない
ですか
はい
だからそれと同じことなんじゃない かなと最近思ってて
それはあり得ますよね
うんだからそれぞれの人が僕なら 僕たくさんがたくさんの自分の
プロセスを他の人に向けてただ 説明するっていうそのあえて抽象
化してなんか誰にでも万人使える という方法論よりは
自分と似たことをやろうとしている 人だったら参考になるかもねっていう
ぐらいのスタンスで書くのエッセイ の方が強力なのではないかな
という
それであれば間違いなくそうじゃない ですかね
ああそうですか
それであれば
もうなんかそんな感じがしてて もちろんそのいろんなノウハウ
を独学対戦的にまとめてそのノウハウ を位置付けるという体系は面白い
と思いますけどなんかコアとなる 誰でも使えるプロセスみたいな
まずメモを取りましょうその次に ほにゃららららららららららららら
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ららららららららららららららら らららららららららららららら
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ららららららららららららららら ららららららららららららららら
ららららららららららららららら らららららららららららららら
ららららららららららららららら らららららららららららららら
ららららららららららららららら らららららららららららららら
ららららららららららららららら らららららららららららららら
ららららららららららららららら ららららららららら
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ららららららららららららららら ららららららららららららららら
42:11
ららららららららららららららら らららららららららららららら
ららららららららららららららら ららららららららららららららら
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ららららららららららららららら ららららららららららららららら
らららららららららららららららら らららららららららららららら
45:02
ららららららららららららららら らららららららららららららら
ららららららららららららららら らららららららららららららら
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48:22
ららららららららららららららら ららららららららららららららら
ららららららららららららららら ららららららららららららららら
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51:19
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ららららららららららららららららららら
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ららららら
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ららららら
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