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朗読「雨の降る穴」<野球少年>6月29日掲載
2026-07-17 09:14

朗読「雨の降る穴」<野球少年>6月29日掲載

※RKBラジオで毎週金曜日に放送している『立川生志金サイト』内のコーナーです。

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サマリー

立川生志が西日本新聞のコラム「雨の降る穴」より「野球少年」を朗読。小学生時代の野球への情熱、そしてプロ野球観戦での貴重な体験談を語る。特に、金田正一監督との意外な出会いや、師匠が新聞の一面を飾ったエピソードが印象的だ。

番組紹介と朗読の開始
いつもですと、少子さんが厳選した今週の気になる話題。 話題から、新作のミニ落語、ニュースモール落語をお送りしていますが、本日は、西日本新聞連載コラム、雨の降る穴より野球少年を少子さん自ら朗読いたします。
それでは、ラジオ園芸錦彩亭開演です。
野球少年時代の思い出
私が小学生の頃、放課後は空き地で野球ばかりやっていた、太平洋クラブライオンズの友の会会員番号848番。現在のファン感謝デーみたいな、球団の運動会で平和大球場のベンチに選手と入れた時の喜びは、今でも忘れられない。
川崎球場でのプロ野球観戦
1990年夏、入門2年目の私は、男子のお供で川崎球場へ行った。当時は、ロッテオリオンズの本拠地で、400勝投手の金庸子と金田翔一さんの第二次ロッテ監督時代の初年だった。
男子は球団関係者にスタンドではなく、グラウンドに案内された。試合前の打撃練習を行っていたのは対戦相手の、まだ当時万年Bクラスの福岡大英ホークスだった。
バッティングケージの後ろで、選手を見守っていたのは、その年からホークスを率いた田淵光一さん。私にとっては半身タイガースのスラッガーで、憧れの選手の一人だった。
男子が、「よう!」と声を掛けると、田淵監督は、「もう今度福岡にも見に来てくれよ!」と答えた。私は心の中で、「ショー!凄い!」と思いながら後をついて行くと、ロッテベンチューラの監督室へ通された。
そこにいたのは、金田翔一監督。私が子供の頃、平和大球場へ行った時に、ロッテベンチからバットを持って、ネット裏のライオンズファンと喧嘩をしていたあの人だ。
大きな大きな声で、「男子、ありがとうよ!」と迎える金田監督に、男子は、「金やん、出場停止なんだろう?こんなところにいていいのか?」と聞いた。
この時、金田監督は審判に暴行を働き、30日間の出場停止と制裁金100万円の処分を受けていたのだ。金田監督が、「試合が始まったら帰ればいいんだ!」と返事をし、「選手たちが食べるうどんが美味いから食っていきなよ!」と男子に向かって行った。
男子が、「うどんかよ!」と言いながらタバコの合図をしたので、私が慌てて師匠の前を通ろうとしたら、「バカ野郎、人の前通るんじゃねえ!」と怒鳴られた。
金田監督は、「見たか?落語家さんの主義は厳しいんだ。お前らも見習え!」と今度は金田監督がお月の肩に怒鳴った。
新聞記事になった師匠
それから、ガラガラの川崎球場の内屋席で試合を見たのだが、男子は暑いからと上半身裸になった。
翌日のスポーツ新聞に、裸で観戦する男子師匠という見出しで、試合の記事より大きな写真記事が載った。
裸で観戦する男子師匠という見出しで、試合の記事より大きな写真記事が載った。
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