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【1527】2026/08/08 リンゴ及びバナナ、並びに米及びパスタ
2026-08-08 05:25

【1527】2026/08/08 リンゴ及びバナナ、並びに米及びパスタ

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2026/08/08

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おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
昨日が24世紀の立秋だったので、もう暦の上では秋です。
連日、北国秋田でも30度を超えて、地点によっては35度以上の猛暑日となっているんですね。
でも、暦の上ではもう秋なので、これは残暑という扱いなんですね。
さて、台風が心配です。
あんまり発達しないと思っていた台風15号は、まだ予報円大きいので、進路の予想、定まってはいないものの、来週の中頃にかけて最新の情報をチェックしていきたいものです。
さて、今日は言葉のお話をします。
並びにとおよびの使い分けについてです。
先日、あるお寺さんが、長寿並びに長伝と言ったんです。
これは厳密に言うと間違いです。
正解は、長寿および長伝です。
葬儀では御聖行、長寿と長伝、申し挨拶と進んでいくんですが、
例えば御聖行は、お経が続いている中で進んでいきます。
お寺さんのタイミングでアナウンスをすることが、すごく求められるんですね。
そういう中で、声を出して合図をしてくれるお寺さんもいます。
御聖行と言われたら、私の方で御聖行でございます。
もしさまお進みください、という風にアナウンスをしたりとか。
もし挨拶と言われたら、遺族を代表して、申し上げます、というアナウンスをします。
その中で、長寿と長伝については、一括りで合図が来るんです。
それは、長寿が終わったら長伝を自動的にやってね、というような合図だからです。
では、この並びにとおよびの使い分けについてです。
この2つは、法律文書とか公用文、契約書などでよく使われる固い言い方の接続詞です。
普段の会話で、りんごおよびオレンジとは言わないですよね。
使い分けのポイントは、カテゴリーの上下関係です。
ちょっと平たく言うと、グループとメンバーの関係です。
グループの中のメンバー同士をつなぐときには、およびを使います。
一方で、上位のカテゴリー、グループ同士をつなぐときには、並びにを使うんです。
例えば、こんな文章です。
中食では、りんごおよびバナナ、並びに米およびパスタを食べなければならない。
りんごおよびバナナ、並びに米およびパスタ。
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フルーツというグループの中のりんごやバナナは メンバーです。
主食というグループの中の米やパスタは メンバーです。
この2つの大きなグループ、フルーツと主食をつなぐときは、並びにです。
でも、メンバーを個々でつなぐときには、
りんごおよびバナナ、米およびパスタという感じで、
カテゴリーの階層が違うんです。
実は、民法にもこの使い分けの例があります。
使用対策の期間、並びに使用および収益の目的を 定めなかったときという条文です。
期間というグループと目的というグループ、 これを並びにでつないでいます。
他には、結婚式のスピーチでは こんな言い方聞くと思うんですよね。
新郎新婦並びにご両家の皆様、 本日はおめでとうございます。
これは、新郎新婦がお2人で1つのグループなんです。
ご両家も1つのグループなんです。
なので、グループ同士をつないでいるので、
新郎新婦並びにご両家の皆様、 というふうに並びにが使えるんですね。
一方で、あるご夫婦のご葬儀を2人一緒に取り行いました。
お名前を並べて読み上げる場面があって、 並びにっていうのを使いたくなるんですね。
でもよく考えると、並びにっていうのは使えないんです。
太郎様と花子様はお1人お1人の個別の名前です。
階層としてはメンバーにあたるわけですね。
グループをつないでいるわけではないんです。
なので、使うとしたらお呼びということになりますけれども、 結局どちらも使いませんでした。
太郎様、花子様の葬儀を取り行います、 という言い方をしました。
並びにとお呼び、同じ意味なんですけれども、
使う階層が違うということ、 グループとメンバーの関係だということ、
使い方の整理をしておくといいですね。
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併せてご覧ください。
それではまた明日。
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