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2024-07-13 06:26

【0771】2024/07/13 声の高低と速さとワンツースリー

2024/07/13

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おはようございます。鶴岡慶子です。 この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
司会やナレーションを通じて日々感じたことなどを語る声の日記です。 日本の秋田県から毎朝更新しています。
今日は、お話をする時の声の高さ、低さ、速さについてお話をします。
普段の会話では、自然にできていることだったり、自然に実はそうなっちゃうものだったりするんです。
どうしてかというと、そこに感情が乗るからなんですね。 感情に乗った上で、私たちって言葉を発しますから、感情によって声の高低が決まったり、
速さが変わってきたりします。 でもひとたび、プレゼンとかスピーチ、営業トークとなりますと、自分の感情だけではなくて、伝えなければならないこと、
この時間に伝えたいことが優先されますので、若干の計算が必要になるんですね。 伝える内容の組み立て方もそうでしょうけれども、
声の高低や速さは、話し手の意図とか感情を伝えるために重要な要素なんです。
まずはじめに、声の高低についてお話をします。 高低ってどのぐらいの高さ低さなのかっていうと、ご自分の声ありますよね。
何にも意識しないで出す声です。 音の高低って例えばドレミファソラシドだとすれば、自分の力を入れない声がファだとすると、下の方はドレミ、
上の方はソラシという感じで、全部で1オクターブぐらいで考えるといいと思います。 嬉しい時には高い音になるものですよね。
興奮していたり喜んだり驚いたりする時にも、声は高い音が出てきます。 そんな時はお顔の表情も豊かになるんですね。
目を大きく見開いてお話ししているんです。これは自然にやっていることだと思うんですけど、じゃあ逆から見ていくと、スピーチとかプレゼンの時には
強調したい時に高い音でお話をするっていうことなんですね。 そうすると聞き手にもその部分がより目立って聞こえます。
逆に低い音はどうかというと、落ち着きとか悲しみ、怒りなどが伝わりますので、深刻な話題だったり、
注意を促す時というのは意識して低い音でお話をします。 まずは音の工程についてお話をしたんですが、これを意識するだけでも非常に表情豊かなプレゼン
なったりスピーチになったり営業トークになったりすると思います。 次に声の速さ、テンポについてなんですけど、
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プレゼンとかスピーチの時にはゆっくりとお話をすることを心がけます。 営業トークの時っていうのは時に早くお話をすることが効果的な時もあるんですけど、
プレゼンやスピーチの時は意識してゆっくりとお話をした方がいいと思います。 早いとどうなるかっていうと興奮、緊張、焦ってる感じにも聞こえてしまいます。
ですからさっき営業トークでは効果的な時があるよってお話をしたんですが、それは 興奮が伝わるからなんですね。
その興奮に聞き手も巻き込まれていきます。 ですからそこは意識するっていう時があるかもしれませんが、プレゼンやスピーチの時には伝えたい情報を
聞き手に理解してもらいたいわけですから、テンポを遅くすることで聞き手もリラックスして聞いてくれますし、こちらとしても話の重みであるとか重要なこと、重要性を強調することができるということになります。
こんな風に声の工程とか速さをうまく使い分けることでコミュニケーションがより効果的に行えます。
とはいえですね、その人のそれぞれのリズムがありますので、音の工程は別としてテンポ、速さを変えるってなかなか難しいんですね。
プレゼンやスピーチをする会場が大きければ大きいほどテンポを遅くするのがいいんですが、そのゆっくりっていうのはどのぐらいの速さかっていうと、
おおよそ0.7倍速から0.8倍速のイメージです。
私も早口なのでとっても気持ちがわかるんですが、これがとにかく難しいんですね。
で、私がラジオで共演する方々っていうのはお医者さんとか薬剤師さんなんですけれど、統計を取ったわけではないんですけれど、イメージ的に皆さん早口の方が多い気がします。
なので、いつも私は一文一文の間に間をとってくださいとお話しています。
速さは変えなくていいから間をとってくださいと言っているんです。
文章が終わって丸になりますよね。で、丸があったらその後、ワンツースリーと唱えてから次のお話をしてくださいというふうに言っています。
編集ポイントを作りながら話すっていう一面もありつつ、そうやって間があることで、その間の間にお話ししたことをリスナーがかみしめるというか、情報を消化できるんですね。
消化できる時間がワンツースリーぐらいの間ということでもあります。
プレゼンやスピーチで何を語るかということも本当に大事で、そればかりを考えてしまいがちなんですけど、そのワンツースリーというような間もまた語りの一部だと思います。
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今日はお話をする際に考えた方がいいこと、声の高さ、速さ、間についてお話をしました。
この配信はアップルポッドキャスト他各種プラットフォームでお届けしています。ではまた明日もお会いしましょう。
鶴岡慶子でした。
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