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【1418】2026/04/21 「次が来るかもしれない」後発地震注意情報とは 
2026-04-21 05:16

【1418】2026/04/21 「次が来るかもしれない」後発地震注意情報とは 

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2026/04/21

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サマリー

この配信では、後発地震注意情報について解説しています。後発地震注意情報は、大きな地震の後に、その周辺でさらに地震が起こりやすい場合に発表される注意喚起の情報です。北海道三陸沖のような続発領域では、プレートの固着域が複数存在するため、連鎖的に地震が発生しやすいという科学的な理由があります。この情報が出された際は、すぐに避難できる準備をし、1週間程度は慎重に生活することが推奨されます。

後発地震注意情報とは
おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
昨日夕方、三陸沖を震源とする地震があって、その後、午後7時30分には、後発地震注意情報が発表されました。
この後発地震注意情報は、昨年12月に出されて以来のことです。
前回のこの情報も全く同じではないんですけれども、ざっくり言うと同じような回帰で発表されました。
一言で言うと、この後大きな地震が続く可能性がありますよ、という注意喚起の情報です。
地震の規模を示すマグニチュードの違い
実は今回、この情報が出される前の段階で、文部科学省からモーメントマグニチュード7.4という評価が出されていました。
気象庁としても、基準であるモーメントマグニチュード7.0以上に達する可能性が高いという見方がされていました。
このモーメントマグニチュードというのは、ニュースで最初に出るマグニチュードとちょっと違います。
最初に出されるのは観測された揺れから計算される速報のマグニチュードです。
一方でモーメントマグニチュードは、断層のずれの大きさなどから計算する地震そのもののエネルギーを表す値なんです。
つまり、速報のマグニチュードはすぐ出る目安です。
モーメントマグニチュードは後から確定する本当の規模です。
昨日の地震は最初速報では7.4だったと思うんですけど、割とすぐ7.5に修正され、最終的に7.7に修正されました。
これちょっとの違いかなって思うかもしれないんですが、この0.2ってものすごく大きくて、0.2上がると実は地震のエネルギーはおよそ2倍になるんです。
今回7.7っていうのは相当大きなエネルギーだったなっていう気がします。
話を元に戻しますが、気象庁自身の解析でも基準を満たして、実際に高発地震注意情報が午後7時30分に発表されるに至りました。
続発領域と後発地震注意情報
じゃあなぜこういう情報が出るのかなんですが、今回の震源となった北海道三陸沖っていう海域は続発領域と呼ばれる場所なんです。
どういうことかって言いますと、1つ地震が起きるとその周辺で立て続けに地震が起きやすい場所なんですね。続発領域と呼ばれる場所です。
じゃあどうしてこの海域でそうなるのかっていうことなんですけど、まずプレート境界で2つのプレートが強くくっついていて、沈み込みに伴う歪みを蓄積している場所っていうのがあるんですね。
これを固着域って言うんですけど、北海道と三陸沖のプレート境界ではこの固着域、小さな固着域がたくさんある状態になっています。
なので一箇所動きますとその周りにも影響が広がって連鎖的に地震が起きやすいんです。これが高発地震注意情報が出る科学的な理由です。
ちなみに南海トラフの方はちょっと事情が違っていて、あちらは大きな固着域がドーンと2つ並んでいるような構造です。
ですから一部が壊れると残りも壊れるという可能性が高いタイプなんですね。
これ大きいもんですから南海トラフの方は注意情報に加えて警戒情報も出されます。
こんな風に事情が違いますので情報の出し方もちょっと違います。
北海道三陸沖は注意情報、南海トラフは注意情報に加えて警戒情報も出されると、つまり地震の続き方が違うということですね。
後発地震注意情報発表時の対応
さて今回は高発地震注意情報を出されました。
じゃあこの情報が出た時に私たちは何をすればいいのかということなんですが、これは内閣府から出されている情報もぜひチェックしてほしいです。
まずざっくり2つ言うとすれば、一つはすぐ避難できる準備をしましょうということです。
もう一つはこの先1週間程度は慎重に生活することです。
例えばすぐに逃げられる場所で寝るとか、非常持ち出し品をすぐに手に取れる場所に置くとか、危ない場所に近づかないということです。
危ない場所っていうのは例えばこういう風に地震が起きますと、その後例えば雨が降ったりすると地盤が緩んでいたりしますので崖の近くには近づかないということですね。
ぜひ早いうちに寝る場所だったり避難経路、持ち出し品確認してみてください。
配信情報
この配信はアップルポッドキャスト、他各種プラットフォームでお届けしています。
リッスンではこの配信のテキスト版を公開しています。
合わせてご覧ください。
それではまた明日。
05:16

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