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2026-03-01 04:00

【1367】2026/03/01 枠組みが変わっても 役割は変わらない

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2026/03/01

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おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。 この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
3月に入りました。 NHKがこの3月末でラジオを再編します。
これまでの第1放送、第2放送、FM放送、この3波体制がNHK AMとNHK FMの2波体制になります。 これに伴って、95年続いてきたラジオ第2の周波数が姿を消します。
理由はコスト削減です。 老朽化した送信設備の更新を見送ることで100億円規模の投資を抑制できるとされています。
今はNHK1ラジルラジルだったりラジコがあります。 ラジオのコンテンツは電波ではなくて通信回線で届く時代となったことでインフラの再設計に至ったということですね。
放送局中心からプラットフォーム中心に転換すると、私たちはちょうどその境目に立っているということになります。
そのNHKの第2放送が始まったのは昭和6年、1931年のことです。
当時は放送が一つしかなくて、野球中継が延びると語学番組が消えたりとか、株式指教が入ると楽しみにしていた番組が途中で終わっちゃうといった具合だったそうです。
今のように番組表をアプリで確認することもできませんでしたよね。聞けなかったという苦情がとっても多かったことが第2放送誕生のきっかけだったそうです。
そしてラジオ第2にはちょっとワクワクする歴史もあります。それが立体音楽堂です。
第1放送を左、第2放送を右においてステレオ放送を実現するというような実験的な番組もあったようです。
技術者の夢も放送の未来への期待もそこに詰まっていたんですね。
やがてスポーツは第一へ、音楽はFMへと移っていって、第2放送は本来の役割である教育に回帰していきます。
基礎英語だったりラジオ英会話、古典公読、宗教の時間、そしてラジオ体操もそうですよね。
日本の過程で何十年も流れ続けてきた学びの音、それが第2放送です。
NHKは周波数は消えても番組の役割は終わらないと説明しています。
この語学番組は多くはFMに移動するみたいです。
テレビが出てきた時もラジオは終わるって言われたんです。でも終わりませんでした。
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どうしてかというと私たちの生活に必要だったからですね。
ということを考えると番組を作る側としては、残るためには必要だと言える番組を作っていくことなんです。
今月いっぱいで周波数は整理されるんですが、必要な番組は整理されません。
メディアがラジオが一つだった時代からテレビが出てきて、そして今たくさんのメディアがあります。
その中で選ばれるメディアであること、選ばれる理由のある番組を作り続けること、どうすればそれができるのか、
知恵を絞り続けていくということがラジオに関わるものとして大事なことだなって思っています。
この配信はアップルポッドキャスト、他各種プラットフォームでお届けしています。
LISTENではこの配信のテキスト版を公開しています。合わせてご覧ください。
それではまた明日。
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