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【1487】2026/06/29 愛されているのに、なぜ変えるのか
2026-06-29 05:04

【1487】2026/06/29 愛されているのに、なぜ変えるのか

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2026/06/29

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おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。 この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
JRのスイカのペンギンが来年3月に卒業します。 日経の記事によりますと、JR東日本は9月初旬にも後継のキャラクターの3つの候補を公表して、
一般投票で後継を決める予定だということです。 発表は11月18日に行われます。
なぜ11月18日なのかというと、スイカがサービスを開始した日だそうです。 このニュースを知って、とっても残念に思いました。
あのスイカペンギン、本当に可愛らしいですよね。 グッズを持っている方は多いんじゃないかと思うんです。
それほどに愛されているのに、どうして変えちゃうのかなって思うんです。 JR東日本の説明では、25周年という節目に
スイカルネサンスと銘打った革命を進めているということで、 高度決済の導入とか、そういう機能を大きく広げていくんですね。
その象徴として、キャラクターも新しいものを打ち出したいということのようなんです。 つまり、ペンギンに飽きちゃったじゃなくて、
改革のシンボルとして、新しい顔が必要だったという企画側の事情があるということです。 まあね、理屈はわかるんですけれども、やっぱり寂しいです。
こういう気持ちは秋田でも実は経験しています。 秋田県のマスコットキャラクター、スギッチです。
スギッチっていうキャラクターがいたんです。 スギッチは秋田杉をモチーフとしたキャラクターでした。
私は以前、秋田杉の米国輸出プロジェクトに少しだけ関わったことがあります。 それでワシントンDCとかハワイにも行きました。
そのプロジェクトの時はまだスギッチだったので、スギッチはすごく便利だったんです。 秋田を紹介するときに、スギッチっていう名前は秋田杉を自然に伝えられましたので、本当に良かったんですね。
ところがスギッチは契約上の理由で終了して、現在はンダッチというキャラクターになっています。
生ハゲをモチーフにしたキャラクターなんですけど、生ハゲってもちろん秋田を代表する文化ではありますが、
でもンダッチという名前からは秋田の何を連想すればいいのか少し迷っちゃうんですね。
せめて生ハゲにちなんだ名前であればもう少し伝わりやすかったかもしれないなと、そんなふうにも感じています。
いずれスギッチって本当に残念だったんです、卒業が。 そういう気持ちもあったので、今回のスイカペンギンの話もすっごく残念に思っています。
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そもそもキャラクターって何年もかけて育つものだと思うんですね。
鉄腕アトムもサザエさんも最初の頃と比べると絵柄は少し変わってますよね。
でもキャラクターとしての連続性があるので何十年も愛され続けています。
スイカのペンギンに感じる残念さってそこかなって私は思うんです。 卒業とかバトンタッチという形じゃなくて、絵柄が変わってもスイカペンギンとして生き続けてほしかったです。
例えば25周年スイカルネサンスの特別キャラクターが生まれたとしても、スイカペンギンはスイカペンギンブランドとして残ってほしかったなって思います。
ちょっと大きな話をしますけれども、こうやって伝統って簡単に断ち切られてしまうんだなって思うんです。
これは想像ですけれども、もしかしたら企業の中でそろそろマンネリかなという声があったのかもしれません。
でもそれはチャブ代替えしをする理由にはならないと私は思うんです。
マンネリ化しない努力をしながら続けることを考える、それがキャラクター、そしてファンへの誠実さじゃないかなって思うんですよ。
伝統ってそもそも続いてきたっていう事実そのものが価値になるわけですね。
後から追いかけてもその積み重ねは追い越せないじゃないですか。
だからこそ日々続けること、年月を積み重ねることを手放しちゃうって本当惜しいことだと思うんです。
そう考えると100年愛されるものってそう簡単には生まれないものですね。
そのことをこのペンギンが教えてくれるような気がしました。
この配信はアップルポッドキャスト他各種プラットフォームでお届けしています。
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併せてご覧ください。
それではまた明日。
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