2026/03/04
サマリー
本放送では、秋田県公立高校入試当日を迎え、受験生を応援する言葉から始まる。警察官の「優しさより正しさ」の話に共感し、自身も「正しくありたい」という思いを抱く。しかし、成功者は穏やかで、人の思い通りにならないことを知っていると語る。目の前の出来事に反応する正しさだけでなく、より大きな視点での「成熟した正しさ」について考察し、楽ではなく、負荷を超えた先にある「楽しさ」へと導く姿勢の大切さを説いている。
受験生への応援と「正しさ」への共感
おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
今日は秋田県公立高校の入試当日です。
昨日スーパーで早く終わってほしいねと話すお母さんの声を聞きました。
本当にそうですよね。
ここまで体調を崩さずにこの日を迎えられたこと、もうそれだけでも十分にすごいことだなって思います。
今日という日に力が出せるように整えることって、親御さんにとっても戦いの日々だったんじゃないかなと思います。
受験生の皆さんは、持てる力を存分に発揮してほしいなって思います。
さて、少し前に優しさよりも正しさを選んできたという警察官のお話をしました。
優しさは後で埋め合わせができるが、正しさは修正できないからということ。
私はあの言葉をとっても共感しました。
私は仕事をしながら心がざわざわしたり、もやもやすることもあるんですけれども、
それってどういう感情なのかなって思うと、自分って正しくありたいと思っているんだなってこの言葉を聞いて思ったんです。
特に年長者になって、とか経験を積んできて、とかリーダーとして正しい導き方ってあると思っています。
でもそういう姿勢って時に煙たがられることがあります。
穏やかな成功者と「思い通りにならない」という知見
偽善だと思われることもありますし、正しいことをしようと旗を振りますと、周りの人たち仕事が増えるんです。
そのことに対して好ましく思われないことがあります。
一方で成功されている経営者の方に会うと、皆さんとっても穏やかなんですね。
柔らかなオーラをまとっています。
例えば交通機関が遅延しても怒らなかったりとか、周りが少し騒がしいなっていう感じだったとしても、怒らないでいたりします。
ある人がその理由についてこう言ってました。
人が思い通りにならないって知っているだけだ。思い通りにならないと知っている。
なるほどということなんですが、穏やかじゃなくなるのはこうあるべきとか、普通こうだよという自分が思っている自分のルールに相手を当てはめた時だなって思ったんです。
自分の当たり前は他の人にとっては違うことだったりとか、
例えば交通機関の遅延については怒って事態が変わるんだったら怒ればいいんですが、そうではないですし、
「正しさ」の段階と成熟した正しさ
それからちっちゃいお子さんが泣いちゃっている時なんかに、自分が怒ったところでお子さんをコントロールできるわけじゃなかったりします。
なるほど思い通りにならないってそういうことだなと思いました。
ここで正しさっていう言葉をちょっと深掘りしたいと思うんですが、
正しいというのは、この場合でいうと交通機関が遅れないことだったりとか、周りが静かで落ち着く空間になっていることだったりするかもしれないんですが、
そうじゃなかったのに怒らないでいるのは、正しさを引っ込めたことなのかっていうとちょっと違う話だと思っています。
正しさには段階があると思っていて、目の前の出来事に反応する正しさと、もっと遠くを見る正しさです。
視座が高い人ほど目の前の小さな揺れに反応しすぎないなっていう印象です。
それは決して正しさを捨てているわけじゃなくて、もっと大きな正しさを見ているっていう気がするんです。
思い通りにならないことを知っている、その変えられないことに怒りを使わないことって、成熟した正しさだなぁと思います。
楽と楽しさ、そして導く姿勢
その成熟した正しさで仕事に向き合うとき、それは単に読み違えるなとかミスをするなっていう話ではなくて、もっと高いところにあります。
その業界の未来を作るためにすることだったり、基準を上げるものだったり、このぐらいでいいかで済ませない姿勢とか、そういうことの積み重ねが正しさっていうことかなって思います。
自分が快適であるということではなくて、周りの人、次の人が困らないようにすることかなと思うんです。
楽と楽しいって同じ漢字を書きますけど、意味は全然違っていて、楽っていうのは負荷がないことです。
一方で楽しいっていうのは、負荷を超えた先にある充実だと思うんですね。
こんなもんでいいかは楽かもしれないんですが、それは楽しいことでも正しいことでもないと思います。
正しいことは楽なことではないと思いますが、その先に本当の楽しがあるんだとすれば、私はそっちに導く人でありたいと思います。
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それではまた明日。
05:19
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